音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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「末恐ろしいバンド」のその後の話

2022年の10月に書いた「末恐ろしい」と題した2つの記事でとりあげた2つのバンド。「キラメキ☆MMMBOP」で有名なHanson(ハンソン)と、日本映画「リンダ リンダ リンダ」からバンド名を付けたThe Linda Lindas(リンダ・リンダズ)のキッズ系バンド。この記事の反響は意外に根強く、特にHansonが2年経った2025年になっても「今」が気になる人が多いようだ。それが面白いと思ったので、さらにその後を確認してみた。

まずはHanson。現在も上の動画にあるようにライブツアーを行うなど精力的な活動を続けている。「キラメキ〜」のポップロックなサウンドのイメージが強いが、彼らの音楽を聞いていくとミディアムやスローテンポな曲もかなり多い。アコースティックも見据えたようなサウンドは、いわゆる「聴かせる」楽曲が本格派バンドであることを証明している。確かに「キラメキ〜」のようなキャッチーでポップな曲は聞きやすいし、子供がやっているとなれば更にセンセーショナルではある。しかし、このバンドは本格的なアメリカンなアーティストバンドと形容した方がふさわしいのかも知れない。そんな彼らの2024年の新曲「Pink Moon」をご覧いただきたい。

さて、続いてはThe Linda Lindasの話。

2024年に来日した際「PUNKSPRING2024」で目にすることが出来た。自分の印象よりさらに尖っていて、さらにパンクス感が高まっていた。以前より少し大人びた感じもありながら、まだまだ若さ溢れたパフォーマンスは、荒削りな演奏と歌い方が彼女たちの衝動を表現していた。

Epitaphからリリースされた「All In My Head」はひとつ上のステージを感じさせる、大人な感じのミディアムテイストな楽曲だ。

 

今回は「その後」の話をしてみた。2年もあれば変化もあるし、なによりそのバンドが存続しているか否かということもある。幸い今回の2バンドは継続して活動していたため、また素晴らしい音楽に触れることが出来たのが何より嬉しかった。

さて、最後はThe Linda Lindasの日本への愛を感じてしまうMV「No Obligation」の和訳付き日本バージョンだ。かなり尖った歌詞とサウンドが彼女たちが真のパンクバンドに突き進んでいく様を感じる。末恐ろしいバンドのこれからに期待しながらご一聴。