「プリパラ」第95話「かんぺきママみれぃ!」の感想です。
~ オープニング前 ~
プリパラTVのレッスン室でジュルルと遊ぶらぁら達。
しかし、みれぃは、ジュルルを甘やかし過ぎだと指摘。ジュルルは、神アイドル誕生の鍵を握っているために、1日でも早く成長させる必要があると、みれぃは言います。
という事で、みれぃがジュルルを教育する事に。
~ Aパート ~
みれぃは、ファルルの事を思い出すよう言います。ファルルは、17話の時は赤ちゃんでしたが、ユニコンの教育のおかげで、あっという間に色んな事を覚え、成長していきました。
だから、ジュルルも、ユニコンがやっていたような厳しい教育をすれば、あっという間にジュリィになれると、みれぃは考えています。
そして、みれぃは、自分にジュルルを預からせてほしいと言いますが、らぁらは遠慮気味。しかし、ジュルルの世話にかまけて勉強がおろそかになっている事を指摘され、また、みれぃはおもちゃで、ジュルルの興味を惹かせます。
らぁらは、ジュルルと別れて暮らす事に悲しみます。
「愛別離苦。愛する者と別れるのは寂しいものだが、何も今生の別れでもあるまい・・・。」
おい、シオン、「今生の別れ」を無理やり四字熟語にすんな。「今生之別」なんて四字熟語は存在しませんので、良い子のみんなは間違って覚えないでね!(笑)
しばらくして、みれぃは、ジュルルを連れて家に帰り、それを見た両親は真っ白になります。
「ただいま。」
涼しい顔して「ただいま」じゃねーっす、みれぃさん。赤ちゃんの説明をちゃんとしようぜ?(笑)
さらに、みれぃの部屋は、ジュルルが自由に遊べるようなものになっていました。
みれぃさん、準備良過ぎて、逆に怖いっす。(笑)
その直後、みれぃの両親が慌てて入室。2人は、ジュルルがみれぃの赤ちゃんだとうろたえますが、みれぃは冷静に否定。
背景の文は、ループ文章になってるんですね。ちなみに、文章の中身は次の通り。
「詳しくは語れないけれど、プリパラからあずかっているの。この赤ちゃんには、プリパラの未来がかかっているわ。
一刻も早くこの子をジュリィにするのが私の任務なの! それだけ言えば、十分でしょう?
あなたたちの娘を信じてほしいの。信じてくれるわよね、お父さん、お母さん? あなたたちの娘を信じてくれるわよね?
もし、信じられないって言うなら、それはお父さんやお母さんが、お父さんやお母さんのお父さんやお母さんにウソや隠し事をしてきたことの証拠に他ならないわ。
そうなの? お父さん、お母さん、そうなの? 違うわよね?
なんだか目がキョロキョロして落ち着かないけど、どうかしたの? とにかく、お父さんお母さんを信じてる。
だからあなたたちの娘である私のことも信じてほしいの。では弁護を終わります。」
こんな誰得な文章を書き起こすとか、とんだヒマ人だな、私。これこそ、「努力の無駄遣い」ってやつですね。(笑)
「ジュリィ?」
「日本語に訳すと・・・、」
『陪審員!』
「欧米の裁判において、有罪か無罪かを決める重要な存在だ!」
「さすがは、みれぃ! アイドル弁護士として、着実なステップアップを歩んでいるのね!」
「うん、アイドル検事になるために、大切な事。だったら、パパも陰ながら応援しよう!」
父は検事、母は弁護士、娘は生徒会長で風紀委員長という、すごく真面目そうな一家なのに、ツッコミが1人もいねぇ。いやー、6話といい、南家は相変わらず平和で良いですなあ。(笑)
その後、ジュルルは、近くにあった、クマの顔を模したクッションに手を伸ばしましたが、みれぃは、こんな下らないもので遊んじゃダメだと注意し、厳しくしつけるつもりでいます。
その「下らないもの」がきっかけで、初めてライブに出れるようになったのは、どこのどなた様でしたっけ?(笑 & 詳しくは19話感想参照)
そして、みれぃは、カードを使ってジュルルに言葉を覚えさせようとしますが、ジュルルはまったく覚えられず、みれぃは苛立ちを感じます。みれぃは、今日中に100個の言葉を覚えさせるつもりです。
「私は赤ちゃんの頃から完璧だったの。だから、お母さんとしても、完璧になってみせる!」
少しして、みれぃは、ジュルルをベビーカーに乗せて、公園にいるお母さん達にあいさつ。
「フフ。公園デビューも、プリパラデビューも、さして違いはないわよね。」
そうやって考えるのは、キミだけだと思う(笑)。プリパラデビューは簡単でも、ママになるのは難しいんじゃないかと。結婚する事が簡単じゃなければ、出産時の痛みは並大抵じゃないとよく聞きますし、その後の育児も大変だと思うと、ママになるのって相当な覚悟が必要だと思いますね。
さらに、お母さん達と親しくなるために、プリチケに似たママチケを用意。
しかし、目を離していると、ジュルルがいませんでした。近くの砂場で、男の子のおもちゃで遊んでおり、みれぃは急いでジュルルを抱きます。
その後も、ジュルルは勝手に動いたりして、思うように育てられません。
その夜、みれぃは変わらず、ジュルルに言葉を覚えさせようとしますが、一向に覚える気配がありません。みれぃがこれに苛立ったのに連られて、ジュルルも不機嫌になります。
その後、オムツを取り換えようとしますが、こちらも一苦労。その様子を陰から見ていた両親は、みれぃを心配します。
同じ頃、らぁらは、ジュルルの事が心配でした。そんならぁらに、のんは、自分の事も心配するよう言います。
それは、今日もプリパラTVでは、トライアングルの話題ばかりだったから。片や、SoLaMi SMILEについては、そふぃが深爪した事だけ。
深爪したくらいでニュースになるとか訳分かんねぇ。ニュースにされない方がマシなレベルだろ、これ。(笑)
「お姉ちゃん。アイドルとお寿司は鮮度が命だよ。新鮮なピッチピチのアイドルが出てきたら、パッという間に忘れられちゃうんだから。気を付けてね!」
「か、かしこまー・・・。」
翌朝、登校中のらぁらとそふぃは、みれぃに声をかけますが、みれぃに元気はなく、目にクマができています。しかも、ジュルルはふんむくれた表情。
ジュルルは、らぁらを見るなり、すぐにらぁらに抱き付きますが、みれぃが強制的にコンパクトの中に入れました。みれぃは、もう少し預からせてほしいと言います。
ジュルルとの不仲は、学校生活にも影響し、みれぃは、ますます苦労します。
その後、みれぃは、生徒会室でジュルルのオムツを取り換えます。みれぃは、らぁらにお世話させた方がいいと考えますが、自分で世話する事を諦めませんでした。
少しして、みれぃは生徒会室を出ますが、ジュルルはパクトに入ってくれず、隠しながら移動する事に。雨宮に声をかけられると、その拍子にジュルルが落ち、雨宮に見つかってしまいます。
「黄色! なんて事だ・・・。僕と南委員長の制服の色が、完全に一致!」
「つまり、この子は・・・!」
ジュルルを、みれぃと雨宮の子供と勘違いして、その後を妄想しています。ちなみに、子供の名前は、雨宮の「あ」と、みれぃの「み」をとって、「あみ」としています。
「うわー! 南委員長! 僕は、幸せな一生でした!」
何で、このアニメで、しかも、こんなシーンで、小田和正の「言葉にできない」がBGMとして流れるんだよ。アホか!(笑 & もちろん、褒め言葉です)
そして、雨宮については、32話では「ぷりのまま」で男を上げたのが、2期になってからはギャグの連続で、ついにここまでぶっ壊れるとは・・・。32話終了時点で、雨宮がこんなヤツになる事は誰も予想できなかったでしょうね。3期では、言葉にできないくらいの、みれぃ愛の変態の極地を目指してほしいものです。(笑)
その後も、みれぃは、ジュルルに何とか言葉を覚えさせようとしますが、ジュルルの不機嫌さは変わらず、ついに、カードを放り投げます。
「もう無理・・・。完璧なお母さんに・・・、なれない・・・。」
~ Bパート ~
「私にはもう無理・・・。完璧なお母さんにはなれない・・・!」
その直後、みれぃの母が声をかけてきました。
「完璧なママなんて、簡単になれるものじゃないわ。お母さんだって、そうだったもの。」
「え? でも、私は、完璧な赤ちゃんって・・・。」
「計算通りだったのは、出産予定日だけ。次から次へと計算違いの事だらけだったわ。」
「やだ・・・。私が、そんな事を・・・。」
「当然よ。赤ちゃんなんだから。それなのに、お母さんはついイライラしちゃってたわ。計算違いの事ばかりで。」
「お父さんも、ちっとも手伝ってくれなかったしね。」
「そんな事ないぞ! みれぃをお風呂に入れるのと、ミルクをあげるのは、僕の役目だったじゃないか!」
「異議あり! それは、自分の気が向いた時だけだったでしょ! 夜はいつも、グーグー1人で寝てて!」
「異議あり! 早朝から仕事の時は仕方ないじゃないか!」
この論争を、みれぃが収めます。
「でもね、嬉しい事だって、毎日山のようにあふれてたわ。初めてスプーンで食べた時。初めて1人で靴下を脱いだ時。」
「初めて『パパ』って言ってくれた時。」
「あなたはいつだって、計算外の幸せを、お父さんとお母さんにくれていたのよ・・・。」
「あなたの笑顔が気付かせてくれたの。完璧を目指さなくていいんだって。みれぃが元気で笑ってくれれば、それでいいんだって。」
「お母さん・・・、お父さん・・・。」
「私、ジュルルを笑顔にする事を忘れてた・・・。」
その直後、らぁらとそふぃが上がってきました。みれぃは、これまでの事を反省し、一緒に遊ぶ事にしました。
そんな中、あじみが、部屋の外から沢山の果物を持って現れました。
おい、あじみ。アンタ一応、先生だろ? 玄関からじゃなく、部屋の外から入り込もうとか、教員免許を剥奪されても知らんぞ?(笑)
その後、あじみは、桃のジュースをらぁら達にプレゼント。この味は、らぁら達3人だけでなく、ジュルルも美味しく感じていました。
みれぃがジュルルにゲップをさせた直後、「もも」と書かれた言葉のカードを手にし、「もも」と話すようになりました。
「そう、そうよ! これは、桃! 桃のジュース! 桃って言葉を覚えたのね!」
ジュルルは、みれぃの事をすっかり気に入ったようです。みれぃの両親も安心します。
しばらくして、SoLaMi SMILEの3人はライブに出ました。
今回のコーデは、91話と同じく、らぁらは「ダイヤチェックスウィートコーデ」、みれぃは「ダイヤチェックビビッドコーデ」、そふぃは「ダイヤチェックローズコーデ」。
曲は「トライアングル・スター」。メイキングドラマは「もぎたてスイーツパーク」。
ライブが終わると、みれぃは、93話のらぁらと同じように、ジュリィにより、神チャレンジライブのステージに導かれ、スペシャルライブを披露します。
という事で、みれぃも、スーパーサイリウムコーデのプリチケを手に入れました。
しばらくして、みれぃは、ジュルルをらぁらに返します。
みれぃは、ライブの時でしかジュリィに会えなかった事に残念さを感じるものの、ジュルルに気に入られたようで、これはこれで満足します。
今回は、これで終了です。
次回:「アロマットカードでモーたいへん!」
あろま、みかん、ガァルルの3人チーム・ガァルマゲドンは、ジュリィの秘密を解いて神アイドルに近付こうと、ジュルルを預かります。
しかし、ジュルルの世話が上手くいかないようで・・・。果たして、ガァルマゲドンの3人は、スーパーサイリウムコーデを手に入れられるのか?
【まとめ】
みれぃが、スーパーサイリウムコーデのプリチケを手に入れました。
という事で、今回のテーマは「完璧や努力を他人に求め過ぎてはダメ」でしょうかね。
と言っても、完璧や努力を求める事自体は、悪い事ではありません。むしろ、賛美すべき事です。みれぃは、このアニメにおいて誰よりも、努力を惜しまずに「完璧」を目指しているだけに、素晴らしいキャラと言えるでしょう。
しかし、その「完璧」は、あくまで、みれぃにとっての「完璧」であり、他者にとっての「完璧」ではありません。たとえば、みれぃは、多大な努力を積まなければ「完璧」にはなれないと思ってる一方で、天才の代表格・ひびきは、これといった練習をしなくても常に「完璧」なライブを演じる事ができ、そこで、「完璧」の価値観が違う訳です。
というように、「完璧」の形は、人によって異なっており、100人いれば100通りの「完璧」があります。ですので、自分の「完璧」を他人に求め過ぎるのは、「完璧」の価値観の違いから、衝突が起こりやすく、互いを尊重しにくくなるものです。
特に、みれぃは1期でも、13話では、そふぃと練習に対する考え方などで意見が合わなかったですし、19話でも、みれぃがプリパラデビューした頃は完璧を求め過ぎるあまり、他の子達と一緒に練習しても、その子達がついていけず、誰ともなじめなかった事が、クマの口から語られました。
みれぃは、完璧や努力を求め過ぎる事が長所である一方、欠点にもなってる訳ですね。
完璧を努力を求める事は、悪くはありません。ですが、「完璧」の形は人それぞれで、人は自分1人だけの力で生きる事が不可能なのですから、完璧や努力を他人に求め過ぎるのは悪手であり、妥協点が必要なんでしょうね。
ましてや、相手が赤ちゃんとなれば尚更でしょう。赤ちゃんは、完璧とか妥協とか気遣いなどいった概念は知らず、気ままに行動するもの。
だから、「完璧」は通用しないのであり、「完璧なママ」というのも存在しないのでしょう。むしろ、赤ちゃん目線になる事が重要なんでしょうね。
その事をみれぃの両親が気付かせたのは見事で、実にみれぃメイン回だったと感じました。
思えば、1期も2期も、みれぃメイン回では、みれぃを応援する者達に焦点を当てて、何かに行き詰まったみれぃを支えている描写を濃く描いているんですよね。みれぃは、誰よりも、努力を惜しまずに「完璧」を目指しているからこそ、その姿を素晴らしいと感じている者は多く、みれぃが困った時は何とかしてあげたいと思う者も多いのでしょう。これまでのような素晴らしいみれぃメイン回を見る事ができて、大いに満足しています。
3期最終回まで、みれぃメイン回は数回はあるでしょう。その時は、今回のように、みれぃを応援する者達がみれぃをしっかり支えるところをしっかり描いてほしいと、期待しています。
~ オープニング前 ~
プリパラTVのレッスン室でジュルルと遊ぶらぁら達。
という事で、みれぃがジュルルを教育する事に。
~ Aパート ~
みれぃは、ファルルの事を思い出すよう言います。ファルルは、17話の時は赤ちゃんでしたが、ユニコンの教育のおかげで、あっという間に色んな事を覚え、成長していきました。
だから、ジュルルも、ユニコンがやっていたような厳しい教育をすれば、あっという間にジュリィになれると、みれぃは考えています。
そして、みれぃは、自分にジュルルを預からせてほしいと言いますが、らぁらは遠慮気味。しかし、ジュルルの世話にかまけて勉強がおろそかになっている事を指摘され、また、みれぃはおもちゃで、ジュルルの興味を惹かせます。
「愛別離苦。愛する者と別れるのは寂しいものだが、何も今生の別れでもあるまい・・・。」
しばらくして、みれぃは、ジュルルを連れて家に帰り、それを見た両親は真っ白になります。
「ただいま。」
さらに、みれぃの部屋は、ジュルルが自由に遊べるようなものになっていました。
みれぃさん、準備良過ぎて、逆に怖いっす。(笑)
その直後、みれぃの両親が慌てて入室。2人は、ジュルルがみれぃの赤ちゃんだとうろたえますが、みれぃは冷静に否定。
背景の文は、ループ文章になってるんですね。ちなみに、文章の中身は次の通り。
「詳しくは語れないけれど、プリパラからあずかっているの。この赤ちゃんには、プリパラの未来がかかっているわ。
一刻も早くこの子をジュリィにするのが私の任務なの! それだけ言えば、十分でしょう?
あなたたちの娘を信じてほしいの。信じてくれるわよね、お父さん、お母さん? あなたたちの娘を信じてくれるわよね?
もし、信じられないって言うなら、それはお父さんやお母さんが、お父さんやお母さんのお父さんやお母さんにウソや隠し事をしてきたことの証拠に他ならないわ。
そうなの? お父さん、お母さん、そうなの? 違うわよね?
なんだか目がキョロキョロして落ち着かないけど、どうかしたの? とにかく、お父さんお母さんを信じてる。
だからあなたたちの娘である私のことも信じてほしいの。では弁護を終わります。」
こんな誰得な文章を書き起こすとか、とんだヒマ人だな、私。これこそ、「努力の無駄遣い」ってやつですね。(笑)
「ジュリィ?」
「日本語に訳すと・・・、」
『陪審員!』
「さすがは、みれぃ! アイドル弁護士として、着実なステップアップを歩んでいるのね!」
「うん、アイドル検事になるために、大切な事。だったら、パパも陰ながら応援しよう!」
その後、ジュルルは、近くにあった、クマの顔を模したクッションに手を伸ばしましたが、みれぃは、こんな下らないもので遊んじゃダメだと注意し、厳しくしつけるつもりでいます。
そして、みれぃは、カードを使ってジュルルに言葉を覚えさせようとしますが、ジュルルはまったく覚えられず、みれぃは苛立ちを感じます。みれぃは、今日中に100個の言葉を覚えさせるつもりです。
「私は赤ちゃんの頃から完璧だったの。だから、お母さんとしても、完璧になってみせる!」
少しして、みれぃは、ジュルルをベビーカーに乗せて、公園にいるお母さん達にあいさつ。
「フフ。公園デビューも、プリパラデビューも、さして違いはないわよね。」
そうやって考えるのは、キミだけだと思う(笑)。プリパラデビューは簡単でも、ママになるのは難しいんじゃないかと。結婚する事が簡単じゃなければ、出産時の痛みは並大抵じゃないとよく聞きますし、その後の育児も大変だと思うと、ママになるのって相当な覚悟が必要だと思いますね。
さらに、お母さん達と親しくなるために、プリチケに似たママチケを用意。
しかし、目を離していると、ジュルルがいませんでした。近くの砂場で、男の子のおもちゃで遊んでおり、みれぃは急いでジュルルを抱きます。
その後も、ジュルルは勝手に動いたりして、思うように育てられません。
その夜、みれぃは変わらず、ジュルルに言葉を覚えさせようとしますが、一向に覚える気配がありません。みれぃがこれに苛立ったのに連られて、ジュルルも不機嫌になります。
その後、オムツを取り換えようとしますが、こちらも一苦労。その様子を陰から見ていた両親は、みれぃを心配します。
同じ頃、らぁらは、ジュルルの事が心配でした。そんならぁらに、のんは、自分の事も心配するよう言います。
それは、今日もプリパラTVでは、トライアングルの話題ばかりだったから。片や、SoLaMi SMILEについては、そふぃが深爪した事だけ。
深爪したくらいでニュースになるとか訳分かんねぇ。ニュースにされない方がマシなレベルだろ、これ。(笑)
「お姉ちゃん。アイドルとお寿司は鮮度が命だよ。新鮮なピッチピチのアイドルが出てきたら、パッという間に忘れられちゃうんだから。気を付けてね!」
「か、かしこまー・・・。」
翌朝、登校中のらぁらとそふぃは、みれぃに声をかけますが、みれぃに元気はなく、目にクマができています。しかも、ジュルルはふんむくれた表情。
ジュルルとの不仲は、学校生活にも影響し、みれぃは、ますます苦労します。
校長には見られずに済んでいます。
ジュルルがおしっこをしています。
そんなみれぃを見た雨宮は、何かあったのではないかと察します。その後、みれぃは、生徒会室でジュルルのオムツを取り換えます。みれぃは、らぁらにお世話させた方がいいと考えますが、自分で世話する事を諦めませんでした。
少しして、みれぃは生徒会室を出ますが、ジュルルはパクトに入ってくれず、隠しながら移動する事に。雨宮に声をかけられると、その拍子にジュルルが落ち、雨宮に見つかってしまいます。
「黄色! なんて事だ・・・。僕と南委員長の制服の色が、完全に一致!」
「うわー! 南委員長! 僕は、幸せな一生でした!」
そして、雨宮については、32話では「ぷりのまま」で男を上げたのが、2期になってからはギャグの連続で、ついにここまでぶっ壊れるとは・・・。32話終了時点で、雨宮がこんなヤツになる事は誰も予想できなかったでしょうね。3期では、言葉にできないくらいの、みれぃ愛の変態の極地を目指してほしいものです。(笑)
その後も、みれぃは、ジュルルに何とか言葉を覚えさせようとしますが、ジュルルの不機嫌さは変わらず、ついに、カードを放り投げます。
「もう無理・・・。完璧なお母さんに・・・、なれない・・・。」
Aパート終了直後のアイキャッチ
Bパート開始直前のアイキャッチ
~ Bパート ~
「私にはもう無理・・・。完璧なお母さんにはなれない・・・!」
その直後、みれぃの母が声をかけてきました。
「完璧なママなんて、簡単になれるものじゃないわ。お母さんだって、そうだったもの。」
「え? でも、私は、完璧な赤ちゃんって・・・。」
「計算通りだったのは、出産予定日だけ。次から次へと計算違いの事だらけだったわ。」
「やだ・・・。私が、そんな事を・・・。」
「当然よ。赤ちゃんなんだから。それなのに、お母さんはついイライラしちゃってたわ。計算違いの事ばかりで。」
「お父さんも、ちっとも手伝ってくれなかったしね。」
「そんな事ないぞ! みれぃをお風呂に入れるのと、ミルクをあげるのは、僕の役目だったじゃないか!」
「異議あり! それは、自分の気が向いた時だけだったでしょ! 夜はいつも、グーグー1人で寝てて!」
「異議あり! 早朝から仕事の時は仕方ないじゃないか!」
「初めて『パパ』って言ってくれた時。」
「あなたはいつだって、計算外の幸せを、お父さんとお母さんにくれていたのよ・・・。」
「あなたの笑顔が気付かせてくれたの。完璧を目指さなくていいんだって。みれぃが元気で笑ってくれれば、それでいいんだって。」
「お母さん・・・、お父さん・・・。」
その直後、らぁらとそふぃが上がってきました。みれぃは、これまでの事を反省し、一緒に遊ぶ事にしました。
その後、あじみは、桃のジュースをらぁら達にプレゼント。この味は、らぁら達3人だけでなく、ジュルルも美味しく感じていました。
みれぃがジュルルにゲップをさせた直後、「もも」と書かれた言葉のカードを手にし、「もも」と話すようになりました。
「そう、そうよ! これは、桃! 桃のジュース! 桃って言葉を覚えたのね!」
ジュルルは、みれぃの事をすっかり気に入ったようです。みれぃの両親も安心します。
しばらくして、SoLaMi SMILEの3人はライブに出ました。
今回のコーデは、91話と同じく、らぁらは「ダイヤチェックスウィートコーデ」、みれぃは「ダイヤチェックビビッドコーデ」、そふぃは「ダイヤチェックローズコーデ」。
曲は「トライアングル・スター」。メイキングドラマは「もぎたてスイーツパーク」。
ライブが終わると、みれぃは、93話のらぁらと同じように、ジュリィにより、神チャレンジライブのステージに導かれ、スペシャルライブを披露します。
という事で、みれぃも、スーパーサイリウムコーデのプリチケを手に入れました。
しばらくして、みれぃは、ジュルルをらぁらに返します。
みれぃは、ライブの時でしかジュリィに会えなかった事に残念さを感じるものの、ジュルルに気に入られたようで、これはこれで満足します。
今回は、これで終了です。
次回:「アロマットカードでモーたいへん!」
あろま、みかん、ガァルルの3人チーム・ガァルマゲドンは、ジュリィの秘密を解いて神アイドルに近付こうと、ジュルルを預かります。
しかし、ジュルルの世話が上手くいかないようで・・・。果たして、ガァルマゲドンの3人は、スーパーサイリウムコーデを手に入れられるのか?
【まとめ】
みれぃが、スーパーサイリウムコーデのプリチケを手に入れました。
という事で、今回のテーマは「完璧や努力を他人に求め過ぎてはダメ」でしょうかね。
と言っても、完璧や努力を求める事自体は、悪い事ではありません。むしろ、賛美すべき事です。みれぃは、このアニメにおいて誰よりも、努力を惜しまずに「完璧」を目指しているだけに、素晴らしいキャラと言えるでしょう。
しかし、その「完璧」は、あくまで、みれぃにとっての「完璧」であり、他者にとっての「完璧」ではありません。たとえば、みれぃは、多大な努力を積まなければ「完璧」にはなれないと思ってる一方で、天才の代表格・ひびきは、これといった練習をしなくても常に「完璧」なライブを演じる事ができ、そこで、「完璧」の価値観が違う訳です。
というように、「完璧」の形は、人によって異なっており、100人いれば100通りの「完璧」があります。ですので、自分の「完璧」を他人に求め過ぎるのは、「完璧」の価値観の違いから、衝突が起こりやすく、互いを尊重しにくくなるものです。
特に、みれぃは1期でも、13話では、そふぃと練習に対する考え方などで意見が合わなかったですし、19話でも、みれぃがプリパラデビューした頃は完璧を求め過ぎるあまり、他の子達と一緒に練習しても、その子達がついていけず、誰ともなじめなかった事が、クマの口から語られました。
みれぃは、完璧や努力を求め過ぎる事が長所である一方、欠点にもなってる訳ですね。
完璧を努力を求める事は、悪くはありません。ですが、「完璧」の形は人それぞれで、人は自分1人だけの力で生きる事が不可能なのですから、完璧や努力を他人に求め過ぎるのは悪手であり、妥協点が必要なんでしょうね。
ましてや、相手が赤ちゃんとなれば尚更でしょう。赤ちゃんは、完璧とか妥協とか気遣いなどいった概念は知らず、気ままに行動するもの。
だから、「完璧」は通用しないのであり、「完璧なママ」というのも存在しないのでしょう。むしろ、赤ちゃん目線になる事が重要なんでしょうね。
その事をみれぃの両親が気付かせたのは見事で、実にみれぃメイン回だったと感じました。
思えば、1期も2期も、みれぃメイン回では、みれぃを応援する者達に焦点を当てて、何かに行き詰まったみれぃを支えている描写を濃く描いているんですよね。みれぃは、誰よりも、努力を惜しまずに「完璧」を目指しているからこそ、その姿を素晴らしいと感じている者は多く、みれぃが困った時は何とかしてあげたいと思う者も多いのでしょう。これまでのような素晴らしいみれぃメイン回を見る事ができて、大いに満足しています。
3期最終回まで、みれぃメイン回は数回はあるでしょう。その時は、今回のように、みれぃを応援する者達がみれぃをしっかり支えるところをしっかり描いてほしいと、期待しています。
ギャグあんのに話しっかりしてる、それがプリパラクオリティ(どうぞ無視して下さい)。
言いたかった事はmsk様が語って下さったのでほぼ語る事がありません(良い意味で)。
ジュリィで陪審員な発想は無かったですねー…。知り合いの子を預かってるとか言うと思ってたらそう来たかと。
ジュルルが今度ガァルマゲのターンになりますが、次回神チャレンジライブをする子は現れるのか。ガァルマゲか、はたまた別キャラか。
次回も楽しみだなと思います。
追伸
雨宮君はいつ捕まってもおかしくない(褒め言葉)
今回もコメント、ありがとうございます!
今回は、ギャグに満ちているだけでなく、考察度も高く、キャプチャー画像も100枚を超え、3期始まって最も面白い回だったと思いますね。
次に、神チャレンジライブをするのは、そふぃですかね。SoLaMi SMILEメンバーで1人だけ神チャレンジライブをやってないのは、寂しいでしょうし。
次回はガァルマゲドンがメインのようですが、3人とも神チャレンジはやれなさそうな気がしますね。
あろまとみかんは2人一緒にいて輝いてると思うと、どちらかだけが神チャレンジをやるのはふさわしくなさそうですし、ガァルルはライブデビューしてから、そんなに日にちが経っていませんし。それに、3人のスーパーサイリウムコーデがゲームに出ていないのも、そう感じる要素になっていますね。
ただ、その代わり、新曲が出てほしいと期待しています。「でび&えん☆Reversible- Ring」も捨てがたいのですが、ガァルルがメイキングドラマでしか出番がないのは物足りないですので、ここいらで新曲を出して、ライブの最初から最後まで3人とも魅せてほしいと思っています。
ジュルルは仲良く (ママ資格)が神アイドルの道なのか
ドロシが前言ってた事が正解なのか だだジュルルにかかわらない トライアングルとかどうすのねん話なんだけど
南家は相変わらず平和
https://twitter.com/y0ujii
ちなみに シオンぱぱさんが確認された。
見たね 軍人さんじゃないの
>雨宮くん
制服の色は皆 同じだと思うぞ あと
子供の名前は、雨宮の「あ」と、みれぃの「み」てまてまて 自分の名前から分かるけど 名字て
今回もコメント、ありがとうございます!
>ジュルルは仲良く(ママ資格)が神アイドルの道なのか
ママ資格はどうあれ、ジュルル = ジュリィである事を考えると、ジュルルに気に入られれば、ジュリィに認められるという事なんでしょうね。
>ジュルルにかかわらないトライアングルとかどうすんねんの話なんだけど
そういう子達については、従来通り、ライブを沢山やって、地道にアイドルランクを上げていけばいい話でしょう。神アイドルグランプリは、神アイドルになるための近道であって、それに出なければ神アイドルになれない、というものではないでしょうね。
>(雨宮の妄想時の)子供の名前は、雨宮の「あ」と、みれぃの「み」ってまてまて 自分の名前からなら分かるけど名字って
名前の1文字目を使うと、女の子の名前にできないから、名字を使ったんでしょうね。今後、雨宮がどんな暴走劇を繰り広げるのか、楽しみです。(笑)