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このテキストは岩崎夏海・稲田豊史の両氏による『ゲームの歴史』の1、2、3の中で、ゲームの歴史的に見て問題があり、かつ僕が指摘できるところについて記述していくテキストだ。 該当の本は、ハッキング・箱庭・オープンワールド・疑似3D・2Dなどの通常のゲーム&コンピュータ用語に筆者の独自解釈が含まれていて、それを筆者の都合に応じて定義をいじりながら論を展開するために、極めて独特の内容になっている。 例えば3D描画で背景をテクスチャで埋めると3D+2Dの疑似3Dになると言われたら、普通のゲーム屋なら目を白黒させるだろう。ただ、それは筆者の主張なので「自分はそこは批判はしないが、筆者の見方には全く同意できない」とだけ書いておく。 また、これは史観なのだから実際の歴史から離れていてもいいという主張もあるかもしれないが、それは前書きの段階で無理があると言わざるを得ない。 本書は、ゲームの歴史について書いた
この記事はFixer Advent Calendar 9日目の記事です。 はじめに 最近CKADの受験して一旗上げようと画策しているなむゆです。 Kubernetesについて学ぶ中で、腕試しに使えそうな面白そうなサイトを見つけたので紹介してみようという回です。 Game of PODsとは Game of PODsとは、無料で遊べるKubernetesの問題集です。 Kubernetesクラスターにアプリケーションを展開したり、クラスターで起きている問題を解決することを通してそれらの方法を学ぶことができます。 この問題集はKodeKloudというサービスに提供されている教材のひとつで、KataKodaという教材用環境サービス内でホストされている仮想環境にアクセスしてハンズオン形式で課題を解くことができることが特徴です。 問題の内容としては、あるアーキテクチャが与えられて、「このアプリケーシ
Game*Sparkでもレビューを2件掲載しており、どちらも★3つの満点評価。ひとつ目はオープンワールド探索のモチベーションがマスターソードという存在によって掻き立てられること、ふたつ目は新能力によって賢くズルをしたくなる体験や人とシェアしたくなるような自由さを引き出しているという観点から本作を評価しています。 そしてもう一つ、同作並みに評価されている作品があります。それは、Larian Studiosが開発する『Baldur’s Gate 3』です。本作はTRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」第5版をベースに作られた世界を冒険するパーティ制RPGで、ナンバリング前作よりおよそ23年ぶりに正式リリースされました。 日本よりもTRPG文化が浸透しているうえ、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」が本当に有名な海外でも「D&D」の魅力を存分に引き出しているとして高く評価されており、歴代のRPGの中でも最高
ツイッターでポロっとつぶやいたのだけど、ここでも記事をば。 某プログラマが34年前に発売された某有名ファミコンゲームのソースをgitに公開したので、以下にリンクを置いておく。 GitHub - omuanko/nnjhtrkn: Famous Ninja game for NESFamous Ninja game for NES. Contribute to omuanko/nnjhtrkn development by creating an account on GitHub. 某プログラマからの箴言は以下。 ■某プログラマ ちなみに びるど とおりますうご(www act65 を cpm86 エミュで 試してみた ソース見られるの恥ずかしい いまさらおそいか ちなみに act65は つけてないよ どっかで ひろってね ところで、イマドキな方には全く理解できないことがいろいろあるだろう
2014年前半から17年後半まで在籍した、F2Pの中でもビルダーと呼ばれるモバイルゲームに特化したTinyCo(現Jam City)というスタジオに在職中に印象に残ったことを書きます。入った時点で設立4年目くらいで40人いるかいないかくらいの規模だったのが、3年半後に辞める時には3倍に人増えてたようなスタジオなので、まあ、アメリカ西海岸ベイエリアのそういう会社ではそうなんだな、くらいに読んでくだされば幸いです。本当は退職のタイミングで公開しようと思ってたはずなんですが、なぜか下書きに入りっぱなしになっていて、id:shindannin さんの記事に触発されてついに公開に至りました。 shindannin.hatenadiary.com 驚いたこと全部書いてたらめちゃめちゃ長くなったので、日常編と業務編に分けました。 ちなみに、その会社への就職活動編はこちらです。もし興味があればぜひ。 ga
プロゲーミングチームCYCLOPS athlete gamingは、所属選手の「たぬかな」氏が配信中に不適切な発言を行った件について、公式サイトで謝罪文を掲載しました。 たぬかな氏は、2022年2月15日の配信中に「身長170センチ以下の男性には人権がない」とする旨の発言を行い、多くの批判を受けていました。同氏はTwitterにて16日に謝罪を投稿していますが、15日深夜に投稿していたツイートは削除しています。 CYCLOPS athlete gamingの謝罪文によると、この発言が「自身のプロ選手としての立場に対する自覚と責任に欠けた発言」として、同氏の今後の処分に関して厳重に対処するとのこと。また、多くの方々に不快な思いをさせたことを謝罪し、今後コンプライアンス研修を含めた管理体制強化・再発防止を行うとしています。 なお、スポンサーを務めていた「レッドブル」の公式サイトはたぬかな氏のペ
この世にゲームがあればこそ、この世には未知のゲームが溢れる 「知る」「知らない」の二つの世界を人の心はつないでいる 人に知られなくてもゲームの面白さ、特異さは決して消えることはない 知られざるゲームたちが蘇るとき、あなたは本当にゲームの面白さを知ることができる それが、あなたの知らなくていいゲームの世界 鬱陶しい雨と暑すぎる気温の季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回Game*Sparkでは、ゲーマーの皆様を未知の世界にご案内するために、「あなたの知らなくていいゲームの世界」と銘打った特集記事をスタートします。 記念すべき第1回は、「中華実写ギャルゲー」編です。 さあ、あなたの知らなくていい世界に足を踏み入れる準備はできましたか?準備ができたなら、未知の世界に旅立つことにいたしましょう。 「中華実写ギャルゲー」とは?その歴史を軽くおさらい「実写ギャルゲー」……その歴史は日本においては19
2024年になりまして、一発目のブログ記事はおめでたい話にしたかったんですが。 個人的にポチポチ遊んでいた『404 GAME RE:SET エラーゲームリセット』(以下エラゲ)が1月5日にサービス終了を迎えてしまいました。 愛着もありサービス終了自体は寂しいのですが、正直なところ「エラゲの良い所100個言える。でも悪いところは1001個言える!」って感じのゲームだったので、サ終自体には納得していたり。 で、サービス終了にあたってアプリがオフライン版にアップデートされたのですが、それがなにこれ……?って思ってしまう残念な終わり方でしたので、軽くエラゲはどんなゲームだったのか触れつつ顛末について書いていこうと思います。 以下、エラゲのストーリーネタバレがあるので気にする方は閲覧注意。 キャラと音楽“は”本当に良くて惜しかった 内容が10年遅れていたセガのソシャゲ ファンの気持ちを踏みにじる終わ
GitHub、脆弱性のあるコードを実際にデバッグして学べる「Secure Code Game」シーズン2がスタート 「Secure Code Game」は、ゲームと名付けられていますが、実際のコードを月間60時間無料で提供されるGitHub Codespacesの機能を駆使して修正し、ユニットテストを通して完成させる手順となっており、実践に近い内容となっています。 昨年(2023年)3月に開始されたシーズン1は、PythonとC言語でのセキュアなコーディングを学べる内容でした。今回のシーズン2ではこれらに加えてJavaScript、Go、そしてGitHub ActionsのYamlファイルなどが含まれており、これらのコードのバグを修正することになります。 Secure Code Gameの始め方 「Secure Code Game」の始め方は次の通りです。 まず「Secure Code G
このテキストは岩崎夏海・稲田豊史両氏による、先日絶版・返本になると発表があった『ゲームの歴史』の1、2、3の中で、歴史的に見て問題があり、かつ僕が指摘できるところについて記述していくテキストだ。 (12)は3巻の第22-24章とあとがきを扱ったものになり、今回で最後になる。 いつもの2倍ぐらいの長さがあるので、覚悟して読んでいただきたい。 該当の本の引用部は読みやすさを考慮してスクリーンショットからonenoteのOCRで文字の書きだしをしたものを僕が修正したものになっている。なので校正ミスで本文と若干ずれたり、誤植がある場合があるかも知れないが、そこは指摘いただければ謹んで修正させていただく。 シリーズは以下のリンクを読んでいただきたい。 『ちょっとは正しいゲームの歴史』を国会図書館に納本しましたゲームレジェンド新刊『ちょっとは正しいゲームの歴史』できました書籍「ゲームの歴史」について(
Project Heliusは成人向けのデッキ構築型ローグライク『Operation Lovecraft: Fallen Doll』のSteamページを公開、ベータテストの近日開始をアナウンスしました。 同作は、クトゥルフ神話の要素を設定に取り入れた成人向けのデッキ構築型ローグライクゲーム。手軽にキャラクター同士のリアルタイム3Dシーンを楽しめる作りとなっており、長年に渡ってオフライン仕様のリアルタイム3Dシーンを中心に開発が進んでいました。 今回のベータテストではオンラインモード「ハーレムモード」が実装。「ハーレムモード」では最大10人でオンラインでマップを自由に動きながらあんなことやそんなことが楽しめる作り。後日実装が行われるデッキ構築型ローグライク部分でもこの「ハーレムモード」のあんなことやそんなことで手に入れたデータでカードを入手し、デッキを構築していく模様です。 「クトゥルフ神話
国土交通省が主導するプロジェクトPLATEAU(プラトー)は、『Cities: Skylines』のMod「SkylinesPLATEAU」のv2.0を3月29日に公開しました。 オープンデータの3D都市モデルを『Cities: Skylines』にインポートするMod「SkylinesPLATEAU」はPLATEAUが2023年3月に公開した『Cities: Skylines』向けModで、実際の街の3Dモデルをゲームにインポートすることができます。「まちづくりの計画検討やワークショップ、教育の現場等で活用」できるとされています。 同ModはGitHubにてソースプログラムが公開されているほか、導入の詳しいマニュアルがこちらで公開されています。
インタラクティブ・ムービーとしてホラーを見せ、先日もコレクター・エディションの発表が行われた『Dの食卓』。宇宙にて、目に見えない敵と戦うサバイバルホラー『エネミー・ゼロ』、そして音だけで恋愛を描くADV『風のリグレット』――日本のビデオゲーム業界が、 “次世代機”の未来技術に心躍らせ、ソニー、任天堂、そしてセガらがしのぎを削っていたもっとも熱い時代。“ゲームクリエイターの作家性”を誇示した異質なビデオゲームを遺した人物がいました。それが飯野賢治氏です。 2013年2月20日に、飯野氏が唐突にこの世を去ってから今年で10年という歳月が過ぎました。本日がちょうど10回目の命日ということで、この数年様々な形でコラボレーションしてきたArchipelとGame*Sparkが「飯野賢治とは何者だったのか」をテーマにした特別企画(映像&Game*Spark上での連載企画)の始動をお知らせいたします。
発売から一ヶ月以上が経ち、先日にはオンラインマルチモード「冥人奇譚」が発表され、またもや話題となった『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』。本作の国内における評判の高さは、もはや語るまでもありませんが、その高評価の一因には、ハイクオリティなローカライズもあると思います。 石立大介氏(左)・坂井大剛氏(右) 関根麗子氏 今回は、本作のローカライズを担当したSIE JAPAN Studioから、石立大介氏・坂井大剛氏・関根麗子氏の3名へインタビューを実施。ローカライズ時に感じた日本人ならではの感覚や、キャスティングにまつわるエピソードなどを伺いました。 ――本日はよろしくお願いします。まず、『Ghost of Tsushima』ではどのような形で関わられていたのかをご紹介ください。 石立SIE JAPAN Studioの石立と申します。シニアローカライゼーションプロデ
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