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2022年1月の読書記録

1月は寒さと雪の日が多くて家で過ごすことがほとんど
で、読書!

図書館で次々借りて読んでいます。

予約本がなかなか順番が回ってこないので
この頃 メモを持って シリーズもので読んでいるののなかから
次巻を見つけて借りてくることが多くなりました。

新剣客太平記
若鷹武芸帖
風烈廻り与力・青柳剣一郎
栄次郎江戸暦
ごんげん長屋つれづれ帖
付添い屋六平太
薬屋のひとりごと
わるじい秘剣帖
三島屋変調百物語
居酒屋お夏
わが家は祇園の拝み屋さん
京都寺町三条のホームズ
あきない世傳金と銀
本所おけら長屋
遺跡発掘師は笑わない

などなど・・・
いや~ 書き出してみたら けっこうあるものですね。15ですか これだけあれば
何かは読めそうです。
時代小説が多いようですね。


読んだ本の数:14

読んだページ数:4134



ノルウェイの森 上 (講談社文庫)ノルウェイの森 上 (講談社文庫)感想
以前途中でリタイヤしたので、リベンジしたけど、なかなか読み進められず。もっと、若いときに読めば、私が男だったら主人公に共感できるのか?主人公の感情に入り込めず、、たぶん下巻は読まないと思う。なぜこの本が売れたのか私にはわからないかな。
読了日:01月03日 著者:村上 春樹


婿どの相逢席婿どの相逢席感想
西條さんらしいお話でとても良かった。最後にはうるうると。女将が代々仕切る仕出し屋に婿養子に入った鈴之助。やることがないといってふてくされるのかと思いきやそうではなくって彼なりにお千瀬や逢見屋を支えていく。因果応報は悪い行いに対する報いだけではない、悪が苦を生む悪因苦果も、善が楽を生む善因楽果も、ともに同じ因果である。
読了日:01月05日 著者:西條 奈加


母親からの小包はなぜこんなにダサいのか (単行本)母親からの小包はなぜこんなにダサいのか (単行本)感想
「ダサい」の言葉に打ちのめされながらも読んだ。息子にも娘にもお米や野菜を入れて送っている自分。すき間があり重さんにも余裕があれば いろいろ詰め込んでいる・・・まさにダサいそのもの(汗)息子が大学の時には荷物の中に手紙を忍ばせていた。その手紙を残してあると息子に聞いた時とてもうれしかった。荷物の中には気持ちも詰まっていることをみんな知っている。時には有難迷惑なのも。でも それが母親からの小包なのだ。「最後の小包」は涙腺崩壊。
読了日:01月06日 著者:原田 ひ香


豆腐尽くし 居酒屋お夏 春夏秋冬 (幻冬舎時代小説文庫)豆腐尽くし 居酒屋お夏 春夏秋冬 (幻冬舎時代小説文庫)感想
新シリーズ3弾 牛頭の五郎蔵の「豆腐尽くし」と「料理屋」がなんともいい感じだった。特に表題作は 五郎蔵が過去に所帯をもって料理屋をやろうとした女のその後を気に掛けお夏に頼むのがなんとも良い。結果は・・・でも泣けましたね。「ぶっかけ飯」の婿の久右衛門のやさしさ気遣い、いい人なのになぜ、こんな苦労をするんだろう。結果良しだったけど。「酔醒」おくみのために皆がなんとかしてやろうという気持ちなって 仇討ちもいい方向に納まってやれやれ。居酒屋の面々が客を仲間と思い入れこんだり距離をおいて見守っりお夏の立ち位置も絶妙
読了日:01月08日 著者:岡本 さとる


まだ温かい鍋を抱いておやすみまだ温かい鍋を抱いておやすみ感想
著者初読み。短編6 食べ物が出てくる話。ちょっと不思議な感じがするものや食べ物の思い出など。美味しい料理を誰かに作ってもらいたいな。料理得意じゃないから。いっしょに食べる人って大事かも。食べることで生きるってそうだな。家庭、家族というのはちょっと異次元の世界かも。家族だから・・・と夫や子どもの食事の用意をする。食べる家族も何も考えずに出された料理を食べているということもあるのかな。
読了日:01月10日 著者:彩瀬まる


出雲のあやかしホテルに就職します (双葉文庫)出雲のあやかしホテルに就職します (双葉文庫)感想
気になっていたシリーズ。出雲のホテルに就職した見初 そこは人と人以外のもの(神様・妖怪など)が泊まりにくるホテルだった。従業員も人だけではないらしい。見初の父方に秘められているものが気になりますね。さらに支配人は?とまあ先が気になる。見初は肝が据わっていて 人にも人以外にもやさしい。冬緒のキャラが子供染みてくるのがなんとも云えずおもしろい。このての話は最近多いような気がします人と人以外のものの共存とでもいいましょうか。嫌いじゃないので 続きも読もうかな。
読了日:01月12日 著者:硝子町 玻璃


泣き童子 三島屋変調百物語参之続泣き童子 三島屋変調百物語参之続感想
シリーズ3 今回も不思議な話 怖い話盛りだくさん。おちかと青野の仲は進展しなかった。人を喰う化け物の話は怖かったな。表題作の 泣き童子がうーん、子どもには見えていたのか!と。少しづつおちかの心が癒えてきているかな。このシリーズ怖いもの見たさで次々と読んでしまうけど。一冊が分厚い!
読了日:01月15日 著者:宮部 みゆき


薬屋のひとりごと 2 (ヒーロー文庫)薬屋のひとりごと 2 (ヒーロー文庫)感想
シリーズ2 展開が早い。偶然が重なって必然に。ボヤや食中毒、不思議な遺言 別々なようで繋がっていく。猫猫の推理は早くで黙っていようとしても口が動く。解決されたようで残っている問題は今後の展開でわかっていくのだろうか。壬氏が狙われたってこと?壬氏の謎は少し解けたけどまだまだ 歳を偽っていれば子供っぽいところも見受けられるな。猫猫の出生のこともわかった。羅漢とおやじそして猫猫の関係。気にくわなかった羅漢がそういうことかとわかったら少しかわいそうにも思えた。
読了日:01月17日 著者:日向 夏


決意―新・剣客太平記〈7〉 (時代小説文庫)決意―新・剣客太平記〈7〉 (時代小説文庫)感想
新剣客太平記7 ますます竜蔵が面白く愛嬌ある。父の虎蔵に似てくる。息子鹿之助にも自分の父がしてくれたようにしようとする。なんていい親なんだろう。きっと鹿之助も竜蔵とのこの思い出をいつか思い出すだろう。さらに 父と同じように旅を楽しむ。道場主となり親となり 父のようにはなれないけど憧れ。このまま 落ち着くことができるかも心配に。それは 綾と同じ心境かな。
読了日:01月19日 著者:岡本 さとる


鰻と甘酒 居酒屋お夏 春夏秋冬 (幻冬舎時代小説文庫)鰻と甘酒 居酒屋お夏 春夏秋冬 (幻冬舎時代小説文庫)感想
新シリーズになって四弾め。なんかお夏たちが必殺仕事人のようになってきた。居酒屋の常連客にまつわる話。私もこの居酒屋の客になって 清吉の料理を肴にお酒が飲みたくなる。鰻と甘酒も良かったけど、ごっそあんがホロリときました。源三の妻おくめいいですね。亭主の過去の話をじっくりと聞き 子どものことも受け入れて。なかなかこうはなれないと自分に置き換え思ってしまいました。龍五郎の若かりし頃も知れたし、なんといってもお春が所どころに出てきて 誰が演じたら合うかななどと思ってしまう。
読了日:01月20日 著者:岡本さとる


隣の女・男どき女どき[小説] 向田邦子全集〈新版〉 第三巻隣の女・男どき女どき[小説] 向田邦子全集〈新版〉 第三巻感想
やっぱり上手いな。隣の女 男どき女どき いろんな男と女のかたち、関係。嫌な女もいれば、勝手な女も男も。男は妻に隠してかくも不倫をするものか。二つの家庭をもてるのか。同じことを女がやれば、男も世間も許さないだろう、、「ビリケン」のクイナには笑った。
読了日:01月23日 著者:向田 邦子


焦茶色のナイトガウン 杉原爽香<47歳の冬> (光文社文庫)焦茶色のナイトガウン 杉原爽香<47歳の冬> (光文社文庫)感想
爽香47歳 だんだんと登場人物がわからなくなる。今回は一機読みしたので 話の流れになんとか付いていけたけどいろんなことがあちこちに散らばっていて それが最後にいくほどパズルがとけるように繋がっていく。爽香の娘も大きくなり 甥っ子姪っ子も20歳前後 今回は瞳が危ない目に。爽香の事件をたぐり寄せる力は相変わらず失われず。中川が瞳に「爽香さんを苦しめたいか」お前が生きていいることが大切なんだ。おお よく言った! でも 陰で支えていたけど今回のことで 中川の今後が少し気になる。
読了日:01月24日 著者:赤川 次郎


ごんげん長屋つれづれ帖【二】-ゆく年に (双葉文庫)ごんげん長屋つれづれ帖【二】-ゆく年に (双葉文庫)感想
シリーズ2 長屋物は人情味があって好き。お勝さんの過去を思い出してそうだった!と。囲われ者のひと悶着やら夫婦喧嘩、浪人になった経緯などお勝さんに相談して解決していく。大家さんもなかなかの人。情けをかけらる方はそれが重荷なることもある。なるほど確かに、、みんなでお餅つきいいですね。
読了日:01月28日 著者:金子 成人


花暦―花にかかわる12の短篇花暦―花にかかわる12の短篇感想
季節を追って花を一つ選び、それを生かして短編小説に仕上げられたもの。それぞれに出てくる花は椿や梅、桜、、私もお花が好きでいろいろ育てている。花にかかわるさまざまな思い出をもっている。どの話にも 少し訳ありな女が出てきて、前を向いていったり、不幸なめにあったりする。郷土の藩が舞台になった話もあり今でもある地名に場所が想像できたりして楽しめました。
読了日:01月30日 著者:澤田 ふじ子


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