【緊急告知】哲学的な彼女企画 あなたの「哲学的な彼女」小説を募集します！ 10月1日より投稿募集開始です！→企画ページ << 【哲学的な彼女企画】質問コーナー | TOP | 仮面ライダーの変身ベルト（２） >> うちの子供たちは、仮面ライダーが大好きで、 おもちゃの「変身ベルト」でよく遊んでいます。 我が家では、ライダーシリーズは「仮面ライダーダブル」から見始めたのですが、 なんか平成仮面ライダーってもう11作品もあるらしいですね。 ということは「11種類」も変身ベルトの玩具があるわけです。 自分はもう大人なので、変身ベルトで遊ぶことはたまにしかないのですが、 個人的に「変身ベルト」をどういう発想で作っているのかが気になります。 たとえば、自分が「変身ベルトという新商品を毎年考えなくてはならない立場の人」 になったと想像してください。 みなさんならどういう新商品「

『Dr.パルナサスの鏡』レビュー：ギリアム・マジック健在、悲劇乗り越え奇跡のコラボ 2009年10月15日 (C) 2009 Imaginarium Films, Inc. All Rights Reserved. / 2009 Parnassus Productions Inc. All Rights Reserved. [ストーリー(プレス資料より)] 2007年のロンドン。科学者パルナサス博士(クリストファー・プラマー)を座長とする旅芸人の一座が、劇場仕立ての馬車で巡業をしている。座員は博士を筆頭に、その美しい娘ヴァレンティナ(リリー・コール)、こびとのパーシー(ヴァーン・トロイヤー)、曲芸師の若者アントン(アンドリュー・ガーフィールド)。 出し物は、人が心に抱いている想像の世界を具現化してみせる「イマジナリウム」。観客は博士の瞑想に導かれて魔法の鏡を通ることにより、その向こうに

全米大ヒットドラマの「セックス・アンド・ザ・シティ」の映画が8月に公開されましたが、興行成績はなかなか好調のようです。個人的にDVDのドラマは何度か見たことがありますが、女子高の先生になったような気分で、どちらかというと、知りたくない女性のコミュニティをのぞいてしまった居心地の悪さを感じました。 ドラマとしては非常によく出来ているけれど、女性が見るドラマだなというのが率直な感想でした。面白いけど、はまれない。 まあ僕が中高男子校だったからかもしれないですが。 先日、この映画の話題が女性社員の間に出たときに、 「あのシリーズは面白いけれど、あのシリーズにはまっている男がいたらちょっとイヤですね」 「ちょっとキモイかもしれません」 「無理して見てる男性が多そう」 などなど、手厳しい意見が出ていました……。 男性の立場として言わせてもらうと、もともと女性に人気のあるシリーズが映画になったので、ト

こんにちは、木曜担当ライターの工藤です。テングマン最終回に影響されてビールが飲みたくなりました。これからリアル石川君といってきます。 今回は『IT戦士テングマン「最終話・さようなら石川五郎」』について対談します。 今までのテングマンはこちら。 『IT戦士テングマン「第１話」』 『IT戦士テングマン「第２話」』 『IT戦士テングマン「第３話」』 『IT戦士テングマン「第４話」』 『IT戦士テングマン「第５話」』 『IT戦士テングマン「第６話」』 『IT戦士テングマン「第７話」』 『IT戦士テングマン「第８話」』 『IT戦士テングマン「第９話」』 『IT戦士テングマン「第10話」』 『IT戦士テングマン「最大の危機」』 『IT戦士テングマン「最終話・さようなら石川五郎」』 ではどうぞ。 北の国からと同じ気分で 大北：テングマンがついに終わりましたね。 工藤：はい、さっき見ました。さみしい気分で

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林　『カラマーゾフの兄弟』には、小説の奥に、もっといろいろなことが隠されているに違いないと感じるんですが、それがわからないもどかしさがありますね。 亀山　そうでしょう。『カラマーゾフの兄弟』の奥には、ふつうの人には絶対わからない仕掛けが隠されているんです。たとえば、すべての性的な可能性を失っている「去勢派」の人々の問題です。 林　去勢って、男性器を石でつぶしたり・・・・・・。 亀山　女性もそうです。この小説全体の背後には、カラマーゾフ家の料理人、スメルジャコフを通して、非常に不気味なドラマが隠されてるんですよ。これはドストエフスキー自身の人生のドラマでもある。 林　そうなんですか。 亀山　ドフトエフスキーは晩年ものすごく幸せな生き方をしている。とりわけ５０歳から最後の１０年間は、充実した家庭生活に恵まれ、夫婦の間は性的な充実感に満たされていた。他方では、ロシアの１８世紀から１９世紀半ばまで