偏読老人の読書ノート

すぐ忘れるので、忘れても良いようにメモ代わりのブログです。

読み違え源氏物語

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 昨日読んだのは「読み違え源氏物語」(清水義範)。原書を読んでいないので、登場する人物のことが良く分からないが、夕顔は変死でなく実は生きていたというミステリー仕立てや、舞台を現在に置き換えた六条御息所(プライドの高い女優)、朧月夜(不倫、肉欲の世界)、末摘花(アメリカ、美男子と醜女の恋愛物語)、紫の上(植物好きの主人公が紫の花を枯れさせてしまう)など、それなりに楽しく読めた。これを機会に「源氏物語」を読もうとは思わなかったが。


<夕顔(ミステリー、怪死でなく実は生きていた)、葵の上(日記)、六条御息所(プライドの高い女優)、朧月夜(現代もの不倫、肉欲の世界)、末摘花(アメリカ、美男子と醜女の恋愛物語)、源典侍(うぬぼれ老女)、藤壺(もっともおろかで仕合わせな后、美人であるだけで幸せになった女) 紫の上(植物育てに没頭、枯れる)>

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