偏読老人の読書ノート

すぐ忘れるので、忘れても良いようにメモ代わりのブログです。

「かまいたち」

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 「かまいたち」(宮部みゆき)は、宮部さんの初期の4つの短編集だが、最初の「かまいたち」は宮部さん独特の描き方(事件が終わったところから書きはじめる)は最初からだったことが分かる。


 <夜な夜な出没して江戸市中を騒がす正体不明の辻斬り“かまいたち”。人は斬っても懐中は狙わないだけに人々の恐怖はいよいよ募っていた。そんなある晩、町医者の娘おようは辻斬りの現場を目撃してしまう…。サスペンス色の強い表題作はじめ、純朴な夫婦に芽生えた欲望を描く「師走の客」、超能力をテーマにした「迷い鳩」「騒ぐ刀」を収録。宮部ワールドの原点を示す時代小説短編集。>


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