ビールを飲みながら考えてみた…

日常の中でふっと感じたことを、テーマもなく、つれづれなるままに断片を切り取っていく作業です。

【映画】レ・ミゼラブル:ミュージカルの名作が引き出した演劇との違い

2013å¹´01月14æ—¥ | æ˜ ç”»â™ª
これまでミュージカル映画というと「世界中がアイ・ラヴ・ユー」とかくらいしか見たことがなく、まぁ、そもそも日本人の感覚からいって、セリフを唄にのせて言うということの違和感があって、食わず嫌いも含めてあまり好きではなかったのだけど、話題の「レ・ミゼラブル」を鑑賞。確かにこれは多くの人を感動させるだろう。 【あらすじ】 19年の服役後、仮釈放となったジャン・バルジャン。彼は宿を借りた司教の家の銀器 . . . 本文を読む

親と子という関係

2013å¹´01月09æ—¥ | Weblog
「親子」とは何だろう。帰省のたびにこのことを考えてしまう。 僕も決して親父との関係がうまくいっているわけではないし、中学~高校の頃は「克服すべき存在」「敵対する存在」としていたわけで、今どきの「友達パパ」「友達親子」的な感覚は全くない。それでも年老いた親父の姿を見れば放っておくわけにはいかないと思ってしまう。 親が子供に対し「無償の愛」を与えるというのはわかる。それは対価を求めてのものではない . . . 本文を読む

ソンエリュミエール、そして叡智:金沢21世紀美術館

2013å¹´01月05æ—¥ | ã‚³ãƒ³ãƒ†ãƒ³ãƒ„ビジネス
帰省がてら金沢21世紀美術館「ソンエリュミエール、そして叡智」を見に行った。 金沢21世紀美術館:ソンエリュミエール、そして叡智 この金沢21世紀美術館は建物自体も非常に素敵で、一面ガラス張りで覆われた外壁は、日常=街と非日常=美術館という境界を曖昧にし、1つの作品のようにその空間を切り取り、内と外、見る者と見られる者との区分けさえも曖昧にしてしまう。建物の中だと油断した姿が外の人にもさらけ . . . 本文を読む

【書評】ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図/リンダ・グラットン

2013å¹´01月02æ—¥ | èª­æ›¸
ちょっと職場で個人的に不条理さを経験したことと、東日本大震災という僕らの生活基盤の根底を揺るがす事態を経験したこともあって、これからの仕事との付き合い方を考えることが度々あった。そんな中で出会った一冊。 ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉 僕らの世代にとって、終身雇用が幻想だったということは分かっていたとはいえ、そのメリットを享受できる端境期というか、いず . . . 本文を読む

FBの時代の非連続の変化と関係性

2013å¹´01月01æ—¥ | Weblog
使い方の問題もあるのだろうけれど、改めてmixiとFacebookは全く別物だったのだなぁと思う。FBがもたらしたリアルな人間関係を前提とした「つながり」は、やはりそれまでとは全く別物だ。それは人生という連続性を改めて感じさせてくれるし、それまでであればその時々で完結してしまっていた関係性―人生や時間を縦に連なる流れだとするならば、学生時代や旅先での出来事といったような特定の期間内で広がった横の関 . . . 本文を読む