旧東独秘密警察の刑務所
2005年 10月 14日
Berlin Bau さんの「五感でドイツ」→「工事中!」のコーナーに
旧東ドイツの秘密警察の刑務所ツアーが紹介されています。
画像もたくさんあります。
読ませていただいて、嫌な汗がじっとりと出てきました。
秘密警察(Stasi)については、何年か前に
イギリスのBBCが制作した番組をNHKが放映したのを見ました。
本人も監視下にあったイギリスの歴史学者で作家の
ティモシー・ガートン・アッシュ Timothy Garton Ash 氏が案内役でした。
Berlin Bau さんのHPでも書かれていますが、
秘密警察の監視下にある人々の臭いを染みこませた布きれ(警察犬に嗅がせるためのもの)が入った瓶が保管室の棚にずらっと並んでいる様子は強烈でした。
この刑務所は予約制で見学できるそうです。
シュタージに関しては次の本が詳しいです。
ティモシー・ガートン・アッシュ
『ファイル 秘密警察(シュタージ)とぼくの同時代史』 みすず書房 2002
桑原草子 『シュタージの犯罪』 中央公論社 1993 ISBN: 4120022323