記事一覧

木曽御嶽(摩利支天山)登山記録② 2017JUL15 賽の河原は花盛り

ノンフィクション
ロープウエイを使ったこのコースは16:30の最終便に遅れると歩いて下山しなければなりません。
大変な事になりますので何が何でもたどり着かないといけません。

当初の予定
06:00 鞍ヶ池SA集合
08:30 御嶽ロープウエイ着
09:15 飯盛高原駅
12:45 摩利支天頂上
15:15 飯盛高原駅(16時30分最終)

結果
05:30 鞍ヶ池SA集合      なぜか全員30分早めに集合できた
08:15 御嶽ロープウエイ ロープウエイの割引クーポンを表示の為に時間をロス15分 
08:30 飯盛高原駅         それでも予定より45分早く着いた。
12:35 摩利支天頂上       ほぼ予定時間到着、つまり45分遅れ
16:02 飯盛高原駅          最終まで28分しかない

仮に当初の集合予定時間とおりだった場合、我々は2分の差で乗り遅れたところでした。
スピードが遅すぎるのが原因ですが、体力が落ちている事を痛感しました

本題
木曽御嶽連峰の摩利支天山をロックオンしましたので後は登頂するだけです。
さてどうなったか、と言うか本日時点で槍ケ岳の天候は最悪です
んん~練習登山の意味が無くなりそう・・・

7月20日20:30 槍ヶ岳登山は天候不良のため延期と決定しました。 残念


Google earthに今回のトラックログを展開しました。
剣ヶ峰まで早く登れるようになればいいのですが・・・・


デジカメ写真ポイント 
画面中央からカシミール3Dmap中に順番に番号をつけて#27~#50をUPします。
#1~#26はパート1でアップしています。
黄色のポイントが花が良く咲いていた場所です。


#27 水滴
花ではありません、水滴が葉にたまってキラキラと光っていましたので撮ってみました。
そう言えば過去の経験からキラキラの光はカメラには映りにくいというのを忘れていました。
いいいのです、最初は地味でも・・・・

実はこの時間は2014年(平成26年)9月27日の噴火の時間です。
仮に我々がここに居た時に噴火が起こればと思うとぞっとします。


時                     11:52分
歩行開始から    3時間22分



#28 チングルマかと・・・
できたてです。
綺麗な葉ですね~花より葉に焦点が合っている


#29 ミヤマキンバイ
ですよね
 ミヤマダイコンソウかも・・・ 
これもきれいな葉です

時                     11:56分
歩行開始から    3時間26分



#30 イワツメクサ
清楚な感じです。

時                     11:57分
歩行開始から    3時間27分



#31 賽の河原と摩利支天山
広大です。

時                     11:59分
歩行開始から    3時間29分



#32 摩利支天ズーム
段々にズームしてみました。遠くから見ると雪渓が綺麗です。
近くで見ると・・・・・

時                     11:59分
歩行開始から    3時間29分


#33 地蔵さん
こんな山奥までどうやって重たい地蔵さんを運んだのでしょうか。

左側の雲、後方の御嶽、賽の河原のコラボ
なんちゃって

時                     12:05分
歩行開始から    3時間35分



#34 ガレ場の花
咲き誇っています。
三度笠の青い上着の登山者はいつものY本氏
です。
彼はヘルメットの購入はまだです。

時                     12:11分
歩行開始から    3時間41分



#35 イワベンケイ
これは自信をもって言い切ります 「イワベンケイ

時                     12:14分
歩行開始から    3時間44分



#36 イワベンケイ ズーム

時                     12:14分
歩行開始から    3時間44分



#37 白い花
これは判りませんでした。

時                     12:22分
歩行開始から    3時間52分



#38 イワカガミ
小さいコイワカガミでもなく、大きいオオイワカガミでもなく、中ぐらいでしたが山ほど咲いていました。

時                     12:23分
歩行開始から    3時間53分



#39 アオノツガザクラ
ではないかと思われ・・・、登山道の傍に咲いています。

時                     12:25分
歩行開始から    3時間55分



#40 アオノツガザクラ&イワカガミ
近くで撮るとこんな感じです。
天空の城ラピュタのお花畑みたいです。 

時                     12:25分
歩行開始から    3時間55分



#41 Y本氏
摩利支天山の頂上が団体さんで渋滞していたので遊びで、少し先の岩の上で仁王立ち

意味が判りません、この時だいちゃんはお尻をおろして撮影しています。
仮にこの時、突風がふいたら、彼は麦わら帽子みたいにぶっ飛んでいくでしょう。

時                     12:35分
歩行開始から    4時間05分



#42 木曽御嶽
右端が継母岳です。右から3番目のピークが剣が峰です。

時                     12:35分
歩行開始から    4時間05分



#43 摩利支天頂上
日差しが強くてヘルメットでは首筋が焼けて
美容に悪いので三度笠にしました。

この日のメンバーは3名
Y本氏、T中さん&だいちゃんでした。

時                     12:41分
歩行開始から    4時間11分



#44 摩利支天と木曽御嶽のコラボ

時                     12:42分
歩行開始から    4時間12分



#45 ヘルメット
折角ヘルメットのテストも兼ねて登ったので
その雄姿も撮っとけという事で撮影用にかぶってみる。

時                     12:47分
歩行開始から    4時間17分


さてロープウエイの時間も迫っているので
撤収開始です。


#46 五の池小屋方面
摩利支天乗越付近から五の池方面です。小屋がわずかに見えています。

時                     13:02分
歩行開始から    4時間32分



#47 五の池分岐
少し雲が出てきました。

時                     13:07分
歩行開始から    4時間37分



#48 キバナシャクナゲ
ほぼ終わりかけていましたが中には元気な子もいました。

時                     13:35分
歩行開始から    5時間05分



#49 イワヒバリ
雷鳥が出てきてくれれば良かったのですが発見できませんでした。
かわりにイワヒバリがお見送りです。

時                     13:38分
歩行開始から    5時間08分



#50 献花台
献花台は女人堂と覚明堂の2か所で見ました。
途中ですれ違った登山者の中には花を持っている人もいました。

亡くなった方々の慰霊登山をされるお気持ちは大切にしないといけません。

時                     14:16分
歩行開始から    5時間46分


この後、ロープウエイの終業時間に間に合うように必死で歩いて(ヨタヨタですが・・・)
16:02に飯盛高原ロープエイ駅に到着しました。
何とかロープウエイの最終時間に間に合いましたが残り28分のスリリングな登山でした。

DATA


このグラフでは以下がわかります。(拡大可能)
①総歩行距離は11.973Km  まあまあの距離です。
②ログの開始から終了までの所要時間は7時間33分04秒 遅い
③累積標高は1224m まあまあの高低差
④平均速度は1.5㎞

注1 上記の地図はGPSのLOGをカシミールという地図ソフトにデジカメプラグインという機能を組み込んで得た結果です。
撮影場所の特定は写真の時刻データとGPSの時刻データをマージするみたいです。
注2 上記の表記されるMAP,グラフ,鳥瞰図について
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)及び数値
地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第299号)」

コメント

No title

ナイス一番乗りでした!
花が見頃ですね。行けないので写真で我慢します。

No title

私も御嶽へ行った時の写真を見ながら、色々想像してゾッとするんです。噴火の時、自分がそこにいたら、どんな行動をとれたのか……何度も考えました。

これからの天気、気になりますね~。私も一喜一憂の日々になりそうです。

No title

> ブナ太郎さん、コメント&ナイスありがとうございます。
花は見頃でしたが撮影技術が拙くてダメデスネ。
もっと勉強しないと・・・
ブナ太郎さんもあせらずゆっくりリハビリ頑張ってください。

No title

> 眠り猫さん、コメント&ナイスありがとうございます。
噴火に遭遇された方の記事がヤマレコにありました。
読ませてもらいましたが助かった方々はまさに九死に一生です。

月末の天気は不安定で本当に胃に悪いです。

No title

お花を沢山見せて頂いていて楽しいです。チングルマと岩カガミしか分かりませんが。
Y本氏も大ちゃん同様にいくらかお茶目な方なのかしら? 岩の上で得意気ですが。
足はだいちゃんより長そう。
それにしても岩がゴロゴロ。噴火したときのことを想像すると地獄ですね。自転車のヘルメットでは弱いのでは。工事現場のヘルメットの方がいいですよ。

No title

> madonnaさん、コメント&ナイスありがとうございます。
はい、MADONNAさんの為だけに花を多めにアップしました。

Y本氏はだいちゃんと同様にお茶目ではなくてアホです。
足の長さは対して変わりません、ミリ単位では若干の違いはあるかと思いますが誤差の範囲です。

仮に噴火したら間違いなく逝きますね~ヘルメットは基本的には気休めだと思っています。
無いよりはあった方がいいという程度かな~、そういった意味では工事現場用であれ何であれ、あればよろしいかと!

No title

高山植物の花は ほんと きれいですね!
「雪のチングルマ」なんて 昔読んだなあ、(新田次郎の山の小説はほとんど読んだ)

よくある現場用ヘルメットでは弱いと思います、トンネル工事用ヘルメットをかぶりましょう!

No title

> RINさん、コメントありがとうございます。
花はいいのですが名前が判らないので後日ストレスになります。
一発で覚えればいいのですが脳細胞が死滅しつつあるので新しいものは覚えられません。

現場用ヘルメットと工事用ヘルメットは強度が違うのでしょうか
ちょっと興味がわいてきました。

No title

私達夫婦にとって 御嶽山は特別お山
初めて登った山が御嶽 その後何度も 噴火の1週間前 山頂に同じ時刻に 噴火後も2度ほど登りましたが二ノ池には行ってなかったのですが だいちゃんさんの写真を見ると火山灰包まれる二ノ池 悲しくなります。

次は槍ヶ岳ですか? だいちゃんさんの 岳ポーズ楽しみにしています。

No title

> 山賊さん、コメントありがとうございます。
そうでしたか!1週間前で難を逃れたのですね。
私もたまたま次週旅行を控えていましたので登りませんでした。
みんな紙一重ですね。

二ノ池はいつも剣ヶ峰から見ていましたが今回初めて近くに行きました。
以前はきれいな青色だった記憶がありますが少し白濁して火山灰(泥)がすごかったです。
自然の摂理とはいえ強烈な変化に唖然としますね。

槍ヶ岳は、来週の天気がイマイチで散々迷いましたがやはり安全第一で延期としました。
仕切り直して出直します。
山は逃げないのですが、体力が逃げています

No title

ロープウェイは便利だけど、最終の時間が気になりますね^^
私も御嶽は富士山より、ずっとずっと特別な山です^^岐阜県民(東濃地域)は皆そうなんじゃないかな?あの山を見て育ったんです
御嶽が噴火した時、知人が山頂に居ました。その後、やっぱりその時のことを聞きたくて聞いてみたけど、口を閉ざされて、最後に「奇跡だった。」の一言でした。その一言がすべてを語ってましたね。

No title

御嶽山は山登りをしてきた人達にとってそれぞれ特別な思い入れがあるということを再認識です。ところでアホには同意しますが足の長さは対して変わらないというアバウトな表現には同意できませんね。ミリ単位でなくセンチ単位でしょ。

No title

> めい。さん、コメントありがとうございます。
そうなんです、昔は楽々で間にあっていたのですが最近は・・・
だいちゃんも御嶽が一番好きな山です。
秋、残雪期、新緑いつ行っても別の顔です。

>「奇跡・・」の言葉は重たいです。すごく納得させられます。

No title

> e13*27さん、コメントありがとうございます。
そうですよね、ここで初めてプチ遭難になりましたし、斜度のある雪道を歩きましたし、燃える紅葉も見ました。

アホに同意していただきありがとうございます。
誤差の値を1%とすれば仮に80cmの足の長さで積算すると8mmです。
よってミリ単位の誤差です。 ハイ論破

No title

おはようございます。木曽御嶽山ってあの御嶽山だとは気づかずに読んでました。小屋の廃業とか火山灰とか爪痕がすざましいですね。それでも花は咲いているっていうのが生命力を感じさせます。だいちゃんさんのヘルメット姿もなかなかのものですね。

No title

> ジャンさん、コメントありがとうございます。
つい最近火山警報が1に引き下げられて頂上小屋の様子が新聞にでていました。
悲惨な状況でした。

ヘルメットは息子の自転車用ですが使えそうです。 なは

No title

ごぶさたしております。御嶽山なつかしいです。私も子どものころは毎年登っていました。噴火の2年前にも同僚と登りました。次はいつ登れるかるかわからないので大ちゃんさんのブログで懐かしませてください。

No title

> yu1*****さん、コメントありがとうございます。
御無沙汰ですね~、お元気でしたかその後水害の影響はどうですか?
頑張ってくださいね!
いまだに剣が峰には登れませんが御嶽を感じることはできるようになりました。
早く剣が峰に行けるようになればいいのですが!

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

だいちゃんと銀次郎

Author:だいちゃんと銀次郎
飼い犬の「華」 の散歩係がこうじて
ただ歩くだけでは面白くなくなり
35年前に登った屋久島(宮之浦岳)に登る
ことを決意!2006年5月宮之浦岳に再登頂を果たした。
その後、勢いがついて簡単な冬山にも挑戦しています。
GPSやカシミール-3D,Google-Earthを使い
ほんの少しの失敗談を加味して登山記録をupしています。
写真は全くのど素人、山野草の名前はほぼわかりません。

サッカーは学生時代にやってました
日本リーグ時代からのファンで
2006年W/Cドイツ大会、2012年のロンドンオリンピック
にも応援に行きました。
もうあと1回ワールドカップに行きたいです。

先代の柴犬「華」は2015年11月に逝きましたが
2代目「銀次郎」を新しい散歩係として頑張っています。
2014年末に右ひざ半月板を損傷しそのリハビリの経験も・・