ポケカメ雑記帳

久しぶりに再開しました

一目惚れ

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大切にしている革の小物がいくつかある。

自分が革製品を選ぶ時
いちばん気にしている基準。

それはさわった時に感じる感触。

わかりにくいかも知れないけど
いつまでもずっと触っていたいと思えるかどうか。
それにすべてかかっているような気がする。

革が硬いか柔らかいかはあまり気にしない。
表革だろうが裏革だろうが関係ない。
素手で触って気持ち良いかどうか。

毎日持ち歩く小物かどうかが
すべてそれで決まってしまう。


そんな自分が一目惚れしてしまった
二本刺しのペンケース。
九州長崎のとある工房で
作者がひとつひとつ手作りしている。

商品というよりかはひとつの作品だね。

その作者のブログに新作としてアップされた
1枚の写真を偶然見つけて
目が釘付けになってしまったんだ。

その姿を一目見て
「このペンケースは私を呼んでいる」
そう確信した。


そして気がついたら作者にメールして申し込んでいた。

作り手と使い手が直結している
そんな感じの作品が好きなんだ。



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(作者HPより)

 

分厚くて柔らかい
エルク(ヘラ鹿🫎)の革のペンケース。
さわった感触も最高レベル。
思わずニヤけてしまう気持ちの良さ。


まだ触れてもいないのに
これはもう病気だね🤣



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革製品にしても木製品にしても
とにかく昔から
素材にだけはやたらとこだわってきた。

素材フェチなのですよ、自分はね😅

 


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蝋引きの封筒に丁寧に包まれて
わが家に到着したエルクのペンケース。
想像した通りの作品だったよ。

一点ものだからね。
上の作者HPの写真に写っていたのが
そのまま届いたって感じ。

ちょうど新しい万年筆用に
上質なペンケースを探していたところだった。
本当に良い素材にめぐり会えたよ。



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愛用する万年筆
LAMY2000 EF 
PLATINUM #3776 CENTURY UEF 

今はその2本の万年筆が
仲良く並んで収まっている。


そしてもう一本ここに加わることになる
大切な万年筆があるのだけれど
それはまた別のおはなしで😊



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今日の𝑳𝑶𝑽𝑬ショット

 

腕乗り𝑳𝑶𝑽𝑬



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久々に超どアップな横顔披露
その鋭いクチバシにさらに磨きがかかった😱恐るべし


飼い主「仲良くしようね😅🩹」


🙏お詫びと訂正

前回のブログで
「有隣堂京都店のスタッフ」という表記がありましたが
正しくは
「有隣堂が京都でイベントをした際の現地スタッフ」
でした。
京都に有隣堂はありません。あるのは大阪と神戸だけだそうです。
申し訳ありませんでしたm(_ _;)m 😅トホホ

 

有隣堂の思い出

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オハヨー!

悪い夢は見なかったかい?😅
今日も1日頑張ろう!


てなわけで突然はじまりますが
「有隣堂しか知らない世界」
YouTubeの人気番組を知ってますか?


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自分も最近
入院中の病室で偶然に知ったんだけどね。

だって暇じゃん😁病室。



MCのR.B.ブッコローっていう
ミミズクのキャラクターが
毎回ゲストに突っ込みトークをぶちまかす超面白番組。
見事にハマっちゃったよ😂

登場するゲストも
文化人から一般人まで多彩。
北方謙三とか又吉直樹とか
文房具メーカーの開発者とか
文房具業界のバイヤーたちとか。

自分が最初に見たのは
にしおかすみこの回だった🤣


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彼女が「エンタの神様」でブレイクした当時
自分もまだ業界のすみっこの方で
くすぶっていた頃だったからよく知ってるけど
改めてこの動画を見てこの人の魅力を感じたよ。

 


www.youtube.com

☝笑えるよ🤣

 


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ところで有隣堂っていうのはさ
横浜に本店がある本屋の名前なんだよ。
そして自分にとってはちょっと変わった
思い出のある本屋なんだ。


まだ横浜の保土ヶ谷に住んでいた頃。
ちっちゃな小学生だった自分を
母がよく市営バスで連れて行ってくれたんだ。
横浜の繁華街
伊勢佐木町って所にあった有隣堂。


でっかいビルだったように思うよ。
広い店内を階段で上り下りした記憶があるからさ。
当時は小学校の1年生か2年生の頃だから
あまり良くは覚えてないんだけど。
50年以上も前の話だからね。


本屋なのにその時に買ってもらった物が
ぜんぜん本じゃないの。
今考えても本屋とはまるで結びつかない。

母よ、なんでこんな物を
子供に買い与えたんだ?

ってな感じのもの。


その時の有隣堂は本屋だけど
本じゃない物もたくさん売っていたんだと思う。
だって母が買ってくれたもの
それはなぜか………


白いサポーターだったんだよ。

 


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知ってる?サポーター。
運動選手とかが腕や足に巻く
伸び縮みするアレさ。
今じゃバンテリンとか
薬局で売ってるヤツの元祖だよ。


当時自分はまだ小学低学年だしさ
別に筋肉痛になるようなスポーツ
してた訳じゃない。
なぜに我が子に買い与えたんだ?母よ?
白いサポーター。


スポーツ選手にでもなってほしかったのか?
確かにその頃の自分は学校帰りに
変な生き物ばかり拾って帰ってくる
生き物オタク系みたいな
変わった子供だったからさ
もっとまともでワンパクな
ふつうの男の子が歩む道を
母は気づかせたかったのかもしれないな。

でもその時はもう
手遅れだったけど😄


とにかく本屋の有隣堂と聞いて思い出すのが
白いサポーターという
変わった幼児体験を持ったまま
オヤジ化した男の子が
有隣堂しか知らない世界をみて
今はバカ笑いしてるんだよ。



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暇な時に一度行ってみようかな。
伊勢佐木町の有隣堂。
今でもまだあるのかな。
そして
今でもまだサポーター売ってるのかな😊


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ところで


「有隣堂しか知らない世界」の京都ロケの番組を見ていたら
有隣堂京都店のスタッフの人が
「京都の人は大丸を "おだいまる"、高島屋を "たかましや" と呼ぶんです」
って言ってた。

実をいうと自分も幼少の頃
高島屋を"たかましや"と呼んでいて
よく母に注意されていたんだよね。
なんだおなじじゃねぇか😊

なぜか京都の人に親しみがわいたぜ😁

 

 

今日の𝑳𝑶𝑽𝑬ショット


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緑装束𝑳𝑶𝑽𝑬 忍者が棲む家


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そうだ、日記を書こう

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特に何か理由があって
そう決めたわけじゃない
はたして続くかどうかも
今はわからない

ただなんとなく
何の決意もなく
始めるだけ

紙とペンだけは用意した
デジタルは使わない
昔ながらの手書きの日記



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日記にはこのロロマの手帳を使う
本来のシステム手帳は辞めてもらう

中のリフィル類はすべて抜き去り
ライフの方眼用紙だけリングに綴じた
万年筆のインクと相性が良い紙だ


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そう、この日記は万年筆で書く
この日記の決め事はそれだけ

決まった形式も書き方もない
思いつきのなぐり書き

"万年筆で書く日記帳"

万年筆と仲良くなりたい
そんな下心もある

日記は入院した日から始めた
病室のベッドの上は暇だ
ブログも出来ない
何もすることがないから
日記始めるにはちょうど良い環境だった

ベッドに寝ながら日記を書く
でもお腹に穴を開けたから
うつむせにはなれない
仰向けで手帳に日記を書く
体勢的にはかなりつらい
腹筋使えないし😅イテテッ



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日記は1日1枚
デスクの引き出しの奥から引っ張り出した
日付ゴム印でその日のページを作る
1行だけでも良いから何かしら書く


買い物したらレシート貼るだけでもOK
とにかく何かしら
その日生きた証を紙に残す
それが目的


硬い革に包まれた堅牢なロロマの体裁
記憶の保存場所としては理想的
毎日1枚ずつ増やしていって
いつかぶ厚いロロマとなって
自分の小さな歴史本になればいいな

 


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今日の𝑳𝑶𝑽𝑬ショット

 

上手に描いてね🦜


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飼主🖋️「邪魔するなよ」

𝑈𝐸𝐹 𝑈𝑙𝑡𝑟𝑎 𝐸𝑥𝑡𝑟𝑎 𝐹𝑖𝑛𝑒




㊗️𝒀𝒆𝒔. 𝑰'𝒎 𝒃𝒂𝒄𝒌, 𝑰'𝒎 𝑼𝒍𝒕𝒓𝒂 𝑭𝑰𝑵𝑬.

 

🎼🎼🎼🎼🎼🎼🎼

 

お礼と退院のご報告


昨日無事退院いたしました。
ご心配をおかけしました。
たくさんの方からコメント等いただき
ありがたく思っております。

術後の経過は順調です。
来週からは無理のない範囲で
日常の生活に戻れそうです。
ブログも再開しようと思います。

まだカメラ持って外を撮り歩くには
ちょっと無理があるようなので
身近な話題が中心になると思います。

このところ文房具熱が再燃し始めているので
そのあたりの話題が中心になるのかな?
いつも何か思いついたらバァーって書く方なので
どうなるか自分でもよくわかりません。
写真はプログの挿し絵のつもりなので
ないと少し寂しい。
何かしら撮って載せるつもりです。

それでは今から再開します。
またよろしくお願いしますね🤗

 

 

✒️✒️✒️✒️✒️

 

 

𝑼𝑬𝑭 〜𝑼𝒍𝒕𝒓𝒂 𝑬𝒙𝒕𝒓𝒂 𝑭𝒊𝒏𝒆〜

万年筆を使って手帳を書いてみた。
これは自分にとって初めての試みだ。
学生時代からず〜っと
小さな手帳はシャープペンかボールペン。
そう心に決めていた。

その理由として
自分は筆圧が強い。
だから万年筆向きじゃない。

というのもあったけど⋯⋯

それ以上に万年筆は
小さな文字を書くには
向いていないと思っていたからだ。
というか苦手だ😅

筆記具とは
文字や絵を書くための道具だけれど
こと万年筆に関しては
日本と西洋とでは歴史的に違いがある。

漢字で書けば "万年筆" だけど
元々の由来は西洋のペン。
毛筆文化の日本とは異なる背景がある。

画数の多い日本の漢字を
アルファベット用のペンで書く事自体
そこには少し無理があると思っていた。

毛筆で英文を書く人はまずいないよね。

まして筆記面積が極端に狭い
小さな手帳の上でなら
それはなおさらのことだよ。

5ミリ幅の狭い罫線の間に難しい漢字が
万年筆できれいに収まるはずがない。
カレンダー系リフィルに至っては
1日分の書き込みスペースが
切手サイズくらいしかないものだってある。

だから0.5mmとか0.3mmとか
そんな細いボールペンやシャープペンじゃないと
手帳の筆記はとても難しい。

自分のラミーは一番細いペン先の万年筆だけど
それでも小さな手帳に漢字を書くと
団子みたいに文字がつぶれてしまうからね。

 

そうは言っても手帳と万年筆
この2つの言葉が重なった時の独特な響き。
なんだか文化人って感じがしてさ
ちょっと憧れちゃうんだよねぇ🤗

よくあるじゃない?
年季の入った手帳に
万年筆で渋く物書きしている文豪の写真。

あれカッコイイんだよね。

自分もあんな風にしてみたい。
でもなかなか実践には移せないんだな。
当たり前か😅


ところが先日、職場の女性スタッフが
手帳を万年筆で書いていると知って
ちょっと興味を持った。

「えっ?どんな万年筆使ってるの?」

聞けばその万年筆
誰もがよく知る国産メーカー
あのプラチナのセンチュリーという万年筆だった。
ペン先が細くて
メモ書きにはとても使いやすいのだと言う。


通常万年筆のペン先というのは
B (Broad) 太字
M (Medium) 中字
F (Fine) ç´°å­—
の3種類がある。
そしてさらに細いペン先のものを
EF (Extra Fine) 極細と呼んでいる。

 

もともと国産メーカーの万年筆は
日本語を書く事が前提だから
西洋の万年筆よりもペン先が少し細く作られている。
でもその細い国産万年筆の EF (極細) ですら
5mm方眼のメモ帳に書くとなると
太く感じるのは冒頭に書いたとおり。
手帳書き用としてはかなり使いにくい。

 

ところがこのセンチュリーという万年筆には
その EF(極細)のさらに上をいく
"UEF" Ultra Extra Fine という
超レアでニッチな究極の超極細ペン先が存在する。

日本の万年筆でこのUEF 超極細の設定があるのはプラチナ社だけ。
おそらく現在日本で市販されている万年筆で
最もペン先の細い万年筆だと思う。

小さな手帳用の筆記具としては
まさに理想的な万年筆に思えた。

自称手帳好き(マニア)の自分としては
それを使わないという選択肢は………

 

ありえなかった。

 

わが家にお迎えする決心をした。

 


f:id:bin-paku:20250222211421j:image(メーカーHPより)

 

プラチナ万年筆
#3776センチュリー UEF 超極細字
ローレルグリーン


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わが家に届いた#3776センチュリーの美しいペン先
早速マクロで撮影してみた。
これが退院して撮影した最初の1枚だ。
14K UEF 585 の刻印があるのがわかる。

585とは金純度58.5%の意味で14金の証し。
ちなみに貴金属製品に多い18金は金純度が70%のものをいう。

色はもちろん好みの緑 (ローレルグリーン) を選んだよ😊

上のメーカーHPの写真を見て
その濃緑の深い透明感に目が釘付けになり
伊東屋の店頭で現物を見て
完璧にノックアウトされた。

美しい!

所有欲をくすぐるどころか
略奪したい程の衝撃を感じたよ。

インクはカーボンブラックという
濃厚で真っ黒な顔料系にしてみた。

さらにこの万年筆
インク補填システムがコンバーター式だった。
コンバーターというのはインキ瓶から万年筆に
インクを吸入するためのインキ吸入器。
だから様々な色や種類のインクを試すことが出来そうだ。


ということで今回生まれて初めて
自分で自分用の万年筆を買ってみた㊗️
今まで所有した万年筆はいずれも何かの御祝いで
プレゼントされたものばかりだったからね😊

しかもその最初の一本が
超極細字という異色な万年筆になった。



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5ミリの方眼紙に試し書きをしてみた。
ちなみに上行がラミーのEF(極細)で書いた文字。
下行がセンチュリーのUEF(超極細)。

その違いは一目瞭然だね。



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5mm方眼枠内に余裕で字が収まる。
UEF (超極細) の細さは紙質にもよるけれど
0.18mm以上0.24mm未満。
0.3mmのシャープペンよりもさらに細い感覚で使える万年筆。

プラチナ社でも特殊ペン先扱いとされ
特殊な職人が手作業で仕上げている。
無理して頑張ればひょっとしたら
米粒にだって字が書けるかもしれない。
それぐらいの超極細なペン先だ。
これなら小さな文字でのスケジュール書き込みも
まったく問題ない。


メモ帳でスケジュールやタスク管理(ToDo)をしたい人。
そんな人にとってこのセンチュリー万年筆
#3776 UEF (超極細) は唯一無二、最強のツールだよ。



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左がラミー 右がセンチュリー
同じ万年筆でも見た目も全然違う。
ラミーは黒のサインペンみたいだな😄

 

自分の中では水と油だった
手帳と万年筆の組み合わせ。
どんな世界を見せてくれるかな?
楽しみがひとつ増えた🤗

 

超極細ペン先万歳!イエいっ!

 

 

𝑳𝑶𝑽𝑬🦜「 ねぇ……… 」


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たしか前にさぁ

「ペンは太字に限る!」とか

あなた言ってなかったっけ?

 

飼主 「🫢」🤷

暴れる腸

突然ですが binpaku 入院します。
プログもちょっとお休みします。


少し前から下腹部に針で刺したような痛みがあり
それがだんだん激しくなって
ついには激痛で立っていられないほどになり
たまらず近所のクリニックに飛び込みました。


CT検査をしたところ
腸がお腹の中で暴れて👀
飛び出していたんです🤣


そうですアレです。
カタカナで4文字 漢字で2文字のアレ😄
専門学的には鼠径ヘルニアって言うらしいですね。

原因として考えられるのは
立ったり座ったりする際の腹部への圧力や
加齢による筋力の低下だそうです。
自分の場合はその両方かな😅

まぁね・・・
やばい病気じゃなかったから
良かったんですが·····


でもすごく痛いんです。

しかも
放っておくと腸閉塞を起こすかもしれない!
先生がそう言っておどかすんですよ😅

怖いですねぇ~。


だから念の為に入院して
手術することにしました。
全身麻酔をしての腹腔鏡手術。

手術箇所が複数あるため
約6時間の長い手術になるそうです。
眠っているから平気だよって
先生は言うけれど
手術する先生たちは大変だね。


入院先は若きマイ主治医がいるいつもの大病院。
ところがその主治医がナント育児休暇中😄
(ちなみに主治医はイケメン男性です)

なので消化器外科の別の先生が執刀します。
(オッサンです)


ちょっと不安。

でもお腹を切る事はないから大丈夫でしょう。
退院も早そうだしね。
予定では約1週間の入院になるようです。


そして入院中のこのブログ
"ポケカメ雑記帳" の事なんだけど
じつは自分には前科がありまして・・・

前回この病院に入院した際に
点滴中の病室内をこっそりスマホ撮影して
内緒でプログに投稿したら
看護師さんにこっぴどく怒られちゃったのでね🤪

 

binpaku.hatenablog.com

 

今回はどうなることやら🏥
(病院内は原則撮影禁止です)

 

入院中、𝑳𝑶𝑽𝑬ショットはお休みです🦜

それではしばしのお別れです。
暴れる腸をしかと鎮めて
また帰って来ます👋バイ

 

いい子でいろよ🦜


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手のひらの上の Bullet

ふらりと立ち寄ったショップで
こんなモノを見つけた。


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手のひらの上には
ちょっと長めのBullet風。


銃弾は鉛  薬莢は真鍮。
見た目はそんなイメージだ。

 

学生時代にNYのYMCAに泊まった夜
何気無く開けたベッドサイドの引き出しから
何発もの銃弾がコロコロと転がり出てきて
凍りついた記憶がある。

その時の弾もこんな感じの短いやつだった。



実はこれ
長さ10cmの真鍮製ボールペン。
Bullet(銃弾)をイメージして作られたんだと思う。



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ボールペンの真鍮ボディ側面には
”TRAVELER'S COMPANY  MADE IN JAPAN”
と刻印がある。


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海外のYouTubeでも紹介されていた。
24ドルぐらいで売られているらしい。
どうやら輸出もされているみたいだね。



www.youtube.com

 

見た目は長い弾丸でも
キャップを外せば普通のボールペンなんだ。



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しかも実際に使ってみるとわかるんだけど
これがなかなか使いやすいボールペンなんだよ。

とにかく短くて小さい。
キャップをすればたったの10cmしかない。
メモ帳にはちょうど良い長さだね。
握れば手のひらに収まるサイズだから
小さなポーチに入れても持ち歩ける。

さらに適度な真鍮の重さが
良い仕事をしてくれる。
書く際のバランスが絶妙なんだ。

しかもこのボールペンは嬉しいことに
自分が愛用しているジェットストリームの替芯
SXR-80が使えてしまう。
替芯の長さをハサミでカットして
長さを合わせるだけでそのまま使えるんだ。



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SXR-80は大抵の文具店で手に入るし
ペン先の色も太さも豊富だから (0.38/0.5/0.7/1.0mm)
これは嬉しいポイントだよね。

 

ひょっとするとこれって
掘り出し物のボールペンかも?
削り出し無垢の真鍮製だから
使い続けるうちに経年変化っていうのかな
表面の景色も変わって
だんだんよい感じの雰囲気になって来ると思うよ。

小さいからこそ可能な
面白い使い方もあるかもしれない。
しばらく持ち歩いて使ってみようかな。

 


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今日の𝑳𝑶𝑽𝑬ショット

 

ねぇ、それってもしかして

カモフラージュしたつもり?👨


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あれっ、見つかっちゃった?🦜

 

 

 

 

 

 

 

手帳の遍歴

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自分がまだ駆け出しの社会人だった頃
年末になると書店や文房具店に足を運び
新しい年の手帳を物色する。
そんな事が恒例行事になっていた時期があった。

最初のうちは毎年発売される目新しいデザインの手帳とか
様々なアイデア手帳とかに手を出していたけれど
そのうちに手帳を見る目も肥えてきてさ
自分の仕事やライフスタイルに一番あったデザインで
実用的で本当に使いやすい手帳だけを選ぶようになった。

その結果自分の場合は何年もの間
能率手帳と呼ばれる縦長サイズの手帳ばかりを
使い続けるようになっていた。
当時は時間刻みのスタジオワークだったので
縦長のスケジュール管理表が使いやすかったんだよね。



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その後 FILOFAX のシステム手帳を使うようになり
様々なリフィルを差し替えられる利便性や
手にした時の上質な革の手触りが魅力的で
毎年新しく手帳を買い換える事はなくなった。

ただシステム手帳のあの分厚さだけは
携帯性を考えると悩みのタネで・・・・・


同じリング式でもっと薄くて持ち運びが楽で
シンプルな革の手帳があったら良いのになぁ。
ずっとそう思っていた。

多機能が売りのシステム手帳のような
余計なものは一切要らない。
リフィルも罫線ノートだけがあればそれで良い。
持ち歩くだけで喜びを感じるような
そんな贅沢でシンプルな革のノートが欲しかった。


でもその当時は
そんなものは探しても何処にもなかった。
欲しければ自分で作るしかなかったんだ。



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ところが
似たような事を考える人はいるもので・・・・・


まさに自分が望んでいたような革の手帳を
作って売りだす人が現れた。


それがこの緑色のSIRUHA  (シルハ) 手帳。
手帳好きの間ではちょっとは知られた存在だ。



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”SIRUHA” という
岡山県にある小さな工房。
そこが制作している薄いリング式の革の手帳。


瀬戸内海に面した廃校となった古い小学校。
その小学校の教室を工房にして作られている


ここに SIRUHA 創設者の動画がある。

なんでだろう?
最初にこれを見て
この手帳にちょっと興味を持って
使ってみようかなって思ったんだよ。




www.youtube.com

 

従来の手帳から
使い手が書き続け "にくく" なる要素や
無駄な留め金とかポケットとか
使う上で邪魔になる革の段差やアクセサリー。

そのようなマイナス要因をどんどん削ぎ落として
必要最小限な要素だけを残す。
そんな引き算の発想から生まれた SIRUHA の手帳。


見開いてみれば一目瞭然。
シンプルそのもの
余計なものは何もない。



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従来のシステム手帳の特長ともされた
多機能なんかはどうでもよくって
とにかく触って使いたくなる手帳を作る。

そんなコンセプト。


これには共感する部分が多かった。


リング式の手帳ではあるけれど
システム手帳とはちょっと違う。
11mm径の小リングを使用しているのでとても薄い。
ジーンズの尻ポケットに余裕で入る。
従来のシステム手帳では出来なかった事だ。



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だから自分はこのリング式の手帳を
システム手帳としてではなく
持ち歩き用のメモ帳として使っている。

スマホのAQUOSとほぼ同サイズだから
このような小さなメッシュケースに入れて
手にして持ち歩いたとしても苦にはならない。

 


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一般的なシステム手帳にあるような
革のボケットやカード刺し等は一切無し。
革の表紙シェルと金属リングと紙のノートだけという潔さ。
しかも革はイタリアのワルピエ社が鞣している
ブッテーロという高級レザー。
手にした時の手触り感は最高だ。

 

自分が現在メインで使用しているシステム手帳は
前回ブログでも紹介したロロマクラシックのミニ六穴タイプ。
このシルハ手帳もそれと同じミニ六穴。
それぞれのリフィルには互換性がある。

 

なのでシルハに走り書きしたメモの中に
残したいファイルがあれば取り外して
ロロマのシステム手帳に差し替えて保存する。
そんな使い方を今はしている。


実はこれ
年ごとに手帳を変えていた頃から
ずっと思っていた事なんだけど・・・

日々メモ帳になぐり書きする内容って
それを後になってから読み返すと
懐かしい日記のように思える事が多くてね。

「あっ、あの時こんな事を思ってたんだ」

なんて思い出したりする。


そんな大切な内容の書き込みは
毎年手帳を変える度にリセットしないで
ずっと手元に残しておきたいと思っていた。

だからこの2冊の手帳間のメモのやり取りは
忘れたくない記憶の一枚一枚を
末永く保存していくようなものなんだ。

 


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追記:

今回はてなブログでこの記事を書いていて
偶然見つけたんだけど
驚いたことにSIRUHA手帳生みの親のブログが
過去にこの ”はてなブログ” に存在していた。
なんとこの手帳の若き製作者は以前
はてなブログのメンバーだったんだよ。

興味のある方はぜひどうぞ。
説得力のある内容の記事になっている。

よく見ると2015年4月の記事のようだね。
10年前のはてなブログに
タイムトリップしてみてはいかが😊


siruha.hatenablog.jp

siruha.hatenablog.jp

 

今日の𝑳𝑶𝑽𝑬ショット

 


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高みの見物


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じゃまたね🦜


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