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わんだふるぷりきゅあ! 第8話感想

2024年03月27日 | わんだふるぷりきゅあ!
 今話の名セリフ:「ユキ・・・。学校、明日も楽しみだよ!」

 「わんだふるぷりきゅあ!」第8話「まゆのドキドキ新学期」の感想です。


~ オープニング前 ~
 ある朝・・・、
「は、はじめまして! はじめまして! あれ、もうちょっと落ち着いた方がいいのかな・・・。」
   
「せ、先日、この街に引っ越してきたばかりなので・・・。ばかりなので・・・。」
   
「色々と教えて下さい。皆さんと友達になれたら嬉しいです。だった・・・。」
   
「はぁ・・・。私、ちゃんと言えるのかな・・・。」
   
「もし、いきなり失敗しちゃったら・・・。みんなに嫌われちゃったら・・・。」
   
「緊張してきた・・・。どうしよう・・・。ユキ・・・。」
   
    
「ふわふわ・・・。気持ちいい・・・。癒される・・・。」
   
   
「うん、元気出てきた・・・。」
   
   
「ありがとう、ユキ。新学期の1日目、頑張ってくるね!」
    
 こんな美少女からスリスリされたり、スーハーされるとか、めちゃくちゃうらやましい・・・。今作終わるまでに、なんとしても、ユキと身体が入れ替わる方法を見つけねば・・・。(笑)


~ Aパート ~
 同じ頃、いろはは、学校に行くために家を出ようとしていました。
    
   
「いやいや、こむぎはお留守番だよ?」
   
「何で?」
「う・・・。何でって・・・。」
「こむぎ、いろはと一緒に行くワン! 人間の姿になって行くワン!」
    
「いや、無理だよ・・・。」
「嫌ワン! こむぎも連れてくワン!」
「でも、学校に行くには、色々手続きしなきゃだし・・・。」
   
「連れてくワン! 連れてくったら連れてくワン!」
「ええ・・・。」
    
「連れてくワン!」
「こむぎ、はなして!」
    
「一緒に行くワン! こむぎも! こむぎも!」
「よしよーし・・・。」
    
    
「行ってきます!」
「わっ! いーろーはー!」
    
「こむぎ! めっ! だよ!」
   

 少しして・・・、
「あ! 悟君!」
   
「おはよう!」
「おはよう、犬飼さん・・・。」
「お願い、叶ったね!」
「え?」
   
「ほら、鏡石に、悟君と同じクラスになれますようにってお願いしたって言ったでしょ!」
「ああ・・・。」
   
「これからは学校でも毎日会えるね!」
   
   
「うん・・・。そうだね・・・。」
   
   

 それから少しして・・・、
「はじめまして、猫屋敷まゆです。先日この街に・・・。」
   
「担任の馬場園清です。馬術部の顧問をしています。」
   
「猫屋敷まゆです・・・。猫屋敷まゆです・・・。」
   
「私は『人間万事塞翁が馬』という言葉が好きでね。」
   
「色々と、色々と教えて下さい・・・。皆さんと友達になれたら嬉しいです・・・。」
   
「怖くない、怖くない・・・。」
   
「さて、転入生を紹介しましょうか。」
   
   
    
〈あれ? 何て言うんだっけ? そう・・・。『はじめまして、猫屋敷まゆです』だった・・・。〉
   
    
〈集中! 最初さえ上手く言えたら・・・。〉
   
〈はじめまして、猫屋敷まゆです・・・。猫屋敷・・・・。猫・・・。〉
   
〈ば、馬場? 猫馬場? え、猫馬場? 違う違う! 何言ってるの!〉
    
〈え・・・。ちょっちょ・・・。ちょ、ちょっと待って!〉
   
「は、はじめまして! 猫馬場敷まゆです!」
   
「ん?」
   
    
〈間違えた! もう終わった・・・。〉
    
 いやー、今日も猫屋敷劇場が面白過ぎて、ごはんが進む! 進むぅ! まさか、ここまで食べがいのあるおもしれー女だとは思わなかったですね。デリシャスマイル~!(前々作の主人公の口癖使うな(笑))

〈どどどど、どうしたら・・・。〉
   
「まゆちゃん!」
「え?」
   
「知ってるのかい?」
「はい! まゆちゃんのお家は、プリティホリックっていうお店をやってて、可愛い猫を飼ってて! ちなみに名字は猫屋敷!」
    
「私も猫好き!」
「どんな猫ちゃんなの?」
   
「あの・・・、えっと・・・、ユキって言う名前で、雪みたいに真っ白い猫なんです・・・。白いのは、とっても綺麗好きだからで・・・。」
   
「爪とぎとかグルーミングが上手なんです。お風呂は苦手で嫌がるけど、ふてくされた顔もすっごく可愛くて!」
   
「それに、この間なんか・・・。」
   
    
〈また間違えた!〉
   
 君が猫好きだという事が十分過ぎるほど伝わっていると思うから、別に間違ってはいない気がするけど、まあいいか。相変わらず、変にテンパってる様が可愛過ぎるし。ふむ、この赤面を、このままながめてるのもいいか。(笑)

「まゆちゃんは、ユキちゃんの事、だーい好きなんだよね!」
「あ・・・、うん・・・。」
    
「見てみたい!」
「触りたい!」
「ふてくされた顔が気になる!」
   

 まゆの席は、いろはの隣となりました。
 同じ頃、こむぎは、いろはの帰りを待っている事に不満を感じていました。そこで、人間の姿になって、いろはの通う学校に行く事に。
 しかし、学校がどこにあるかは分からないため、いろはの匂いを辿って、学校へ向かいます。その途中・・・、
    
「お魚! お魚!」
   
   
    
「今度は、お肉の匂いだ!」
   
   
    
「お花のいい匂い! 楽しい!」
   

 少しして、走り疲れたこむぎは、元の犬の姿に。気付けば、プリティホリックの近くにいました。
 そして・・・、
「ユーキー! 何してるワン?」
    
「こむぎはね、今、迷子になってたとこ! ねえねえ! 遊ぼ! 追いかけっこ、楽しいワン!」
   
    
「ユキ! あーそーぼー!」
    
    
「シャー!」
   
「ワウ? それ、面白いワン! ワオーン!」
    
「シャー!」
「ワオーン!」
    
「シャー!」
「ワオーン!」
    
 ユキとしては、うるさいワンちゃんを追い払いたくて必死なのに、こむぎのせいでギャグにしか見えねぇ・・・。今日もアニマルタウンは平和で良いですねー。(笑)

「わんにゃん中?」
「そう!」
「何で、わんにゃん中?」
   
「湾岸第二中学の『わん』『に』『ちゅう』を取って、略して、わんにゃん中!」
   
「って事は、2年1組は、にゃんわん組?」
「そうそう!」
   
 湾岸第二中学を略して「わんにゃん中」って、いかにも今作らしいですけど、実在していたら呼ばないですよね? 「湾岸二中」とか「第二中」と呼びそう。・・・って、割とどうでもいい事を気にし過ぎですね、私。(笑)

 少しして・・・、
「まーゆーちゃんに! ワンダフルな友達を紹介するよ!」
「え?」
    


~ Bパート ~
 その後、いろはとまゆが来た場所は・・・、
    
    
「わあ・・・。動物がいっぱい!」
「学校で飼育してるんだよ。」
    
「生徒と先生で協力してやってるんだ。ボランティアの人もいるしね。」
「ボランティア?」
   
   
「ね!」
「なるほど!」
   
「他にも、動物園からアドバイスもらったりしてるんだよ!」
「へえ!」
   
「汚れはなし、と・・・。」
   
「あ! 悟君だ! 何してるの?」
「体調チェックだよ。」
   
「悟君は生物部で、生き物の事、何でも知ってるんだよ!」
「同じクラスの兎山悟。よろしく!」
   
「うん、よろしく。あ・・・。」
「ああ・・・。ごめん、待ってて。」
    
「今ご飯あげるからね。猫屋敷さんもあげてみる?」
「うん!」
   
    
『食べた!』
   
「すごい勢い!」
「食べ方可愛い・・・。あ! また食べた!」
    

 それから少しして、ガルガルが現れました。
   
 ガルガルの気配を感じたこむぎも学校に到着。いろはとこむぎはプリキュアに変身します。
「ワンダフルパクト!」
   
   
『プリキュア! マイエボリューション!』
   
   
「スリー!」
   
「ツー!」
   
「ワン!」
   
    
    
「みんな大好き素敵な世界! キュアワンダフル!」
    
「いっしょに遊ぼ!」
   
「みんなの笑顔で彩る世界! キュアフレンディ!」
    
「あなたの声をきかせて!」
   
『せーの! わんだふるぷりきゅあ!』
    
   

 まずは、追いかけっこで、ガルガルを自分達の方に向かわせました。しかし、今回のガルガルは、走るのが速く、すぐに追いつかれてしまいます。
 フレンディは、大きくジャンプし、ガルガルにまたがる形になりました。そして、ガルガルをなだめにいきましたが、振り払われてしまいます。

 今回のガルガルの素体は馬。馬は臆病な性格ゆえ、話しかけで浄化を狙うには、正面から目を見る必要があります。
 そう言ってると、ガルガルは、プリキュアから逃げるように走っていきます。プリキュアは走って追いかけるも、追いつけません。

 そこで、ワンダフルはフレンドリータクトを使い、キラリンライオンの力を借りました。
   
 これなら、ガルガルより速く移動できます。
 そして、あっという間に、ガルガルに追いつき、ガルガルを攪乱。正面からガルガルに優しく語りかけ、ガルガルはおとなしくなりました。
 その後は、フレンドリベラーレでガルガルを浄化。ニコアニマルに戻り、ニコガーデンへと帰りました。

 しばらくして・・・、
「ユキ・・・。自己紹介上手くできなかったの・・・。あんなに練習したのに・・・。」
   
「でも・・・。」
   
   
「いろはちゃんが助けてくれてね、学校の動物も紹介してくれたんだ! みんなでお世話するんだって。楽しみだな・・・。」
   
「行くまでは、すごく心配だったけど、楽しかったかも・・・。うん! 学校楽しかった!」
   
「ユキ?」
   
    
「かくれんぼ?」
   
    
   
「ユキ・・・。学校、明日も楽しみだよ!」
    
   

 今回は、これで終了です。


次回:「こむぎ、中学生だワン!
 ニコダイヤの奇跡のおかげで、いろはと学校に通えるようになったこむぎ。
 すぐにクラスの人気者になるが、お弁当を食べた後、眠気のせいで犬の姿に戻ってしまい・・・。


【まとめ】
 という事で、今回は、今作初の学校描写が展開され、また、まゆが転校してきた話でした。

 いろは達の通う学校「湾岸第二中学」は、アニマルタウンが動物好きの人が多い街である事から、動物の飼育にかなり力を入れていますね。なんとも今作らしいです。
 まあ、それでも、略して「わんにゃん中」は無理があるような(笑)。今作らしいですけどね。

 また、いろはと悟は同じクラスになりました。初回でいろはが、同じクラスになれたらいいな、と喜々と言ってましたし、当然だよなあ?(笑)
 同じクラスになった事を、いろはは当然のように喜んでいましたが、悟も、冷静に受け止めているように見えて、いろはの見えない所でガッツポーズしているのが良いんですよね。
   
 うーん、青春だねえ。中学生になると、気になる異性と一緒のクラスになったら、すごく嬉しいですよね。ああ・・・、なんか無性に思春期真っ盛りの頃に戻りたくなってきたぜ・・・。(笑)

 しかも、悟の席は、いろはの真後ろ! 気になる子の席がド真ん前とか、よっぽど普段の行いが良いって事なんでしょうか。まあ、スタッフ様の都合でしょうけど。(笑)
 だが、悟君よ。こっからが試練やで? 「プリキュア」の世界では席替えがないから、最終回まで、君の席は、ずっといろはの真後ろって事だよ?
 思春期真っ盛りの男子にとって、1年間、気になる女子の真後ろの席に座るのは、なかなかきついと思うよ? しかも、相手は、異性であろうとグイグイ迫ってくる天然タラシ。
 そんなのを相手に、まだ10話前のこの段階からドキドキしているようでは、下手したら、理性が崩壊しちゃうかもよ? まあ、そこは、安定と信頼の「プリキュア」。いざとなったら、カメラが回ってないところで、スタッフ様が悟君を一本背負いしてくれるでしょう、きっと。(笑)

 まゆは、新しい学校で初日を迎えましたが、学校が楽しいと感じたり、明日も行きたいと思えるようになったのは良かったところ。前の学校で何か嫌な事があって、学校に対する苦手意識が生まれたような気がしましたからね。まあ、いろはがいなかったら、詰んでたでしょうけど。(笑)
 っていうか、自己紹介で自分の名前を間違えるとか何事!? 「プリキュア」では転校生は多くいるけど、こんな子はいなかったですね。なかなか強烈なインパクトを残してくれました。(笑)
 自己紹介ではかなりのポンコツっぷりを晒したまゆですが、まあ、それでも・・・、
   
 こんな小動物が同じクラスにいなかっただけでも良かったでしょう(笑)。こんなのがいたら、「猫馬場敷? 変な名前だねー」って言われたり、好物のおかずを食われたりと、散々な目にあっていたでしょうね。まあ、転校生であろうが無遠慮に抱きつく天然タラシがいるのも考えものな気がしますが。(笑)

 さて、次回は、こむぎが、いろはの通う学校に行く話。いろはと同じ目線で色んな事を楽しんでほしいと思っている私からすれば、待ち望んでいた展開です。
 とは言っても、こむぎは、精神的に幼いですので、いろははフォローで忙しくなりそうですね。そのため、次回は、ドタバタギャグシーンが多そうですが、こむぎの成長要素もあったらいいな、と楽しみにしています。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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