しっとう?岩田亜矢那

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意味がわかると怖い話1865 「解雇通告」

2015å¹´06月29æ—¥ 09時03分31秒 | æ„å‘³ãŒã‚ã‹ã‚‹ã¨æ€–いコピペ
俺は希望していた企業、A社に内定が決まった。
大学卒業後、実家からかなり離れた他県で働く事になった。
お袋と弟・妹は大喜びしてくれたが、親父は猛反対した。
親父は「何故家に近いところにしなかったんだ。お前はA社には向いてない。
俺の勤めているB社に掛け合ってやるから内定取り消せ。俺の部下にしてやる」と俺に言ってきた。
いくらなんでも親父の部下になるのは嫌だったので親父の反対を押し切り、A社に入社した。
A社での俺は仕事は大変だったが、それでもまじめにこなし、
やがて先輩や上司からも一目置かれるようになった。
「入社して本当によかったなあ」と思うようになった。
実家には入社してからは一度も帰っていない。ただ、お袋・弟・妹とはメールで頻繁に近況報告している。
親父とは全く連絡はとっていない。いや、何言われるかわからないからとらないことにした。
しかし数年後、ある日を境に俺の周りの人間の対応が急に冷たくなった。
何でだろうなと思っていたら社長に呼び出された。
「君、この会社辞めてくれないか」と突然の解雇通告。
まじめにやってきたのにどうしてですかと反論したが、社長は詳しい理由は言わなかった。
この件をお袋に相談しようとしたが、「おかけになった電話番号は・・・」
というアナウンスしか流れず、つながらない。同じく弟・妹の携帯にもつながらない。
昨日までかかっていたのに何故…。
親父に相談するのは嫌だったので、再就職先を探す事にした。
しかし、どの会社も履歴書を見た途端、「君はこの会社には向かないね」と言い、
どこも雇ってくれない。
仕方なく、親父に頭を下げて親父の会社に入ろうとして実家に戻ったが、実家が見当たらない。
焦げたような跡がある。火災で全焼したようだ。
親父とお袋と弟・妹はどこへ行ったと思っていたら
近所のおばさんが俺を見つけて話し掛けてきた。
「あんたのお母さんと弟さんと妹さん、火事で亡くなったの」
大変なショックを受けた。親父はどこへ行ったんですかと言ったら
おばさんは家から持ってきた新聞を見せてくれた。

親父・・・一生許さん。


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