Msk-Mtnのブログ https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn?fm=rss msk-mtn 2025-01-19T00:08:16+09:00 ja ⒸNTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved. https://blogimg.goo.ne.jp/user_photo/29/55d28f493f43e5b10206a3daf05408da.jpg?1737212621 Msk-Mtnのブログ https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn?fm=rss プリキュアについて熱く語る一独身男性のブログ プリキュアについて熱く語る一独身男性のブログ http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss 魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~ 第1話感想 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/949c6fa226662e9e450eb04b5ea256c3?fm=rss <![CDATA[  今話の名セリフ:「魔法って、すごいね! 最新のファッションを、勝手に取り入れてくれるんだ!」

 「魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~」第1話「再会はミラクルでマジカル!」の感想です。


 オープニングタイトルは「Dokkin◇魔法つかいプリキュア!!Part3~MIRAI DAYS~」。「魔法つかいプリキュア!」のオープニングの歌い手であった北川理恵さんが、こちらの歌い手も担当。
 やっぱり、「魔法つかいプリキュア!」のオープニングといったら、この曲調ですな! うーん・・・、テンションが上がる! 上がるぅ!
 映像については、沢山のサブキャラや敵キャラが映っていたのが、懐かしさを感じて、印象に残りますね。彼らは、いつ登場するのか? 楽しみですね。


~ Aパート ~
   
「飲み会の途中なのに、どこ行っちゃったのかな? みらい・・・。」
「ホントホント! なんかさ、いつも気付くと、パーって消えちゃうんだよ!」
   
   
「安全運転モフ!」
「分かってるって・・・。」
    
「危なかったモフ! みらい、酔っぱらってるモフ?」
「私、飲んでないし! 飲酒ホウキ運転なんてする訳ないでしょ!」
   
 飲酒ホウキ運転・・・。すっげー言葉が出てきたなあ・・・。この分だと、脇見ホウキ運転とか、あおりホウキ運転といった言葉が出てきても、おかしくないですね。(笑)   

「ちゃんとナビ頼むよ!」
   
    
「モフー!」
「何だって?」
   
「漢字、読めないモフ・・・。」
「ああ・・・。漢字使わないでって、お願いしているんだけどな・・・。」
    
   
 まあ、ぬいぐるみだし、しゃーない。つーか、これが日曜朝放映だったら、メイン視聴層の女の子達を考慮して、振り仮名がふってあるでしょうね。文句があるなら、深夜放送にしたスタッフ様に言えって事ですな。(笑)

 みらいは、火事が起こっていると知り、すぐに現場を見つけました。
「こんな時、リコがいたら・・・。」
   
   
   
「しょうがないでしょ! リコは魔法学校があるんだから!」
   
「合宿補習授業1日目の今日は、魔法の基本の基から復習致します。」
    
「リコは、先生で、忙しいんだから!」
   
「まあ、たまには遊びに来てくれても、とは思うけど・・・。」
   
「魔法は、無から有は作れません。簡単に言うと、『水よ、出ろ!』なんて魔法は無理。水を移動させる事は可能ですが。」
   
「キュアップ・ラパパ! 川の水よ、飛びなさい!」
   
    
   
「気を付けなければならないのは、ここ魔法界とは異なり、科学の力を利用するナシマホウ界では、魔法の存在を知られてはなりません。」
   
「キュアップ・ラパパ! 水よ、思いっきり弾けなさい!」
   
   
「魔法の存在はもちろん、魔法使いの存在も、知られてはなりません。」
   
「消えた?」
   
「どう? 魔法に見えない、雨が降ったみたいな、自然な演出!」
「みらい、やるモフ!」
   
「ん? みらい! まだ建物に、人がいるみたいモフ!」
   
   
   
「まあ、魔法使いとして、ナシマホウ界でひそかに活動している者もいますが。」
   
「モフルン! フード!」
   
   
「何にせよ、ナシマホウ界では、魔法使いの存在を知られてはならないと、魔法法で決められています。」
   
「キュアップ・ラパパ! 空気よ、私を取り巻きなさい!」
   
    
   
「どこ! どこなの!」
   
    
   
「お母さん!」
   
    
「あ、お母さん!」
   
   
「ギリギリセーフだったモフ!」
「帰ろっか!」
   

「綺麗なお月様モフ!」
「今日は十六夜だね・・・。元気にしてるかな・・・」
    
   
「またナシマホウ界? みらいさん?」
「お姉ちゃん! あ、いや・・・。リズ先生!」
    
「行けばいいのに・・・。」
「そういう訳にはいかないでしょ・・・。学校もあるし・・・。」
   

    
「待ってたよ・・・。首をながーくして・・・。」
   
「やっと出会えた・・・。マザーラパーパの力を継ぎし者。僕の物語を、始めさせてもらう・・・。」
   
   
「まさか!」
   
   
「この力は・・・。」
「終わりなき混沌。デウスマストの忘れ物。」
    
「ありえない!」
「そう。ヤツの眷属と共に消えた。けど、すべての眷属じゃない。手懐けたんだ。」
    
   
「こんなの序章に過ぎないよ。」
   
   
    
「どうして・・・。」
   
「うーん・・・、大型本から文庫本になった感じ? 個人的には、文庫本は扱いやすいから、好きだ・・・・。」
   
「え!?」
「何モフ?」
    
「リンクルストーンが・・・。」
「色が変わったモフ?」
「何で?」
   
   
「え?」
   
「どうかした?」
「ダイヤが・・・。」
    
「何でもない・・・。」
   

「お待たせ。」
   
「何とか手に入れた。後はただ、筋書き通りに事をこなすだけ・・・。」
    


~ Bパート ~
 その翌日、津成木駅の近くでクマが現れたとの情報が。みらいは、その場所に行ってみると・・・、
   
 本物のクマではなく、クマの怪物の模様。怪物は、地面をどんどん叩きつけるため、土煙が舞います。
 モフルンは、土煙にせき込んだ拍子に、みらいのバッグから落ちてしまいました。ですが・・・、
   
   
「モフルン、大丈夫?」
   
   
「みらい、久しぶり!」
「リコ・・・。来てくれたんだ・・・。」
    
「って、何で魔法学校の制服?」
「え? この方が、魔法使いっぽいかなーって! 仕立ててもらって・・・。」
   
「何しちゃってるの! もう生徒じゃないし、制服とか、ダメでしょ!」
「固いなあ! 先生みたいな事言って!」
「先生だし!」
   
「話してる場合じゃないモフ!」
   
   
「久しぶりに!」
「ええ! プリキュアに!」
   
「あ! 違う!」
「そっか! 私、そっちね!」
   
    
「やれやれモフ・・・。」
   
 続編において、まさかのポジション問題・・・。細かいのう(笑)。でも、考えてみれば、いつもと違う側の手で相手の手を繋いじゃうと調子狂うと思いますので、ポジションは大事でしょうね。

「リコ!」
「みらい!」
   

    
『キュアップ・ラパパ!』
   
『ピンクダイヤ!』
   
『ミラクルマジカルジュエリーレ!』
   
    
    
    
    
   
「2人の奇跡! キュアミラクル!」
   
「2人の魔法! キュアマジカル!」
   
『魔法つかいプリキュア!』
    

「おおーっ! なんか色々変わってるー!」
   
   
「魔法って、すごいね! 最新のファッションを、勝手に取り入れてくれるんだ!」
「いや、そういう事じゃない気が・・・。」
   
 オシャレ好きな女の子達に受けてもらいたいと思うと、最新のファッションを勝手に取り入れるというのは、間違っていないと思いますけどね。
 そして、最新のファッションを取り入れた結果、キュアマジカルのデフォルトスタイルは、そのガーターかあ。リコ先生、キミ、生真面目な性格の裏で、そういう願望があったんだな。いやー、なんかニヤニヤが止まらないですね!(笑)

「っていうか、私達、ピンクダイヤって言ってたけど、何?」
   
   
「何なの?」
   
    
   

 怪物とのバトルが始まりました。ホウキやリンクルストーンを活用して、怪物にダメージを与えていきます。
    
    
    
    
   
    
   
    
    
   
「そろそろ第1章は終わりかな・・・。第2章のスタートだ・・・。」
    
    
「マジカル!」
「ミラクル!」
   

『ピンクダイヤ!』
   
『永遠の輝きよ! 私達の手に!』
    
   
    
   
『フル! フル! リンクル!』
   
   
『プリキュア! ダイヤモンド・エターナル!』
    
    
    
    

「さすが、伝説の魔法使い・プリキュア。」
   
「あなた・・・、」
「魔法使い?」
   
「うーん・・・、厳密に言うと、違うかな。君達のように立派な杖を持ってないし。」
   
    
「僕はアイル。短い付き合いになると思うけど、お見知り置きを・・・。」
   
    
   
「これでよしと・・・。」
   
「ごめん、今日は帰らないと。そういう筋書きだから。」
   
「次に会うのは、14時間と4分後・・・。」
   
「キュアミラクル。その時、君は、絶望した自分と向き合う事になる・・・。」
    
「魔法の杖の音を聞き、あなたの言う通りだった。その一説を聞きながらね・・・。朝日奈みらいさん・・・。」
「え?」
    
「では、また。」
「待って!」
    
「君も・・・。」
   
   
「何だったの?」
   
「ミラクル!」
   
    
『はーちゃん?』
   

 今回は、これで終了です。


 エンディングのタイトルは「キセキラリンク」。歌い手は、プリキュア3人。
 映像がCGダンスじゃないのは残念ですが、プリキュアがエンディングを歌うのは、これぞ「魔法つかいプリキュア!」って感じられて、良いですね。また、オープニングと同じく、沢山のサブキャラや敵キャラが登場しており、今後の登場が待ち遠しいです。


次回:「久しぶりの魔法界」
 アイルが残した意味深な言葉に、新たな危機の到来を察知するみらいとリコ。
 さらに、2人は、不思議な女の子「ひすい」にも出会う。ひすいは、花海ことはによく似ているようだが?


【まとめ】
 という事で、ついに始まりました! 「魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~」が!
 本作は、2016年2月から1年間、全50話にわたって放映された「魔法つかいプリキュア!」の続編。その第49話では、プリキュアがラスボス・デウスマストを倒したものの、みらい達3人は離れ離れになってしまい、みらいが大学生に。
 ですが、リコ達に会いたい思いが奇跡を起こし、リコ達と再会という形で「魔法つかいプリキュア!」はハッピーエンドを迎えました。そのため、続編である本作では、みらい達は大人になっている訳なんですね。

 そんな第1話のタイトルは、「再会はミラクルでマジカル!」。
 これは、明らかに、「魔法つかいプリキュア!」第1話のタイトル「出会いはミラクルでマジカル! 魔法のプリキュア誕生!」からとったものでしょう。「魔法つかいプリキュア!」を見た者達の多くを大いに興奮させる最高のタイトルだと思いますね。

 「魔法つかいプリキュア!」第1話を意識させるといえば、Aパートでみらいがホウキを上手く操縦できずに木々にぶつかっていたのも、そうでしょう。飲酒ホウキ運転だと騒いでいたシーンですね。
 「魔法つかいプリキュア!」第1話のオープニング前では、リコがホウキを上手く扱えず、桜の木々にぶつかっていました。あのシーンを、今回のみらいに投影させた訳であり、過去を懐かしむ良シーンだと感じました。
 そういえば、リコの方は、木の枝をつかんで落下は免れた時に、着陸成功とか、狙い通りとか、落ちてないとか、ごまかしてましたっけ。で、結局、落ちるという。
 初っ端からめちゃくちゃ萌えさせてくれたのが懐かしいですねえ。果たして、本作でもそういうシーンはあるのか? 「はいはい、落ちてない落ちてない」とからかうのを楽しみにしてますよ、リコ先生。(笑)

 プリキュア変身シーンについては、BGMは「魔法つかいプリキュア!」と同じっぽいですね。
 これは、「キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~」を踏襲した感じですね。懐かしさを感じさせるなら、新しいBGMにしたり、アレンジものにしたりはせず、過去のBGMをそのまま使うのが良いですよね。これは、良い判断だと思いました。

 映像は、出だしなど、「魔法つかいプリキュア!」と同じところはありましたが、衝撃的な部分も。
    
 ああ・・・、これは・・・、ヤっちゃったっぽいな・・・。互いのアレとアレをくっつけちゃったかもしれませんねえ・・・。
 「プリキュア」のターゲットである未就学女児達がぐっすり眠っている時に、こんな大胆な事をやってのけるとは・・・。なるほど・・・、これが深夜のプリキュアか・・・。(笑)

 バトルシーンは、戦い方は「魔法つかいプリキュア!」と変わらないものの、作画がすげぇ・・・。その一言でしたね。
 プリキュアの目力がやべぇ・・・。怪物がもはや原型をとどめてないような・・・。そんな感じで、バトルシーンを拝んでいました。
 「プリキュア」のバトルシーンでは、スタッフ様の本気と思わせるくらい、迫力のある作画が披露される時がありますが、今回見た作画は、これまでの「プリキュア」にはなかったような・・・。女の子向けから脱却して、スタッフ様達がタガを外したように思いますね。なるほど・・・、これが深夜のプリキュアか・・・。(笑)

 そんな訳で、「魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~」第1話は存分に楽しめました!
 次回以降も、「魔法つかいプリキュア!」に出てきたキャラや演出を見て、過去を懐かしみたいですね。もちろん、本作オリジナルの要素にもしっかり注目したいところ。そして、楽しい気分で、毎回の感想を書いていきたいと思います!



 今話の感想は、これで以上です。
 ここからは、このブログの「魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~」の感想の読み方についての解説です。当ブログのプリキュア感想をよく読んでいる方は不要かと思いますが、見てない方もいると思いますので、一応、解説を入れておきます。知っている方は、ここで読み終えて下さって構いません。


 まず、このブログの「魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~」の感想は、本編解説部分と、まとめ部分の2つに大きく分けています。

 本編解説部分では、キャプチャー画像、私の感想、キャラのセリフを入れながら、ストーリー内容を語っています。
 そのうち、ストーリー解説部分は、ストーリーを把握している方にとっては不要と思われますので、読み飛ばせるよう、字の大きさを小さくしています。通常字体がフォントサイズ3なのに対して、ストーリー解説部分の字体は2にしています。
 通常字体にしている部分のうち、私の感想にはアンダーラインを入れています。
 カギカッコ(「」)も含めて太字にしている部分はキャラのセリフです。プリキュア3人については、キャラクターカラーに合わせて、以下のような色字にしています。

 朝日奈 みらい/キュアミラクル → ピンク
 十六夜 リコ/キュアマジカル → 紫
 花海 ことは/キュアフェリーチェ → 緑

 その他のキャラは全員、黒字です。また、複数人数がしゃべったものについては、二重カギカッコ(『』)で黒字にしています。
 キャラが心の中で思った事も、実際にしゃべっているセリフと違いをつける事にし、ヤマカッコ(〈〉)表示にします。また、回想シーンでのセリフについても、カクカッコ([])表示にします。

 最後のまとめ部分では、その回において深く感じた事など、本編解説部分に書くと長文になって脱線しそうなものを書いています。
 まとめ部分も、回によっては、かなり長くなる事があり、2,000字を超えた場合は、最初に「※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。」と注釈を入れておきます。

 プリキュアシリーズ各作品のタイトルについては、略称で挙げます。たとえば、日曜朝に放送されている「わんだふるぷりきゅあ!」は「わんだふる」と表記し、2月から始まる「キミとアイドルプリキュア♪」は「キミとアイドル」と略します。
 本作の略称については、「魔法つかいプリキュア!2」という仮のタイトルがあった事から、「魔法つかい2」と致します。また、2016年2月から1年間放送されていた「魔法つかいプリキュア!」については、「魔法つかい」本編と呼ぶ事にします。


 だいぶ長くなりましたが、このブログのプリキュア感想の読み方については、これで以上です。
 本作の感想もかなり長く、長文が苦手な方は抵抗を感じる上、放送から感想投稿するまでの日数が6日以上かかる事もありますが、それでもOKな方は、「魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~」の感想も、何卒よろしくお願いいたします!



 最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。 ]]>
魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~ 2025-01-19T00:02:28+09:00 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/949c6fa226662e9e450eb04b5ea256c3
わんだふるぷりきゅあ! 第48話感想 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/7faac33fe613f3c939b3089af7792aa7?fm=rss <![CDATA[  今話の名セリフ:「私達が生まれるずっと前から、人間と狼が友達だった・・・。それって・・・、すごいね!」

 「わんだふるぷりきゅあ!」第48話「ガオウの友達」の感想です。


~ オープニング前 ~
 前話の続きです。ガオウが、沢山の狼のガオガオーンを率いて、いろは達の目の前に現れました。
「ガオウ様! 申し訳ありません! 命令を果たせず・・・。」
   
「ザクロ、すまない・・・。」
「え?」
「辛い思いをさせた・・・。後は俺がやる・・・。」
   
「時は満ちた・・・。仲間達よ、人間に報いを!」
   


~ Aパート ~
 アニマルタウンを襲うガオガオーン達を止めるため、いろは達4人はプリキュアに変身します。
 一方、ニコはガオウと対峙していました。
「ガオウ・・・。」
「ダイヤモンドユニコーン・・・。もはや、貴様と語る事は何もない・・・。」
「ええ・・・。私が何を言ったところで、あなたは止まらない・・・。」
   
「狼が絶滅した過去を変える事はできません・・・。怒りを忘れる事などできないでしょう・・・。」
   
「それでも、見て下さい・・・。この街の人々を・・・。」
   
    
    
「そして、プリキュア達を・・・。」
    
「あなたが知っている人間達とは違うと分かるはずです・・・。」
   
「フン・・・。何を見たところで変わらない・・・。我らは人間の世界を破壊する・・・。」
   
「人間達が、狼にしたように!」
   
    

 ガオガオーン達の相手をしているワンダフル達は、ガオガオーンのパワー、スピードの高さに翻弄され、抑えるのに一苦労。しかも、避難できていない住民や動物が多くおり、彼らを守る必要もあります。
 そんな中、メエメエは、ガオウの近くにある木から動けない猫を救出。しかし、ガオウの攻撃の余波に巻き込まれてしまいます。
 それを見たニコは、ガオウの攻撃を防ぎながら、メエメエと猫を助けました。ですが、ガードが弱くなった事で、ガオウの攻撃に押され、吹き飛ばされてしまいます。
「ダイヤモンドユニコーン。お前の力、もらい受ける!」
   
   
「おやめなさい!」
   
    
「え・・・。」
「ガオウの顔が・・・。」
「狼じゃ・・・、」
「ない・・・。人間?」
    
    
   
「あなたは・・・、スバル・・・。」
   
   


~ Bパート ~
「スバル・・・。」
「それって、確か・・・。」
「アニマル神社で見つかった日記・・・。あれを書いた人が、スバル・・・。」
    
   
「でも、それって、すごく昔の人のはずじゃ・・・。」
「それに、なぜ狼の姿をしているの?」
   
「俺は、狼達と共に生きるつもりだった・・・。だが、それは叶わなかった・・・。」
   
    
「賢く、誇り高く、仲間思いな狼達・・・。」
    
「しかし、そんな狼達を、人間は忌み嫌い、住みかを奪い、ガオウの命までも・・・。」
    
    
「俺は怒りを抱えたまま、長い時を眠っていた・・・。」
   
    
「だが、目覚めてしまった・・・。」
   
「その時、声が聞こえたんだ・・・。のうのうと栄えて生き続けている人間達の声が!」
    
    
    
「俺は許さない・・・。狼達の怒り、無念・・・。すべてを忘れ去り生きる人間達を!」
    
「ガオウに代わって、友の無念を晴らす!」
   
    
   
「何!?」
「草木が急に・・・。」
   
「成長してる!?」
「すごい勢い!」
   
「一旦引きましょう!」
   
「取り戻す・・・。狼達が暮らした森を・・・。」
   
   
「ニコ様・・・。」
「あれは、奪われた私の力・・・。」
「どういう事?」
   
「新たな世界を生み出せるニコダイヤのお力で、ニコ様はニコガーデンをお創りになりました。」
「じゃあ、スバルはその力で、アニマルタウンを自分達の世界に変えようとしてるって事?」
    
   
「この力は、たぶん、あの玉から発せられている・・・。あれを引き離せば・・・。」
    
「させないよ!」
「ザクロ! どうして・・・。街を壊したくないんじゃなかったの?」
   
   
「だとしても、それをガオウ様が・・・、スバルが望むなら!」
   
   
   
    
「あなた、スバルの事知っていたわね・・・。」
「当たり前さ。惚れた相手を間違える訳ないじゃない・・・。」
   
   
「知っていて、どうして? 人間は嫌いだって・・・。」
   
「スバルは特別さ。スバルはガオウ様と友達だった・・・。」
    
「だから、アタシ達は、仲間として群れに迎え入れた・・・。」
   
   
「人間が狼を攻撃してきた時も、スバルは最後まで守ろうとしてくれた・・・。」
   
「そして、今もガオウ様となり、狼達の無念を晴らそうとしてくれているんだ・・・。」
   
「そんなスバルを、一人っきりにできる訳ないだろ!」
   
「友達、だったんだ・・・。」
   
   
「私達が生まれるずっと前から、人間と狼が友達だった・・・。それって・・・、すごいね!」
「すっごく、わんだふるだね!」
    
   
「わんだふる?」
「スバルの怒りは、友達を思う気持ちから生まれたものだったんだ・・・。優しい人なんだね・・・。」
    
   
「それなら!」
   
「やっぱり、この子達に、こんな事させちゃいけないよ!」
    
「行こう! ワンダフル!」
「うん!」
   
    
   
「ガルガルやガオガオーンになった子達が言ってた・・・・。心が暗くなって、苦しかったって・・・。それなら、この子達だって苦しんでいるはず!」
    
「そんなの誰も望んでないよ!」
   
    
   
    
   
    
   
    
    
    
   
「やった!」
「うん!」
「やるじゃない。」
    
   
「フレンディ!」
「まだいたの!?」
   
   
「大丈夫・・・。私達に任せて・・・。」
    
「怒って吠え続けるのも、辛いよね・・・。」
   
    
「もうガオガオしなくていいよ!」
   
「まったく、訳分かんないよ・・・。何度痛い目にあっても、諦めもせず、一体何がしたいんだい・・・。」
   
「私、言ってるよ・・・。最初に会った時から、ずっと・・・。」
   
「あなた達と、友達になりたいって・・・。」
   
「ダメだ・・・。アンタ達、やっぱ嫌いになれないよ・・・。」
   
   
『やったー!』
   
   
   
「ニコダイヤが!」
「ニコ様!」
   
「ニコニコパワーを感じます・・・。誰かが笑い合ってる・・・。」
   
「ニコ、ニッコリ・・・。」
   
「こんな時に、一体誰が・・・。」
   
   
「そうだね・・・。きっと、みんなが・・・。」
   
「な、何だい!?」
「嫌いじゃないなら、好きって事でしょ!? 嬉しい!」
    
「私も嬉しい!」
   
   
「抵抗しても無駄よ。その子達、しつこいんだから。」
「ニャミーの時も、そうだったもんね!」
「おとなしくギュッとされてなさい。」
   
「ニャミーもギューする!」
「私はもういいから!」
   
    
   
    
「悪かったね・・・。もう、いいんだ・・・。」
   
「頼む・・・。」
「うん。」
   

 その後、ワンダフル達はエターナルキズナシャワーを放ちました。ガオガオーン達は浄化され、石に戻りましたが、ザクロは残りました。
「何でアタシだけ・・・。」
「ここまで来たら、最後まで付き合いなさい。」
「最後って・・・。」
   
「でも、スバルは、アタシじゃダメなんだ・・・。」
「諦めないで! 好きなんでしょ!?」
「ええ!?」
    
「惚れた相手って、さっき自分で言ってたでしょ!?」
「何だい、アンタ! 急に何の話だい!」
   
「私も、いろはの事、大好きだよ! まゆも、ユキも、悟も、大福も!」
   
「人間でも狼でも、好きって、とっても素敵な気持ちだよね。それって、特別なワンダフルだよ!」
   
「特別な・・・。」
   
   
「たとえ人間の世界を壊しても、仲間が戻る訳じゃない・・・。こんな事、望んでやるようなヤツじゃないんだ・・・。」
   
「スバル・・・。」
   
    
「助けよう・・・。一緒に!」
「一緒に!」
   
   
「ああ!」
   
    
「スバル!」
   
「森よ・・・。広がれ・・・。覆い尽くせ・・・。人間達の街を!」
   
    
    

    
    
「ガオウ・・・。お前の森を、取り戻したぞ・・・。」
    
    

 今回は、これで終了です。


次回:「あなたの声」
 ダイヤモンドユニコーンと鏡石の力でガオウを蘇らせようとするスバル。
 しかし、それが不可能だと知ると、ニコダイヤを取り込み、巨大な狼へと変身する。


 次回予告後には、次回作の番宣がありましたが、内容は前話と同じでしたので、語りはカットします。


【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 今回は、最終決戦2話目。ガオウの正体が明かされたり、ザクロと和解したり、ラストではアニマルタウンが森で包まれたりと、前話よりもストーリーが大きく動きました。

 まず、Aパートラストでは、ガオウの正体が明らかに。ガオウの過去の人間の友・スバルが、その正体でした。
 なるほど、そうきましたか・・・。スバルは、ガオウ説得のキーマンとばかり思っていましたので、敵として立ちはだかるという線はまったく考えていませんでした。

 確かに、スバルであれば、人間に対する強い憎悪を抱いてもおかしくないところ。
 村人達に狼達の素晴らしさを説いても聞き入れてくれず、それどころか、村人達は狼達の大量虐殺に走り、唯一無二の友であるガオウまで殺したとなれば、村人達に対する怒りは並々ならぬものでしょう。人間とは違う種族の生物の良さを理解できない者達なんざ、いなくなってしまえばいいと、狼達を殺した人間達に復讐しようと考えるのも納得ですね。

 村人達への説得が通じなかったスバルは、村を離れ、人と交わる事なく狼達と長い時を過ごしたのでしょう。その時間は、スバルにとっても、狼達にとっても、すごく平和で穏やかで温かいものだったでしょうね。
 しかし、村人達が襲ってきた事で、その時間は壊れてしまい、狼達は1匹残らず殺されてしまいました。おそらく、スバルも、狼達に味方していた事を理由に、村人達に殺されたのかもしれませんね。
 スバルからすれば、訳も分からず自分や仲間達が殺された訳であり、理不尽に殺された怒りは相当なものだったでしょう。

 狼達と一緒に遠吠神社に供養されたスバルでしたが、ある日、スバルの怨念が目覚め、人間達が笑い合いながら暮らしている姿に怒りを感じ、人間達に復讐しようと考えました。
 ここで気になるのは、スバルが「目覚めて『しまった』」と言っていた事。「しまった」という事は、自分の意思で目覚めたのではなく、何かによって目覚めさせられた事が考えられるんですよね。
 その「何か」というのは、人間達を扇動して狼達を狩るように仕向けたり、狼達を絶滅に追いやった人間達を滅ぼすようスバルに仕向けさせた第三者だと、これまでの感想で予想していましたが、あと2話で終わる事を考えると、第三者はいないのかもしれませんね。そいつを出すとなると、尺が足りなくなると思いますし。

 となると、その「何か」は、人や動物ではなく、物である事が考えられるでしょうか。
 最も有力視できるものは、鏡石ですかね。願った者の望みを叶える鏡石の魔力が暴走し、スバルを現世に蘇らせたのかも。狼狩りについても、自分達の暮らしをより良いものにしたい村人達の欲求を鏡石が応えたんじゃないかと思いますね。
 考えてみれば、いろはの両親が語っていた鏡石の言い伝えについて、具体的なところまでは明かされていません。その解明がされるとなると、次回が濃厚でしょうし、解明ついでに、狼達の絶滅やスバルの暴走に密接にかかわっている事も語られるんじゃないかと思いますね。果たして、真相は?

 Bパートラストで、アニマルタウンは森に包まれました。これが、復讐の果てに見たかったものだというのか・・・。
 復讐が生み出すのは虚しさ。そう思っていたのが、実際は、広大で美しい森だったなんて、スバルがやってきた事は、私怨を込めた復讐というちっぽけなものではなく、正義のように感じますね。
 確かに、スバルや狼達が人間達とかかわる事なく、また、人間達も狼達の暮らしにかかわらないという相互不干渉のルールが暗黙に敷かれていたのであれば、狼達の領域に人間の手が入る事はなく、広大な美しい自然はいつまでも保たれていたでしょう。
 人と狼の共存は叶わずとも、相互不干渉で生きていければ、どれだけ幸せだったでしょうか・・・。狼達を殺害したついでに、自然まで壊して、自分達の暮らしをより良いものにしようとした人間達が浅ましく見えますね。

 しかし、いろは達は、スバルと友達になる事を諦めていないでしょう。
 人間がラスボスで、異種族間の絆が今作の見所の1つとなっている事を考えると、こむぎがスバルとどう向き合うかが大きなポイントになるのかも。次回は、こむぎの行動に要注目ですね。

 物語はかなりシリアスに進行した一方、笑えるシーンがあったのも良かったですね。

 その1つ目は、キラリンキツネの力でワンダフルがタイヤになったところ。ユキが初めて学校に行った時に引き続き、2回目ですね。
 あの時はグラウンドを走りまくってたり、ガルガルの遊び道具として使われていたのに対し、今回はガオガーン達を囲むためと、用途は異なっていますが、過去のタイヤワンダフルが女の子達に大ウケだったのでしょう。過去の面白要素をこのシリアス時に使うなんて、なかなかやりますね。

 2つ目は、リリアンが、スバルの事を好いているザクロに迫ったところ。
    これですね。
 まさか、最終決戦でも、スーパーまゆすけタイムが発動するとは思わなかったわ・・・。時や場合、相手は関係なく、他人の恋愛にはしっかり食いついて、グイグイ迫る。やっぱ、今作一の食べがいのあるおもしれー女は、こうじゃなきゃな! 2025年も、そんなまゆすけをおいしくいただけて、ウルトラハッピーです!(笑)  

 さて、次回は最終決戦3話目。次回が最終決戦の一番の盛り上がりどころで、プリキュア側が大逆転を起こし、次回で決着がつく事のかもしれませんが、一体どうなるのか? 次回も楽しみです。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。 ]]>
わんだふるぷりきゅあ! 2025-01-13T14:14:02+09:00 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/7faac33fe613f3c939b3089af7792aa7
ラブライブ!スーパースター!! 感想記事リスト https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/01314c5cd8c8515b97e7b59f3eaf1cb6?fm=rss <![CDATA[  先日「ラブライブ!スーパースター!!」3期全話が終わったのを機に、「ラブライブ!スーパースター!!」1期から3期までの全話の感想記事、および、各期の総評記事のリンク集を作成しました。
 カテゴリー「ラブライブ!スーパースター!!」の記事数は40程度となり、前半の方ほど、ページ移動に手間がかかると思われますが、ここを活用すれば、簡単にページ移動ができます。ぜひ、ご活用下さい。


~ 1期 ~

第1話「まだ名もないキモチ」
第2話「スクールアイドル禁止!?」
第3話「クーカー」
第4話「街角ギャラクシー☆彡」
第5話「パッションアイランド」
第6話「夢見ていた」
第7話「決戦! 生徒会長選」
第8話「結ばれる想い」
第9話「君たちの名は?」
第10話「チェケラッ!!」
第11話「もう一度、あの場所で」
第12話(最終話)「Song for All」

総評


~ 2期 ~

第1話「ようこそ! Liella!へ!」
第2話「2年生と1年生」
第3話「優勝候補」
第4話「科学室のふたり」
第5話「マニーは天下の回りもの」
第6話「DEKKAIDOW!」
第7話「UR 葉月恋」
第8話「Chance Way」
第9話「勝利のために」
第10話「渋谷に響く歌」
第11話「夢」
第12話(最終話)「私を叶える物語」

総評


~ 3期 ~

第1話「私の決めた道」
第2話「トマカノーテ」
第3話「白色のセンター」
第4話「No Rain,No Rainbow」
第5話「你好! 上海! 小籠包!」
第6話「タカラモノ」
第7話「Liella!に勝つために」
第8話「結ヶ丘 VS 結ヶ丘」
第9話「ザルツブルガー・ノッケルン」
第10話「桜小路きな子」
第11話「スーパースター!!」
第12話(最終話)「ずっとずっと!」

総評



 この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。 ]]>
ラブライブ!スーパースター!! 2025-01-12T00:06:24+09:00 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/01314c5cd8c8515b97e7b59f3eaf1cb6
ラブライブ!スーパースター!! 3期総評 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/685bfb6c0edfe9dacb46a24bcb51a183?fm=rss <![CDATA[  先月22日に終了となったアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」3期全話を見終えての感想です。


 まずは、キャラ感想と名セリフを語っていきます。
 3期も、胸が熱くなるセリフ、大いに笑わせてくれたセリフが結構あり、ストーリーを面白くしてくれたと感じています。ここでは、私が気に入ったセリフをキャラごとにランキング形式で挙げながら、キャラの感想を語っていきます。
 なお、ここで挙げるセリフは、Liella!メンバー11人のみとし、各キャラ3つまでとしています。他のキャラは公表しませんので、ご了承下さい。

 それでは、発表します。


・ 澁谷 かのん

 ウィーン国立音楽学校への留学は卒業後に延期となったものの、結ヶ丘でスクールアイドルとして、高校生活の3年間を送れたのは、すごく有意義だったと思いますね。
 3期中盤までは、マルガレーテに歌の楽しさを教えるために、マルガレーテの立ち上げたスクールアイドル部に入り、Liella!から離れましたが、これが良かったと感じています。歌の楽しさを誰よりも知っていて、誰にでも明るく話しかけられるかのんがいたからこそ、3期生の2人は、良い感じにスクールアイドルの事が好きになっていき、かのん以外のメンバーにも早く親しめたと思いますね。
 アニメ開始前の自己紹介では「普通」と連呼していた子が立派に結ヶ丘を卒業するとか、なんか込み上げてくるものがありますね・・・。3期にわたって、主人公として、本作を大いに盛り上げてくれて、本当にありがとう!

 そんなかのんの名セリフベスト3は次のようになりました。

1位 「私達はずっと一緒。顔が見れなくても、声が聞けなくても、一緒に過ごした時間は、その思い出は、なくならない・・・。」 (12話Bパート)
   
2位 「好きな事を頑張る事に、お終いなんてあるの?」 (6話Bパート)
3位 「2つのグループが高め合った先に、今よりもっとステキな未来が待ってるはず・・・。今はまだ離れていても、互いに競い合って、一番素敵なスクールアイドルを、結ヶ丘に作りたい!」 (1話Bパート)

 1位は、卒業式後に後輩達にかけた言葉。1期ごとに1学年ずつ上がっていき、入学から卒業までを描ききった作品だからこそ、かなり重みのある言葉だと思いますね。
 2位は、上海スクールアイドルフェスのライブ前から。過去に言われた事を、ここぞという時に返すのは、熱いですよね。
 3位は初回から。最初から11人で活動するのではなく、同じ学校内にスクールアイドル部を2つ設けて、互いにライバルとして競い合うのは、なかなか面白いな、と思いました。


・ 唐 可可

 5話、6話で大きな見せ場がきました。故郷・上海のスクールアイドルフェスでセンターに立ったり、卒業後の進みたい道が決まりました。進路を本格的に描いたラブライブ作品は過去になかったですので、面白くなってきたと思いましたね。
 上海スクールアイドルフェス終了時点では、卒業後もステージに立つ事を考えていましたが、両親の意向も汲み取ってか、学業と両立する道を選びました。やはり、若い時には、やりたい事をどんどんやるのが良いのでしょうね。
 3期では、可可の家族も登場しました。上海スクールアイドルフェスを見に来ただけでなく、日本に来て可可の卒業を見届けました。厳しい家族と思いきや、すごく温かい家族だと感じられ、彼らの存在も3期を面白くしてくれたと思います。

 可可の名セリフベスト3は以下の通り。

1位 「すみれの魅力は、可可が一番理解しているつもりデス! 可可の厚意で、すみれをプロデュースしてあげるデスヨ! 夢は大きく! デス!」 (12話Aパート)
   
2位 〈自分の大好きを大切にするのデス!〉 (12話Bパート)
3位 「可可は、今一番幸せデスよ・・・。」 (6話Bパート)

 1位は最終話から。可可が入る芸能事務所が、すみれと同じだったところですね。
 確かに、すみれの魅力を一番知っているのは、可可でしょう。可可がいれば、すみれは、より輝ける存在になれるでしょうね。ついでに、たまに変な事をするすみれのストッパーにもなってあげて下さい。(笑)
 2位は、卒業式後に後輩達にかけた心の言葉。これがあって、外国に行ってまでスクールアイドルをやりたいと思ったり、3年間スクールアイドルをやり続けたのですから、この言葉は、可可のすべてだったと思いますね。
 3位は、上海スクールアイドルフェスから。自分がステージに立って、観客達を熱狂させたり、夢や希望を与える存在になるなんて、スクールアイドルを知る前は考えてもいなかったでしょう。可可は、出会い運に恵まれたと思いますね。


・ 嵐 千砂都

 3期も引き続きスクールアイドル部の部長を務めましたが、後輩達の成長を見守る事に徹し、出番は少なめ。とはいえ、マルガレーテが立ち上げたスクールアイドル部に入るかどうか悩むかのんの背中を押したり、進路も決まったりと、それなりに見所はあったと思います。
 アニメ開始前は、陽気で優しい性格だと思っていましたが、時にはストイックになったり、幼少時は気弱だったりと、意外な一面にはだいぶ魅せられました。長い間、スクールアイドル部の部長を務め、本当にお疲れ様でした。

 そんな千砂都の名セリフベスト3は以下のようになりました。

1位 「今は、ここにかのんちゃんがいてくれる事が、素直に嬉しい・・・。自分の信じる道を、突き進むかのんちゃんでいて・・・。」 (1話Bパート)
   
2位 「色んなセンターがいてもいい・・・。目立たなくても!」 (3話Bパート)
3位 「うわー! 近くで見るマル! 大きいマル! 沢山のマル! マル! マル!」 (5話Bパート)

 1位は初回から。かのんの留学を誰よりも願っていたものの、やはり、一緒にいると嬉しいものでしょう。大好きな幼なじみと同じ高校でスクールアイドルを一緒にやれて、本当に良かったです。
 2位は、センターは無理だと思い込んでいた四季へのセリフ。2期以降、後輩達を信じる姿勢が見所だったと感じています。
 3位は、ギャグセリフ。上海に行った時のセリフですね。3期も、丸いものに対する異常なスイッチは健在で何よりでした。(笑)


・ 平安名 すみれ

 3期も可可との絡みで魅せてくれましたが、そんなに目立たなかったと感じています。センターに立って「ノンフィクション!!」を歌った1期10話がピークでしたかね、うーむ・・・。、
 ギャグ要素が多めだった一方で、諦めなければいつか報われるという不屈の精神が見所でした。それだけに、もう少し目立たせてあげてほしかったですが・・・。とはいえ、なかなかインパクトのある良キャラだったと思います。

 すみれの名セリフベスト3は次のようになりました。

1位 「私は見たいわ! 可可がステージに立ち続ける姿を!」 (6話Bパート)
   
2位 〈諦めなければ、何も終わらないから!〉 (12話Bパート)
3位 「卒業式だもん! このくらい当然でしょ?」 (12話Bパート)

 1位は、これしかないといった感じですね。進路に悩む可可にかけた言葉です。この言葉があったから、可可は、すみれと同じ芸能事務所に入ろうと考えたのかもしれませんね。単なる偶然かもしれませんが。
 2位は、卒業式後に後輩達にかけた心の言葉。やはり、すみれといえば、これですね。幼い頃からこの言葉を胸に頑張り続けているところが、本当にすごかったと思いますね。
 3位は、ギャグセリフ。髪を盛って卒業式に出たところですね。「このくらい当然」って、いやいや、ちっとも当然じゃねーから!(笑)


・ 葉月 恋

 生徒会長をきな子に引き継いだり、卒業式で送辞を読んだりと、終盤で大きな見所がきました。
 結ヶ丘の創立者の娘という事で、結ヶ丘をより良い学校にしたい思いは誰よりも強く、時には、その気持ちが強過ぎて、1人で難題を抱えたり、生徒達の心がバラバラになったりもしましたが、かのん達のおかげで良い高校生活を送れたでしょう。恋も、出会いの運に恵まれたと思いますね。
 結ヶ丘での学生ではなくなったものの、今後も、結ヶ丘発展に大いに力を注ぎ続けたでしょう、きっと。母の思いを生涯貫いたと信じています。

 恋の名セリフベスト3は次の通り。

1位 「分かりました。でも、これだけは覚えておいて下さい。私達は、同じ結ヶ丘の生徒だという事を・・・。」 (1話Bパート)
   
2位 「きな子さんは1人ではありませんよ・・・。」 (10話Bパート)
3位 「今こそ! この結ヶ丘を音楽の故郷にしましょー! ルンルン!」 (8話Bパート)

 1位は初回から。新スクールアイドル部の勧誘をしているマルガレーテに声をかけたところです。
 マルガレーテに強く反抗されたのに、怒る事なく冷静に返せたのは良かったですね。生徒会長就任直後の音楽科偏重の方針が失敗した反省を活かしていると思いましたし。
 2位は、きな子の生徒会長就任のあいさつ直前から。良き仲間達がいたから生徒会長をやり遂げられたと思いますので、重みのある言葉だと思いますね。
 3位はギャグ系。生真面目キャラがこういう可愛い一面を晒してくれると、破壊力ヤバいですね。3期も、おいし過ぎるギャップ萌え、ゴチでした。(笑)


・桜小路 きな子

 ラブライブ東京大会でセンターに立ったり、考えた歌詞が採用されたり、生徒会長に就任したりと、終盤で大きな見せ場がありました。特に、生徒会長就任は驚きでしたね。目立ちたがり屋でないゆえに、縁がないものだと思ってましたので。
 3期も、持ち前の頑張り屋で、練習などに必死についていく姿勢が見応えありました。その努力が実って、ラブライブ東京大会という大舞台でセンターを任されたり、生徒会長に就任したとなると、胸が熱くなりますね・・・。
 生徒会長となったきな子が、どう頑張り、どんな功績を残すのか気になるところで、ここで物語が終わるのは惜しく感じますね。もし劇場版があったら、きな子が堂々と生徒会長を務めている姿を描いてくれる事に期待しています。

 きな子の名セリフベスト3は次のようになりました。

1位 「結ばれる想い・・・。これからもずっと!」 (10話Bパート)
   
2位 「地区大会で力になれない事、想像するだけで、悔しくて悔しくて、眠れないっす・・・。みんなと平等に、みんなで同じ気持ちで、何より、自分に負けない姿でステージに立ちたいっす・・・。」 (9話Bパート)
3位 「この学校にあふれる笑顔が、世界中の人達にも広がってゆく・・・。その力の1つになれるよう、一生懸命頑張ります!」 (10話Bパート)

 1位は、生徒会長になる事を決めたところから。「結ばれる想い」は、1期8話のタイトルであり、恋がスクールアイドル部に入った事でLiella!が始まりましたので、当然の1位ですね。
 2位は9話から。下級生のマルガレーテから実力不足だと厳しく言われたものの、その事に不貞腐れず、マルガレーテに指導を求める姿はすごかったですね。その心構えがマルガレーテに尊敬されたから、生徒会長をやってみたい気持ちが増し、マルガレーテもスクールアイドルを続けたい気持ちが強まったとなると、かなりインパクトがあったセリフだと思います。
 3位は、生徒会長就任後のスピーチから。自分には大した魅力がなく平凡だと思っていたのが、生徒会長になって、堂々と決意表明したのは、すごくカッコよかったですね。きな子の大きな成長を感じました。


・ 米女 メイ

 3期でもスクールアイドルに対する熱さが見所だったと感じています。上級生に頼らずに作曲、作詞をしようと考えたり、3期生の2人がまだLiella!メンバー出なかった時にLiella!への加入を勧めたりと、所々で輝いていたと思いますね。
 四季との絡みでも魅せてくれました。センターは無理だと思い込んでいる四季を上手くフォローし、四季のプレッシャーを軽くしたのは、さすが親友だと思いましたね。いや、もう彼氏と言ってもいいでしょうね、うん。(笑)

 メイの名セリフベスト3は次の通り。

1位 「まぶしかったら、私が陰になってやる・・・。引っ張っていけないなら、私が一緒に引っ張っていってやる・・・。」 (3話Bパート)
   
2位 「でも、信じてくれ。私達は本当に11人で歌いたいと思っている・・・。その気持ちはウソじゃない・・・。」 (7話Aパート)
3位 「お前が副部長になるなら、私が部長、引き受けてやる!」 (12話Aパート)

 1位は、代々木スクールアイドルフェスのライブ直前から。「さすが、四季の彼氏!」って思いましたので、文句なしの1位ですね。「女子なのに『彼氏』ってなんだよ」というツッコミは聞かなかった事にします。(笑)
 2位は7話から。3期生の2人をLiella!に勧誘する際にかけた言葉ですね。純粋にカッコいいと思いましたので、入れました。
 3位は最終話から。2期生の中では、メイが、スクールアイドルに対する情熱が一番あると思いますので、メイが部長になるのは納得ですし、彼氏がこう言えば、四季は引き受けるしかないでしょう。「女子なのに『彼氏』ってなんだよ」というツッコミは(以下略 & 笑)


・ 若菜 四季

 3期でも変な発明ばかりするやべーヤツっぷりは変わりませんでしたが(笑)、代々木スクールアイドルフェスではセンターに。冬毬と不仲な夏美を励ましたりと、スクールアイドル部入部前と比べると大きく変わったと思います。
 1期生卒業後は、スクールアイドル部の副部長に。ガッチガチのリケジョ(理系女子)が運動部の副部長なんて意外だと思いましたが、キメるところはしっかりキメて、後輩達を引っ張っていったと信じたいですね。ついでに、後輩達を変な発明の実験台にしなかったと信じたいです。(笑)

 そんな四季の名セリフベスト3は以下のようになりました。

1位 「これが・・・、私だけの・・・、色・・・。」 (3話Bパート)
   
2位 「姉者。ファイト。」 (8話Bパート)
3位 「部長の頼みなら、喜んで・・・。」 (12話Aパート)

 1位は、代々木スクールアイドルフェスのライブ終了後から。メイとの2人センターではあったものの、センターから見た景色は格別で、良い経験になったでしょう。これを機に、四季は一皮むけたと思いますね。
 2位は、夏美を励ますところから。長く友達がいなかったと思うと、すごく変わりましたよね。
 3位は、色っぽい表情をしながら言っていましたので、チョイスしました。四季の色気ある表情は3期でも多く見られ、ラブライブスタッフ様の多くは、四季にああいう表情をさせたい変態なんじゃないかと疑っちゃいますね。(笑)


・ 鬼塚 夏美

 3期も、マニーマニーとうるさかったり、四季の発明のおもちゃにされたりと、ギャグで目立ちましたが(笑)、シリアスどころでは、しっかり魅せてくれたと思います。
 3期では、夏美の家が茨城県・牛久にある事が判明。マニーマニーうるさいのに、学校に通うのにかなりお金をかけてるとか、おいおい。(笑)
 1期生卒業後は3年生となり、最上級生に。何事にもめげずに夢を追い続け、堂々とした姿で、後輩達を導いてほしいですね。ついでに、変な悪知恵を教えんなよ?(笑)

 夏美の名セリフベスト3は次のようになりました。

1位 「私に何でも話して! 冬毬と話ができるなら、何時間でも何日でも、スクールアイドルと全然関係ない話だって構わない・・・。」 (8話Bパート)
   
2位 「もう一度、あそこで歌いたい。今度は、自分が中心になって、いつかかのん先輩達が卒業した後も、頼られるような存在になりたいって!」 (4話Bパート)
3位 「涙を流したここから、もう一度、最高の笑顔を目指しますの! 雨の後のあの虹のように!」 (4話Bパート)

 1位は、妹・冬毬と和解するところから。妹を押し倒してまでの叫びは、すごく印象に残りましたね。
 2位は4話から。上級生の練習についていくのにいっぱいいっぱいだったのが、頼られる存在になりたいと考えていたのは成長を感じましたね。その後、上級生に頼らずに努力する姿勢がちょくちょく見られ、2期生はかなり頼りになる存在になったと感じています。
 3位も4話から。こちらはラストのセリフですね。単純にカッコいいと思いましたので、ベスト3に入れました。


・ ウィーン・マルガレーテ

 2期ではライバルだったキャラが、3期では結ヶ丘に入学し、Liella!の一員に。2期の東京大会敗北後の醜態、3期放映決定、3期からの新メインキャラという3点から、精神面の成長にものすごく注目していました。
 で、いざ見てみたら、所々での心の成長に、ものすごく感動していました。マルガレーテの成長が3期の一番面白かったところだと感じています。
 マルガレーテは、ウィーンに戻らず、今後も結ヶ丘に残り、スクールアイドルを続ける事になりました。家の方針にとらわれず、自分の歌の道を見つけたのは良かったところ。
 それだけに、続編を描いて、後輩達に歌の楽しさを教えるところを見てみたいな、という思いは強いですね。劇場版があれば、楽しみにしています。

 マルガレーテの名セリフベスト3は以下の通り。

1位 「歌、久しぶりに楽しいって思えた・・・。」 (2話Bパート)
   
2位 「より繋がった強い気持ちを、みんなに届けたい・・・。最高の瞬間を、今ここに!」 (9話Bパート)
3位 「ラブライブに優勝して、ウィーンから声がかかったとしても、蹴ってやるわ!」 (11話Bパート)

 1位は、トマカノーテとして初めて歌ったところから。代々木スクールアイドルフェスの出場権は得られませんでしたが、ここからマルガレーテの心の成長が始まりましたので、ここを1位にチョイスしました。
 2位は、ラブライブ地区予選開始直前の言葉から。きな子、夏美から努力する事の大切さを学んだ事に礼を言い、それも、敬語を使ったのは、胸が熱かったですね。
 3位は、ラブライブ全国大会前に、スクールアイドルを続ける事を決意したところから。自分の歌の道を見つけたのですから、感動度は高いですね。


・ 鬼塚 冬毬

 3期の追加キャラ。物語序盤は、夢は追わず、合理性や効率性を追求し続け、スクールアイドルは姉・夏美に悪影響を与えるものだと思っており、それがどう変わっていくのかが楽しみでした。
 物語が進むにつれ、その気持ちは少しずつ変わっていき、最後はスクールアイドルが好きだと感じるようになりました。思った事や感じた事をどんどん言うようになったのも面白かったですね。
 かのん達1期生が卒業してからも、冬毬はもう1年、姉と一緒にスクールアイドルをやる事ができます。一緒に活動する事により、姉やスクールアイドルをさらに好きになり、夢を追うようにもなったと信じています。

 冬毬の名セリフベスト3は次のようになりました。

1位 「姉者はいつも、ずるいです・・・。私がどれだけ姉者を、心配してきたと思ってるんですか・・・。」 (8話Bパート)
   
2位 「リボン・・・。リボン、下さい!」 (12話Bパート)
3位 「みんな、喜ぶと思います・・・。誰より、私も・・・。」 (11話Aパート)

 1位は、夏美と和解するところから。夏美の1位と合わせました。ここから、冬毬は、思った事や感じた事を積極的に言うようになったと思いますね。
 2位は卒業式後からチョイス。合理性や効率性を追求しながら、かのんと一緒にスクール活動していた裏で、実は、卒業式でかのんのリボンを受け取る事を考えていなんて、驚きでした。冬毬もかのんのイケメンパワーに落とされましたねえ。(笑)
 3位は、マルガレーテにスクールアイドルを続けてほしいとお願いするところから。冬毬もマルガレーテも、優秀なクールキャラという印象が強いゆえに、近付き難い雰囲気がありますので、一緒に何かに打ち込む同い年の存在は貴重でしょう。3年間、スクールアイドル部で頑張ってほしいですよね。


 名セリフの公表は、これで以上です。
 ここからは、3期全話を見終えて大きく思った事を述べていきます。


 3期も良い出来だと思いましたが、良くなかったと感じたところもあり、まずは、それについて語ります。


 良くなかったと感じたところは2つあり、1つ目は、「ラブライブ全国大会連覇が薄っぺらい」ですね。
 過去作でも、メインキャラ達によるスクールアイドルチームがラブライブ全国大会で優勝していますが、連覇は成し遂げていないんですよね。しかも、劇中でも、ラブライブ全国大会連覇を果たしたチームはいなかった事が語られています。
 となれば、3期のラブライブ全国大会は、過去作や本作2期よりも盛り上げてほしかったのですが、残念ながら、これまで通り、他校のスクールアイドルチームは全然描かず、Liella!のライブだけ流して優勝しちゃいました。

 11話感想でも述べましたが、他校のスクールアイドルを描かなかいと、これといったライバルチームがいないように感じちゃって、他校のスクールアイドルチームが勝とうものなら違和感を抱いちゃうんですよね。結果、Liella!が優勝するしかないという。
 他校のスクールアイドルのチーム名とか、メンバーの名前とかは考えなくてもいいですので、せめて、他校のスクールアイドルチームがステージに立って、歌ってダンスしているところは描いてほしかったですね。1枚絵でもいいですので。そうする余裕がなかったとは思えないんですが、どうなんでしょう。

 そして、3期も全国大会で優勝した事で、過去作も合わせると、全国大会は4戦全勝。
 地区大会よりも実力のあるチームは多くいるはずなのに、こんなに簡単に勝ち過ぎると、もはや、勝ち確イベントのように感じちゃいますね。全国大会の価値は、その程度なのかと感じます。

 まあ、しかし、よく考えると、「ニジガク」は、ラブライブが存在する世界線ではあるものの、ラブライブには出場しておりません。
 そのかわり、スクールアイドルフェスなどを開催して、ソロライブやユニットライブを中心にストーリーを盛り上げています。これが、個々の魅力を大いに輝かせ、他の作品に負けない「ラブライブ」作品として大成しています。
 そう思うと、ラブライブという大会自体、そこまで大規模なものだと考えず、おまけイベントと考えて、力を抜いて見たらいいのかもしれませんね。今後も、アニメ化される「ラブライブ」作品はあると思いますが、その時は、ラブライブという大会があっても、そういう風に見ようかと思います。


 良くなかったと感じた点の2つ目は、「かのんの留学の話って必要だった?」ですね。「世界が高く評価するほど、かのんの歌ってすごいんだ・・・」と思わせはしたものの、話の流れをグダグダにしてしまったと感じています。

 2期終盤において、ウィーン国立音楽学校から、かのんを留学生として招きたいという話が来ましたが、この時のかのんは、まだ2年生。3年間スクールアイドルをやりきって結ヶ丘を卒業したいと、かのんは思っており、留学するつもりはありませんでした。多くの視聴者は、かのんは留学しないと思っていたのではないのでしょうか。
 しかし、幼なじみの千砂都は、かのんの夢を叶えるチャンスだと感じ、留学してほしいと言いました。かのんはよく考えた末、留学する事を決意。これには、まさかの展開がきたと感じ、同じように思った視聴者は多いんじゃないかと思います。

 ですが、2期最終話ラストで、まさかのどんでん返し。留学は中止になったとマルガレーテから告げられ、そこで、2期は終了。その理由が明かされる事はありませんでした。これには、あまりにも意味不明だと感じた方は多いでしょう。
 しかも、3期開始まで2年程度の間が空きました。こんなにモヤモヤを引きずったのなら、留学中止となった納得のいく理由があるに違いない。そう思って、3期初回の視聴に臨みました。

 で、いざ見てみたら、マルガレーテをかのんの元で、それも、ラブライブで優勝した結ヶ丘で歌を学んでほしいという理由で、かのんは留学延期となり、結ヶ丘に残る事になりました。しかも、勝手に決められちゃったがために、礼儀を欠いてるんじゃないかと感じ、そこまで納得はいかなかったです。
 「かのんの元で」「結ヶ丘で」という2点を満たしていれば、それで良かったんですよね。それだったら、留学の話をなくして、ラブライブ全国大会に出場するスクールアイドルチームを描くとか、他にやりようはあったんじゃないかと思いますね。

 11話では、留学手続のために、ウィーン国立音楽学校に行くのですが、帰りたいと思ったり、留学したら外国で1人っきりになる事に不安を感じていました。
 一度引っ込められた熱を再燃させるのは難しいとはいえ、トーンダウンの描写を設けたのはどうかと思いましたね。ここからも、留学の話は不要だと感じました。

 そういえば、ニジガクアニメでは、2期最終話で歩夢がロンドンに留学していました。その話の翌月に「スーパースター」2期が開始。
 もしかしたら、ニジガクアニメで留学の話が出てきたために、「スーパースター」でも出したら面白くなりそうだと思って、「スーパースター」でも留学の話を入れたのかもしれませんね。それも、視聴者の予想を裏切る要素として使おうと考えていたのかもしれません。
 しかし、実際は、悪い意味で視聴者の予想を裏切り、話をグダグダにしてしまったように思います。ニジガクアニメの方は、翌年に公開されたOVAや、昨年公開された完結編第1章に上手く活かされていたのに、この差は何なんでしょうね。
 まあ、歩夢は短期留学、かのんは長期留学という違いはあるものの、そういう問題じゃないですよね。「スーパースター」での留学の話はロクに考えずに出したんじゃないかと邪推しています。


 良くなかったところを長く語ってしまいました。不快に感じてしまいましたら、すいません。
 では、そろそろ、良かったと感じたところを話しましょう。2つあります。


 1つ目は、中盤まで結ヶ丘にスクールアイドルチームが2つあって、互いにライバル関係とした事ですね。これによって、良い感じにキャラの掘り下げがなされたと感じています。

 3期から新たにメインキャラとなったマルガレーテと冬毬は2人とも、クールなキャラで、自分に厳しいところもあります。
 もし、最初からLiella!に加入していれば、多くの先輩達からの友好的な雰囲気に抵抗を感じていたでしょう。そう考えると、3期生の2人をあえてLiella!のライバルに仕立てたのは良かったと思います。

 そこに先輩を付け加えるにしても、かのん1人だけ。それも上手かったところだと感じています。
 歌が上手い上に、歌う事の楽しさを誰よりも一番知っている先輩がいれば、後輩はついていきやすくなるもの。かのんはお姉ちゃん、マルガレーテと冬毬はどちらも妹だった事も、良い感じになじめたように思いますね。

 かのんがいないLiella!の方も、かのんが結ヶ丘に残った事に安心せず、かのんに頼らず自分達の力で頑張ろうとしたのが良かったですね。
 特に、2期生が、それを象徴していました。かのんがいたとしても、1期生卒業後は自分達が部を引っ張っていかなければならない気持ちはあったと思いますが、かのんがライバルチームにいる事で、その気持ちはより引き締まったように思います。


 良かった点の2つ目は、メインキャラの成長をしっかり描ききったところですね。これは、3期の良かったところと言うよりも、「スーパースター」の良かったところと言うのが正しいですが。
 他の「ラブライブ」作品もキャラの成長を感じるところはありますが、本作は、1シーズンごとに1学年進む、初めての「ラブライブ」作品ゆえに、キャラの成長はより顕著に感じました。3シーズンも描いた事も影響してますね。

 1期生5人は、悩みや課題、苦手なところや短所などを抱えながらのスタートでした。
 それが、周りの力によって解決したり克服したりして、成長した姿を後輩達に見せていき、5人とも卒業後の進路も決まり、それぞれの夢に近付いていきました。新設校の1期生という点も含めて、そんじょそこらの高校生よりも素晴らしい高校生活を送ったように思いますね。

 2期生4人は、1年生の頃は先輩達についていくのが精一杯だったものの、先輩達の卒業後にしっかり部を引っ張っていかなければならない覚悟を決め、先輩達の力を借りず、自分達で作曲や作詞を考えたりなどしました。団結力は1期生よりも強かったんじゃないかと思いますね。
 3期では、2期生がセンターに立つ場面があったり、きな子が生徒会長に選ばれたりと、頼れるところを見せていたと思います。2期生の成長を3期の期待要素の1つとして見た身としては、すごく嬉しく感じていますね。

 3期生の2人は、学年の変化はなかったものの、成長や変化を大きく感じました。
 特に、マルガレーテは、2期終盤で感じた心の未熟さが解決されて、自分なりの歌の道を進む事ができ、3期一番の見所だったと感じています。冬毬も、スクールアイドルに対する見方が少しずつ変わっていったのも面白かったですね。


 3期を見終えて大きく感じたところは、こんな感じです。良くなかったところの語りが長かったですが、3期も面白かったと感じています。


 さて、今後の「スーパースター」の展望ですが、最終話のあの終わり方を考えると、4期はないでしょう。
 それに、1期生5人で始まった本作なのに、スクールアイドルでない5人の物語を描くというのは、あまりにも違和感があるでしょう。ですので、TVアニメとして描く物語は、これで終わりだと思いますね。
 ただ、劇場版はあるかもしれませんね。最終話後の物語を簡単に描きそうで、あるとすれば、来年、再来年公開でしょうか。もし、劇場版があったら、Liella!メンバーの成長を見てみたいですね。

 今後他の作品でTVアニメをやるとなると、「蓮ノ空」が濃厚でしょうか。ただ、「蓮ノ空」は、単独でYouTube公式チャンネルが設けられているほど動画コンテンツに力を入れているために、TVアニメ化の線は薄いかもしれませんが、もし決まったら全力で楽しみたいですね。
 新作が出てくれる事にも期待しています。来年あたり、その話が出ると予想していますが、どうなるかな・・・。
 まあ、まずは、今年公開予定のニジガク完結編第2章に目を向けましょう。これからも、いい歳こいてラブライバー化を進行させていきますよ!(笑)


 長くなりましたが、「ラブライブ!スーパースター!!」3期の総評記事は、これで以上です。

 3期も、沢山の感動をいただき、本当に、ありがとうございました! そして、3期の制作、お疲れ様でした!!



 この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。 ]]>
ラブライブ!スーパースター!! 2025-01-12T00:03:26+09:00 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/685bfb6c0edfe9dacb46a24bcb51a183
わんだふるぷりきゅあ! 第47話感想 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/1709f64a70977b67f9ceaacce9a8c487?fm=rss <![CDATA[  今話の名セリフ:「ザクロ・・・。私は、あなたのガオウへの思いを繋げたい・・・。」

 「わんだふるぷりきゅあ!」第47話「あけましてガオウ」の感想です。


~ オープニング前 ~
 今日は1月1日。いろは達は、初日の出を見に、砂浜に来ていました。
 少し時間が経つと・・・、
「初日の出だ・・・。」
   
「すっごく綺麗だワン!」
「そうだね・・・。」
   
「みんな! あけましておめでとう!」
「おめでとうワン!」
『あけましておめでとう。』
    
「ユキ、おめでとう!」
「おめでとう、まゆ。」
   
   
「いろはちゃん、あけましておめでとう。」
「うん! 今年も沢山よろしくね!」
   
「みんな! よろしくワオーン!」
    
   
「なにさ・・・。キラキラしちゃって・・・。」
   


~ Aパート ~
 その後、初詣をするために鏡石神社に向かういろは達でしたが、途中、河川敷で凧あげをしているのを目にしました。
「うわー・・・。」
   
「みんなー! 私達も、まーぜーてー!」
   
「ええっ!? なんで私も!?」
「運動したら、身体温かくなるよ!」
   
    

 少しして、鏡石神社に到着。
「まゆちゃん、どうしたの?」
「私、ユキと一緒に初詣に来るの、初めてなんだ。だから、今すごくワクワクしてる! ね、ユキ!」
「そうね。」
   
「そっか。アニマルタウンでのお正月は初めてだもんね!」
   

 その直後、まゆの携帯から着信音が。
 相手は、クラスメイトの大熊。新年のあいさつのために、電話をしました。
 大熊は牧場にいました。正月も牛の世話で大忙しです。

 出産が近い牛がいると聞いたまゆは、安産祈願のお守りを買おうと考えました。
「えっと、お守りは・・・。」
   
   
「寒くなっちゃった? また紅茶飲む?」
「へ、蛇・・・。」
「え?」
   
「なんであちこちに蛇がいるの?」
「ああ、今年の干支は蛇だからね。」
    
「そっか! ユキ、蛇苦手だもんね! じゃあ、私がガードしてあげる!」
   
「これで見えないでしょ!」
   
    
   
「何してるのよ・・・。」
「犬も歩けば棒で転ぶだ!」
「当たらずに転んじゃったね・・・。」
   
   

 その後、お守りを買ったり、顔なじみの面々と会いました。
    
    
   
    
    
   
「みんな楽しそうだね・・・。」
「うん! 見てるこっちもニッコニコになっちゃう!」
「すっごく楽しい! わんだふるだね!」
「そうね。」
    
    
   

「仲間達の無念を晴らす・・・。」
   
    
   


~ Bパート ~
「これって・・・。」
「あの時の、ニコガーデンと同じ・・・。」
    
    
   
   
「壊せ・・・。すべてを壊せ・・・。人間達に、報いを!」
   
   
    
「ガオウ様・・・。ガオウ様は、仲間の無念を晴らすためと言うけれど、こんな事をしても・・・、いいえ、何をしても仲間は戻ってきません!」
   
「忘れろというのか? 仲間を奪われた恨みを・・・。この胸に燃え続ける怒りを!」
   
「それは・・・。」
   
「でも、この街を壊して、人間達を苦しめても、ガオウ様は幸せになれない・・・。」
   
「アタシは、ガオウ様に幸せになってほしいんです・・・。」
   
   
「幸せなどいらぬ・・・。俺の望みは仲間の無念を晴らす事・・・。それまで立ち止まる事はない・・・。」
   
    

 その後、ガオガオーンが街に向かっていきました。ザクロは、ガオガオーンに同行します。
 いろは達4人はプリキュアに変身しました。

 ワンダフルとフレンディはガオガオーンの相手をし、ニャミーとリリアンはザクロと対話しました。
「ザクロ・・・。」
「何だい? やろうってのかい?」
   
「ザクロ・・・。あなた、さっきから、ずっと辛そうな顔してる・・・。」
   
「はぁ!? な、何を・・・。」
「色んな生き物がかかわり合って、色んな思いや笑顔が集まってる、そんなこの世界が嫌いじゃないんでしょ?」
    
「本当は壊したくない・・・。だから辛いんじゃないの?」
   
   
「それでも、やらなきゃいけないんだ・・・。ガオウ様の、望みのために・・・。」
   
「だから・・・、だから、全部壊す!」
    
「全部! 全部! 全部! 全部!」
    
   
「ガオウ様を苦しめるこんな世界は、全部! ガオウ様のために! 仲間のために!」
   
   
「それって、私達と一緒だね!」
   
「だって、ザクロもガオウも、私達もみーんな、仲間の事が大好きって事だもんね! だから、一緒!」
   
「ねえ、ザクロ。私達、友達になれないかな?」
   
「私はなりたいな!」
   
   
「ザクロ・・・。私は、あなたのガオウへの思いを繋げたい・・・。」
「アタシの?」
「あなたのそのかわいい気持ちがあれば、この世界をきらめかせる事ができるわ。」
   
「そんな事できる訳・・・。」
「できるよ!」
   
   

 一方、ワンダフルとフレンディは、ガオガオーンのパワーに押されます。
 ですが、ニャミーとリリアンが加勢して4対1となると、形勢逆転。すぐに、エターナルキズナシャワーで、ガオガオーンを浄化しました。

 しかし、これで終わった訳ではありません。
「怒りの炎は簡単には、消えないよ・・・。アンタ達は、まだ分かってない・・・。」
   
   
「来るわ・・・。」
「え・・・。」
「まさか・・・。」
    
   
「ガオウ・・・。」
   

 今回は、これで終了です。


次回:「ガオウの友達」
 ガオウが呼び出した狼のガオガオーンに立ち向かうプリキュア達。
 ニコもガオウを抑えようとするが、隙を突かれ、ニコダイヤの力を奪われてしまう。


 次回予告後には、次回作の番宣がありましたが、内容は、感想の最後で述べます。


【まとめ】
 今回は、新年明けて最初の「プリキュア」という事で、オープニング前、Aパートでは、平和な新年の風景が描かれましたが、Aパート終盤では、ガオウが本腰を入れた事で、アニマルタウンは闇に覆われました。
 そして、Bパートラストでは、沢山の狼のガオガオーンと共にガオウが出陣。これぞ最終決戦といった雰囲気になりました。

 今話でも、ザクロとはまだ和解していませんが、43話ではまゆ、前話ではユキの語りかけがかなり効いているようで、ザクロは、人間に対する憎しみはかなり薄れていて、人間達の世界を壊す事に戸惑っていました。
 そして、ガオウに説得を試みましたが、ガオウは聞き入れず。人間の世界を滅ぼすというガオウの望みに加担する事になりました。本当はこの世界を壊したくないという相反した思いに苦しみながら。

 ここでプリキュアの優しさを受け入れる事は簡単でしょう。しかし、そうすれば、ガオウは独りぼっちになる上、ガオウを愛しているがゆえに裏切りになってしまいます。
 誰かを愛するって、美しい響きですけど、時には毒ですよね。まあ、だからと言って、説得を聞き入れないヤツへの愛なんざ捨てろ、なんて言えないですけどね。

 ザクロが言っていた通り、人間達の世界を壊したとしても、人間達に殺された狼達が戻ってくる訳がありません。
 復讐が生み出すのは、虚しさや、新たな復讐であって、幸せになる事は決してないでしょう。それは、ガオウだって分かっていると思うのですが・・・。

 なのに、ガオウは、幸せになる事を望まず、人間達によって殺された狼達の無念を晴らそうと考えています。
 一体、何が、ガオウを復讐の道へ歩ませているのか? ガオウは、復讐の果てに何を見ようとしているのか?
 過去の人間達による狼狩りは相当酷かったものだと思いますが、しかし、それだけで、あそこまで復讐に燃えるものなのでしょうか?
 ガオウを復讐へと駆り立てているものの正体が明かされるのは、次回か次々回でしょうか。その時をじっくり待ちたいと思います。

 さて、次回は、最終決戦2話目。次回のタイトルを見た感じでは、過去の人間の友であった昴がストーリーに大きくかかわってきそうですが、果たして?
 ガオウの裏にいる黒幕がいるとなれば、次回出てくるでしょう。次回も、すべてのキャラの動向に目が離せません。


 本編の感想は以上です。
 ここからは、後回しにした次回作の番宣について語っていきます。

   
 次回作のタイトルは「キミとアイドルプリキュア♪」。この記事を読んでいる方の大半は、年明け前に知っているでしょう。
 過去作にも、アイドルの要素はちょこちょこありましたが、タイトルに出てきたとなると、メインキャラ全員が本格的にアイドル活動をするのかも? 「キミと」というフレーズも、ストーリーにどうかかわってくるのか気になりますね。

    
   
 こちらは、次回作の主人公「咲良 うた」。歌うのが大好きで、明るく元気いっぱいな性格です。「プリキュア」の王道主人公といった感じですね。

   
 こちらは、妖精の「プリルン」。プリキュアをどうサポートするのか気になるところ。
 なお、次回作の妖精はもう1体いるのですが、知りたい方は、公式ホームページで確認を!

    
   
 うたがプリキュアに変身すると「キュアアイドル」に。
 作品タイトルの一部をとって主人公プリキュアの名前に使われるのは、前作「ひろがるスカイ」から3作連続。メイン視聴層の女の子達に一早く憶えてもらいたい意図があって、このような単純な名前にしたのかもしれませんね。

 現在公開されているプリキュアは他に2人います。気になる方は、公式ホームページで確認して下さい!



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。 ]]>
わんだふるぷりきゅあ! 2025-01-07T00:04:24+09:00 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/1709f64a70977b67f9ceaacce9a8c487
2024年12月の人気記事 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/b619f7f02998344d711ea945688abaa7?fm=rss <![CDATA[  先月12月の人気記事を紹介します。

 記事の人気度の判定方法は、毎日、ブログ記事下部にある「このブログの人気記事」の結果を集計し、1日ごとに、ランキングに入った記事については、次のようにポイントを割り振ります。

      1位 → 10ポイント    6位 → 5ポイント
      2位 → 9ポイント     7位 → 4ポイント
      3位 → 8ポイント     8位 → 3ポイント
      4位 → 7ポイント     9位 → 2ポイント
      5位 → 6ポイント    10位 → 1ポイント

 ランキングに入らなかった記事については、0ポイントとし、すべての記事について、月の初日から末日までのポイントを合計し、その合計ポイントの多さで、記事の人気度を判断していきます。


 それでは、先月12月の合計ポイントが高かった記事ベスト10を紹介します。ベスト5に入ったアニメ感想記事については画像付きで挙げます。



10位  ラブライブ!スーパースター!! 3期第11話感想  45ポイント

 「ラブライブ!スーパースター!!」3期の感想記事が初めてベスト10に入りました。物語最終盤となり、人気がだいぶ高まったのかもしれませんね。


8位  プリパラ 第140話(最終話)感想  46ポイント

 7年以上前に書いた記事が、ここにきてランクイン。昨年は「プリパラ」10周年を迎えた事が影響してそうですね。


8位  わんだふるぷりきゅあ! 第4話感想  46ポイント

 先月もランクインし、10か月連続のベスト10入りとなりました。この調子で今月もランクインしてほしいですが、一体どうなる!?


7位  わんだふるぷりきゅあ! 第30話感想  55ポイント

 中盤の山場となった回が、ここにきてランクイン。もうじき「わんだふるぷりきゅあ!」が終わるだけに、新たな技が出たこの話を見直す方が多かったのでしょうか。


6位  わんだふるぷりきゅあ! 第16話感想  67ポイント

 2か月連続のランクイン。ストーリーの核に触れた話だっただけに、最終回が近いこの時に見直す人が結構いたのかも?


5位  わんだふるぷりきゅあ! 第46話感想  78ポイント
   
 昨年最後の「わんだふるぷりきゅあ!」の感想。本記事投稿時点での最新話なだけに、良い感じにポイントを稼いでますね。


4位  わんだふるぷりきゅあ! 第44話感想  89ポイント
   
 ペットの死を描くという、なかなか重い話でしたが、獲得ポイントは、そこまで伸びず。次の回の方がインパクトあった分、この回の人気が薄れたのかもしれませんね。


3位  わんだふるぷりきゅあ! 第43話感想  101ポイント
   
 先月最初の「わんだふるぷりきゅあ!」の感想。まゆの成長の集大成が描かれたり、敵幹部との和解に一歩近付いたりと、見応えのある回でした。


2位  わんだふるぷりきゅあ! 第19話感想  107ポイント
   
 7か月連続のランクインとなりました。この調子だと、今月中旬には、投稿日からの累計獲得ポイントが1,000ポイントを超えそうです。


1位  わんだふるぷりきゅあ! 第45話感想  120ポイント
   
 先に放映された43話、44話よりも上位となりました。生存エンドとはならなかったものの、良い感じに敵幹部と和解できたのが、大きな人気に繋がったと思いますね。



 以上、12月の人気記事ベスト10でした。

 さて、今月は、「わんだふるぷりきゅあ!」の放映最終月。今月26日の放送で、「わんだふるぷりきゅあ!」が終わります。
 まだ明かされていない謎の解明、ラスボスとの決着など、すごく気になる要素があり、次の話が待ち遠しいですね。今作はどんな形で物語を締めるのか、目が離せません。

 今月で現作が終わるという事は、来月から次回作が始まる訳でもあります。
 次回作はどんなキャラが出るのか楽しみですね。ちなみに、次回作のタイトルは「キミとアイドルプリキュア♪」である事が、昨年11月末頃に決まっています。
 次回作のメインキャラのビジュアルや声役は、今月5日に公表されるでしょう。私達を驚かせるキャラ名やビジュアルを楽しみにしています。

 あと、「魔法つかいプリキュア!! ~MIRAI DAYS~」が今月から放映スタート。ついに、この時が来たか・・・。
 TV放送から、そんなに間もなくネット配信されるようですので、視聴だけでなく、感想も書こうと思っています。日曜朝放映の「プリキュア」と同じように、楽しい気分で視聴して、楽しく感想を書いていきたいですね。



 この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。 ]]>
月ごとの人気記事 2025-01-03T00:02:01+09:00 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/b619f7f02998344d711ea945688abaa7
プロフィール画像 過去ログ38 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/97d9bf99a9489e52555a8c706038054d?fm=rss <![CDATA[  新年明けましておめでとうございます! Msk-Mtnです!
 2025年も、「Msk-Mtnのブログ」をよろしくお願いします!!

 という事で、今年も、プロフィール画像過去ログから始めます。
 このブログに何度も訪れている方はご存知かと思いますが、2015年1月31日以降、このブログの左上にある「プロフィール」欄の画像は、記事を更新するたびに変えています。(1日に複数回記事を更新している場合は、最初の記事を更新した時のみ変えています)

 今回は、昨年6月29日から12月28日までに載せたプロフィール画像を公開します。この期間より前に載せた画像は、下のリンクからどうぞ。

2015年1月31日~2015年4月29日
2015年4月30日~2015年6月15日
2015年6月18日~2015年12月31日
2016年1月2日~2016年4月28日
2016年4月30日~2016年7月28日
2016年7月30日~2016年11月25日
2016年11月26日~2017年2月16日
2017年2月18日~2017年5月25日
2017年5月27日~2017年12月30日
2018年1月2日~2018年6月19日
2018年6月22日~2018年12月31日
2019年1月2日~2019年6月18日
2019年6月21日~2019年12月30日
2020年1月1日~2020年4月27日
2020年5月2日~2020年8月26日
2020年8月29日~2020年12月30日
2021年1月1日~2021年6月24日
2021年6月26日~2021年12月29日
2022年1月1日~2022年6月22日
2022年6月25日~2022年12月31日
2023年1月1日~2023年6月27日
2023年6月29日~2023年12月29日
2024年1月1日~2024年6月26日

 これまでの過去ログと同じく、公開する画像は「元画像」です。プロフィール画像として載せたものの大半は、その元画像の一部分を抜粋して使いました。
 いつも通り、プロフィール画像を変えた日、および、画像のキャラも合わせて紹介していきます。

 それでは、どうぞ。


6月29日(土) 「アイドルマスターミリオンライブ!」から「春日未来」 

7月2日(火) 「ガールフレンド(仮)」から「正岡真衣」 

7月7日(日) 「ファイアーエムブレムエンゲージ」から「ユナカ」 

7月9日(火) 「ファイアーエムブレムヒーローズ」から「パティ」 

7月15日(月・祝) 「わんだふるぷりきゅあ!」から「キュアニャミー」 

7月23日(火) 「ファイアーエムブレムヒーローズ」から「ユミナ」 

7月30日(火) 「ファイアーエムブレムエンゲージ」から「アルフレッド」 

8月4日(日) 「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」から「鐘嵐珠」 

8月7日(水) 「わんだふるぷりきゅあ!」から「犬飼いろは」 

8月12日(月・休) 「アイドルマスターシンデレラガールズ」から「渋谷凛」 

8月21日(水) 「ファイアーエムブレムヒーローズ」から「ラーラ」 

8月28日(水) 「ファイアーエムブレムヒーローズ」から「ドロシー」 

9月3日(火) 「ファイアーエムブレムヒーローズ」から「ウィル」 

9月6日(金) 「ファイアーエムブレムヒーローズ」から「ヒース」 

9月9日(月) 「ファイアーエムブレム風花雪月」から「エーデルガルト」 

9月16日(月・祝) 「ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」から「百生吟子」 

9月23日(月・祝) 「ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」から「安養寺姫芽」 

10月2日(水) 「魔法少女にあこがれて」から「水神小夜」 

10月6日(日) 「ファイアーエムブレムヒーローズ」から「ジョフレ」 

10月9日(水) 「アイドルマスターシンデレラガールズ」から「砂塚あきら」 

10月13日(日) 「ファイアーエムブレム風花雪月」から「ディミトリ」 

10月14日(月・祝) 「ファイアーエムブレムエンゲージ」から「セリーヌ」 

10月19日(土) 「ファイアーエムブレムヒーローズ」から「ファバル」 

10月22日(火) 「ファイアーエムブレムヒーローズ」から「パーン」 

10月26日(土) 「ガールフレンド(仮)」から「大山真由里」 

10月27日(日) 「アイドルマスターシンデレラガールズ」から「宮本フレデリカ」 

10月29日(火) 「アイドルマスターシャイニーカラーズ」から「樋口円香」 

11月2日(土) 「ラブライブ!スーパースター!!」から「桜小路きな子」 

11月4日(月・休) 「わんだふるぷりきゅあ!」から「猫屋敷まゆ」 

11月10日(日) 「ファイアーエムブレムヒーローズ」から「アトラス」 

11月12日(火) 「アイドルマスターシャイニーカラーズ」から「福丸小糸」 

11月16日(土) 「ファイアーエムブレムヒーローズ」から「ティナ」 

11月19日(火) 「ファイアーエムブレムヒーローズ」から「ミランダ」 

11月21日(木) 「アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ」から「白石紬」 

11月23日(土・祝) 「アイドルマスターシャイニーカラーズ」から「市川雛菜」 

11月26日(火) 「ファイアーエムブレムヒーローズ」から「クーガー」 

11月30日(土) 「ガールフレンド(仮)」から「三科果歩」 

12月3日(火) 「彼女、お借りします」から「八重森みに」 

12月6日(金) 「ファイアーエムブレムヒーローズ」から「リカード」 

12月8日(日) 「ドルフィンウェーブ」から「ヴィーナ」 

12月10日(火) 「ガールフレンド(仮)」から「九重忍」 

12月15日(日) 「ひろがるスカイ!プリキュア」から「キュアウィング」 

12月18日(水) 「ひろがるスカイ!プリキュア」から「キュアスカイ」 

12月21日(土) 「ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」から「藤島慈」 

12月24日(火) 「ファイアーエムブレムエンゲージ」から「エーティエ」 

12月28日(土) 「ラブライブ!スーパースター!!」から「鬼塚冬毬」 


 今回挙げたのも、「プロフィール画像を変えた日に出したキャラまたはキャラの声役の誕生日が、画像を変えた日の2日前から2日後の間にある」事を保ちながらプロフィール画像を変えています。
 声優の誕生日、アニメキャラの誕生日のどちらに合わせたかは適当です。プロフィール画像のキャラを見て、どちらに合わせたかを各自で察して下さい。


 今回の過去ログは、これで以上です。これからも、どんなプロフィール画像が載るか、楽しみにしていて下さい!



 この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。 ]]>
プロフィール画像 2025-01-01T00:01:47+09:00 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/97d9bf99a9489e52555a8c706038054d
ラブライブ!スーパースター!! 3期第12話(最終話)感想 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/4c13945fff67a08cdb06f831ac4819ff?fm=rss <![CDATA[  今話の名セリフ:「私達はずっと一緒。顔が見れなくても、声が聞けなくても、一緒に過ごした時間は、その思い出は、なくならない・・・。」

 「ラブライブ!スーパースター!!」3期第12話(最終話)「ずっとずっと!」の感想です。


~ Aパート ~
 Liella!がラブライブ全国大会を連覇してから何日か経ちました。
「どうぞ。」
「はぁ・・・。このカフェオレも、しばらく飲めなくなるのか・・・。」
   
「向こうにもあるでしょ! なかったら自分で作ってよね!」
   
「冷たいな・・・。」
「ラブライブで結果を出して、今度こそ本当に留学が決まったんだから、むしろホッとしてるのかと思ったのけど。」
「ラブライブがある間は、そっちに集中と思って、あんまり考えてなかったんだ・・・。」
   
「それに・・・、行く時は、マルガレーテちゃんも一緒だと思ってた・・・。」
   
「あの子が結ヶ丘に残るの、嫌?」
「まさか! すっごい嬉しいよ!」
   
「マルガレーテちゃんと、みんなが、どんな新しいLiella!を作っていくのか、楽しみだし、応援したい・・・。」
   
「じゃあ、1人になるのは、しょうがないわね!」
「そうなんだけど・・・。」
   
「はぁ・・・。マルガレーテちゃん、分身してくれないかな・・・。」
「何、バカな事言ってるの! 留学が不安なら、あなたには相談できる友達が沢山いるでしょ!」
「相談できる友達・・・。」
   

 その後、かのんは、可可に電話をしましたが、可可は何かあったようで、後で可可から連絡する事になりました。
「可可!? 何で!?」
「き、奇遇デスネ・・・。」
   
   
「どうして、ここにいるの? ここは、私が合格した事務所なんですけど?」
   
「まさか!?」
「仕方ないデスネ・・・。もう言い逃れはできマセン・・・。」
    
「その通りデス! 上海に帰った時、両親とも沢山話しマシタ。ラブライブは、高校生の間だけ輝ける世界・・・。でも、この先も歌い続けたい・・・。ステージに立ちたい・・・。だから、可可は芸能事務所に入る事にしマシタ!」
   
「何ですって!?」
「同時に、学業も続けマス! 一度上海に戻り、大学に通いながら、歌って踊るステージに戻ってこれる日を目指しマス!」
   
   
「アジアを股にかけるっていうの?」
「そういう事デス!」
   
「何か負けた気分・・・。」
「そんな事ありマセン! すみれも可可も、同じスタートラインに立ったのデス! また一緒に頑張れて、可可は嬉しいデス!」
   
「フン! 私についてこられるかしら!?」
   
「はい!」
「何、これ?」
「これからの練習メニューデス!」
「はぁ!?」
   
「さらに! これがオーディションの予定、さらに、撮影の予定デス!」
「予定がビッシリ・・・。」
    
「・・・って、何でアンタが私のマネージメントしちゃってる訳!?」
「すみれの魅力は、可可が一番理解しているつもりデス! 可可の厚意で、すみれをプロデュースしてあげるデスヨ! 夢は大きく! デス!」
    
「本気?」
「さあ! このままランニングスタート!」
「ウソでしょ!?」
    

 少しして・・・。
   
「4月から、また1人か・・・。」
   

 その後、可可から折り返しの電話が。この後学校で会わないかと、可可は言いました。
 そして、結ヶ丘に着くと・・・、
「疲れたっすー!」
「いきなり練習がハード過ぎですの・・・。」
「そうですか? 私とマルガレーテでメニューを作ったのですが・・・。」
「今までが、たるんでいたのよ!」
    
「来年は、この6人で優勝しなきゃいけないんだから、このくらい当たり前でしょ!」
「なめんな! 私は、まだまだやれるぞ!」
    
「どうする? 部長。」
「そうだな、もう1セット追加だ!」
   
「部長? 誰が?」
「メイが。」
「はいぃ!?」
    
「そうっすよ! こういうのは部長に聞かないと!」
「もちろん、部長が反対というのであれば、再考しますが。」
   
「おい、待て! 聞いてないぞ!」
「さっき、みんなで決めた。」
   
「結ヶ丘ニュース! スクールアイドル部新部長始動。いずれお宝映像として、バズりますわー!」
「勝手に撮るな!」
   
「おい! 四季!」
「ん?」
「なら、お前、副部長な!」
「え?」
   
「お前が副部長になるなら、私が部長、引き受けてやる!」
   
「部長の頼みなら、喜んで・・・。」
   
「最高のコンビっすね!」
「プロデュースは、夏美にお任せですの!」
   
「3連覇・・・。」
   
「そー・・・・、わっ!」
    
「なーんだ、落ち込んでいるって聞いたけど、案外普通ね。」
「元気そうで良かったよ!」
「みんな・・・。」
   
「可可さんから、かのんさんを元気付けたいと。」
「声を聞いたら、何だって伝わりマス。3年間一緒に過ごしてきたのデスから!」
   
「ごめん・・・。心配かけちゃったね・・・。」
「ううん。会えてよかった! 卒業式の前に、こうやってまた5人で集まれたんだから!」
    

   
「3月とはいえ、まだ寒いデスネ・・・。」
   
「そうだね。でも、なんだか、ここに来ると温かい気持ちになれる・・・。」
「いっぱい練習しましたね・・・。最初は全然でしたけど・・・。」
「可可なんて、体力なかったし!」
「すみれだって・・・。」
   
「できなかったのは、みんな同じ・・・。」
「不安でしたからね・・・。」
「きっと大丈夫って、不思議な力をいつももらえたけど、何の根拠もなかったし・・・。」
    
「だから頑張れたんじゃない? 一生懸命、前を向いて・・・。」
「迷ったり、考えたり、立ち止まったり・・・。嫌な事があったり、逃げ出したくなったり・・・。それがあったから、ここまで来れた・・・。」
    
「ねえ、少しだけ練習してみる?」
「ううん。ここはもう、新しいLiella!のための場所・・・。行こう。1、2年生、戻ってくるよ。」
   

「お待たせ! ちぃちゃん特製のたこ焼き鍋だよ!」
『いただきまーす!』
    
「美味しい!」
「素晴らしいです! さすが、千砂都さん!」
   
「美味しいんだけど、私達、夜にこんな事して怒られない?」
「理事長には許可をもらいました。春から頑張ってもらう分、特別だそうです!」
   
「春から結ヶ丘の運営に携わるらしいわね!」
「そのために大学に進学しますので。」
   
「いずれは理事長?」
「え?」
「レンレン理事長?」
    
「いや、レンレンというのは・・・。」
「親しみやすくて良いかも!」
   
「ねえ! せっかくだから、何か書いていかない? 黒板に『1期生参上!』とか!」
「ダメだよ! 迷惑かけちゃ!」
「いや、せっかく学校を貸し切りで来てるんだし、何か残したくなるね!」
   
「なら、この5人で、ここで曲を作るっていうのは、どう?」
   
「曲? 今から?」
「面白そうデス! 夜の学校で生まれる新曲・・・。」
   
「でも、もう全国大会は終わったよ? どこで披露するの?」
「私、ライブを見てもらいたい人達がいるんだ!」
    


~ Bパート ~
 そして、卒業式の日がきました。
   
「先輩達、いなくなっちゃうっす・・・。」
「分かってた事だろ・・・。」
   
「メイ、泣き過ぎ・・・。」
「うるせー!」
   
「『やっぱり留年して下さい!』って、頼みにいくっす!」
「次期生徒会長が、そんなお願いしていいんですの?」
    
「おや。来るとは思いませんでした。1年生は、卒業式、自由参加ですよね?」
「暇だったしね。」
   
「それより、冬毬こそ参加しないと思ってたわ。」
「1つ大きなタスクがありまして。」
   
「みんな、もう来てるの?」
「レンレンは、式の直前まで、裏で忙しそうデス。かのんは・・・。」
   
「消えちゃ嫌です・・・。」
「消えないよ・・・。」
   
「きな子ちゃん、送辞言うんでしょ? 大丈夫かな・・・。」
「きなきななら、その時はビシッと気持ち切り替えるデスヨ!」
   
    
「いよいよ卒業式ね!」
   
「すみれちゃん?」
「盛り盛りデス・・・。」
「卒業式だもん! このくらい当然でしょ?」
    

   
「第1期生、音楽科1組、葉月恋。」
「はい。」
   
   
「卒業証書第1号、葉月恋。あなたは、本校が定めた・・・、いえ・・・。」
   
「あなたの母、葉月花が定めた課程を修了した事を証します。」
   
   
「おめでとう。」
   
「嵐千砂都。」
「はい。」
   
「平安名すみれ。」
「はい。」
   
「澁谷かのん。」
「はい。」
   
「唐可可。」
「はい。」
   
   
「送辞。在校生代表、桜小路きな子。」
   
「旅立ちの季節を迎え、今日の良き日に、卒業式を迎えられた3年生の皆様、ご卒業、おめでとうございます。在校生一同、心よりお祝い申し上げます。」
   
「私は、スクールアイドル部で、先輩方と2年間過ごしました。そんな先輩達が初めて挑戦したラブライブ。東京大会準優勝で、全国大会には行けず、悔しそうにしている姿をいつも見てきました。」
   
「しかし、その悔しさを乗り越えていく姿には、とても胸を熱くさせられました。そんな先輩方の気持ちを背負って、私達は、これからも頑張ります。最高の時間を、本当にありがとうございました。」
   
「答辞。本日は、私達のために、このような素晴らしい卒業式を挙行して下さり、誠に、ありがとうございます。」
   
   
「3年前、私達は、この学校の1期生として入学しました。上級生がいない、少し寂しい学校で、不安と希望を胸に、その1歩を踏み出しました。」
   
「私達の前に、道はありませんでした。前を行く先輩もなく、私達は自分達で、進むべき道を決め、迷い、励まし合いながら、前に進んできたように思います。」
    
   
「その道が常に正しかったとは思いません。時に間違い、時に回り道をして、それでも、私達は、足を止める事なく、ここまで歩き続けてきました。」
   
「その中で、後から入ってきた在校生の皆さんに背中を押され、同じ仲間として声をかけ合い、結ヶ丘女子高等学校は、どこの学校にも引けを取らない、素晴らしい生徒が集う学校になったと思います。」
   
「これからも、繋げていって下さい。ここにいる全員の1歩1歩が、結ヶ丘を作っていきます。そして、それが、羽ばたく私達の力となっていくのですから。」
   

「いきますの!」
「じゃあ、あれ! やってみようか!」
    
「いいね!」
「じゃあ、いくわよ!」
   
「せーの!」
   
『ラブライブ!』
   
   

   
「泣かないでよ・・・。みんな、カッコ悪いんだから・・・。」
   
「うるせーな! お前だって、泣いてんじゃねーか!」
「泣いてない!」
   
「かのん先輩!」
   
   
「リボン・・・。リボン、下さい!」
   
「と、冬毬ちゃん!?」
「ずっと憧れてました・・・。スクールアイドルを始めた時から・・・。」
   
「朝言ってたタスクって、それ!?」
「はい・・・。」
「意外!」
   
   
「はい。」
   
「これからも、よろしくね。Liella!の事。」
「アグリーです・・・。」
    
「マルガレーテちゃんも、よろしくね。」
「言われなくたって!」
   
「でも、行っちゃったら、終わりなんすよね・・・。いなくなっちゃうんすよね・・・。」
   
「あの部室や教室に行っても、先輩達にはもう、会えない・・・。」
   
「大丈夫! いなくならないよ!」
   
「私達はずっと一緒。顔が見れなくても、声が聞けなくても、一緒に過ごした時間は、その思い出は、なくならない・・・。」
   
「だから!」
   
   
「これまでも、これからも、大人になっても、ずっとずっと!」
   
『よろしく!』
   
〈あなたの歌を響かせて!〉
「全力で響かせるっす!」
    
〈自分の大好きを大切にするのデス!〉
「大好きを、心の中に!」
    
〈諦めなければ、何も終わらないから!〉
「諦める訳ないでしょ!」
    
〈足を止めちゃダメだよ!〉
「最後まで走り続けてみせる!」
    
〈夢を見る事を忘れないで!〉
『絶対に忘れません!』
   
「元気でね!」
   
    
「ねえ、みんな。この後、聞いてもらいたい曲があるの。」
   

    
    
「これが、私達3年生の、スクールアイドルとして歌う、最後の歌・・・。」
   
    
「私達の、そして、みんなに贈る・・・、」
   
『始まりの歌!』
   

   
   
   

   
   
   

 これにて、「ラブライブ!スーパースター!!」3期は終了です。


【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 いやー、実に素晴らし過ぎる最終回で、めちゃくちゃ感動した!
 最高のグランドフィナーレをありがとう! ラブライブ!スーパースター!!

 今話の感想を簡単にまとめると、こんな感じですね。
 本作の制作プロジェクト開始を知ったのは、2020年3月。この時は、舞台となる学校が新設校である事から、スクールアイドル部員は全員1年生で面白くなりそうだと思ってましたね。学校のイラストを見て、「Go!プリンセスプリキュア」のノーブル学園っぽいと感じたのも懐かしいです。
 同年5月には、公募により学校名が「結ヶ丘女子高等学校」に決まり、1期生5人のビジュアルが公開。その約2か月後には、「ラブライブ!スーパースター!!」というタイトルが公開され、さらに約2か月後には、公募により「Liella!」というスクールアイドルチーム名が決定されました。
 そして、2021年7月、かのん達5人の結ヶ丘入学からアニメが始まり、今月22日、その5人が結ヶ丘を卒業しました。アニメ開始前に着々と作られていったものが、先日、かのん達の卒業をもって、グランドフィナーレを迎えたとなると、すごく感慨深いものがありますね・・・。かのん達の卒業を、この目で見届ける事ができて、本当に良かった!

 では、ここからは、今話において、ここは良かったと思ったところを、どんどん語っていきます。

 まずは、可可とすみれの進路が、同じ芸能事務所だった事ですね。「3期は、クゥすみの絡みが薄いな・・・」と思ってたら、なるほど、そうきましたか。
 しかも、可可は学業と両立するようです。上海スクールアイドルフェスのステージに立った時は、進学はしないと思ってましたので、これは驚きですね。
 一度は進学する事を両親に打ち明けた上、スクールアイドルをやりたい可可の気持ちを尊重して日本に送り出してくれた両親の意向に沿いたいとも思い、両立する事を選んだのでしょう。学業と歌手の両立は大変そうな気がしますが、外国に行ってまでスクールアイドルをやりたい熱い気持ちを3年間貫いたのであれば、不可能ではないと信じています。

 同じ頃、かのんは原宿を散歩するのですが、猫に会ったり、ヘッドフォンを着けたりしていたのは、1期1話を思い出して、懐かしかったですね。
 ヘッドフォンを着けた意味合いは、あの時と今話では異なっており、1期1話では、音楽科の試験に受からなかった失意から周りの音を聞きたくなかったのに対し、今話は、ウィーンへの留学に向けて気持ちを整えたかったのでしょう。結ヶ丘で多くの良き生徒達と出会い、そして、成長した事が、ヘッドフォンの意味合いを大きく変えたとなると、感慨深いものがありますね。
 家に帰った後の歌も、1期1話で歌ってたものですね。1期1話は、この歌から始まり、さらに、結ヶ丘に行く途中、この歌が可可に気に入られたのをきっかけにスクールアイドルが始まりました。
 そんな良い歌を、このグランドフィナーレでも出してきたのは熱いですね。今話の感動度を大きく上げてくれたと思います。

 その後は、2期生と3期生の練習風景が描かれました。
 さらに、メイが次の部長に決まりました。まあ、勝手に決められたと言うのが正しいですが。(笑)
 2期生4人の中で、スクールアイドルへの情熱が熱いのはメイですので、メイが次の部長になるのは納得ですね。
 でも、よく考えると、前の部長の千砂都とは、お団子ヘアという共通要素があるんですよね。もしかしたら、それだけで決めたのかも。(笑)
 本当にそうだったら、メイの次の部長は、お団子ヘアにしなければなりませんね。私は、マルガレーテがそうなる事に一票投じます。(笑)

 卒業式では、すみれが派手な髪型で登場。さすが、ギャラ子! 常人にはできない事を平然とやってのけるッ! そこにシビれる! あこがれ・・・。
 いや、憧れはしねーわ。成人式の悪ノリっぽく見えますし。親や妹は恥をかいたんじゃないのでしょうか。(笑)
 まあ、でも、1期生断トツのギャグキャラの貫録を見せつけてくれたと思います。最後まで大笑いをありがとう、ギャラ子さん。(笑)

 式が始まり、恋は、卒業証書を最初に授与されました。
「葉月花が定めた課程を修了した事を証する」というのが、本当に良いんですよね。母が遺した学校を良くしていきたいと、両親が傍にいない中で3年間奮闘し続けてきたのですから。
 それだけに、「葉月花が定めた課程を修了した事を証する」という言葉は、すごく重みがあり、報われた思いだったでしょう。途中、困難はあったものの、良い方向に進められたと思いますし、天国にいる母も、娘が立派に卒業できた事に感動していると思いますね。

 その後、新しく生徒会長になったきな子が送辞を務めました。きな子のビジュアルが公開されたのは2022年5月と、2年半以上前の事ですが、この時にきな子が卒業式の送辞を務めるなんて、誰が予想できたでしょうか・・・。
 卒業式前後では、かのん達が卒業する事に大泣きしたり、留年してほしいと頼みにいくというトンチキ発言もかましましたが(笑)、送辞の時は堂々と読んでいて、カッコよかったですね。こんな大役を担えるほど成長できて、嬉しく感じています。

 答辞は恋が読みました。「スーパースター」は2期で終わるものだと思っており、卒業までは描かないと思ってましたので、恋が答辞を読んだところも、かなり感動しましたね。
 私達の前に道はない。確かにそうなんですよね。1期生ですから、先輩なんている訳がなく、1年生の時は、様々な困難を自分達で解決しなければいけなかったんですし。
 一番大変だったのは、生徒会長就任直後だったでしょう。あの時は、結ヶ丘は廃校の危機にあり、音楽の歴史を廃らせないために、選挙前の公約を反故にしたほど。
 結果、音楽科と普通科の間に大きな溝ができ、かのん達がいなければ混乱を収束できず、恋は生徒会長を辞めさせられたかもしれないでしょう。卒業式の答辞を任せられる事は絶対になかったでしょうね。
 そう思うと、結ヶ丘で、かのんをはじめとした良き生徒達に出会えて、本当に良かったと思いますね。この縁を大事に、卒業後も、結ヶ丘をより良い学校にするために力を尽くしてほしいですね。

 卒業式後、冬毬はかのんに、リボンを渡してほしいと頼みました。
 スクールアイドルを始めた時から、かのんにずっと憧れ、この時を心待ちにしていたとか、マジかよ・・・。利益や効率性を重視し続けた上、あえて姉のいないスクールアイドルチームに入ってスクールアイドルを冷静に分析しようと考えていた裏で、卒業式でかのんのリボンをもらう事が主目的だったとか、可愛いヤツめ!
 Liella!が11人体制になって、冬毬は、思った事をどんどん言うようになりましたよね。物語終盤で新たな魅力を味わえて、本当に嬉しいです。それだけに、ここで物語が終わっちゃうのは惜しいですね。

 その夜、1期生がスクールアイドルとしての最後の歌を披露するのですが、これが神なんですよね。
 5人が歌ったのは「始まりは君の空」。これ、Liella!のデビューシングルで、アニメ1期開始前にリリースされたものなんですよね。5人の始まりの歌が、最後の歌にもなるなんて、こんなの感動するしかないでしょ・・・。
 映像の大部分は、このMVと同じであり、9話のライブシーンと同じく、悪く言えば使い回しなのですが、始まりの歌を最後の歌にしているだけに、神映像に見えますね。
 しかも、後半は、沢山の羽が舞っているのが良いんですよ・・・。やっぱ、ラブライブシリーズといえば、羽ですよね。
 あれほど沢山の羽が舞ったのは、結ヶ丘入学から卒業までの3年間、様々な輝かしい出来事を通じて大きく成長した事をよく表しているように思いました。1期1話でかのんの元に舞い降りた1枚の羽を、ここまで舞い広げるなんて、かのん達の高校生活はすごく充実していたのだと思いますね。
 最後の最後で、めちゃくちゃ感動する曲と映像を出していただき、本当にありがとうございます!


 今話の感想は、これで以上です。
 これで、「ラブライブ!スーパースター!!」3期全話の感想を書きましたが、今回も、これで終わりとはせず、まとめ記事を書こうと思います。
 来月前半には投稿する予定です。興味がありましたら、総評記事もお楽しみ下さいませ。



 最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。 ]]>
ラブライブ!スーパースター!! 2024-12-28T00:24:44+09:00 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/4c13945fff67a08cdb06f831ac4819ff
わんだふるぷりきゅあ! 第46話感想 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/72b2732266aa701dd07b57675e6a0471?fm=rss <![CDATA[  今話の名セリフ:「この世界は、色んな生き物が互いに関わり合いながら生きている・・・。色んな思いと笑顔が集まってるから、世界は、かわいく、きらめいている・・・。」

 「わんだふるぷりきゅあ!」第46話「メェェェリィクリスマス!」の感想です。


~ オープニング前 ~
    
    

    
    
    
「綺麗・・・。」
   
「ユキ! そろそろ・・・。どうしたの?」
「別に。」
    
「楽しみだね。ニコガーデンのクリスマスパーティー。」
「そう? 騒がしいだけじゃない?」
    
「そんな事言いながら、ちゃんと準備してくれて・・・。本当は楽しみなんでしょ?」
   
「クリスマスパーティー、楽しもうね!」
「もう・・・。まゆったら・・・。」
   
    
「仕方ないわね・・・。」
   


~ Aパート ~
「メェェェリィクリスマース!」
『メリークリスマス!』
    
「メリークリスマス・・・。」
   
「年に1度のクリスマス、メェーいっぱい楽しんでいって下さいね!」
「ニコガーデンにもクリスマスがあるんだ・・・。」
「みんなニコニコする日だもんね!」
    
「一生懸命準備したキラ!」
「忘れられないパーティーにしてあげるキラ!」
「わぁ! 楽しみ!」
   
「わあ! どれも美味しそう!」
    
「これ、オススメキラ!」
   
   
    
「いろはちゃんへのプレゼント?」
   
「わっ! 猫屋敷さん・・・。」
   
   
 さすが、まゆすけ。気付くの早いっすね。今年最後の「プリキュア」も、今作一の食べがいのあるおもしれー女は、食べがいがあり過ぎて最高です!(笑)
 しかも、後ろでジト目しているユキも、ジワジワきますね。「また、悟の恋心をからかってる・・・。よく飽きないわね・・・」なんて思ってそう。飼い主が食べがいのあるおもしれー女となると、なかなか大変そうですね。(笑)

「うん・・・。付き合ってから初めてのクリスマスだから・・・。」
   
「だよね! 大事だよね!」
「後で2人きりになったら渡したいなって考えてて・・・。」
「うんうん! 雰囲気重要だよね!」
   
「悟君! これ、クリスマスプレゼント!」
   
〈雰囲気・・・。〉
   
 2人きりになるのを待つようなら、その間にまゆすけが変な事をしかねないとスタッフ様が判断して、いろはに、もうプレゼントを渡すよう言ったのでしょうか。まゆすけの暴走を対策しているスタッフ様、さすがです。(笑)

「早く渡したくて!」
「ありがとう!」
   
   
「これは、大福かな?」
    
「うん。」
「いろはね、悟のためにとーっても頑張って編んでたんだよ!」
   
「だから、こむぎも、頑張れって、とーっても応援したんだ!」
   
「応援ありがとね、こむぎ!」
   
    
「とても温かいよ・・・。いろはちゃん、ありがとう!」
   
「実は、ボクからも、クリスマスプレゼント・・・。」
   
「わぁー! ワンちゃんだ! 可愛い!」
   
「ありがとう! 着けていい?」
「もちろん!」
   
   
「あれ? えっと・・・。」
   
「手伝うよ。」
「お願いします・・・。」
   
「いろはちゃん、こむぎちゃんの事が大好きだから、ワンちゃんのチャームを選んだんだ。」
    
「どうかな?」
   
   
   
「悟君、ありがとう・・・。宝物にするね・・・。」
「うん・・・。ボクも宝物にするよ・・・。」
   
「いろはと悟、特別なわんだふるで、わんだふるだね!」
「うんうん! ワンダフル!」
「ニコニコだね!」
「悟君、お幸せに・・・。」
   
「おせんべい、焼けたキラ!」
   
    
    
   
「仕方ないわね。」
   
   
「すごいキラ! 綺麗キラ!」
   
「ありがとうキラ!」
「別に。クリスマスパーティーに泣き顔は合わないと思っただけ。」
   
    

 その後も、いろは達は、クリスマスパーティーを楽しみました。
   
   
   
   
   
   
「ニコ様、最高だったよ!」
「ダンスも、とっても可愛かったです!」
   
「ありがとう! みんなニコニコになって、ニコ、ニッコリしちゃう!」
   
「ユキはどうだった?」
「あなたが本気なんだって、よく分かった。全力でみんなを、こんなに笑顔にして・・・。」
「ありがと!」
    
「私には無理・・・。」
「ユキもできてるよ! さっきキラリンアニマル達を助けて、ニコニコにしてたよね!」
「あれは別に・・・。」
   

 その直後、ユキは用事があるため、ニコガーデンを出ようとします。ただ、メエメエは、後で頼みたい事があるようで、夕方までに戻ってくるよう、お願いしました。
 こむぎは、ユキの事が気になって、付いて行きました。着いた先は・・・、
   
「わぁー! 猫さん、いっぱい!」
「これが猫のクリスマス会・・・。」
   
   
「入れって、どこに?」
   
   
「そっち?」
「わぁ、すごい!」
    
「悪くないニャ・・・。」
「こむぎも!」
    
   
「ワン!? どうして?」
   
「みんな、大丈夫。その子は悪さはしないわ。」
   
「私の、友達だから・・・。」
   
「ユキー!」
「もう!」
    
「ユキって、友達いっぱいだね!」
   
    


~ Bパート ~
 それからしばらくして・・・、
「ああ、もう・・・。ガオガオーンにぴったりの動物がいやしない・・・。」
   
    
   
    
「こむぎが起きないから、帰るのが遅くなったじゃない!」
「ユキだって寝てたじゃん!」
   
   
「あれは・・・。」
   
   
「綺麗・・・。」
   
   
「ユキ?」
「綺麗よね、それ・・・。」
    
「プリキュア!」
「私も好きなの・・・。このクリスマスツリー・・・。」
「クリスマスツリー?」
    
「家にも飾ってあるよ! 私も大好き!」
   
「ガオウに見せたいんじゃない?」
「はぁ!?」
   
「好きな人には、自分が素敵だと思うものを見せたくなるでしょ?」
   
   
「お前には関係ない事だよ・・・。」
   
「こむぎー!」
「ユキー!」
   
    
「まゆ! どうしたの、それ?」
「サンタさんみたい!」
   
「こむぎ、大正解!」
「え?」
「メエメエが、今夜はこの子とサンタさんのお手伝いをするんだって!」
「それでね、私達にも手伝ってほしいって!」
   

 しかし、ザクロは、ガオガオーンにするのに良い動物が出てきたと笑いました。という事で、トナカイをガオガオーンに。
   
 いろは達4人はプリキュアに変身します。

 今回のガオガオーンは、空を飛ぶ事ができる事に加え、体当たりも強力と、なかなか厄介です。
 少しして、ガオガオーンは、クリスマスツリーに向かって突進していきました。
    
「ニャミーシールド!」
   
    
   
「ザクロ。あなた、センス良いのね。」
「はぁ!? 何言ってんだい、さっきから!」
   
   
「褒めてるの。クリスマスツリーを綺麗だと思ったり、誰よりも守りたい人がいたり・・・。」
   
   
「その気持ち、よく分かる・・・。私も同じだったから・・・。」
   
「まゆを守るためなら他はどうでもいいと思ってた・・・。」
    
「でも、この世界は、私とまゆだけが生きている訳じゃない・・・。」
   
「この世界は、色んな生き物が互いに関わり合いながら生きている・・・。色んな思いと笑顔が集まってるから、世界は、かわいく、きらめいている・・・。」
   
   
「ザクロも・・・、そんな世界が似合うと思う・・・。」
   
   
「ワンダフル! フレンディ! 私を飛ばして!」
『分かった!』
   
   
「みんな、お願い!」
「リボンバリア!」
「プニプニバリアー!」
    
    
    
    
「捕まえた・・・。」
   
「もう大丈夫・・・。」
   

 そして、エターナルキズナシャワー。ガオガオーンを浄化しました。
「ねえ、クリスマスパーティーに来ない?」
   
「うんうん! 大歓迎!」
「何言って・・・。」
    
「そうだね! 大勢の方が賑やかで楽しいもん!」
「それって、すっごくわんだふる!」
「みんなでニコニコしちゃおう!」
    
    
「みんな・・・。」
   
   
「アタシがいなきゃ、ガオウ様が1人に・・・。」
   
「仕方ない・・・。でも、構い続けるから・・・。」
   

 その後、ニコの力で、トナカイは元気になりました。
「みんなを笑顔に!」
   
   
    
   
    
   
   
「サンタさんのお仕事って楽しいね!」
「うん!」
   
「とっても喜んでくれたね!」
「ええ。」
   
「あ! 雪だ!」
「ホワイトクリスマスだ・・・。」
   
   
    
「ニャミー! 雪だよ! 雪!」
「雪を見下ろすなんて初めて!」
「うん! みんなと一緒に見られて、ワンダフルなクリスマスだね!」
    
「ワンワン! ワンダフルー!」
「ワンワン! わんだふるー!」
   
   
「きらめく世界・・・。悪くない・・・。」
   

 今回は、これで終了です。


次回:「あけましてガオウ」
 初めてアニマルタウンで新年を迎えるユキ、まゆと共に、初日の出と初詣に出かけるいろは達。
 街中がお正月気分にひたる中、狼の遠吠えがこだまし・・・。

 なお、次回の放映日は、来年の1月5日(日)です。次の日曜日である12月29日はお休みですので、ご注意を!


【まとめ】
 今話はクリスマス回という事で、ニコガーデンでのクリスマスパーティーを楽しむ様子が描かれましたが、ユキのこれまでの成長の集大成も描かれました。
 ユキは、まゆに次いで成長期待度の高い子ですので、感動度の高い一話だったと感じています。良いクリスマスプレゼントをもらった気分ですね。

 雪の降る暗闇の中、周りには誰もいないという、ユキの夢から今話が始まりましたが、まゆと初めて出会う前のユキは、こんな感じだったのでしょう。
 温もりが欲しくてたまらないのに、いつまで経ってもやって来ず、暗闇と寒さが残るだけ。そんな辛い日を長く送ってきたのでしょう・・・。
 それが、今は、自分に優しい手を差し伸べてくれたまゆと一緒に、温かく安心した日々を送っています。夢から覚めて、自分にかかっているブランケットを見て笑顔を浮かべたのは、それをよく表しているように思いますね。
 何度書いたか分かりませんが、ユキは、まゆに出会えて良かったと、心底感じますね。

 Aパート最後の方の猫集会も、かなり見応えのあるシーンでした。
 猫達とすっかり仲良くなっているだけでなく、こむぎも仲間に入れさせてほしいとお願いしたのも良かったところ。物語序盤のユキだったら考えられないでしょう。
 しかも、こむぎの事を「友達」と言うなんて・・・。だいぶ前から友達だと思ってはいるものの、こうはっきり言葉にしてくれると、なんか感動しますね・・・。

 また、こむぎから抱き着かれて、まんざらでもない様子だったのも、良かったです。物語序盤では、めちゃくちゃ嫌がってましたからね、ユキは。
    
 上2つの画像は、第8話のもの。これが、今回は・・・、
   
 これですよ・・・。本当に、すごく変わったよ、ユキは・・・。

 Bパートに入ってからは、自分とザクロとの共通点を見出して、ザクロに優しく語りかけ、そして、ガオガオーンをハグしました。
 まゆがプリキュアになるまでは、ガルガルを容赦なく攻撃していた、あのニャミーが・・・、ガオガオーンをハグするなんて・・・。感動でいっぱいですよ・・・。
 残念ながら、ハグで浄化とはなりませんでしたが、相手は、凶暴性の高いガオガオーン。もし、ガルガルだったら、ハグで浄化できたでしょう。いや、間違いなくできていた! そう確信しています。
 いつかニャミーが単独でハグ浄化する展開があってほしい。約半年前に書いた事ですが、それは、今話で叶ったと思っています。
 2024年最後の「プリキュア」で、ユキの大きな成長を感じ取れて、満足感いっぱいです! 本当に、ありがとうございます!

 さて、次回のタイトルは「あけましてガオウ」。次回から最終決戦に入ると思われるのに、何とも気の抜けたタイトルやのう。(笑)
 とはいえ、これまで明かされなかった謎が明かされたり、真の黒幕が現れるかもしれず、気の抜けない展開が続くでしょう。残り4話、すべてのキャラの動向に、これまで以上に熱く注目していきたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。 ]]>
わんだふるぷりきゅあ! 2024-12-24T00:07:41+09:00 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/72b2732266aa701dd07b57675e6a0471
ラブライブ!スーパースター!! 3期第11話感想 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/11a4a7bb37dfda578a7b1da3b005e6b6?fm=rss <![CDATA[  今話の名セリフ:「歌は怖くない! 楽しいものだよ! だから、歌おう!」

 「ラブライブ!スーパースター!!」3期第11話「スーパースター!!」の感想です。


~ オープニング前 ~
 ある日、かのんあてに、マルガレーテの姉から電話がありました。
 用件は、ウィーンに来てほしいとの事。ウィーン国立音楽学校に留学となると、その手続のために、ウィーンに行く必要があります。


~ Aパート ~
 そして、後日、かのんはウィーンに到着。1人で知らない土地に来ただけに、かのんは緊張でいっぱいです。
 ホテルに着いてから少しして・・・、
    
〈この人、マルガレーテちゃんのお姉さん!?〉
    
「はじめまして! あ・・・、ダンケシェーン・・・。」
「日本語で大丈夫ですよ。」
   
「はじめまして。澁谷かのんさん。」
「はじめ・・・、まして・・・。」
    

 一方、日本では・・・、
    
    
「お父さん! お母さん!」
   

    
    
    
   

「お時間、少しよろしいでしょうか?」
   
「失礼致します。私、こういう者なのですが。」
「芸能事務所、スカウト担当!」
    
「すみません。実は、あなたをスカウトしたくて。」
「ありがとうございます。でも、申し訳ありません。既に、いくつか声をかけられていますので。」
   
「あの子、もしかして、子役の!?」
   

    
「お母様・・・。結ヶ丘は、私が卒業した後も、素敵な学校になりますよ・・・。」
    

 2年生の4人は、全国大会で歌う曲をどうするか考えていました。
「先輩に頼るのは、もう終わり! きな子達だけで作り上げるべきっす! 3年生達に、頼もしいって思ってもらえるように、頑張らねば!」
「最後にふさわしい、11人だからこそ、できる歌・・・。」
    

「マルガレーテちゃん、こっち来れる?」
「これ終わったら行くわ。」
   
   
「わざわざ家から電車で来たの? 悪いけど、今日は店の大掃除なの。練習に付き合えないわ・・・。」
「きな子先輩から、マルガレーテはラブライブ後、すぐにウィーンに戻るつもりだと聞きました。でも、マルガレーテ。Liella!に残りませんか?」
   
   
「そ、そういう訳にはいかないでしょ! 話はそれだけ? 私、忙しいの!」
   
「近くにいて伝わってきます。マルガレーテは、スクールアイドルの事、どんどん好きになっている、と。」
「そんな事・・・。」
   
「私も同じです。地区大会、東京大会と進むにつれて、気持ちはどんどん大きくなりました。姉者が昔、私に語った言葉も、今では心にしみます。私は、スクールアイドルが好き・・・。姉者が見つけた夢を、一緒に追いかけてみたい・・・。」
   
「マルガレーテ。私は、来年もLiella!であり続けます。マルガレーテの歌声を中心とした、新たなLiella!を、共に作り上げていきませんか?」
   
「私には、戻るべき場所がある・・・。」
「みんな、喜ぶと思います・・・。」
   
「誰より、私も・・・。」
   

「ようこそ、ウィーン国立音楽学校へ。急に遠くから来てもらっちゃって、ごめんね。」
   
「いえ、こちらこそ!」
「結ヶ丘を卒業したら、いよいよ、ここの生徒になるのね。人生は1度きり。後悔しないで。」
   
「はい。一生懸命頑張ります。」
   

「はぁ・・・。帰りたい・・・。」
   
「ダメダメ! 弱気はダメ!」
   

   
「春になったら、ここで1人・・・。」
   
    

 2年生の4人は、全国大会で歌う歌が思い付きませんでした。
 座って考えてばかりでは、良いアイディアが浮かばない。という事で、外に出て走る事に。
「ダメだ! なんも思いつかねぇ!」
「ただ走っただけ・・・。」
「疲れたですの・・・。」
   
「でも、みんなと一緒に走ると、仲間って感じするっすね!」
「ポジティブ・・・。」
「お前のその性格がうらやましいよ・・・。どうにかしねーと・・・。」
   
   
「見つけたかも・・・。」
「11人だからこそ、できる曲?」
   
「かのん先輩の歌の始まりといえば・・・。」
「合唱・・・。」
    

    
    
    
「11人だからこそ、歌える曲・・・。」
   


~ Bパート ~
    
    
   
   
    

「おかえり!」
「ただいま!」
   
「ウィーン、どうだった?」
「もう何もかもが新鮮で・・・。ちぃちゃんは? ダンスの結果、どうだった?」
   
「ダンスチームのオーディション、合格しました!」
   
「本当!? おめでとう! 嬉しい!」
   
「あれ? そういえば、マルガレーテちゃんは一緒じゃないの?」
「マルガレーテちゃんは・・・。」
   
「オニ圧迫感・・・。」
「まだ苦手なのですか?」
   
「カミングアウト! これがオニナッツの意外な秘密!」
「撮っちゃダメ!」
「何照れてるんですか。可愛いですよ。」
「可愛くない! 夏美は強くありたいんですの!」
   
   
「なんでここに?」
「直接伝えに来たわ!」
   
「私、Liella!に残る。結ヶ丘に残って、最高に輝くチームの一員であり続ける。決めたの。」
   
「いいのですか?」
「かのんにも、来る前に伝えた。ラブライブに優勝して、ウィーンから声がかかったとしても、蹴ってやるわ!」
   
「楽しくなりそうですね。」
「フン! 後悔しても知らないわよ! まだみんなには内緒ね!」
「アグリーです。」
「進化するLiella!ですの!」
    

   
「おはよう。」
「おはよう。」
「はえーな。家まで行ったんだぞ・・・。」
   
「朝早く出たって聞いて、たぶんここだなって・・・。」
「この子にご飯あげなきゃだもの。冬休みも毎日来てた。」
   
「みんなと集まる前に、私から話したい事があるんだ・・・。」
   
「優勝・・・。先輩に優勝をプレゼントしたい・・・。お礼、したい・・・。」
   
「な、なんで?」
「ん? 嫌だった?」
   
「違う! 私も、四季にそれを伝えようと思って、ここに・・・。」
   
「考える事は同じか・・・。」
「以心伝心。」
    
「よし! 優勝だ!」
「優勝!」
   

   
「あら。早いのですね。」
「今日は先に学校に来て、先輩の事を待っていたかったっす!」
   
「無理しなくても良いのですよ。」
「きな子は次期生徒会長っす! 少しでも恋先輩に安心してもらいたいので!」
   
「安心してますよ。きな子さんが生徒会長を引き受けてくれた瞬間から。」
「先輩・・・。うう・・・、恥ずかしい・・・。」
    
「頼もしいです。母もきっと喜んでいます。」
「先輩。きな子、精一杯頑張ります!」
    

   
「すみれ、進路決まったのデスカ?」
「私? 心配御無用!」
   
「可可こそ、上海に帰っちゃうの?」
「まだ内緒デス!」
    
「はぁ!? 教えなさいよ!」
「今はまだ内緒デス!」
「何よ、それ!」
「ステージには立ち続けマスヨ!」
「だから、それを教えなさいよ!」
   

   
    
    
「お姉ちゃん、卒業間近だってのに、毎日頑張るね・・・。」
「でも、楽しそうじゃない。うらやましいわ。」
   
「そういうもの?」
「そういうものよ。」
   
    
   
    
   

   
   
    
   
「パパ! ママ!」
   
   
「今年も来ちゃったね。」
「仕方ないさ・・・。」
   
「私達は、あの時、このステージにすべてをかけた・・・。」
「あの時の輝きは、大人になってからでは掴めない・・・。」
    
「私達の分まで任せたよ・・・。Liella!!」
   
    
   
「1!」
「2!」
「3!」
「4!」
「5!」
「6!」
「7!」
「8!」
「9!」
「10!」
「11!」
    
    
    
    
    
   
   
    
   
〈歌は怖くない! 楽しいものだよ! だから、歌おう!〉
   
   
〈楽しく!〉
   
「楽しく・・・。」
   
「ソングフォーミー! ソングフォーユー!」
『ソングフォーオール!』
   

   
    
   
   
    
    
   
    
    
   
    
    

    
    
「私達の果たせなかった夢・・・、」
「彼女達が叶えてくれたかも・・・。」
   

 そして、後日・・・、
   
「私達の学校は・・・、」
「連覇した!」
   
「かのんちゃん! おめでとう!」
「ありがとう! ありがとう!」
    
「Liella!、連覇、おめでとう!」
    
   
〈私の名前は、澁谷かのんです! 夢は、歌で、みんなを笑顔にする事です!〉
   

 今回は、これで終了です。


【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 という事で、今回は、Liella!がラブライブ全国大会に臨み、連覇を成し遂げた話でした。

 全国大会連覇という結果については、「知ってた」の一言で、感動は薄かったです。正直、昨年度の、それも、東京大会で優勝した事の方がよっぽど感動しましたね。
 やっぱり、他校のスクールアイドルを描かないのはダメですよ。そのせいで、ライバルチーム不在の状態でラブライブで挑む事になり、Liella!の勝ちが透けて見えちゃうんですよね。
 Liella!以外のチームに勝たせるストーリーもあるでしょうけど、それだと、それまで全然描かれなかった、よく分からないチームが勝つのはなんかおかしい、と違和感が残るでしょう。結局、Liella!を勝たせる事しか選択肢がなくなっちゃうんですよね。
 さしたるライバルチームを出さずにLiella!があっさり全国大会を連覇するのはやめてほしい。2期の総評記事ではそう書いたのに、結局ライバル不在でLiella!があっさり連覇しちゃったのは、残念に思いますね。

 ですが、結果以外のシーンは、面白いところばかりだったと思います。メンバーの成長や、過去回を思い出させるところがあり、かなり見応えがありました。

 まずは、千砂都のダンスオーディション合格。プロダンサーに一歩近付けたようで、良かったですね。
 この結果を見て、1期6話を思い出しますね。千砂都がダンス大会に挑戦して、優勝し、スクールアイドル部に加入する話です。
 あの時は、優勝したものの、演技直前までは、かのんが傍にいない事に不安を感じていたんですよね。それが、かのんが応援に駆けつけてくれた事で不安はなくなり、晴れやかな気分で演技に挑め、優勝を掴みました。かのんと一緒に得た優勝といえるでしょう。
 ですが、今回のダンスオーディション合格は、千砂都1人の力で掴んだものでしょう。かのんが傍にいない不安を感じる事なく、オーディションに臨み、合格を勝ち取ったものだと思いますね。
 長くスクールアイドル部の部長を務めた事や、昨年度のラブライブ全国大会の優勝が大きな自信になったでしょうね。幼い頃は気が弱かった子が、成長して、こんな結果を出したとか、すごいですよ・・・。夢の途中とはいえ、良い結果を出せたのは何よりです。

 続いては、すみれの芸能事務所からのスカウト。こちらは、すみれがスクールアイドル部に入部した1期4話を思い出しますね。ゲーセンでスカウトされたのも同じですし。
 あの時より何年も前から、すみれは、ショウビジネスの世界にいたものの、目立った役はずっと与えられませんでした。それが、今回は、既にいくつか声をかけられていると答えたんですから、変わりましたよね。
 ラブライブで結果を残したり、色んなフェスに出た事が、多くの芸能事務所の目に止まったのでしょう。そんなすみれの進路はどうなったのか? それは、次回明かされるでしょう。その時を楽しみにしています。

 Bパートに入ってからは、雨に打たれたいるかのんが、小学生だった時のかのんに向き合うところに目が引きました。ライブシーン直前にもあったもので、これは、1期初回1期11話を思い出しますね。
 思えば、かのんが結ヶ丘の音楽科の試験に受からず、失意に暮れていたところから、「スーパースター」は始まったんですよね。あの雨は、あの時のかのんの悲しさや辛さから流れた涙のように見えましたし、眼鏡をかけていたのも、1期初回が始まっていきなりやさぐれていた時に合わせたでしょうね。
 それが、1期11話で、小学生だった時の自分を思い出し、ただ純粋に楽しく歌おうと思うようになった事で、1人で歌う事に緊張や怖さを感じる事はなくなりました。そして、Liella!は所々で結果を出していき、ラブライブ連覇を果たしました。失敗から始まった「スーパースター」が、ラブライブ連覇に辿り着くなんて、なんか感慨深いですね。
 もし、かのんが音楽科の試験に合格していたら、スクールアイドルを知らず、留学の話も出ずに、平凡に高校生活を終えていたかもしれないでしょう。失敗の方が有意義な人生になるなんて、人生って分からないですよね。まあ、アニメの世界ではありますけど。

 次は、マルガレーテが結ヶ丘に残る事を決めたところですね。この言葉を待っていた・・・。
 前話感想で書いた期待が現実になったのは、本当に嬉しいですね。しかも、ウィーンから声がかかったとしても蹴ってやるとか、カッコいい・・・。ラブライブ連覇と比べて、こっちの方が何倍も面白かったですね。
 マルガレーテの一家は有名な音楽家であり、マルガレーテは、そんな家の方針にただただ従っていたでしょう。ウィーン国立音楽学校に入学して姉と同じ道に進む事も、かのんの元で歌を学ぶ事も。
 だけど、結ヶ丘に残る事については、自分の意思で決めたのでしょうね。結ヶ丘でかのん達と一緒にスクールアイドルをした事で、歌う事がどんどん楽しくなったり、他人に対する思いやりが増していったりと、有意義な時間を過ごせたのでしょう。そして、これからも、そんな時間を送りたいと思ったのでしょうね。
 来年度は、マルガレーテは2年生になります。新入生が入れば、先輩になる訳であり、その時は、歌の楽しさを後輩に伝えてあげてほしいですね。
 と言っても、「スーパースター」は、かのん卒業後の話は描かないと思われ、マルガレーテが先輩として活躍する姿も見れる事はないと思いますが、もし続編があるのなら、良き先輩として活躍しているところを見てみたいですね。

 結ヶ丘に残ってほしいとマルガレーテに頼んだ冬毬もナイスでした。冬毬の言葉がなくても、マルガレーテは結ヶ丘に残る事を決めたと思いますが、冬毬のおかげで早く決心がついたと思いますね。
 この子も、話が進むにつれて変わりましたよね。スクールアイドルは姉に幸せをもたらさないと感じていたのが、今は、スクールアイドルは楽しいものだと感じたのですし。
 それに、姉が一旦夢を諦めてからは、自分の気持ちを押し殺して、効率的に合理的に生きていたのが、11人体制になってからは、自分の思った事をどんどん口に出してますよね。色んな夢を追い続けていた時の姉を尊敬していたあの頃に戻ったように感じます。
 来年度は、引き続き姉をフォローしつつ、マルガレーテと共に、良き先輩として活躍してほしいですね。続編があれば、楽しみにしたいです。

 さて、次回は、3期最終話。「ラブライブ!スーパースター!!」は、次回が本当の最終話でしょう。
 3期は、微妙だと感じたところが、ちょこちょこありましたが、それでも、最後は素晴らしい展開で締めてくれると信じています。そして、万感の思いで感想作成に臨みたいと思います!



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。 ]]>
ラブライブ!スーパースター!! 2024-12-21T14:46:03+09:00 https://blog.goo.ne.jp/msk-mtn/e/11a4a7bb37dfda578a7b1da3b005e6b6