新刊紹介:「歴史評論」2025年2月号

特集「警察史の可能性(仮)」
◆高岡裕之*1
◆藤井なつみ
◆野間龍一*2
◆大日方純夫*3
◆伊藤俊介*4
◆林田敏子*5

(参考)
 後で消すかもしれませんが「警察史」でググってヒットした著書をいくつか挙げておきます。

【著者名順】
◆荻野富士夫*6『特高警察体制史(増補版)』(1988年、せきた書房)
◆荻野富士夫『北の特高警察』(1991年、新日本出版社)
◆荻野富士夫『外務省警察史:在留民保護取締と特高警察機能』(2005年、校倉書房)
◆荻野富士夫『特高警察』(2012年、岩波新書)
◆広中俊雄*7『戦後日本の警察』(1968年、岩波新書)
◆広中俊雄『警備公安警察の研究』(1973年、岩波書店→後に加筆訂正し『著作集9:警備公安警察史』(2020年、信山社))
◆広中俊雄『著作集8:警察の法社会学』(2004年、創文社)

*1:関西学院大学教授。著書『増補・総力戦体制と「福祉国家」:戦時期日本の「社会改革」構想』(2024年、岩波現代文庫)

*2:早稲田大学助手

*3:早稲田大学名誉教授。著書『天皇制警察と民衆』(1987年、日本評論社)、『自由民権運動と立憲改進党』(1991年、早稲田大学出版部)、『日本近代国家の成立と警察』(1992年、校倉書房)、『警察の社会史』(1993年、岩波新書)、『近代日本の警察と地域社会』(2000年、筑摩書房)、『近現代史考究の座標』(2007年、校倉書房)、『自由民権期の社会』(2012年、敬文舎)、『維新政府の密偵たち:御庭番と警察のあいだ』(2013年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『「主権国家』成立の内と外』(2016年、吉川弘文館)、『小野梓』(2016年、冨山房インターナショナル)、『日本近現代史を生きる』(2019年、学習の友社)、『世界の中の近代日本と東アジア』(2021年、吉川弘文館)、『唱歌「蛍の光」と帝国日本』(2022年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『近現代日本の警察と国家・地域』(2024年、日本評論社)、『早稲田大学の学祖小野梓』(2024年、早稲田新書)

*4:福島大学教授。著書『近代朝鮮の甲午改革と王権・警察・民衆』(2022年、有志舎)

*5:奈良女子大学教授。著書『イギリス近代警察の誕生』(2002年、昭和堂)、『戦う女、戦えない女:第一次世界大戦期のジェンダーとセクシュアリティ』(2013年、人文書院)

*6:小樽商科大学名誉教授。著書『戦後治安体制の確立』(1999年、岩波書店)、『思想検事』(2000年、岩波新書)、『戦前文部省の治安機能』(2007年、校倉書房)、『「戦意」の推移:国民の戦争支持・協力』(2011年、校倉書房)、『北洋漁業と海軍』(2016年、校倉書房)、『よみがえる戦時体制:治安体制の歴史と現在』(2018年、集英社新書)、『日本憲兵史』(2018年、日本経済評論社)、『治安維持法の歴史Ⅰ:治安維持法の「現場」』(2021年、六花出版)、『治安維持法の歴史Ⅱ:治安維持法・その成立と「改正」史』、『治安維持法の歴史Ⅲ:朝鮮の治安維持法の「現場」』、『治安維持法の歴史IV:朝鮮の治安維持法・運用の歴史』(以上、2022年、六花出版)、『治安維持法の歴史Ⅴ:台湾の治安維持法』、『治安維持法の歴史Ⅵ:「満州国」の治安維持法』(以上、2022年、六花出版)、『検証・治安維持法』(2024年、平凡社新書)等

*7:1926~2014年。東北大学名誉教授(民法学等)。著書『国家への関心と人間への関心:ある法学研究者の歩み』(1991年、日本評論社)、『広中著作集1:契約とその法的保護』、『広中著作集2:契約法の理論と解釈』、『広中著作集3:不動産賃貸借法の研究』(以上、1992年、創文社)、『広中著作集4:民事法の諸問題』(1994年、創文社)、『広中著作集5:民法典編纂史の研究』(2020年、信山社)、『広中著作集6:農地立法史研究』(2023年、信山社)、『広中著作集7:法過程・法意識の研究』(2004年、創文社)、『広中著作集10:方法に関する諸問題』(2021年、信山社)等