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2022年8月の読書記録

読んだ本の数:15
読んだページ数:4709

年間100冊の目標まであと5冊となりました
お盆は雨も多く ほぼ一日一冊のペースでした
宮部みゆき氏の時代小説をゆっくり読み進めています
面白いです

毎回わくわくと読み発売が楽しみだった 「あきない世傳 金と銀」がついに完結
主人公幸のモデルが松坂屋の女主人であった人だったとはと驚きでした。

家事はおいといて(笑) 晴耕雨読の日々は続きそうです



京洛の森のアリス II 自分探しの羅針盤 (文春文庫)京洛の森のアリス II 自分探しの羅針盤 (文春文庫)
シリーズ2 自分の本当にしたいことを見つけるのは難しいな。天職はひとつではない。時間やお金にとらわれない世界はうらやましいような、怖いような。自分を偽らないで生きるって難しい気がする。蓮がやっと自分のやりたいことを見つけられたかな。
読了日:08月02日 著者:望月 麻衣


本が紡いだ五つの奇跡本が紡いだ五つの奇跡
一冊の本「さよならドグマ」ができるまでの編集者、小説家、ブックデザイナー そしてその本で繋がる 書店員、読者 それぞれにいろいろなドラマがあり過去がある。そして 森沢さんお得意の他の著書にもでてくる人たちや風鈴などが出てくる。本の中に書かれている内容が詳しくは書かれていないけどそれを読んでみたいと思わせる。やっぱり読後は暖かい気持ちになれる 「私の人生は雨宿りをする場所じゃない 土砂降りのなかに飛び込んで、ずぶ濡れを楽しみながら 思い切り遊ぶ場なんだよ」
読了日:08月05日 著者:森沢 明夫


ぼんくら(上) (講談社文庫)ぼんくら(上) (講談社文庫)
宮部さんの時代小説はなかなかおもしろいので シリーズはじめらしい これを読んでみることに。同心平四郎が気に入りました!鉄瓶長屋で起こっていることの元はなんとなく湊屋が怪しい 今後の展開が楽しみだ。
読了日:08月08日 著者:宮部 みゆき


鑑定人 氏家京太郎鑑定人 氏家京太郎
猟奇的殺人犯が三人の女性を殺した疑いで逮捕されるも三人目については自分ではないと主張。鑑定人氏家、弁護士吉田ともに古巣との諍いがある。仕事に対する両者の考え方は世間からすればまともだが、警察、検察からすると違うようで。3つめの事件の犯人は途中でわかってくる、結局は親バカか。事実だけを見ず真実を見抜く大切なこと冤罪はこうやっておこるのか。身内に甘い警察だ。シリーズ化されたらおもしろそう。
読了日:08月12日 著者:中山 七里


京都くれなゐ荘奇譚 呪われよと恋は言う (PHP文芸文庫)京都くれなゐ荘奇譚 呪われよと恋は言う (PHP文芸文庫)
うーん多気女王の生まれ変わりの澪は千年蠱の高良との関係は絶ちきるためには祓うしかないのか。てとこでこの巻は終わってしまった。シリーズが続くてことね。長い闘いになるのかな。呪いはあるのかな。信じたくないけど今でも囁かれていることを考えると怖いような気もする。こんなに怪我ばかりしていても澪は挑んでいくのね。家族の思いがわかったけど、漣の役回りがちょっとかわいそうかな。
読了日:08月13日 著者:白川 紺子


古道具おもかげ屋 (ポプラ文庫 た 13-1)古道具おもかげ屋 (ポプラ文庫 た 13-1)
鯖猫の次は古道具 図書館で見つけて読んでみることに。また猫が今度は6匹 師匠がいい味出してるね。道具に語りかける妙なくせ、こっそりと人を古道具に見立てて遊ぶ柚之助がどうにも好きになれないが両さんが気になる。菊ばあもいい。おさよがうけた仕打ちは酷すぎる 。あっさり登場した卓蔵がどうもねぇ、、これは次もあるのかな?
読了日:08月14日 著者:田牧 大和


あきない世傳 金と銀(十三) 大海篇 (時代小説文庫)あきない世傳 金と銀(十三) 大海篇 (時代小説文庫)
最終まで奈落を味合わせるなんて髙田さんあんまりです。大海篇なかなか漕ぎ出しても大海原へは出られませんね でも知恵を絞り仲間を増やし繋いでいった先にはきっと荒波にも負けないでしょう。菊栄の笄、幸のネルなど新しいものが生まれくる 新しい色を作り出すのは大変なことなのですね。様々な色がある今それは造りだした人がいるといるということなのですね 最後の母娘と五鈴屋の面々とのやりとり泣けてきましたよ これが「買うての幸い、売っての幸せ」ですね
読了日:08月15日 著者:高田 郁


仕立屋お竜 (文春文庫 お 81-1)仕立屋お竜 (文春文庫 お 81-1)
「仕立屋お竜」は必殺仕事人 新たなシリーズの幕開きでしょうか。頭は文左衛門 仲間に勝之助 「地獄への案内人」たちがこれからどうやって仕事をしていくのか 楽しみ。手始めは お竜(おしん)の旦那だった林助からね。鶴屋の孫兵衛も絡んでるのね。居酒屋お夏とは違った女、中に出てきた駕籠政って他のシリーズにでてくるあそこかな。
読了日:08月17日 著者:岡本 さとる


真夜中のマリオネット真夜中のマリオネット
救急医の秋穂が助けた美少年涼介は「真夜中の解体魔」なのかスケープゴートにされただけなのか。二転三転するなかで秋穂とともにこちらの心理も二転三転。結果は、、途中で犯人はこの人とわかったつもりでいたが、、怖い美少年は怖い。絶望した顔が見たかった。絶望した人間は綺麗 僕だけの人形 ひゃー怖い! こういう心理は理解できない。読後感が最悪。
読了日:08月18日 著者:知念 実希人


ぼんくら(下) (講談社文庫)ぼんくら(下) (講談社文庫)
面白かったです。おでこや弓之助などとても面白いキャラがそろっていますね。もちろん平四郎もよいのです。政五郎も下巻では本格的に登場して助けます。湊屋の総右衛門や元差配の久兵衛の商売人の考え方は納得できなくて やっぱり佐吉がかわいそうな気がします。あとお徳さんも たくましく生きていくのだろうけど「私といっしょに暮らすと みんな病にかかって辛い思いをして死ぬんだよ」と嘆くのはかわいそうになった。次は 「日暮らし」なのかな。
読了日:08月21日 著者:宮部 みゆき


浅見家四重想 須美ちゃんは名探偵! ? (光文社文庫)浅見家四重想 須美ちゃんは名探偵! ? (光文社文庫)
懐かしい浅見家の人たちに会えたことがうれしいです。これは続編で前にもあったのですね。須美ちゃんの謎解きなかなかおもしろかった。若奥様の和子の話が好き。本編ではあまり登場しなかったけど、奥ゆかしいイメージだった。その和子の子供のころのことがわかるなんて良かったです。
読了日:08月23日 著者:内田康夫財団事務局


京都祇園もも吉庵のあまから帖3 (PHP文芸文庫)京都祇園もも吉庵のあまから帖3 (PHP文芸文庫)
あーやっと奈々江ちゃんがもも奈として舞妓になれた!最後は読んでる私も涙しました。どこまでも辛い思いをして、でもきっと立派な舞妓になるでしょう。朱音ちゃんもやっぱり気遣いができる人でわかる人にはわかる。茶道家元に見初められたうふふ 。周りを気遣って張り切る 気張ることができるようになりたい。
読了日:08月24日 著者:志賀内 泰弘


鯖猫長屋ふしぎ草紙(六) (PHP文芸文庫)鯖猫長屋ふしぎ草紙(六) (PHP文芸文庫)
いつの間にかシリーズも6となる。おはまちゃんが心惑わしているもちろん拾楽のことでだ。鯖猫長屋は鳴り出して以吉がなにか言いたいらしい。「成田屋の旦那」の窮地 黒ひょっとこに恩を感じているなら自分でなんとかしろと言いたいが拾楽を当てにしちゃって。おたきちゃんと犬のおっかあのことはこうなるしかなかったのだろうけど他にいっしょにいられる道はなかったのか。最後のおはまと拾楽 仲は進展した?しっかり話し合わないとだめですね。拾楽は女心がわかってない。サバとの心での語りと時々顔出す黒ひょっとこの口調が面白くって好きです
読了日:08月27日 著者:田牧 大和


武士の賦 居眠り磐音 (文春文庫)武士の賦 居眠り磐音 (文春文庫)
居眠り磐音の外伝 重富利次郎と霧子の青春編 利次郎の四歳のことなんともかわいい 殿様も羨む破天荒それが元でじじばばに預けられたのはかわいそうだったがその後の生き方を決めたのかも。霧子は両親を殺されて姥捨の郷に連れてこられ置き去りにされたなんて、、霧子の生涯の方が波乱万丈かもしれない。シリーズは長く途中でくじけそうになったけど、読めて良かったと改めて思う。
読了日:08月30日 著者:佐伯 泰英


薬屋のひとりごと 7 (ヒーロー文庫)薬屋のひとりごと 7 (ヒーロー文庫)
猫猫と壬氏の絡みが少ないなと思っていたら なんと妻にするの言葉が しかし猫猫は死刑通告ともとれる言葉って・・まあ確かに超える壁は高いけど。巫女の正体がなるほどね 姚があまりにもひどい仕打ちをうけて猫猫が切れて乗り込み意見したのはすっきりした!今まで気になっていたことが少し解決したかな。
読了日:08月31日 著者:日向 夏


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コメント

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おはようございます!

(^_^)夏も終わり
今年も折り返しかと思ったら
りぼんさんの読書記録が
あと5冊で100冊って

あれー
良く考えたら
今年も残り4ヵ月しかないのですねー
\(^_^)/

(^-^)/今年は読むペースが早いのではないのでしょうか
しかも1日で1冊読んでしまうなんて信じられない

130冊はいくのではないのでしょうか。

(^o^)あ、りぼんさんは稲刈りあるから
忙しくてだめかー

119冊
いやいや121冊かな(私は勝負師なので予想を立ててみました)
(^-^)/ね

Re: おはようございます!

優さん こんばんは

昨年が 118冊でしたので どうでしょう 今年の方がたくさん読むことができるでしょうか?
そうそう 稲刈りとかありますからね。
でも 9月に入って2冊すでに読んでいますよ。

121冊を目標にしてみます!

いつもありがとうございます(^^)/

こんばんは♪

りぼんさんの読書記録の記事が出ると、
あ~、また1か月過ぎた~、と思うのですが、それが
信じられないほど早いです。

宮部みゆき氏は半年ほど前に何冊か読みましたが、
記録していないので忘れました。(#^^#)
1日1冊とは確かに読書家のスピードですね。
百冊まであと5冊とは・・・今月中には達成ですね。^^♪

私はノロノロ~~~本を開くとすぐ眠くなるので、、1週間ぐらいかかります。
今は吉村昭氏にハマっていて、彼の5冊目は『彰義隊』を読み始めたところです。

Re: こんばんは♪

ささにしきさん こんばんは

私も読書記録の記事を書くときに 時の流れの速さを感じます。

宮部みゆき氏の時代小説 おもしろいです!
今シリーズものを順に読んでいます。

100冊まであと2冊となりました。(今日現在)
雨が多いと読書時間が増えます。

吉村昭氏のは読んだことがありません
いずれ読んでみたいです。

いつもありがとうございます(^^)/