世界的な半導体不足や20年ぶりといわれる円安などの逆風もあって、IoTには欠かせないRaspberry Pi(通称:ラズパイ)の販売価格が高騰しているのはご存じの通りだ。Amazonなどの販売サイトでは、Raspberry Piに飢えているエンジニアの足元を見るかのように、在庫ありの場合2万円近い値付けや、絶対に要らないような付属品をつけてさらに高値で販売されている。 しかし、Wi-FiやBluetoothが必要な場合は技適の問題もあり、日本で入手可能な他の製品の選択肢は非常に限られる。まったく話題に上がらないシングルボードコンピューターも視野に入れないといけない状況だ。 定価ベースではRaspberry Piの安さにまったく太刀打ちできず、かといって販売終了になるわけでもなく、長年細々と販売され続けている製品がある。それでも入手困難には変わりはないのだが、私たちにとって選択肢は多いほうが