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by chekosan
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旧東独秘密警察の刑務所

東独のオスタルジーでもご紹介した
Berlin Bau さんの「五感でドイツ」→「工事中!」のコーナーに
旧東ドイツの秘密警察の刑務所ツアーが紹介されています。
画像もたくさんあります。
読ませていただいて、嫌な汗がじっとりと出てきました。

秘密警察(Stasi)については、何年か前に
イギリスのBBCが制作した番組をNHKが放映したのを見ました。
本人も監視下にあったイギリスの歴史学者で作家の
ティモシー・ガートン・アッシュ Timothy Garton Ash 氏が案内役でした。

Berlin Bau さんのHPでも書かれていますが、
秘密警察の監視下にある人々の臭いを染みこませた布きれ(警察犬に嗅がせるためのもの)が入った瓶が保管室の棚にずらっと並んでいる様子は強烈でした。

この刑務所は予約制で見学できるそうです。

シュタージに関しては次の本が詳しいです。
 ティモシー・ガートン・アッシュ
  『ファイル 秘密警察(シュタージ)とぼくの同時代史』 みすず書房 2002
 桑原草子 『シュタージの犯罪』 中央公論社 1993  ISBN: 4120022323
Commented by もこた母 at 2005-10-26 19:50 x
そんな時代がついこの前まで続いていたこと、考えさせられますね・・・。それに、またいつ繰り返されるかもわからないという怖さも感じます。こういうことが現実だったということを、また今もどこかで現実にあるかもしれないということを忘れてはいけませんね。
Commented by chekosan at 2005-10-27 16:08
私たちくらいですと「東・西」からなる世界は同時代で知っていますが、今の学生さんには、ほとんど歴史上の事実なんですよね。あと5年もすれば、ドイツが東西に分かれていたことすら知らない学生が出現するかも…。ある時代や国を一面的に賛美したり否定するような印象を与えないよう気をつけなければと思います。
Commented at 2005-11-08 13:10 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by chekosan at 2005-11-09 07:23
コメントくださった学生Sさん、こんにちは!
東欧の勉強をされたいとのこと、ぜひぜひがんばってください。
具体的なお話はメールでお返事させていただきますね。
また来てくださいね~。
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by chekosan | 2005-10-14 15:33 | 東ドイツ | Trackback | Comments(4)