2019年8月の読書記録
読んだ本の数:8
読んだページ数:2522
グアムの探偵 (角川文庫)
献本プレゼントでいただいた本。なかなか読めずにやっと!面白い。シリーズなので次も読みたい。三代にわたり探偵を営むグアムのヒガシヤマ家。短編五話。グアムの実態も語られ観光地のイメージから米軍基地が3分の1をしめる基地の島と実感。予想できない最後が面白く、特に2話と5話。誘拐事件でも1話と5話では装いが違う。三代目レイの活躍が見ものだけどきりっとしめるのはゲンゾーか。読めば読むほどグアムには行きたくなくなるのはなぜ?(笑)
読了日:08月04日 著者:松岡 圭祐
万能鑑定士Qの推理劇IV (角川文庫)
久しぶりのこのシリーズ。絢奈、華蓮も登場して推理劇最終。コピア孤比類巻との対峙。莉子は自分のせいで家族や波照間島のみんなを巻き込んでしまって自信を失いつつあった。絢奈と華蓮の助けを得て、解決へと向かい良かった。絢奈の近況も知れて嬉しかった。能登先生もちらっと登場したしね。小笠原とも気持ちが通じあえたし、、 さてこのシリーズまだ続きがあるようで、最後まで読み進めたいと思います。
読了日:08月09日 著者:松岡 圭祐
霧 ウラル
凄絶な話。三姉妹の二女珠生の波乱の人生と言うべきか、好いた男といっしょになれたのに、その後の自分は相羽珠生を演じ続けていた。一番恐ろしいのは長女智鶴か。いったい男たちはどんな戦いを繰り広げていたのか。裏の社会に生きた相羽の人となりがぜんぜん見えてこない。切ない珠生の思いが報われる日がこなかったのが最後まで心を重くする。著者2冊目。
読了日:08月13日 著者:桜木 紫乃
もういちどベートーヴェン
「どこかでベートーベェン」後の岬洋介の話。ピアニストになる夢をあきらめて、法曹界入りし、司法修習生となるも、同じグループとなった天生からピアノのコンサートに連れていかれて、再びピアニストへの夢を再発させる。天生の語りで進んでいくが、実務研修であたった絵本作家殺しの話は犯人は何となくわかったけど、そう言う理由?わずかな疑問から冤罪をなくす努力をする岬は、司法の道に進んでもよい仕事をしただろうに、「仕事の価値は自分以外の人間をどれだけ幸福にできるかで決まるのだ」においては納得できなかったのだろう。次も期待
読了日:08月17日 著者:中山 七里
剣侠の人 (ハルキ文庫 お 13-10)
シリーズ最終。峡竜蔵は団野源之進との仕合を前に大師範から沼田の土岐家へ演武披露に向かうようにいわれる。そこはかつて、父虎蔵にいわくのあるところであった。父の生き様を感じ、剣俠の人になろうと決心をする。妹分のお才も上方へいく決心をし父とわかった信濃守との対面名乗りを終えた。竜蔵、お才ともに互いのことを好きなのになぁ。清十郎に託したんだね。取次屋栄三シリーズの松田新兵衛が出てきて嬉しかった。庄太夫との掛け合いも楽しく、竜蔵はとても豪快で爽やかな剣客だった。次のシリーズも読もう。
読了日:08月21日 著者:岡本 さとる
万能鑑定士Qの探偵譚 (角川文庫)
莉子の波照間島でののんびりとした生活の中で、横領事件に巻き込まれた女性の真実を探ることで再び「人の助けになりたい」という気持ちが再熱してきた。おばあの「努力するのはきょう。昨日はもう過ぎ去ってるし、明日はまだありもしないんだから」の言葉に決心がついたのに、、悠斗の莉子への一途なおもいでマーペーの呪いから脱出。コピアが双子って、いっきに謎が解けた。華蓮が少し出てきてうれしい。悠斗と莉子と呼び合えるように再びなって良かった。一時は芽依とくっついちゃうのかと心配した。やっぱりこのシリーズは面白い。
読了日:08月26日 著者:松岡 圭祐
みかづき
学校が太陽なら塾は月。壮大な話だった。三代にわたり教育に携わった大島家。なかば強引に千明に引き入れられた吾郎だった前半は千明に圧倒されたけど、中盤から後半へは一気に読みでした。私は塾に通ったことがなく、二人の子どものうち一人が塾に通いました。自分は蕗子の年代か。塾の変遷も見てきたけれど文科省との絡みはなるほどこう言うことかと今更ながらわかってきた。自分で考え、生きる力をつけることが教育。登場人物がみな魅力的だった。頼子さんが、特に。
読了日:08月30日 著者:森 絵都
無印良品・イケア・ニトリのマネできる! 収納アイデア (TJMOOK)
家をリフォームするにあたり収納の参考にしたいと思い図書館で借りました。白で統一は見た目もきれいかもしれないけれど、全て揃えるのは無理。今あるものにプラスしたり思いきって断捨離したりしてスッキリしたい。
読了日:08月30日 著者:
読んだページ数:2522
グアムの探偵 (角川文庫)
献本プレゼントでいただいた本。なかなか読めずにやっと!面白い。シリーズなので次も読みたい。三代にわたり探偵を営むグアムのヒガシヤマ家。短編五話。グアムの実態も語られ観光地のイメージから米軍基地が3分の1をしめる基地の島と実感。予想できない最後が面白く、特に2話と5話。誘拐事件でも1話と5話では装いが違う。三代目レイの活躍が見ものだけどきりっとしめるのはゲンゾーか。読めば読むほどグアムには行きたくなくなるのはなぜ?(笑)
読了日:08月04日 著者:松岡 圭祐
万能鑑定士Qの推理劇IV (角川文庫)
久しぶりのこのシリーズ。絢奈、華蓮も登場して推理劇最終。コピア孤比類巻との対峙。莉子は自分のせいで家族や波照間島のみんなを巻き込んでしまって自信を失いつつあった。絢奈と華蓮の助けを得て、解決へと向かい良かった。絢奈の近況も知れて嬉しかった。能登先生もちらっと登場したしね。小笠原とも気持ちが通じあえたし、、 さてこのシリーズまだ続きがあるようで、最後まで読み進めたいと思います。
読了日:08月09日 著者:松岡 圭祐
霧 ウラル
凄絶な話。三姉妹の二女珠生の波乱の人生と言うべきか、好いた男といっしょになれたのに、その後の自分は相羽珠生を演じ続けていた。一番恐ろしいのは長女智鶴か。いったい男たちはどんな戦いを繰り広げていたのか。裏の社会に生きた相羽の人となりがぜんぜん見えてこない。切ない珠生の思いが報われる日がこなかったのが最後まで心を重くする。著者2冊目。
読了日:08月13日 著者:桜木 紫乃
もういちどベートーヴェン
「どこかでベートーベェン」後の岬洋介の話。ピアニストになる夢をあきらめて、法曹界入りし、司法修習生となるも、同じグループとなった天生からピアノのコンサートに連れていかれて、再びピアニストへの夢を再発させる。天生の語りで進んでいくが、実務研修であたった絵本作家殺しの話は犯人は何となくわかったけど、そう言う理由?わずかな疑問から冤罪をなくす努力をする岬は、司法の道に進んでもよい仕事をしただろうに、「仕事の価値は自分以外の人間をどれだけ幸福にできるかで決まるのだ」においては納得できなかったのだろう。次も期待
読了日:08月17日 著者:中山 七里
剣侠の人 (ハルキ文庫 お 13-10)
シリーズ最終。峡竜蔵は団野源之進との仕合を前に大師範から沼田の土岐家へ演武披露に向かうようにいわれる。そこはかつて、父虎蔵にいわくのあるところであった。父の生き様を感じ、剣俠の人になろうと決心をする。妹分のお才も上方へいく決心をし父とわかった信濃守との対面名乗りを終えた。竜蔵、お才ともに互いのことを好きなのになぁ。清十郎に託したんだね。取次屋栄三シリーズの松田新兵衛が出てきて嬉しかった。庄太夫との掛け合いも楽しく、竜蔵はとても豪快で爽やかな剣客だった。次のシリーズも読もう。
読了日:08月21日 著者:岡本 さとる
万能鑑定士Qの探偵譚 (角川文庫)
莉子の波照間島でののんびりとした生活の中で、横領事件に巻き込まれた女性の真実を探ることで再び「人の助けになりたい」という気持ちが再熱してきた。おばあの「努力するのはきょう。昨日はもう過ぎ去ってるし、明日はまだありもしないんだから」の言葉に決心がついたのに、、悠斗の莉子への一途なおもいでマーペーの呪いから脱出。コピアが双子って、いっきに謎が解けた。華蓮が少し出てきてうれしい。悠斗と莉子と呼び合えるように再びなって良かった。一時は芽依とくっついちゃうのかと心配した。やっぱりこのシリーズは面白い。
読了日:08月26日 著者:松岡 圭祐
みかづき
学校が太陽なら塾は月。壮大な話だった。三代にわたり教育に携わった大島家。なかば強引に千明に引き入れられた吾郎だった前半は千明に圧倒されたけど、中盤から後半へは一気に読みでした。私は塾に通ったことがなく、二人の子どものうち一人が塾に通いました。自分は蕗子の年代か。塾の変遷も見てきたけれど文科省との絡みはなるほどこう言うことかと今更ながらわかってきた。自分で考え、生きる力をつけることが教育。登場人物がみな魅力的だった。頼子さんが、特に。
読了日:08月30日 著者:森 絵都
無印良品・イケア・ニトリのマネできる! 収納アイデア (TJMOOK)
家をリフォームするにあたり収納の参考にしたいと思い図書館で借りました。白で統一は見た目もきれいかもしれないけれど、全て揃えるのは無理。今あるものにプラスしたり思いきって断捨離したりしてスッキリしたい。
読了日:08月30日 著者:
「みかづき」は気になっていた本でした。
はじめ本の分厚さにびっくりでしたが 読んで良かったです。
塾経営に関わる親子3代のはなしでしたが、学校教育は確かにいろいろ変わってきています。
息子がいつも「ゆとり世代といわれるけど 僕たちが好きでなったわけではない」と。
国の教育方針とはこんなにの変わっていくものなのですね。
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コメント
こんにちは♪
先日はご訪問いただきありがとうございます。
読書がおご趣味のようですが、守備範囲もかなり広いですね。
1か月に8冊も読まれたとは凄いです。
ささにしきも本は好きですが、最近、
本を開くと睡魔に襲われて、、、直ぐパタリ!です。><;
『剣狭の人』は表紙だけ見た時、葉室麟氏の作品かな?と思いました。
葉室麟氏の時代小説は好きで、いろいろ読みましたが、
若くしてお亡くなりになりショックでした。
外には、植松三十里氏の作品が読み易くて好きです。
きっかけは 『独り白虎』 (表字が違うかもしれませんが)
白虎隊の生き残った戦士を書いた本ですが、同じ県民としても
感銘を受けました。
いろんな本を紹介していただけてありがたいです。
リンクされて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2019-09-02 11:33 ささにしき URL 編集
Re: こんにちは♪
訪問&コメントありがとうございます。
私もリンクさせていただきます。
読書は 私も睡眠導入剤がわり・・(笑)
晴耕雨読の生活に憧れています。
読書とガーデニングが主な趣味です。
ただ今 家のリフォーム中でガーデニングができないので
お花の様子がわからなくって残念です。
葉室麟氏の本は「緋の天空」「津軽双花」を読みました。
もっと読んでみたい作家さんです。機会があれば 読みたいです。
よろしくお願いします。
2019-09-02 22:16 りぼん URL 編集
お忙しいのに♪
お忙しい中でも読書の数が減らないのは
すごいですね^^
「みかづき」は面白そう♪
私も塾には通ったことがなかったのですが、息子がずいぶん
河合塾の塾代を貢献しました(笑)
でも、そこから私もいろんなことを学びました。
機会があれば読んでみたいですね~(*^_^*)
2019-09-04 01:30 ひーさん URL 編集
Re: お忙しいのに♪
「みかづき」は、おススメです。ただ、本の厚さにちょっとためらうかも、、
一度涼しくなってからの暑さは体にこたえます。
体調崩さないようにしてくださいね。
2019-09-04 10:31 りぼん URL 編集