既にセールの時に電子書籍版で買っていた『Functional Programming in Scala, Second Edition』、ペーパーバック版の方も追加で買った。
ソフトウェア関係の技術書がこの先、どのくらい需要があるのか、タイムリーに改版されるのか、更には日本で翻訳版が出版されるのか......市場のことはよく分からないけど、「この本はずっと手元に置いておく価値が有る」と思ったものはなるべく紙の書籍で手元に置くようにしている。
電子書籍だと、すっかりその存在を忘れてしまって、最後まで読まなくなってしまうのと、情報の価値はその物理的な存在感ではなく、あくまでコンテンツそのものである……とは分かっていても、一定の金額を超えてくるとどうしても物理的な存在感が無いとなーと思う側面もある。
海外の出版物の印刷物としてのクオリティは、「まぁ、電子書籍でもいいかな」と思わせるレベルのものも多くて、日本の書籍ほどの「モノとしての魅力」を感じないところもあるけど、じゃあ一方でソフトウェアの技術書に「印刷物としての、モノとしての魅力」を見出すべきか?という話も有って。
とりあえず知っている人が書いている本はなるべく紙の書籍で買うようにはしていて、「印刷物としての、モノとしての魅力」は簡単には失われないで欲しいとも思っている。