三輪勝恵さんと言えば、俺的には藤子アニメ(2024年7/4日分)(追記あり)

【追記】
 https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/4b090dfbee98d0c727d5ae57b9b43b04で拙記事を紹介頂きました。ありがとうございます。
 なお、

https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/4b090dfbee98d0c727d5ae57b9b43b04
声優・三輪勝恵さん 死去 急性肺塞栓のため 80歳 【「パーマン」・パーマン1号役、「あさりちゃん」:浜野あさり役、「ウッドペッカー」:ウッドペッカー役】 | TBS NEWS DIG (1ページ)
【 三輪さんが演じた 主なキャラクター ※公式サイトより引用 】
「パーマン*1」:パーマン1号(ミツ夫)
「カリメロ*2 」:カリメロ
「ウッドペッカー」:ウッドペッカー
「あさりちゃん*3」:浜野あさり
「オバケのQ太郎*4」:正太
「ユニコ*5」:ユニコ
「じゃりん子チエ*6」:ヒラメ
「ひみつのアッコちゃん*7」:少将
「新・怪物くん*8」:ヒロシ

ということで拙記事で紹介した産経記事と違い、https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/4b090dfbee98d0c727d5ae57b9b43b04が紹介したTBS記事は「ブーフーウーやTBS系のバラエティー番組「旅ずきんちゃん」のナレーションは紹介してない(一方で産経、TBS共に「あさりちゃん」、「パーマン」、「カリメロ」、「オバケのQ太郎」は紹介)」のが興味深いですね。「ブーフーウー」は三輪さんのデビュー作(ですよね?)にして代表作の一つだとは思いますが、古すぎるというTBSの評価か?
【追記終わり】
声優の三輪勝恵さん死去 「あさりちゃん」「パーマン」の主人公役務める - 産経ニュース

https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/8723872471d732bf8d5f9c1b881e82beコメント欄
id:Bill_McCrearyさん
 三輪さんというと、帝人のCMの「カトリーヌ」を思い出します。これは後日記事にしたいですね。
→以上のコメントは
声優の三輪勝恵さん死去 「あさりちゃん」「パーマン」の主人公役務める - 産経ニュース(bogus-simotukare)
 人気アニメ「あさりちゃん」の主人公あさり役で知られる声優の三輪勝恵(みわ・かつえ)さんが6月19日、急性肺塞栓のため死去した。80歳。
 少年から大人の女性まで幅広く演じ、「パーマン」のパーマン1号役のほか、「カリメロ」のカリメロ役、「オバケのQ太郎」の正太役などを務めた。
 NHKで放送された人形劇「ブーフーウー*9」の「フー」役*10や、TBS系のバラエティー番組「旅ずきんちゃん*11」のナレーションなども担当した。

 ということでまたベテラン声優が逝去しました。
という「拙コメント」への応答です(なお、俺が、産経記事を紹介したのは、俺が見た限りでは、『三輪さんの出演作品への言及が産経が一番多かったから』にすぎません)。

三輪勝恵さん。(千々和竜策)
 先輩声優の訃報、という流れがこのところ続いている。世代交代という言葉で片付けるのは同業者としてあまりにも寂しすぎる。共演経験は一度たりとも無かった三輪勝恵さん。でも個人的に大リスペクトしていた方だったので本当に残念だし悲しい。若手女性声優たちよ、老若男女から好かれる可愛さというのはこうした「にじみ出る人柄」が好かれるという事なのだと長らく声を大にして言っていた自分。
 主役ヒーロー(「パーマン」)やドジっ子(「あさりちゃん」)、関西弁の内気な女の子(じゃりン子チエのヒラメ)など、多彩に演じ分けていた三輪さん。
 個人的には6年間にわたって吹き替えを担当したテイジンCMの女の子(カトリーヌ)の大人びた可憐さ、キュートさが忘れられない。

という指摘(テイジンCMの女の子(カトリーヌ))もありますが、子ども(1980年代)の頃「藤子アニメに親しんできた」俺(1970年代生まれの団塊ジュニア)的には三輪さんと言えば「怪物くんのヒロシ(1980~1982年:テレビ朝日)」「パーマン1号・須羽満夫(1983~1985年:テレビ朝日)」「オバケのQ太郎の正太(1985~1987年:テレビ朝日)」ですね(因みに見たことはないが、TBSで1967~1968年に放送されたパーマンでも三輪さんがパーマン1号とのこと)。1980年代はドラえもんとは別にテレビ朝日に藤子アニメ枠(今はない)があって、そこでずっと三輪さんが出演していました。特に「主役(パーマン1号)」であり、オープニング曲「きてよパーマン」を三輪さんが「パーマン1号の声」で歌っていた「パーマン」の印象が強いですね。
 他にも「堀絢子さん(テレ朝版『忍者ハットリくん』のハットリ君:堀絢子 - Wikipediaによれば未だ存命のよう*12)」など「藤子アニメ(主に1980年代のテレ朝)で親しんだベテラン声優」はいろいろいますが。
 しかし、https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/8723872471d732bf8d5f9c1b881e82beのコメント欄にも投稿しましたが、こうしたベテラン声優の死去には複雑な思いを感じます。

参考

パーマン - 子どもと暮らす日々のブログ2021.1.21
 藤子不二雄のアニメの中ではダントツ好きで、パーマンになりたいと願っていたくらいだ。私の分身の人形もほしいし、空も飛びたいし、ヘルメットみたいなやつをかぶれば自分がパーマンだと知られずに人助けもできて、超かっこよかった。
 そのパーマンが今、Amazonで見られる。
 というわけで、子どもに「パーマンはどう?」と勧めたところ、娘も息子も大ハマリ。
 細かく見ていけば「女なんだからご飯くらい炊けるでしょ」とか「男なのにメソメソして」とか、今どきには考えられないようなジェンダーの価値観が盛り込まれているけど、そこは昔のアニメだから...と割り切って楽しんでいる。
 オープニングテーマが仕事中にも急に頭をよぎって元気になれる。思ったよりもずっと素人っぽい歌声で歌われていて、娘が「私は歌がうまいんだ」と言いながら、パーマンの歌を一緒に歌っている。
 確かに、主題歌を歌っている人*13に比べれば大差ない歌声だし、そう思うと「うまい」のかもね。

もう一度お会いしたかったなぁ - Green★Pharmacy(緑川光)2024.7.1
 TVアニメ『遊⭐︎戯⭐︎王*14』で兄弟役*15を演じてから、事務所*16の新年会などで自分の事を見かけると毎回丁寧に挨拶して下さってほんとに腰の低い優しい大先輩だったんです。
 自分もそんな風に歳を重ねて行けたらなぁと常々思っています。
 生前は本当にありがとうございました。
 優しい笑顔。
 心よりご冥福をお祈り致します。

三輪勝恵さんご逝去 - 藤子不二雄ファンはここにいる2024.7.1
 今年2月21日から公開されている藤子・F・不二雄ミュージアムFシアターの新作アニメ『ドラえもん&Fキャラオールスターズ ゆめの町、Fランド』にも出演され、いつまでもホントお若いよなあと感嘆していたところだっただけにショックが大きいです。
 私にとって三輪さんといえば、まずはパーマン1号(=ミツ夫)です。テレビアニメ『パーマン』の1作目でも2作目でも主人公をつとめられましたからね。世代的に、2作目のシンエイ動画版のほうに特に思い入れがあります。
 それから、2作目『怪物くん』のヒロシや3作目『オバケのQ太郎』の正太、
藤子アニメ以外ではカリメロやあさりちゃん等の思い出が大切です。
 パーマン3号(=星野スミレ)役の増山江威子さんの訃報に触れて間もなくということもあって、続いてしまったなあ…と寂しさが募ります。
 三輪さんの声には、ほんとうにいっぱい元気や楽しさをいただきました。
 ありがとうございました。

 赤字部分は俺も世代的(?)に同感です。

【追記】

https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/4b090dfbee98d0c727d5ae57b9b43b04
>bogus-simotukareさん (Bill McCreary)
2024-07-08 21:30:02
 三輪さんはアニメ中心の声優さんだったようですが、それでもカトリーヌ薬など芸達者でした。今の時代は声優は特化している傾向が強いので、パーマンと外国人少女を同時にするという芸の持ち主は減ってくるかと思います。

 アニメ中心と言えば「ドラえもん(テレビ朝日:1979~2005年)のスネオ」の他にも

肝付兼太 - Wikipedia参照
◆『オバケのQ太郎』(TBS:1965~1967年)、『新オバケのQ太郎』(日本テレビ:1971~1972年)の西郷強〈ゴジラ〉
◆『ジャングル黒べえ』(NET(現在のテレビ朝日):1973年)の黒べえ
◆『怪物くん』(テレビ朝日:1980~1982年)のドラキュラ
◆『忍者ハットリくん』(テレビ朝日:1981~1987年)のケムマキ・ケムゾウ
◆『プロゴルファー猿』(テレビ朝日:1982~1985年)のナレーション
◆『パーマン』(テレビ朝日:1983~ 1985年)のパーマン4号(パーやん)
◆『オバケのQ太郎』(テレビ朝日:1985~1987年)のハカセ
◆『ウルトラB』(テレビ朝日:1987~1989年)のパパ(主人公・鈴本ミチオの父親・鈴本進一)
◆『キテレツ大百科』(フジテレビ:1987~1996年)の苅野勉三
◆『ビリ犬』(テレビ朝日:1988~1989年)の鳥野博士
◆『パラソルヘンべえ』(NHK:1989~1991年)のトンべえ
◆『21エモン』(テレビ朝日:1991~1992年)のオナベ
◆『ポコニャン』(1993~1994年3月までNHK総合、1994年4月~1996年3月までNHK教育)の「いっぽんぎ幹の介」

と「藤子アニメ(プロゴルファー猿など藤子A(我孫子素雄)原作アニメもあるが、ドラえもんなど、藤子F(藤本弘)原作のアニメが多い)の常連」だった肝付兼太氏が思い浮かびますね。肝付氏への「藤子Fの高い評価」が窺えます。
 なお、三輪さんのような「少年も少女も」といった芸達者というと今思いつくのは
◆「のび太、未来少年コナン」と「タイムボカンシリーズの女首領」の小原乃梨子さん(1935年生まれの大ベテラン)
◆「増山さんから引き継いだルパン三世の峰不二子(2015~2016年放送の第4シリーズ以降)」と「フジテレビ『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎(2018~2020年放送の第6シリーズ)」の沢城みゆき氏(1985年生まれの中堅)
ですね(他にもいますが今思いつかない)。

*1:「1967~1968年のTBS版」及び「1983~1985年のテレビ朝日版」

*2:1974~1975年にNET(現在のテレビ朝日)で放送

*3:1981~1983年にテレビ朝日で放送

*4:1985~1987年にテレビ朝日で放送

*5:1981年、1983年に公開された映画

*6:1981~1983年、1991~1992年に毎日放送で放送

*7:1988~1989年にフジテレビで放送

*8:1980~1982年にテレビ朝日で放送

*9:1960~1967年まで放送。『三匹の子ぶた』の後日談という設定で、長兄のブー、次兄のフー、一番下のウーという3匹の子ぶたと、彼らを食べようとするオオカミの絡むコメディ(ブーフーウー - Wikipedia参照)

*10:ちなみにブーが大山のぶ代(1933年生まれ、認知症(例えばhttps://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/cd5b3ec63d77952e3f659b2c03c7a950参照)だというが、一応存命)、ウーが黒柳徹子(1933年生まれ、存命)で1943年生まれの三輪さんが最も若い。「ブーフーウー」についてはhttps://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/4b090dfbee98d0c727d5ae57b9b43b04でも「三輪勝恵さんは、(中略)NHK東京放送児童劇団で子役として活動し、在籍中に人形劇『ブーフーウー』のフー役を得ました。この時の3きょうだいを、彼女と大山のぶ代、 黒柳徹子が演じていましたので、考えてみればすごいキャストです。」として指摘があります。

*11:2013å¹´4月から2018å¹´3月までCBCテレビの製作で、TBS系列局で放送されていた紀行バラエティ番組。毎回週替わりの女性タレントが3人で日本各地を旅する。但し旅ずきんちゃん 〜全日本のほほ〜ん女子会〜 - Wikipediaによれば三輪さんナレーションは2014å¹´8月まで

*12:追記:堀絢子氏(忍者ハットリ君ほか)逝去(追記あり) - bogus-simotukareのブログで書きましたが、その後、逝去されました。

*13:パーマン1号役の三輪さんのこと。三輪さんが歌が下手か知りませんが「パーマン1号の声」なので上手く歌う必要は勿論ないわけです。

*14:1998年にテレビ朝日で放送

*15:年齢的には三輪氏の方が年上(三輪氏が1943年生まれ、緑川氏が1968年生まれ)だが、三輪氏が弟役。まあそうしたケースは他にも「サザエさんの磯野カツオ(富永みーな:1966年生まれ)とフグ田タラオ(貴家堂子氏:1936~2023年)」等色々ありますが。

*16:ウィキペディア「三輪勝恵」「緑川光」によれば「青二プロダクション」