ニュース

キヤノンITS、「西東京データセンター」利用者向けにカーボンニュートラルな電力を提供するサービス

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は31日、同社が所有・運営する「西東京データセンター」において、再生可能エネルギーの活用によりCO2排出抑制などの環境価値を提供するサービスを、2024年4月上旬に開始すると発表した。

 開始するサービスは、「西東京データセンター」における自社利用電力量相当の環境価値の調達に加え、顧客の脱炭素推進を支援する取り組みとして、顧客の利用電力量相当の環境価値を提供する。西東京データセンターの利用顧客は、キヤノンITSが販売する非化石証書を購入することで、電力利用によるCO2排出を実質的に低減できる。

サービス提供イメージ

 キヤノンITSが環境価値の購入対応を行うため、顧客による取引市場への登録や取引手続きは不要。顧客の要望に合わせた電力量に応じて環境価値を購入するため、環境活動に合わせて柔軟にCO2排出量の削減を推進できる。

 キヤノンITSでは、西東京データセンターは、高性能な設備と開設以来培った優れた運営品質で、顧客のCO2排出量削減に大きく貢献しており、今後も、社会からの要請/期待に真摯に向き合い、ICTを通じて社会へ価値提供を行うことにより、豊かさと環境を両立する社会の実現に貢献していくとしている。