音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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なぜ?どうなる?サザンのニューアルバムとツアー

2025年にサザンオールスターズがツアーをおこなうことが発表されている。

ライブツアーとなると9年ぶりで待望のファンも多いことだろうと思う。しかし、今回大きな疑問が生じている。

今回のツアーは通算16枚目のアルバム「THANK YOU SO MUCH」のいわゆるレコ発にあたるものだ。実際ライブツアーのタイトルも「THANK YOU SO MUCH!!」となっている。ツアーのスケジュールも1月に石川・広島・神戸、2月にさいたま・宮城、3月に香川・沖縄、4月に横浜〜と5月の終わりまで続いていく。ところがアルバムの発売が遅れており、現段階では3月予定となっている。

当初「今冬リリース予定」と発表させていただいておりましたが、制作が進むにつれて増していく作品への“熱”ゆえに、満足いく仕上がりまでとことん突き詰めるための時間をもうしばらくいただくこととなりました。アルバム詳細については完成次第、発表予定です。どうぞ楽しみにお待ちください!

と、公式サイトで発表となっているためまだ3月何日かはわからない。基本的にCDは水曜日発売なので5、12、19、26日あたりの可能性が高い。3月前後のスケジュールを画像で見てみよう。

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さいたま、宮城、香川はアルバム発売前には公演終了となる。沖縄は発売日次第かと思う。あまりネガティブなことはいいたくないが、折角ならば予習してからライブに参戦したいと思うのはコアなファンでなくともそうしたいであろう。だから実質レコ発にあたるツアーなのに残念な気持ちになるのは致し方ないことだと思う。もしニューアルバムの楽曲をやる割合が多くなると新曲ばかりで盛り上がりに欠ける可能性も否定出来ない。しかし、こう考えてはどうだろう。

「セトリがめちゃくちゃ違うんじゃないか?」

とは言え1つでもチケットを当てることが困難なのに、ツアー前半と後半でそれぞれチケットを当てることがかなりの難題となる。両方を手に入れた方はもしかしたら、そんな奇跡的なライブになるかも知れない。

アルバムリリースより先にツアーが始まるケースはあったのか?という疑問にたどり着いた。そして、少し今回と意味合いが異なるが、「アルバムリリース発表よりツアー発表が先になるケース」を調査している方がいて興味深い記事だったので添付したい。はまさん(id:since0629)という方。

結局順番が逆なケースはすぐには見つからなかった。余計なお世話かも知れないがそういったケースではニューアルバムの売り上げに大きな損失をもたらしてしまうのでは、と思ってしまう。2024年12月の段階でアルバムの確実な先は見えないものの何らかのアクションをツアーまでには起こすだろうと思う。実際アルバムリリースが遅れるという発表があった後に過去オリジナルアルバムのリマスターを配信でおこなっている。

この対応の是非はともかく現段階では間に合わない公演があるということ。タイトルの「なぜ?」に対しては公式発表のとおりだ。「どうなる?」に関しては正直わからない。しかし、ファンの期待を裏切らない何かをやってくれると期待したい。とりあえずはアルバムからの先行曲にあたる「恋のブギウギナイト」を最後に。どちらにせよライブに当選した方はしっかり楽しんでもらいたい。私は外れたけど。ではご一聴を。

 

 

 

七日間戦争

なんか勢いでブログを書いていたら今回で7日連続になった。ブログを書き始めて最初の1年は毎日アップした。その目標を到達した途端ペースが落ち始めた。次第に2,3日に1回となり、週1回と投稿頻度が落ちてしまった。そのペースでしばらくやっていたが、何故かここにきて連続で書いてしまっている。しかも毎日書いていて、前日には「明日の何書こう、、」と考えてしまう。ブログを書き始めた頃の必死さを思い出させてくれるいい機会になった。 七日目ということで今回は「ぼくら七日間戦争」に絡めて少し話してみよう。今年2024年の4月に亡くなった宗田理さんの有名な「ぼくらシリーズ」のひとつ。

 

私と「ぼくらシリーズ」の出会いは「ぼくらのデスマッチ 殺人狂がやって来た」だった。たしか小学生のとき読書感想文で書いた記憶がある。調べていたら1989年に発売されたみたいだけど、リアルタイムの世代なんだと気付いた。内容はほとんど覚えていないけど、子供が事件解決みたいな話だった。

 

 

さて話は戻って「ぼくら七日間戦争」の音楽について。 1988年公開された、宮沢りえさん主演映画「ぼくらの七日間戦争」主題歌はあの曲。

 

 



TM NETWORK「SEVEN DAYS WAR」小室作品として初めてレコーディング作業全工程を海外で行なった作品。この曲を最後に今回の話は終わりたい。最後に謝らなければならない。宗田理さんごめんなさい、「ぼくらの七日間戦争」読んでないし、映画見てないんです。機会があったらみようと思いながらご一聴。

scottyの弾き語り

何か始まるかも知れないと思って。先日の歯車の話ではないが、こういった「きっかけ」のためにこのブログを書いている。

 

恋人へ [BHRD-014]

恋人へ [BHRD-014]

  • アーティスト:Lamp
  • インディーズレーベル
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scottyさんという方の弾き語りカバーだ。詳細は不明。各種SNSを当たってみたが不明。もしわかる方がいれば教えていただきたい。ただ、良い声だなとあいみょんっぽいと思って記事にした。Lampの「最終列車は25時」をカバーした。オリジナルは2004年の楽曲だが、独特な世界観を何とも言えない雰囲気で歌い上げる。

「worrying things」のカバー。Laura day romanceの2020年のアルバムからの楽曲。同じくLaura day romanceの「魔法は魔女に」のカバー。

 

farewell your town

farewell your town

  • Laura day romance
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続いて2022年のリュックと添い寝ごはんのアルバム「四季」から「アップルパイ」という曲のカバーを。

と、ここまでscottyさんのカバーを紹介してきた。オリジナルの曲は見当たらなかったが、ふんわりとインディーロックを好む傾向にあるのかなという印象だ。そしてここで告白するが、失礼ながらここまで紹介したオリジナルを私は知らなかった。今回ここに書くために少し調べてみて新たなバンドに出会えた。だからscottyさんがある意味オリジナルに聞こえてしまっているのが正直なところだ。

 

 

さて、最後は知っている曲で終わりにしたい。スピッツの「若葉」。scottyさんの透き通る声はこれからも続けていって欲しいし、是非オリジナル楽曲も聞いてみたい。また、この方の詳細も知りたい。そんな感じでスピッツのオリジナルとあわせてご一聴。

 

若葉

若葉

  • アーティスト:スピッツ
  • ユニバーサル ミュージック
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なちとTOMOVSKY 我に返るスキマを埋めろ

TOMOVSKY(トモフスキー)の楽曲「我に返るスキマを埋めろ」のカバー動画の話。

サバシスターのギターボーカル・なちがカバーした。"トモさんに、今日中にあげなさいねーと言われたので!"というコメントとともに12月6日のライブ即日にアップされた。

 

TOMOVSKYの傍らで歌ったこの曲でも「なちらしい」とおり抜けるいい声を響かせている。TOMOVSKYこと大木知之さんの双子の兄・大木温之さんはThe ピーズのボーカル。

こちらはThe ピーズの「生きのばし」。こちらも歌い上げているなちは憧れの二人とのパフォーマンスはどういう心境か。

 

最後はTOMOVSKYのオリジナル「我に返るスキマを埋めろ」で終わりにしたい。この曲に救われたという人もいるだろう。悩んでいるときにこの曲を聞いて振り切る思いでご一聴。

 

今年の女々しくて 「女々しくて 2024流行語ver.」

年末の恒例行事になってきたのは金爆ことゴールデンボンバーの「女々しくて 2024流行語ver.」。昨年同様、わずかではあるが触れていきたい。

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紅白に出ることがなくなった金爆も年末の風物詩の形を変えてきて2022、2023に続き3回目。意外といい替え歌と感じるのはなぜだろう?新語・流行語大賞のノミネート発表後すぐに作られるのだが、制作時間も短くキリショーの才能を感じてしまうのは私のだけだろうか?メイキングも導入部から挟み込まれるからその部分も十分に楽しめる。この1年流行ったものを2分30秒に凝縮した「女々しくて」進化バージョン。12月15日からカラオケ配信されるが、まずは今年1年を振り返りながらご一聴。

 

 

 

 

 

世界中の誰よりきっと

中山美穂さんの訃報には耳を疑った。まず初めに思ったのは「なぜ?」ということ。

時間の経過とともに状況がニュースで流れてくる。自分は世代かと言われたら少し後ろの方になるだろうか。中学・高校時代にもドラマで活躍していたし、周りにもファンがいた。中山美穂さんの音楽といえば、やっぱりWANDSと歌った「世界中の誰よりきっと」が有名どころだろうか。

以前織田哲郎さんの記事を書いたとき「世界中の誰よりきっと」について少し触れたが、作曲者である織田哲郎さん自身も好きな楽曲らしい。

2020年にサブスクで全曲解禁されたときの動画を見たが、耳馴染みの曲が多いことに少し驚いた。子供の頃耳にして記憶に残った楽曲たち。「ツイてるねノッてるね」「WAKU WAKUさせて」などは子供ながらになぜかやたら覚えている。「ただ泣きたくなるの」を聞くとラジオで当時のランキングを聞いていたころよく耳にした曲だ。ミューパラことABCミュージックパラダイスとかで聞いて、いい曲だなという印象がある。

 

さて、今回の話はこのあたりにしたい。最後はやはり「世界中の誰よりきっと」にしたい。 少しうえの世代の方にはアイドル色が強いのかも知れない。私の世代の印象だと、女優で歌手のというイメージが強い。やはりこの曲の影響だろう。1992年にリリースされ、作詞は上杉昇さん、中山美穂さんに作曲は織田哲郎さん。180万枚以上売り上げたといわれる名曲。ほんのりバブルの残り香を感じるこのイントロを聞くとなんだかウキウキしてくる。だけど、ふと寂しさをおぼえる知らせが今回の話。ご冥福をお祈りします。では、ご一聴。

リライトしてえええ

このブログも書き始めて2年以上経過した。記事の数もここを書いている段階で600弱。たくさん書いたなぁ、と思いながらたまに過去記事を見ていると気が付いた。いくつかリンク先のYouTube動画がリンク切れだったり、公開終了してたりした。様々な事情があって視聴不可になるのだけど、見られないと文章との関わりがおかしくなってくることもある。気が付いたら少し編集作業、つまり「リライト」をおこなう。しかし、結構見られない動画が目に付いた。また、メンバーチェンジや活動停止など内容が現状と異なることや誤字脱字なども多く見られた。

そこで年内はリライトを重点的におこないたいと思っている。別にわざわざ宣言することでないけど、なんか記事にしたくて。書いた当時の文章を書き換える作業がメインではなく、現状に合わせることを基本としたい。面白くない文章をいじってよくしてみたいが、それはなるべくしないでおく予定。今でもいろんな記事にアクセスがあり、古い記事にもたくさん訪れてくれている。リライトすることでさらにアプローチしてくれる人を増やす目的もある。

さて、さっきからリライトリライトってことでここは音楽ブログなので「リライト」の話。

 

リライト

リライト

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「リライト」といえばアジカンことASIAN KUNG-FU GENERATION(アジアン・カンフー・ジェネレーション)の代表曲。2004年にリリースされた楽曲は今から見るととても興味深い。当時はCCCDが登場し、そのフォーマットに対して批判的なアーティストがいた。そして、アジカンもその1バンドだった。その流れから、このCCCDに批判的なバンドによる、批判的な歌詞の曲が「リライト」としてメジャーデビューシングルとなった。そのフォーマットは皮肉にもCCCDだった。

こちらはCreepy Nutsによる2016年「リライトのリライト」。2024年に「Bling-Bang-Bang-Born」でグローバルにヒットした彼らのこの曲は、アジカンの「リライト」同様アニメタイアップだった。不思議な縁なのか、ソニーミュージックの策略なのか。とにかく「リライト」をリライトしていたのはこちらも。

こちらは「生ハムと肉うどん」というアイドルグループによる「リライトのリライト」。なかなか衝撃的な寸劇混じりの「リライト」は10分という時間を刹那に書き換えた。

ここでサラッとオリジナルを挟み込む。従来であれば最後にオリジナルを「ご一聴」としているがたまには趣向を変えてみた。普通にギターサウンドがガッツリポピュラーに聞ける名曲だ。

 

 

ジャケットデザインは中村佑介さん。この人の作品を見かけるたびに「アジカンの人だ」と思える程インパクトがありスタイリッシュだ。最後は2016年に自らアルバム「ソルファ」をリライトした中から「リライト」。CCCDという過去を書き換えたかったようなこの作品に耳を傾けてみよう。この記事で何回リライトを呟いたか数えた結果、次が20回目の「リライト」でご一聴。

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