電車とバスで行ってみたその1:横須賀美術館特別展 運慶 鎌倉幕府と三浦一族

鋭い眼光がアイキャッチ

さて美術館と言う柄でもないですが、当サイトで何度も取り上げている「鎌倉殿の13人」に関する特別展と言うことで行ってまいりました。横須賀美術館の「運慶 鎌倉幕府と三浦一族」特別展、と言うことでつたないですがちょっとしたレポートしていこうと思います。(2022/8/16読者から指摘があり駅名など一部記述を修正しています。)

開館15周年記念 800年遠忌記念特別展運慶 鎌倉幕府と三浦一族
電車&バスでGo!その2~2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」聖地を行く 大矢部編~

浦賀行き普通電車とバスで向かう美術館

120㎞/h運転可能な万能車両も今や大ベテラン
浦賀駅とともに観音崎へのアクセス拠点として機能する馬堀海岸駅

さて横須賀美術館へのアクセスとしては京急本線終点浦賀駅から観音崎行バスで終点まで行く方法もありますが、今回は浦賀駅の隣にある馬堀海岸駅からアクセスしようと思います。京急の堀ノ内駅から普通浦賀行きに乗ってのんびりと向かいます。京急線の堀ノ内以南は速達列車である特急・快特も各駅に止まりますが、本線であるはずの浦賀方面は基本普通列車が乗り入れのんびりとした風情になります。

バス停は写真左にあります
アップダウンの激しい海岸沿いを走る観音崎行バス

さて馬堀海岸駅からバス通りに向かいSEIYU前のバス停から観音崎行きのバスに乗って美術館に向かいます。このバス路線は国道16号線の海岸通りを走り風光明媚な海岸沿いを走ります。片道2車線の国道が終わると桜の名所としても知られる走水水源地を中心としたアップダウンのある道を通り、走水神社を中心とした漁師町の風情ある走水を過ぎて美術館のある観音崎にたどり着きます。

特別展見学前に腹ごしらえ

横須賀美術館に到着

バスに揺られて美術館に到着しました。最寄りバス停は観音崎京急ホテル・横須賀美術館前バス停、終点1つ前のバス停です。終点観音崎バス停からも歩いて行ける範囲ですので観音崎から海岸沿いのボードウォークを通って向かうのも手です。ちなみに海沿いのボードウォークは当HPでも取り上げたアニメ「スローループ」の舞台の1つでもありますので聖地巡礼もかねて歩いてみるのもお勧めです。

電車とバスでGo!その7~アニメ「スローループ」の聖地を行く~

パスタのランチセットと豆乳のパンナコッタ

さて特別展に向かう前に併設のレストラン横須賀アクアマーレで腹ごしらえとしゃれこみます。頼んだのはかぼちゃのクリームソースのパスタのセットと豆乳のパンナコッタ、なかなか美味でした。カボチャなのでもう少し甘いかなと思いましたが、甘さ控えめでパスタにソースが良く絡まっていました。また豆乳のパンナコッタはコラボメニューらしいのですが横についている蜜がどこかしら信玄餅を思い出させるのが興味深かったです。

洗練された料理とともに目の前に見える南国の海ももう1つのごちそう

そして料理もそうですが目の前に見える南国の海の光景もこのレストランのもう1つのごちそうともいえます。店内席だけでなく店外のテラス席も選べますので特に春や秋にはテラス席で何びり海を見ながらランチとしゃれこむのもよさそうです。

横須賀アクアマーレ

木で作られたワイルドな仏像に浸ってみる

入り口では今は亡き頼朝公義経公も含めた等身大パネルでお出迎え

 さて特別展を見ていきます。まず受付には上の「鎌倉殿の13人」の主要キャラクターの等身大パネルがお出迎えしてくれます。ちなみに展示は写真撮影ができませんので文章での説明となってしまいますがご了承ください。展示室1では衣笠城近くの大善寺に所蔵された天王立像等運慶以前の像が中心の展示でした。7月中は満昌寺の三浦義明坐像もあったのですが訪れた際は撤去済みで満昌寺住職の自筆の案内がありました。
 運慶以前と言うことは三浦氏が三浦半島を中心とした1豪族だった時期でもあると思うのですが、天王立像等立派な像を作り所縁の寺に納めていたというのは興味深い話だと思いました。

大善寺@衣笠観光協会

入り口に飾られた各像写真

続いて展示室2に向かいます。ある意味でここがメイン展示で、三浦氏所縁に寺社に納められた運慶作の像を中心に展示されています。浄楽寺の不動明王立像/毘沙門天立像、満願寺の観音菩薩立像/地蔵菩薩立像、曹源寺の十二神将立像等です。個人的にはやたら何かを踏みつけている毘沙門天像には思わず突っ込みたくなってみたり、不動明王像の後ろの真っ赤に燃え盛る炎の見事さ、十二神将像が十二支になぞらえられていたり、なんだか少しアニメっぽい感じが面白かったり、満願寺の観音菩薩立像/地蔵菩薩立像の夫婦のようなたたずまいの隣にある少し小さめな不動明王像がまるで子供のようだなと感じてみたりだとかメインにふさわしい多彩な展示でした。また運慶の年表を見ると鎌倉を中心とした関東での活動と並行して奈良でも活動をしていたのには驚きました。運慶が大体源頼朝と同年代なのですが、頼朝が死んだ時期以降でも精力的に活動しているのはすごいなと純粋に感じました。また浄楽寺ではコミュニティスペースを作るためクラウドファンディングに挑戦中ですのでお金と気持ちをお持ちの方はご協力願います。

金剛山勝長寿院大御堂
運慶の仏像を守る浄楽寺|新たなコミュニティスペースづくりにご支援を
満願寺[まんがんじ]@久里浜観光協会
曹源寺

展示室2階では三浦義村・和田義盛などのパネル展示も

そして最後の展示室3に向かいます。ここでは相模国三浦郡大矢部村略絵図等運慶後のローカルな展示が中心となります。大矢部村略絵図では三浦義澄の墓所の管理寺である薬王寺が現役の反面、吉村を祀った近殿神社はなく鎮守のお寺と言った感じだったのが興味深かったです。また名主の島崎氏に関しては大矢部では島崎と言う苗字の日とが多いと聞いたことがあるのでその点も興味深かったです。また横須賀から遠い私の生まれ故郷大分県の竹田でも三浦氏の子孫が大名の家老として仕え、所縁の品を持っていたり、独眼竜政宗でライバルだった蘆名氏の末裔が三浦半島にたどり着き地元の子供たちに毎年プレゼントを贈っていたなど興味深いエピソードも多かったです。個人的には運慶後でも毘沙門天は何かを踏みつけていたのが気になって仕方なかったです。

展示室2階ではNHK横浜放送局瓦版等NHKによるパネル展示も

さて特別展としての展示いかがだったでしょうか?ワイルドな木で作られた仏像に圧倒されつつ、毘沙門天や十二神将などどこかユーモラスさを感じる像も多かったです。そして特別展の出口近くの階段を上るとNHK横浜放送局によるパネル展示もあります。放送局の瓦版や、ドラマの各シーンのパネルなど小さなスペースのわりに充実した展示が行われています。三浦義村、和田義盛の三浦氏の2巨頭とともに畠山重忠の展示も充実しています。個人的にはいぶし銀の活躍した三浦義澄の展示も欲しかったですが特別展の後に訪れてみるのも面白そうです。

横須賀市による「運慶 鎌倉幕府と三浦一族」展(会期:2022年7月6日~9月4日)のアーカイブ動画です。

また横須賀市によるアーカイブ動画もあります。短い動画ではありますが雰囲気はつかめますので参考までにどうぞ。

谷内六郎館~週刊誌の表紙絵の素朴な味わい~

横須賀美術館の常設展示を行う谷内六郎館

谷内六郎(1921-81)は家族と共にたびたび横須賀を訪れ、1975年には観音崎公園にほど近い場所にアトリエを構えました。そうした縁から、1998年に遺族から『週刊新潮』の表紙原画約1300点をはじめとする膨大な数の作品や関連資料が寄贈されました。当館では年4回開催するテーマ展示を通じ、谷内六郎の作品をさまざまな視点から紹介しています。~中略~
代表作である『週刊新潮』表紙絵には、昭和の懐かしい風景やいきいきとした子ども達の様子が、谷内六郎ならではのユーモアを交えて描かれています。表紙絵は不透明水彩を使って描かれていて、中には実物の網やレース、砂などを使った作品があります。谷内はこれらの素材を直接画面に貼り付けたり、絵具と混ぜたりして、テーマに合わせてさまざまな表現を試していました。表紙絵には1枚につき約400字の「表紙の言葉」が残されていて、展示では「表紙の言葉」も併せて紹介しています。

谷内六郎館@横須賀美術館

さて特別展を見終わったので常設展示も少し見てきました。横須賀美術館の常設展示は週刊新潮の表紙絵などをかいていた谷内六郎氏の作品で谷内六郎館と言う常設展示スペースで行われています。

現在の常設展示

訪れた際の展示は子どもの遊びと言うテーマで六郎氏のメインワークである週刊新潮の表紙絵及びそこについた短文の展示となっていました。

時期としては1960~70年代がメインで東京オリンピックでビルや道路ばかり増えているのを嘆いてみたり、伊豆の漁港や雪国に繰り出してみたり、ローカル線の駅に行ってみたりと意外に多彩で、それでいて素朴な味わいのある作品が多かったです。中には短文を書くのが面倒になって下の文章から引っ張ってこようとしているなど人間味にあふれた作風はこの美術館の立地にあっているかと言われたら微妙な面もありますが、なんというか昔床屋に行って待ち時間に読む週刊誌を思い出しなんだか懐かしさを感じてしまいました。アート、美術と言うと堅苦しいですが、こういったものも週末の小旅行で味わうにはなかなか楽しいものです。

三軒家砲台跡~横須賀美術館の裏庭を行く~

美術館わきの階段

さてこの美術館の脇の道を行くとこんな山を登るような階段と道があります。そして暑い中ではありますが少し上ってみました。

三軒家砲台跡

観音埼灯台をとり囲むように、観音崎の台地に砲台の跡が残っています(観音崎砲台跡・三軒家砲台跡など)。
文政4年(1821)以後は、浦賀奉行所によって管理され、その後、慶応4年(1861)から江川太郎左衛門が引継ぎ、明治以後は、海軍省から陸軍省へと引継がれ、昭和20年(1945)8月15日の終戦まで管理されました。観音崎一帯は明治14年に要塞となり、一般の人の立入りは禁止になりました。
第一、第二、第三、第四、南門、大浦、三軒家各砲台などや、火薬庫の跡など、今でも石組やレンガ造りの砲台の跡が残っています。
歩きながら、レンガ積みがフランス式かイギリス式かなど、見て歩くのも楽しいでしょう。

10.三軒家砲台跡(観音崎台場跡)@横須賀市より

階段ではなく坂のほうを上っていくと上の写真のような砲台跡があります。この砲台跡は三軒家砲台跡と言い江戸時代に作られたもので明治時代以降も東京湾の防衛を担う存在だったそうで、この時期はこの美術館のある場所を含む観音崎一帯が一般人立ち入り禁止の要塞だったようです。三浦氏が鎌倉と言う最初の東京の海の守りを担う存在だったとするとこの砲台は人ではないといえ、その役目を引き継いだ存在と考えると興味深いところです。

他の砲台跡などはこちらもどうぞ
電車&バスでGo!その6~デジタルよこすか満喫きっぷで行くMEGURU PROJECT~

最後の夏を迎えた観音崎の象徴ともいえるホテルでティータイム

最後の夏を満喫中

さて最後に向かったのは今年9月に生まれ変わるために閉鎖される観音崎京急ホテル、長年この地域の象徴的存在として活躍してきた存在にお別れを告げる意味も込めてティータイムとしゃれこみました。

観音崎京急ホテル
2023年共立リゾートの新ホテル開業に向け 観音崎京急ホテルが営業終了・リニューアル

最後まで研鑽を忘れない?

さてそんな観音崎京急ホテルですが最後まで様々な試行錯誤を行ってきたホテルともいえると思います。例えば上のキックボードシェアリングであったり、グランピングなど、きっとこのホテルで行われた試行錯誤の果実は三浦半島の観光をより楽しくしていくものだと思います。

キックボードシェアリング@観音崎京急ホテル

そしてそんな最後の夏も試行錯誤に明け暮れる京急ホテルのティータイムで頼んだのはこちらの緑茶モルゲンタウと甘味のセット、甘味は芋ようかんとしゃれこみました。美術館展示とのコラボメニューで香り豊かな緑茶モルゲンタウと甘さ控えめな芋ようかんはなかなか相性が良くゆったりとしたおいしい時間を過ごすことができました。共立リゾートの新ホテルに生まれ変わっても観音崎を訪れる観光客に愛される施設であってほしいものです。

まとめ~海辺の美術館の愚直な企画

お土産に買った満昌寺特製三浦義明公トートバック

今回の展示は色んなお寺から大きな像を借り受けて展示するという字にすれば簡単ですが、なかなか大変な企画だったと思います。各お寺の個性豊かな住職と交渉し、借り受けて運ぶものも簡単には運べないものだったと思います。そんな中で愚直に努力してお寺との信頼関係を築き、像を運び設置するというどう見ても面倒な準備のために手間を惜しまなかったキュレーターを中心とした美術館関係者の横須賀を盛り上げる為の尽力に感謝しこの記事を終えたいと思います。

お得な切符

よこすか満喫きっぷ | おトクなきっぷ | 京浜急行電鉄(KEIKYU)
デジタルよこすか満喫きっぷ

電車:発駅~フリー区間入口駅の往復、横須賀市内全域の京急線電車(追浜駅~浦賀駅、堀ノ内駅~津久井浜駅)使いたい放題
バス:横須賀駅~中央駅~三笠循環・平成町循環~観音崎のバス路線、JR・京急久里浜~浦賀・東京湾フェリーが使いたい放題(地図
グルメ:横須賀海軍カレー本舗を含む横須賀のグルメが味わえます。(1名様1回限り)
アクティビティ・お土産:ボードウォークのそばにある温泉、観音崎京急ホテル SPASSOを含む指定の施設・お土産が利用できます。 (1名様1回限り)
値段

参考:一日乗車券をもって横須賀・三浦半島へGo!!

三浦半島1DAY・2DAYきっぷ | おトクなきっぷ | 京浜急行電鉄(KEIKYU)

電車:発駅~金沢文庫駅の往復、金沢文庫駅以南の京急線電車使いたい放題
バス:三浦半島地区の指定バス路線が使いたい放題
値段



三浦半島まるごときっぷ | 三浦半島のおトクなきっぷ | 京浜急行電鉄(KEIKYU)
デジタル三浦半島まるごときっぷ
電車・バス:三浦半島2DAYきっぷと同じ
グルメ:横須賀海軍カレー本舗を含む横須賀のグルメが味わえます。(1名様1回限り)
アクティビティ・お土産:ボードウォークのそばにある温泉、観音崎京急ホテル SPASSOを含む指定の施設・お土産が利用できます。 (1名様1回限り)
値段

京急線・京急バス1日フリーパス
電車・バス:京急線全線および京急バス全線(空港・中距離バスを除く)が24時間乗り放題(PASMOで使用可能、泉岳寺駅では購入できませんのでご注意を)
値段:大人3,000円(税込)小児1,500円(税込)

参考:一日乗車券をもって横須賀・三浦半島へGo!!

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電車とバスでGo!その7~アニメ「スローループ」の聖地を行く~

スローループとは

海辺でひとり、亡き父に教えてもらったフライフィッシングを嗜む少女・ひより。
いつもどおりに釣りをしていると、いきなり海に入ろうとする天真爛漫な少女・小春と出会います。
一緒に釣りをする事になった2人でしたが、実は親の再婚相手の娘どうしで…?
ひょんな出会いから「姉妹」になったひよりと小春と一緒に、「釣り」をしながらスローに過ごしてみませんか?

INTRODUCTION@スローループ公式サイトより

主人公のひよりが新しくできた姉妹こはると父親に習った釣りをのんびり楽しんでいく作品です。観音崎や久里浜を中心に横須賀市民にとって身近な海であり釣りスポットや横須賀中央等の地域が舞台として出てきます。また地元出身の声優井上ほの花さんが二宮藍子役で出演されます。ここではそんなこの作品の横須賀の聖地を少し紹介していきます。
※聖地巡礼の際は新型コロナと聖地に在住している住民の方に配慮してお願いします。
※2:取材時に行われていたコラボイベントは現在は終了していますのでご注意ください。
※3:観音崎京急ホテルは2022年9月に営業終了し、共立リゾートによる新ホテルが開業する予定です。

アニメスローループ公式サイト
井上ほの花@twitter

訪れてみたい日本のアニメ聖地88 2023年版
・聖地88か所2023年版に選出されました。

TVアニメ「スローループ」×YOKOSUKA コラボグッズ情報
・イベントは終了していますがコラボグッズの販売は続いています。聖地巡礼のお土産にどうぞ

聖地1:観音崎

写真:ひよりとこはるが釣りをしている観音崎の船着き場
写真:ひよりとこはるが釣りをしている観音崎の船着き場、訪れた日も多くの釣り人でにぎわっていました。

まずは観音崎、PV第2弾でこはるとひよりの2人が釣りをしている場面に似た場所ここになります。イベントなどで活躍する船着き場、この日も釣り客でにぎわっていました。

またPV第2弾で考え事をしているひよりの後ろの海に似た光景がこちらになります。アニメほど鮮やかではないものの山の緑と海の青のコントラストが見事な光景です。

観音崎から京急ホテル方面へ向かうボードウォーク

またPV第一弾でこはるの紹介が出てくるのは多分観音崎の船着き場から京急ホテルまで続くボードウォーク、結構長いボードウォークで、観音崎京急ホテルを通り過ぎるくらいあるので散歩がてら歩いてみるのも乙なものです。

漫画からとある場所へ向かう道すがら

続いては漫画からとある場所に向かうのですがそれに似たのがこの場所になります。漫画では出てこないのですが途中には観音崎の語源となった観音様もあります。

たどり着くのは灯台、上からは房総半島も望めます。

そしてたどり着くのは灯台、観音崎の灯台からは遠く房総半島も望めます。また灯台に上る階段には犬吠埼をはじめとする日本各地の灯台の写真が貼られているのでそれも見ものです。尚観音崎灯台に上るには料参観寄付金大人300円がかかりますのでご注意ください。

休憩にはこちらでどうぞ観音崎京急ホテル

また作品では出てきませんが休憩には京急ホテルがお勧めです。少し高めではありますがレストラン浜木綿からのオーシャンビューは見事でゆったりとした時間が過ごせます。また9月に生まれ変わるため営業終了が報じられているため、観音崎の象徴とも言える施設へ別れを告げるというのも乙かもしれません。
※観音崎京急ホテルは2022年9月に営業終了し、共立リゾートによる新ホテルが開業する予定です。
2023年春~初夏の「共立リゾート」の新ホテル開業に向けて

アクセス
京急浦賀駅、JR横須賀駅より観音崎行バス終点観音崎バス停下車

写真:パン市場はまだぶんてん、コラボメニューのアジバーガーと景品のランチョンマット

また観音崎のアクセス拠点である浦賀ではコラボメニューも味わえます。上の写真は浦賀行政センター近くにあるパン市場はまだぶんてん、ここではアジバーガーが販売されています。大正3年(1914年)の創業より愛され続けているソフトフランスが売りなだけに柔らかいバンズが良い味を出しています。海の見える場所でがぶりと行きたいところです。ただし営業時間は16:00までですので訪れる際はご注意を。

アクセス
京急線浦賀駅より徒歩、京急久里浜・久里浜駅より京急バス浦賀行き、浦賀行政センターバス停下車

参考リンク
観音崎灯台@ここはヨコスカ
「スローループ」の聖地巡礼まとめ一覧、原作まんがから推測@SECOND LIFE
『スローループ』アニメ&原作コミック聖地巡礼@横須賀・観音崎【前編】昨日の記憶
『スローループ』原作&アニメ聖地巡礼@横須賀・観音崎【後編】昨日の記憶
『スローループ』聖地巡礼レポート
スローループ聖地マップ
YOKOSUKA’Sキッチン | TVアニメ「スローループ」×横須賀 コラボ企画@横須賀市観光協会
パン市場はまだぶんてん
2023年共立リゾートの新ホテル開業に向け 観音崎京急ホテルが営業終了・リニューアル

聖地2:横須賀中央地区

続いては横須賀中央地区、また漫画からですが、ここでは主人公ひよりがバイトするレストランに似たお店があります。横須賀海軍カレー本舗です。横須賀中央駅から少し歩き写真左下のスカレーと言うゆるキャラが目印です。

コラボメニューの半熟卵の焼きカレー

そして2022年3月現在2階のレストランではコラボメニューである半熟卵の焼きカレー及びチーズケーキ、コーヒー付きが味わえます。上の写真の半熟卵の焼きカレーを食べて見たのですが、糸引くチーズに苦戦しつつルーをかけて食べるとやや辛めのルーを半熟卵とチーズが緩和してなかなか食べやすく美味でした。サラダと牛乳がつくのが栄養を重視した海軍カレーのお店らしさです。

コラボメニューについてくるランチョンマット

そして他のコラボメニューでもそうですが、上のランチョンマットがついてきます。アニメや漫画でも着ていた衣装そのままでメニューの解説付きです。なかなかうれしい演出で持ち帰って部屋に飾って見るというのもよいかもしれません。

写真:1回のお土産物のコーナーではグッズも販売

そして1階のお土産物コーナーではグッズも充実しています。定番のクリアファイル、缶バッヂなどに加えコラボの海軍カレーも販売されています。またスローループには関係ないですが小泉進次郎衆議院議員と思しきマスコットも置いてあります。

横須賀市の玄関横須賀中央駅、作品で一番出番の多い駅かもしれない

続いては恋が母親と待ち合わせる場面で出てくる駅である横須賀中央駅です。横須賀市の玄関口ともいえる駅で、最近はアメリカ駐日大使が横須賀を訪問した際に京急線で訪れたのも話題になりました。当然駐日大使だけでなく多くの巡礼者を受け入れ、その姿を写真や動画に収めたと考えると趣深いものがあります。

アクセス
京急横須賀中央駅下車徒歩(観音崎からは横須賀駅行バス横須賀中央駅バス停下車あるいは馬堀海岸駅バス停から京急線乗換え)
参考サイト
横須賀海軍カレー本舗
横須賀市コラボレーション企画を発表!@アニメスローループ公式サイト
「スローループ」の聖地巡礼まとめ一覧、原作まんがから推測@SECOND LIFE
イベント見聞録~艦隊カレーとどぶ板バザール2015 艦隊カレー編~@つれづれなるままに
『スローループ』原作&アニメ聖地巡礼@横須賀・観音崎【後編】昨日の記憶
『スローループ』聖地巡礼レポート
スローループ聖地マップ
京急乗って米駐日大使が初の自治体訪問 横須賀市と連携確認@産経新聞2022/2/17

番外:海辺つり公園・うみかぜ公園

キービジュアルの海辺釣り公園、この日は曇りでしたが多くの釣り客でにぎわっていました

続いてはコラボのキービジュアルから観音崎と横須賀中央のちょうど中間にある海辺つり公園です。多くの釣り客でにぎわうスポットで、キービジュアルでのひより・小春・恋の3人の背後には猿島も見て取れます。ちなみに昨年から横須賀と北九州を結ぶ東京九州フェリーも就航開始しましたので猿島航路も含めて東京湾を行きかう船を眺めるのにもよい場所ではないかと思います。

二宮藍子役の声優井上ほの花さんの園内放送がスタートしました@うみかぜ公園

4月8日(土)から横須賀市出身の声優『井上ほの花』さんによる園内放送が開始されます!@海辺つり公園
4月8日(土)から横須賀市出身の声優『井上ほの花』さんによる園内放送が開始されます!@うみかぜ公園

また地元横須賀出身で二宮藍子役の井上ほの花さんによる海辺つり公園、うみかぜ公園の園内放送が2023年4月8日からスタートします。聖地に華を添え、地元出身声優さんが故郷に錦を飾ったのを聞きに行くというのも面白そうです。

アクセス
海辺つり公園
京急堀の内駅下車徒歩(観音崎からは横須賀駅行バス堀内バス停下車あるいは馬堀海岸駅バス停から京急線乗換え)
うみかぜ公園
京急県立大学駅下車徒歩、

参考サイト
海辺つり公園
うみかぜ公園
『スローループ』原作&アニメ聖地巡礼@横須賀・観音崎【後編】昨日の記憶
「スローループ」の聖地巡礼まとめ一覧、原作まんがから推測@SECOND LIFE
スローループ聖地マップ

聖地3:久里浜地区

さて続いては久里浜地区、漫画では横須賀総合高校に似た高校が主人公ひよりたちの通う高校として出てきます。

夫婦橋と対岸の釣り船屋街

そして注目なのはこちらも漫画には出てきませんがこの総合高校から久里浜駅方面に歩くとある夫婦橋とその対岸にある釣り船屋街でしょうか?久里浜地区も釣りスポットで港では休日には多くの釣り客が見られます。
※高校の主役は学生さんであり、周辺は住宅の多い地区でもあるので巡礼の際は配慮をお願いします。

アクセス
京急・JR久里浜駅より徒歩(観音崎からは浦賀駅行バスで浦賀駅に向かい、久里浜駅行バスで夫婦橋バス停下車)

商店街では一升屋さんをはじめとするコラボが行われています。
一升屋さんではキャラクター等身大パネルの設置も

また久里浜商店街でもコラボが行われています。その中でも「一升屋 久里浜店」及び「若鶏だるま」店舗付近にひより・小春・恋の等身大パネルが飾られています。上の写真は「一升屋 久里浜店」のものです。職場の飲み会で訪れたとしたら驚く人もいるのではないかと思います。またお隣の「みくり」もコラボ中です。

一升屋さんでは海軍カレーも販売されちょっとしたコーナーも設置されています。

また「一升屋 久里浜店」さんでは上の様に海軍カレーが販売されていてポスターと単行本も並べてちょっとしたコーナーとなっています。コラボメニューはアジフライ(単品/定食)、マグロの兜焼きなのでランチにアジフライ、巡礼の打ち上げがてらマグロの兜焼きで一杯と洒落込むのも御一興です。

写真:くりはま家(上)レストラン モンブーシェ(下)

また焼き鳥のくりはま家やレストランモンブーシェ等久里浜ではお酒のおいしい多くのお店がコラボを行っていますので、巡礼後打ち上げがてら魚系のメニューをつまみつつ一杯と言うのも良いかもしれません。

アクセス
京急・JR久里浜駅より徒歩(観音崎からは浦賀駅行バスで浦賀駅に向かい、久里浜駅行バスで京急久里浜駅バス停下車)

参考サイト
横須賀市コラボレーション企画を発表!@アニメスローループ公式サイト
YOKOSUKA’Sキッチン | TVアニメ「スローループ」×横須賀 コラボ企画@横須賀市観光協会
「スローループ」の聖地巡礼まとめ一覧、原作まんがから推測@SECOND LIFE
『スローループ』原作&アニメ聖地巡礼@横須賀・観音崎【後編】昨日の記憶
『スローループ』聖地巡礼レポート
スローループ聖地マップ

コラボイベント

はいふりに続きコラボでの活躍が期待される?

さて同じご当地アニメであるはいふりでは様々なコラボ展開を見せた横須賀市、今回のスローループでも様々なコラボイベントが企画されています。
2月3日追記
期間が5月15日まで延期されました。

YOKOSUKA’Sキッチン | TVアニメ「スローループ」×横須賀 コラボ企画@横須賀市観光協会
・横須賀市内の対象店舗(29店舗)で「スローループ」のコラボメニューをご注文していただくと、オリジナルランチョンマットがもらえます。
期間
・1月7日(金)~5月15日(日)
対象地区
・横須賀中央周辺
・どぶ板通り周辺
・久里浜周辺
・浦賀・観音崎周辺

TVアニメ「スローループ」×YOKOSUKA コラボグッズご紹介@横須賀市観光協会
・スローループ放映開始に伴いコラボグッズが販売されます。聖地巡礼のお土産にいかがでしょうか?
3月11日発売
TVアニメ「スローループ」アクリルスタンドメイド制服の海凪ひより/エプロン姿の海
凪小春(横須賀海軍カレー本舗)
TVアニメ「スローループ」缶バッジセット 海凪ひより&海凪小春(横須賀海軍カレー本舗)
TVアニメ「スローループ」クリアファイルメイド制服の海凪ひより/エプロン姿の海凪小春(横須賀海軍カレー本舗)
発売中
たこツナボール缶詰・あじバーク缶詰(神奈川県立海洋科学高校コラボ商品)(横須賀市観光案内所@横須賀中央駅東口)
シーにゃんどら焼き、木札ストラップ(さかくら総本家横須賀中央店)
TVアニメ「スローループ」×YOKOSUKA タペストリー(横須賀市観光案内所@横須賀中央駅東口)
TVアニメ「スローループ」ライス(さかくら総本家横須賀中央店、横須賀市観光案内所@横須賀中央駅東口、FamilyMart横須賀中央西口店)
TVアニメ「スローループ」×よこすか海軍カレー(横須賀中央地区:横須賀海軍カレー本舗、MILITARY SHOP YOKOSUKA三笠本店、艦マニア横須賀、久里浜地区:一升屋 久里浜店、若鶏だるま)

シーにゃんを探せ!|TVアニメ「スローループ」×横須賀 コラボ企画@横須賀市観光協会
・横須賀市内をシーにゃんを探しながら散策してみよう。
横須賀の風景とシーにゃんを一緒に撮影して、Twitterに投稿すると抽選で豪華賞品が当たります!!
期間
・1月7日(金)~5月15日(日)
出現場所
・追浜地区(京急線追浜駅下車)
 追浜銀座通り商店会
・汐入地区(京急汐入駅、JR横須賀駅下車)
 ドブ板通り商店街
・横須賀中央地区(京急横須賀中央駅下車)
 横須賀市観光案内所(横須賀中央駅前)
 文教堂横須賀MORE’S店
 アニメイト横須賀
 横須賀海軍カレー本舗(YYポート横須賀)
・海辺つり公園(京急堀之内駅下車)
・観音崎地区(上記参照)
 観音崎ボードウォーク
 観音崎の防波堤
 観音埼灯台
・久里浜商店街(京急・横須賀線久里浜駅下車)
・衣笠商店街(JR衣笠駅下車、京急横須賀中央駅より京急バス衣笠駅行衣笠駅バス停下車)
・荒崎漁港 丸伊丸(京急三崎口駅より荒崎行バス鄭荒崎バス停下車)

ご当地声優井上ほの花さんのコメント

参考サイト
TVアニメ「スローループ」×YOKOSUKA コラボレーション特設ページ@横須賀市観光協会
横須賀市コラボレーション企画を発表!@アニメスローループ公式サイト
横須賀市観光協会(アニメ部)@twitter
「スローループ」×YOKOSUKA コラボレーションは面白いけど結構大変かも@もつの雑記帳

便利な切符

観音崎へは京急バスでどうぞ

よこすか満喫きっぷ | おトクなきっぷ | 京浜急行電鉄(KEIKYU)
デジタルよこすか満喫きっぷ

電車:発駅~フリー区間入口駅の往復、横須賀市内全域の京急線電車(追浜駅~浦賀駅、堀ノ内駅~津久井浜駅)使いたい放題
バス:横須賀駅~中央駅~三笠循環・平成町循環~観音崎のバス路線、JR・京急久里浜~浦賀・東京湾フェリーが使いたい放題(地図
グルメ:横須賀海軍カレー本舗を含む横須賀のグルメが味わえます。(1名様1回限り)
アクティビティ・お土産:ボードウォークのそばにある温泉、観音崎京急ホテル SPASSOを含む指定の施設・お土産が利用できます。 (1名様1回限り)
値段

参考:一日乗車券をもって横須賀・三浦半島へGo!!

三浦半島1DAY・2DAYきっぷ | おトクなきっぷ | 京浜急行電鉄(KEIKYU)

電車:発駅~金沢文庫駅の往復、金沢文庫駅以南の京急線電車使いたい放題
バス:三浦半島地区の指定バス路線が使いたい放題
値段



三浦半島まるごときっぷ | 三浦半島のおトクなきっぷ | 京浜急行電鉄(KEIKYU)
電車・バス:三浦半島2DAYきっぷと同じ
グルメ:横須賀海軍カレー本舗を含む横須賀のグルメが味わえます。(1名様1回限り)
アクティビティ・お土産:ボードウォークのそばにある温泉、観音崎京急ホテル SPASSOを含む指定の施設・お土産が利用できます。 (1名様1回限り)
値段

京急線・京急バス1日フリーパス
電車・バス:京急線全線および京急バス全線(空港・中距離バスを除く)が24時間乗り放題(PASMOで使用可能、泉岳寺駅では購入できませんのでご注意を)
値段:大人3,000円(税込)小児1,500円(税込)

参考:一日乗車券をもって横須賀・三浦半島へGo!!

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