偏読老人の読書ノート

すぐ忘れるので、忘れても良いようにメモ代わりのブログです。

豊かに…

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病気は人を弱気にさせる、何でも悪い方へ悪い方へと考えがちで。そこで、弱気になったとき、元気を与えてくれる名言を拾ってみた。

「今がハッピーであれば、過去のつらかったこともいい思い出になる。アンハッ

ーなら、過去の良かったことは愚痴にしかならない。一日一日、最善の努力をする

とが大切だ」(アパレルメーカー オーナー)

「努力する者は希望を語り、怠ける者は不満を語る」 (井上 靖)

「人は人より劣っている理由に、まず不運であることを理由にする」(プルタルコス)

プルタルコスの言葉は、思わず恥ずかしくなってくる。そして、こんな詩(ニューヨーク州立大学病院の壁に書き残されていた、ある患者さんが書いた詩)を読むと、いよいよ恥ずかしくなってしまう。

 

大きなことを成し遂げるために

力を与えてほしいと神に求めたのに

謙虚を学ぶようにと弱さを授かった

より偉大なことができるようにと健康を求めたのに

より良きことができるようにと病弱を与えられた

幸せになろうとして富を求めたのに

賢明であるようにと貧困を授かった

世の人の称賛を得ようとして成功を求めたのに

得意にならないようにと失敗を授かった

求めたものは一つとして与えられなかったが

願いはすべて聞き届けられた

神の意に添わぬ者であるにもかかわらず

心の中で言い表せないものは全て叶えられた

私はあらゆる人の中で

最も豊かに祝福されていたのだ

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