しっとう？岩田亜矢那

御福に関しては、こんなもんである。
元々、パチもんの、コピー商品。

明らかに「赤福餅」と間違って買われるのを狙った
かなり悪質なコピー商法である。
修学旅行生なんかも相当被害にあっている筈、
我々の小学校時の修学旅行の時も、中谷君他多数の被害者が出て
引率の先生が御福の本店に怒鳴り込みに行ったくらいである。
「ＨＯＮＤＡ」をもじった中国製の「ＯＮＤＡ」となんら変わる事はない。

ただ「歴史のあるコピー商品」であるので
ある程度認められていただけである。
そんな「御福」がええ気になって、「いきって」いたが案の定。
本家「赤福餅」があれなら、「御福」の実情はこんなもんじゃあない筈、
今後、身の毛もよだつ事実が、次々発覚していう事であろう。

それより筆者が驚いたのは、「船場吉兆」の賞味期限の偽装である。
あの、「船場吉兆」だぞ！
心斎橋ＯＰＡ店のパンフには一切、本店の住所・電話番号を載せていない
そのレベルの客層に電話される事さえ迷惑なのだろう
筆者の「最後の野望」のひとつとして
「船場吉兆で御一人殿の食事」
なんてのがあるが、料金はともかく紹介してもらう伝手さえいないのが実情だ。

そんな日本料理の頂点・プライドの塊「船場吉兆」までが
販売のデザートとは言え賞味期限の偽装とは・・・
これはかなりショックである。
これではもう何を信じて良いのか判らない。
「御福」なんて元々信用なんて欠片もしていなかったので
そんなもんやろ～、であったが
まさか「船場吉兆」までとは・・・
日本にはもう「食の安全・モラル」は存在しないのか？！