ポケカメ雑記帳

久しぶりに再開しました

街が向かう未来

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よく晴れた日の朝、ニコタマ。
買い物目当てのお店が開店するまでの間
あたりをぶらりと散歩してみた。


このブログではニコタマ(二子玉川)駅周りと
渋谷再開発エリアの写真をよく撮っている。
どちらも自分がよく行くショッピングエリアなのでね。

 


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写真を撮っていると感じるんだよ。
近代化が進むそれぞれの街に漂う
空気感の違いを。



f:id:bin-paku:20241210215149j:image令和6年春撮影@渋谷サクラステージ界隈

 

今のニコタマが人間味の残された近未来だとすれば
再開発された新しい渋谷の未来は
ガラスと金属の冷たさばかりが強調されているように感じてしまう。

この違いはいったい何なんだろう?



f:id:bin-paku:20241210215209j:image令和6年春撮影@渋谷サクラステージ界隈

 

街の設計者やデザイナーの意図による
見た目の違いもあるんだろうね。

でもそれとは別に街を歩く人たちの雰囲気も
少しずつ違うような気がするよ。

ニコタマを歩く人たちに感じるある種の生活感。
それが渋谷を歩く人にはあまり感じられないんだ。


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もしかしたらこれは自分だけが持つ
偏見なのかもしれない。

インバウンドに染まり色々な言葉が飛び交う
そんな無国籍のハチ公広場前に立つと
ひしひしと感じるよそ者感。孤立感。

渋谷という街に自分が抱いていた懐かしい先入観と
今の現実とのギャップが大きい。

新しい渋谷の街になぜか溶け込めずにいる
浮いた存在の自分を感じるよ。
大勢の人混みの中にいるのに
自分ひとり寂しい。



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まだ若気の至りだった頃の自分は
それこそ渋谷の街の刺激で育ったようなもんだ。
良い事も悪い事もぜ〜んぶこの街から教わった。

そんなドロドロな腐れ縁のようなわが愛しき街。
その渋谷の街に今では自分が
冷たく突き放されてるような気がするんだよ。



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一方のニコタマは
昔からこれといった刺激がほとんどない街だった。

すぐ横を多摩川がゆったりと流れ
子供たちが遊ぶ広い河川敷があって
のどかな田園地帯にポツリと出来た繁華街。

古くから交通の要の場として
栄える事が必然だった渋谷とは
基本的にその成り立ちからして
かなりの違いがある街だよ。



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その違いはたぶん今も変わらない。
街並みがまるで変わってしまったニコタマだけど
昔からの人間臭さや懐かしさは今でも残っていると思うんだ。
開発が進んでいく中でも
どこかで踏みとどまっている部分がある。


ところが渋谷はそんな事いっさいお構いなし。
どんどんと先へ先へと変化して
歯止めなく突き進んでいく。
そしてそこに集まる人種も変わっていく。



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渋谷という街はこの先いったい
どこへ向かおうとしてるんだろうね?

さっぱりわからなくなって来たよ😌



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さて

今日の𝑳𝑶𝑽𝑬ショット

 

𝑳𝑶𝑽𝑬 物想いにふける午後


f:id:bin-paku:20241213123817j:image思えばこの子との出会いも渋谷の街だった。

 

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