今話の名セリフ:「私達のダンスと歌を、もっともっと沢山の人に見てもらいたいです!」(桃山みらい)
「キラッとプリ☆チャン」第12話「ハートを燃やしてみた!」の感想です。
~ オープニング前 ~
今宵、「プリチャンスペシャルキラ宿選抜大会」略して「スペシャル大会」の決勝戦が行われようとしていました。
「決勝戦の相手は、最近フォロワー数を伸ばしてきている新進気鋭のミラクルキラッツですが?」
「一応褒めてさし上げますわ。よくここまで来られましたわね、って。」
「でも・・・、相手になりませんわ!」
「どんな相手が来ようと、ボク達は負けない!」
「優勝するのは、私達メルティックスターよ!」
「メルティックスターはこう言ってますが?」
「ハァ? 絶対に負けないし!」
「あんななんか、グッチョングッチョンの、ギッタンギッタンにしてやるわい!」
「ね、みらい?」
「う、うん・・・。」
「2人とも、その細っちい首、100回洗って待ってるといいわ!」
「ハハッ、細い首だって。褒められちゃった。」
「ぐぬー・・・、小娘め!」
いや、あなたも小娘ですから(笑)。それにしても、えもは、相変わらずおしとやかさゼロの暴れっぷりやのう。まあ、そこがえもくて良いんですけどね。あんなみたいにお嬢様言葉を話したりしたら、それこそ恐怖です。(笑)
果たして、決勝戦を制するのは、メルティックスターか? それとも、ミラクルキラッツ?
オープニング直後の提供画像
~ Aパート ~
決勝戦はライブステージだけで判定されます。ライブを行う順は、最初にメルティックスター、その後はミラクルキラッツ。
直後、ミラクルキラッツのメンバー紹介。まずは、みらいから。きらりが丘中学の1年生で、いつも「キラッと」を探しているプリチャンアイドルと紹介されました。
そして、みらいのライブ映像が流れます。曲は「ワン・ツー・スウィーツ」。
「せーので、やってみた!」
「お花いーっぱい! ワクワク!」
「いっちょ上がり! 未来ときめくミリオンフラワー!」
「いらっしゃいませ!」
続いて、えも。チアダンスが得意で、応援する事が大好きなプリチャンアイドルとして紹介されました。
そして、えものライブ映像が流れます。曲は「スキスキセンサー」。
「せーので、やってみた!」
「いっくよー! ヘイ! セイ! イエス!」
「もういっちょう!」
「ポムポム! スカイハイドリーム!」
みらいとえもの魅力は、ソロライブだけではありません。
「実は、私達、幼なじみで、小さい頃からとっても仲が良いんです! だから、えもちゃんと踊るとワクワクするんです!」
「そうそう! みらいとならどこまでも飛べるっていうか、とにかくえもいの!」
「私達のダンスと歌を、もっともっと沢山の人に見てもらいたいです!」
『キラッと輝く笑顔に乗せて、えもいプリチャン、オンエアー!』
曲は「レディー・アクション!」。
『せーので、やってみた!』
「えもちゃん!」
「みらい!」
『プリチャンデビュー、やってみた!』
「歌とダンスも大成功!」
「あたし達・・・、」
『ミラクルキラッツでーす!』
そして、メルスティックスター、ミラクルキラッツの両チームがステージに登場。
「今日までお疲れー。これからは、あたし達がナンバー1プリチャンアイドルだから!」
「あーら、あなたなんかチア部でチャラチャラ踊ってる方がお似合いですわ!」
「よろしくね、みらい君。」
「はい! さらちゃん!」
その後、4人は観客や視聴者達にコメントを送ります。
「応援してくれるみんな。ボク達のクールでゴージャスなライブを楽しんでいってね!」
「えー・・・、えもえも・・・、えもちゃんと精一杯キラッと頑張ります・・・。よ、よろしく・・・、お願いします・・・。」
「いい? みんなを一番えもーく楽しませるのは、あたし達、ミラクルキラッツだから! そこんとこ忘れないでね! よろしく!」
「キラッツの2人がどんなにあがこうとも、トップランカーの格の違いを見せつけてあげますわ!」
そして、スペシャル大会決勝戦の幕が上がりました。
~ Bパート ~
ここで、特別審査員を紹介。
「それは、プリチャンアイドルなら、誰もが憧れる存在。」
「フォロワー数は世界最高を誇り、動画を配信すれば、瞬間に1億『いいね』を獲得する。」
「ライブは、正に天使の歌声。聞く者の心を癒します。その名を知らない人はいないでしょう。」
「プリチャンアイドルにして、全人類のアイドル! 白鳥アンジュ!」
「これから決勝戦に出場するアイドル達に何か一言いただけませんか?」
「頑張って下さい。」
「えっ? それだけ?」
しかし、大観衆が上がりました。それもそのはず。上を見てみると・・・、
「さすが、白鳥アンジュ・・・。」
「星を味方につけるなんて、これがカリスマ・・・。」
「いずれ私達の行く場所よ・・・。」
その後、控室に戻ったみらいとえも。アンジュが来た事に、えもは興奮する一方で、みらいは緊張しています。
それも、この後のステージでは、ある大技をやるだけに、緊張感が高まりました。
それは、えものライブの「やってみた」で披露している「ポムポム! スカイハイドリーム!」を2人で成功させる事。
決勝戦の何時間か前、りんかによると、ミラクルキラッツのライブの中で一番「いいね」が盛り上がったのは、えもがこれをやった時であり、2人でやればもっと「いいね」を集められるだろうと、りんかは考えていました。
えもほど運動神経の良くないみらいにとっては難しい事で、不安を感じますが、えもは、練習すればきっとできるようになるし、一緒に特訓すると、みらいを奮い立たせました。
そして、特訓開始。
「負けちゃダメ! だって、これまで3人で一生懸命プリチャンをやってきて、そして、決勝戦のために、2人がせっかく考えてくれて、応援してくれて・・・。」
「成功させたい!」
しかし、成功したのは、この1回だけ。
「大丈夫だってば! あんなに沢山練習したじゃない!」
「そうよ、きっと今日は成功するわ!」
「えもちゃん・・・。りんかちゃん・・・。」
そんな中、メルティックスターのライブが始まろうとしていました。
「夢見る準備はよろしくて? この大会で勝つのは私達ですわ!」
「あんなですわ!」
「さらだよ!」
「今日のコーデは、ドリーワルツキラッとコーデと、」
「ロマンスビートキラッとコーデ! 特別だよ。」
『2人のチャンネル、スタート!』
曲は「Play Sound☆」。
「せーので、やってみた!」
「私のメロディ、奏でますわ!」
「わがままソナタフォルテッシモ!」
2人のライブの完璧さに大歓声が上がりました。控室でライブを見ていたえもとりんかは、2人のライブに圧倒されます。
「でも、あたし達だって、いっぱい練習してきたんだから、絶対あんな達よりえもいステージにできる!」
「ね、みらい? って・・・。」
みらいがいなくなっていました。みらいは一体どこに行ったのか?
今回は、これで終了です。
次回:「桃山みらいが、とんでみた!」
スペシャル大会の決勝は、メルティックスターのライブが終わり、残るはミラクルキラッツのみとなりました。
ところが、みらいが会場から姿を消してしまっていました。必死に探し回るえもとりんかですが、出場時間は刻一刻と迫っています。
みらいはどこに行ったのか? ミラクルキラッツはライブをやれるのか? そして、優勝はどちらの手に!?
次回予告直後の提供画像
【まとめ】
スペシャル大会の決勝戦が行われ、先攻のメルティックスターが大歓声に包まれながらライブを終え、そんな中、みらいは、えもやりんかの知らないところで、控室から姿を消していました。
Aパートでは、みらい、えも、それぞれの単独ライブ、ペアライブと、ミラクルキラッツのライブシーンが3本も盛り込まれました。しかも、ライブ順が、「プリパラ」シリーズでは圧倒的に勝率の高い後攻になったりと、あたかも、ミラクルキラッツが優勝する雰囲気ができたでしょう。
しかし、Bパートでは一転して、世界的に有名なプリチャンアイドルであるアンジュの登場、メルティックスターのライブの精巧さにプレッシャーを感じていたり、「ポムポム! スカイハイドリーム!」の練習前に見せたみらいの不安な表情など、ミラクルキラッツの勝利に暗雲が立ち込めたように感じました。
Aパートでテンションを上げておきながらBパートで落とし、勝負の行方を次回に持ち越すというのは、上手く考えたと思いますね。ストーリー的に勝ちやすいポジションに立ったとはいえ、あっさり勝ってしまっては拍子抜けですし、悪くはないでしょう。
そんな今話から感じたポイントは「覚悟」ですね。
自分達の歌とダンスを沢山の人に見てもらいたい。みらいはAパートでそう主張しており、これまでの話でも分かるように、みらいがプリチャンアイドルをやっている理由です。
その結果、多くの人が笑顔になると思うと、それは高尚な夢のように思います。
しかし、そう思っているプリチャンアイドルは、みらいだけではありません。大勢います。
そうなると、当然、人々は、色んなプリチャンアイドルに注目するようになります。面白みのないプリチャンアイドルは、注目度が減り、淘汰されていくでしょう。
そんな中で自分の歌とダンスを沢山の人に見てもらいたいとなると、他のプリチャンアイドルに対して敵対意識を持つようになり、競争社会に発展していきます。勝ち続けなければ、その夢は達成できないでしょう。
みらいは、えも、あんな、さらと比べると、おとなしい子で、競争意識も低めです。一緒にプリチャンをやろうとえもから誘われる前は、プリチャンは見てるだけで十分だと思ってたくらいですし、前々話で、もっと上に行けると、さらから言われて乗り気でなかったのも、それゆえでしょう。
そんな子が周りを蹴落とすなんて事は、抵抗を感じるでしょう。それに、実力者が相手だったり、大舞台で立ったりしたら、逃げたくなるくらい緊張したり、委縮してしまうのも仕方のない事かもしれません。
そういった場から逃げるのは簡単でしょう。それに、プリチャンは、学校と違って義務ではありません。飽きた、つまらない、やりがいを感じないなどと思ったら、やめたっていい訳です。
だけど、簡単にやめるようでは、所詮その程度の夢か、と失望され、情けなさを晒すだけでしょう。それに、それまで支えてくれた人々をも裏切る事にもなります。
人は決して1人では生きられません。敵を多く作ってしまっては、自分の居場所をなくして、生きるのが辛くなってしまうでしょう。
自分の夢を叶えるためには、逃げたくなるような局面でも勝負しなければなりません。
そこで必要なのが、何があろうと、絶対に自分の夢を叶えるために逃げない、諦めないという強い気持ち。すなわち、「覚悟」でしょう。
今みらいに求められているのは、それだと思いますね。これまでのように自分のやりたい事を楽しく動画配信するのは、それはそれで幸せだと思いますが、自分の歌とダンスを沢山の人に見てもらって笑顔になってほしいと本気で考えているのであれば、「覚悟」を持って、殻を破る必要があるでしょう。
そうする事で、今まで以上に、プリチャンアイドルをやる事に楽しさを感じると思いますし、幸せも待っていると思います。
みらいが控室が消えたのは、プレッシャーからの逃げのように思いますが、どこにいるかを明かさなかったり、「覚悟」を持つための準備をしているのかもしれません。いずれにせよ、「覚悟」なくして、あんなとさらに勝つ事はできないでしょう。
それに、1人だけで「覚悟」を抱くのが怖くても、えもやりんかがいます。これまで2人がみらいを支えてきたように、次回でも、みらいが「覚悟」を持つための大切な役割を担ってくれると期待したいもの。
次回、みらいはどんな気持ちでライブに臨むのか? ライブの勝敗以上に注目していきたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「キラッとプリ☆チャン」第12話「ハートを燃やしてみた!」の感想です。
~ オープニング前 ~
今宵、「プリチャンスペシャルキラ宿選抜大会」略して「スペシャル大会」の決勝戦が行われようとしていました。
「決勝戦の相手は、最近フォロワー数を伸ばしてきている新進気鋭のミラクルキラッツですが?」
「一応褒めてさし上げますわ。よくここまで来られましたわね、って。」
「でも・・・、相手になりませんわ!」
「どんな相手が来ようと、ボク達は負けない!」
「優勝するのは、私達メルティックスターよ!」
「メルティックスターはこう言ってますが?」
「ハァ? 絶対に負けないし!」
「あんななんか、グッチョングッチョンの、ギッタンギッタンにしてやるわい!」
「ね、みらい?」
「う、うん・・・。」
「2人とも、その細っちい首、100回洗って待ってるといいわ!」
「ハハッ、細い首だって。褒められちゃった。」
「ぐぬー・・・、小娘め!」
いや、あなたも小娘ですから(笑)。それにしても、えもは、相変わらずおしとやかさゼロの暴れっぷりやのう。まあ、そこがえもくて良いんですけどね。あんなみたいにお嬢様言葉を話したりしたら、それこそ恐怖です。(笑)
果たして、決勝戦を制するのは、メルティックスターか? それとも、ミラクルキラッツ?
オープニング直後の提供画像
~ Aパート ~
決勝戦はライブステージだけで判定されます。ライブを行う順は、最初にメルティックスター、その後はミラクルキラッツ。
直後、ミラクルキラッツのメンバー紹介。まずは、みらいから。きらりが丘中学の1年生で、いつも「キラッと」を探しているプリチャンアイドルと紹介されました。
そして、みらいのライブ映像が流れます。曲は「ワン・ツー・スウィーツ」。
「せーので、やってみた!」
「お花いーっぱい! ワクワク!」
「いっちょ上がり! 未来ときめくミリオンフラワー!」
「いらっしゃいませ!」
続いて、えも。チアダンスが得意で、応援する事が大好きなプリチャンアイドルとして紹介されました。
そして、えものライブ映像が流れます。曲は「スキスキセンサー」。
「せーので、やってみた!」
「いっくよー! ヘイ! セイ! イエス!」
「もういっちょう!」
「ポムポム! スカイハイドリーム!」
みらいとえもの魅力は、ソロライブだけではありません。
「実は、私達、幼なじみで、小さい頃からとっても仲が良いんです! だから、えもちゃんと踊るとワクワクするんです!」
「そうそう! みらいとならどこまでも飛べるっていうか、とにかくえもいの!」
「私達のダンスと歌を、もっともっと沢山の人に見てもらいたいです!」
『キラッと輝く笑顔に乗せて、えもいプリチャン、オンエアー!』
曲は「レディー・アクション!」。
『せーので、やってみた!』
「えもちゃん!」
「みらい!」
『プリチャンデビュー、やってみた!』
「歌とダンスも大成功!」
「あたし達・・・、」
『ミラクルキラッツでーす!』
そして、メルスティックスター、ミラクルキラッツの両チームがステージに登場。
「今日までお疲れー。これからは、あたし達がナンバー1プリチャンアイドルだから!」
「あーら、あなたなんかチア部でチャラチャラ踊ってる方がお似合いですわ!」
「よろしくね、みらい君。」
「はい! さらちゃん!」
その後、4人は観客や視聴者達にコメントを送ります。
「応援してくれるみんな。ボク達のクールでゴージャスなライブを楽しんでいってね!」
「えー・・・、えもえも・・・、えもちゃんと精一杯キラッと頑張ります・・・。よ、よろしく・・・、お願いします・・・。」
「いい? みんなを一番えもーく楽しませるのは、あたし達、ミラクルキラッツだから! そこんとこ忘れないでね! よろしく!」
「キラッツの2人がどんなにあがこうとも、トップランカーの格の違いを見せつけてあげますわ!」
そして、スペシャル大会決勝戦の幕が上がりました。
~ Bパート ~
ここで、特別審査員を紹介。
「それは、プリチャンアイドルなら、誰もが憧れる存在。」
「フォロワー数は世界最高を誇り、動画を配信すれば、瞬間に1億『いいね』を獲得する。」
「ライブは、正に天使の歌声。聞く者の心を癒します。その名を知らない人はいないでしょう。」
「プリチャンアイドルにして、全人類のアイドル! 白鳥アンジュ!」
「これから決勝戦に出場するアイドル達に何か一言いただけませんか?」
「頑張って下さい。」
「えっ? それだけ?」
しかし、大観衆が上がりました。それもそのはず。上を見てみると・・・、
「さすが、白鳥アンジュ・・・。」
「星を味方につけるなんて、これがカリスマ・・・。」
「いずれ私達の行く場所よ・・・。」
その後、控室に戻ったみらいとえも。アンジュが来た事に、えもは興奮する一方で、みらいは緊張しています。
それも、この後のステージでは、ある大技をやるだけに、緊張感が高まりました。
それは、えものライブの「やってみた」で披露している「ポムポム! スカイハイドリーム!」を2人で成功させる事。
決勝戦の何時間か前、りんかによると、ミラクルキラッツのライブの中で一番「いいね」が盛り上がったのは、えもがこれをやった時であり、2人でやればもっと「いいね」を集められるだろうと、りんかは考えていました。
えもほど運動神経の良くないみらいにとっては難しい事で、不安を感じますが、えもは、練習すればきっとできるようになるし、一緒に特訓すると、みらいを奮い立たせました。
そして、特訓開始。
「負けちゃダメ! だって、これまで3人で一生懸命プリチャンをやってきて、そして、決勝戦のために、2人がせっかく考えてくれて、応援してくれて・・・。」
「成功させたい!」
しかし、成功したのは、この1回だけ。
「大丈夫だってば! あんなに沢山練習したじゃない!」
「そうよ、きっと今日は成功するわ!」
「えもちゃん・・・。りんかちゃん・・・。」
そんな中、メルティックスターのライブが始まろうとしていました。
「夢見る準備はよろしくて? この大会で勝つのは私達ですわ!」
「あんなですわ!」
「さらだよ!」
「今日のコーデは、ドリーワルツキラッとコーデと、」
「ロマンスビートキラッとコーデ! 特別だよ。」
『2人のチャンネル、スタート!』
曲は「Play Sound☆」。
「せーので、やってみた!」
「私のメロディ、奏でますわ!」
「わがままソナタフォルテッシモ!」
2人のライブの完璧さに大歓声が上がりました。控室でライブを見ていたえもとりんかは、2人のライブに圧倒されます。
「でも、あたし達だって、いっぱい練習してきたんだから、絶対あんな達よりえもいステージにできる!」
「ね、みらい? って・・・。」
みらいがいなくなっていました。みらいは一体どこに行ったのか?
今回は、これで終了です。
次回:「桃山みらいが、とんでみた!」
スペシャル大会の決勝は、メルティックスターのライブが終わり、残るはミラクルキラッツのみとなりました。
ところが、みらいが会場から姿を消してしまっていました。必死に探し回るえもとりんかですが、出場時間は刻一刻と迫っています。
みらいはどこに行ったのか? ミラクルキラッツはライブをやれるのか? そして、優勝はどちらの手に!?
次回予告直後の提供画像
【まとめ】
スペシャル大会の決勝戦が行われ、先攻のメルティックスターが大歓声に包まれながらライブを終え、そんな中、みらいは、えもやりんかの知らないところで、控室から姿を消していました。
Aパートでは、みらい、えも、それぞれの単独ライブ、ペアライブと、ミラクルキラッツのライブシーンが3本も盛り込まれました。しかも、ライブ順が、「プリパラ」シリーズでは圧倒的に勝率の高い後攻になったりと、あたかも、ミラクルキラッツが優勝する雰囲気ができたでしょう。
しかし、Bパートでは一転して、世界的に有名なプリチャンアイドルであるアンジュの登場、メルティックスターのライブの精巧さにプレッシャーを感じていたり、「ポムポム! スカイハイドリーム!」の練習前に見せたみらいの不安な表情など、ミラクルキラッツの勝利に暗雲が立ち込めたように感じました。
Aパートでテンションを上げておきながらBパートで落とし、勝負の行方を次回に持ち越すというのは、上手く考えたと思いますね。ストーリー的に勝ちやすいポジションに立ったとはいえ、あっさり勝ってしまっては拍子抜けですし、悪くはないでしょう。
そんな今話から感じたポイントは「覚悟」ですね。
自分達の歌とダンスを沢山の人に見てもらいたい。みらいはAパートでそう主張しており、これまでの話でも分かるように、みらいがプリチャンアイドルをやっている理由です。
その結果、多くの人が笑顔になると思うと、それは高尚な夢のように思います。
しかし、そう思っているプリチャンアイドルは、みらいだけではありません。大勢います。
そうなると、当然、人々は、色んなプリチャンアイドルに注目するようになります。面白みのないプリチャンアイドルは、注目度が減り、淘汰されていくでしょう。
そんな中で自分の歌とダンスを沢山の人に見てもらいたいとなると、他のプリチャンアイドルに対して敵対意識を持つようになり、競争社会に発展していきます。勝ち続けなければ、その夢は達成できないでしょう。
みらいは、えも、あんな、さらと比べると、おとなしい子で、競争意識も低めです。一緒にプリチャンをやろうとえもから誘われる前は、プリチャンは見てるだけで十分だと思ってたくらいですし、前々話で、もっと上に行けると、さらから言われて乗り気でなかったのも、それゆえでしょう。
そんな子が周りを蹴落とすなんて事は、抵抗を感じるでしょう。それに、実力者が相手だったり、大舞台で立ったりしたら、逃げたくなるくらい緊張したり、委縮してしまうのも仕方のない事かもしれません。
そういった場から逃げるのは簡単でしょう。それに、プリチャンは、学校と違って義務ではありません。飽きた、つまらない、やりがいを感じないなどと思ったら、やめたっていい訳です。
だけど、簡単にやめるようでは、所詮その程度の夢か、と失望され、情けなさを晒すだけでしょう。それに、それまで支えてくれた人々をも裏切る事にもなります。
人は決して1人では生きられません。敵を多く作ってしまっては、自分の居場所をなくして、生きるのが辛くなってしまうでしょう。
自分の夢を叶えるためには、逃げたくなるような局面でも勝負しなければなりません。
そこで必要なのが、何があろうと、絶対に自分の夢を叶えるために逃げない、諦めないという強い気持ち。すなわち、「覚悟」でしょう。
今みらいに求められているのは、それだと思いますね。これまでのように自分のやりたい事を楽しく動画配信するのは、それはそれで幸せだと思いますが、自分の歌とダンスを沢山の人に見てもらって笑顔になってほしいと本気で考えているのであれば、「覚悟」を持って、殻を破る必要があるでしょう。
そうする事で、今まで以上に、プリチャンアイドルをやる事に楽しさを感じると思いますし、幸せも待っていると思います。
みらいが控室が消えたのは、プレッシャーからの逃げのように思いますが、どこにいるかを明かさなかったり、「覚悟」を持つための準備をしているのかもしれません。いずれにせよ、「覚悟」なくして、あんなとさらに勝つ事はできないでしょう。
それに、1人だけで「覚悟」を抱くのが怖くても、えもやりんかがいます。これまで2人がみらいを支えてきたように、次回でも、みらいが「覚悟」を持つための大切な役割を担ってくれると期待したいもの。
次回、みらいはどんな気持ちでライブに臨むのか? ライブの勝敗以上に注目していきたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。