ポケカメ雑記帳

久しぶりに再開しました

頁の顔


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Amazonでオーダーした小松左京著作
「果しなき流れの果に」が届いた。


中学時代
何度も読み返したものと同じ文庫本。
生頼範義氏のイラスト表紙による早川書房版だ。




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今改めてその表紙を眺めていたら
最初に読んだ当時のいろんな事が思い浮かんできて
ちょっと感慨無量な気分になった。

あたかもタイムスリップしたみたいだよ。

 

生頼範義氏のイラストといえば
たぶん一番有名なのはスターウォーズのポスターだろうね。

「スターウォーズ 帝国の逆襲」

これで世界中に彼の名が広まった。


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じつは当時自分が愛読していた
文庫本の多くの表装も
生頼範義氏のイラストだったことを後から知った。


小松左京の作品以外にも
「幻魔大戦」 「ウルフガイシリーズ」等
一連の平井和正作品の表紙も生頼氏の作品だった。



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本の表紙は顔のようなものだからね
一度印象に残った顔は忘れない。


小説の最初の1行を読む時は
いつだって少し緊張する。
いや、緊張というよりかは期待かな?
ドキドキかな?


例えば久し振りに友人に書く手紙。
最初の1行にいつも悩む。

「お元気ですか?」じゃ普通すぎる。


小説だって同じだろう?
もし自分が小説家だったとしたら
物語の最初の1行に何を置くのか
きっと凄く悩むと思うんだ。
何度も読み返しては書き直すと思うんだ。


音楽もそうだ。
アルバムの最初の一曲目に何を持ってくるか。
最後の最後まで、いつも悩んでいたよ。


だから小説を読み始める時はいつも
最初の1行の奥に秘められた
作者の想いを想像しながら
物語に入っていくのが癖になっている。

 

「果しなき流れの果に」


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白亜紀末期
ティラノザウルスとステゴザウルスの死闘から始まる壮大な物語。

これを最後に読んだのはもう半世紀近くも前になる🤣
たしか蝉が鳴く頃に、夏服の制服を着て読み始めた記憶がある。

その時の気持ちを思い出しながら
今ふたたび読み始めてみようと思う。

 

 

今日の𝑳𝑶𝑽𝑬ショット

 

改メマシテ
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コンニチワ
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