中国の唐代、王朝成立から100年以上経た後も、荊州から官吏登用試験である科挙の合格者が出ず、世の人はこの状況を「天荒」と称した。天荒とは本来「未開の地」もしくは「凶作などで雑草の生い茂る様」のことをいった。 やがて劉蛻（りゅうぜい）というが荊州から初めて科挙に合格すると、人々は「天荒を破った」と称したという、中国・宋代の説話集『北夢瑣言（ほくむさげん）』にある故事に由来する。

エレクトロ・ハーモニックスを語るには、マイク・マシューズのライフストーリーも欠かせません。 両者は互いに絡み合い、同じ豊かなタペストリーの一部なのです。 マイクは子供の頃から粘り強い起業家精神を持っていました。彼自身の言葉を借りれば、「5歳の頃からビジネスに夢中だった。自分でビジネスを始めたいと思っていたんだよ。私が育ったのは1940年代のブロンクス（ニューヨーク市）。ハンガーで下水道からボールを釣り上げては売っていたのさ。第二次世界大戦中に双眼鏡を作っていた人の在庫を買ったんだ。プリズムもレンズも全部入っていた。中学生の時にそれを売って、プリズムの一大ブームを作ったよ。学校中が虹だらけになってね。先生方はそれらがどこからやって来たのか分からなかったみたいだ。キャンプに行って、子供たちがゴルフをしているときに私は池に入ってゴルフボールを探して売ったり、休み時間にこっそり湖に潜って釣りのルア

ご無沙汰して申し訳ございません。たまにはブログも書かなければ。 突然ですが、皆様、「舞う」という語と「踊る」という語の違いをご存知でしょうか？古文をよく読むような人なら、常識的な知識かもしれませんが、ご説明しておきましょう。 いつものごとく、日本国語大辞典(精選版)のお知恵を拝借。 まず「舞う」(旧仮名遣いでは「まふ」)ですが、このように定義されています。煩雑になるので自動詞の方だけをご紹介。私の方で部分的に赤文字にしてあります。 ①ぐるぐる回る。めぐる。 ②（音楽に合わせて）手足を動かし、ゆっくり回りながら、リズムに合った動作をする。 ③鳥などが、空を飛び回る。あちらこちら飛びめぐる。また、落葉、紙片などが、ひらひら飛ぶ。 ④（眩） 目がくらくらして、まわりのものが回るように感ずる。目が回る。目まいがする。 ⑤あちこち走り回る。また、急いで行く。 ⑥世の中や人々の間を動き回って、身を処し