２０年前の表参道は今とは違って人通りもまばらな閑静な場所だった。その頃、知人の仕事場が伊藤病院の裏にあったので、よく辺りをぶらつき、散歩の途中でよく立ち寄って覗いて見たのが同潤会アパートだった。 同潤会アパートは、関東大震災後、大正期に建設された日本のコンクリート住宅の草分け的建物で、既にかなり老朽化が進んでいたが、アーティストやデザイナーが入り込み、ブティックや雑貨店を開き、表参道のランドマーク的存在になっていた。再開発の話が持ち上がった時に、何とか残したいという声が方々から上がったが、最終的には取り壊されてしまい、３年前に森ビルが経営する「表参道ヒルズ」に生まれ変わった。 設計を担当した建築家の安藤忠雄氏も同潤会アパートの記憶を今に遺したいと考え、アパートの一部をそのまま復元し、そこに接続させる形で現在の表参道ヒルズの建物を完成させた。 オープンして半年ぐらいした時に、建築好きな知人に

開業後初のクリスマスを迎える表参道ヒルズ（渋谷区神宮前4、TEL 03-3497-0310）では11月10日より、全館でクリスマス企画の展開を始める。 企画ではまず、館内各店のギフトやファッションスタイルを提案するショッピングブックを配布、12月5日には表参道沿い約250メートルのLEDファサード「ブライトアップウォール」をクリスマス向けに点灯する。ライトアップは、ケヤキ並木で展開予定の和風イルミネーション「表参道akarium」と連動した演出になるという。 また、続く7日にはクリスタルなどのモチーフを使う館内のライトアップオブジェ（写真＝イメージ）を点灯し、各店のクリスマスディスプレーコンテストも同時スタートする。地下3階多目的スペース「O（オー）」では同12日より、アンティークやスワロフスキー雑貨、キッズ向け小物などのギフトコーナーも開設する。 ライブイベントは12月22日～25日の日

クリエイト・レストランツ（渋谷区渋谷2）は11月1日、東京メトロ・表参道駅構内の商業施設「Echika（エチカ）表参道」（港区北青山3）に新業態のオーダーメードサラダ専門店をオープンする。店舗名は「Tossed Salad（トス サラダ）Echika表参道店」（TEL 03-5413-7287） Echika表参道開業と同時にオープンした同社運営のフードコート「MARCHÉ DE METRO（マルシェ ドゥ メトロ）」内に開業するもので、トッピングやドレッシングなど好みに応じてオリジナルのサラダが注文できるのが特徴。 店頭でまず、サニーレタス、トレビス、グリーンリーフのミックスからサイズ（レギュラー＝630円、ラージ＝730円）を決め、好みのトッピング4種とドレッシングを選んでオーダーする仕組み。トッピングはブロッコリーやアボカド、小エビ、モッツァレラチーズなど20種類以上、ドレッシングは

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正直なところ、「○○元年」というフレーズは色々な人が色々なタイミングで発するので、明確に「ココ」というのはかなり後から、むしろそのトレンドが終演しつつあるあたりで整理することができるものだと思いますが、「メタバース元年」は2022年あたりになりそうだ、といわれています。

“小悪魔なオトコ”による「トーキョーOL」の考察小悪魔的「トーキョーOL」の思考・行動の実態を探るため、自らの身と金を削ってマーケティング活動にはげんでいる様子を綴っていきます。 80年前の誕生以来、東京・表参道のランドマークとして親しまれてきた同潤会アパート。その跡地に建設されていた「表参道ヒルズ」がついに2月11日にオープンを迎える。2月8日、各ショップの顧客等を招待して行われた先行販売会に行ってみた。 商業施設と住居を複合した3つの建物から構成されていて、地上6階地下6階という珍しい構造になっている。商業部分は地上3階から地下3階部分。中央の6層の吹き抜けを囲むようにして螺旋状のスロープを施し、路面感覚で約90のショップやレストランが並ぶ。「ゼルコバテラス」と呼ばれるレジデンス部分は全38戸で賃料は約70万円から。設計を担当したのは建築家の安藤忠雄氏。周囲との景観の調和を配慮したデザ

ラジコン製品の製造・販売を手掛ける京商（厚木市）は2月11日、同日開業する複合施設「表参道ヒルズ」本館地下3階に同社初の旗艦店となるR/Cサーキットバー「KYOSHO OMOTESANDO」（TEL 03-5785-0280）を開業する。京商は、インドア用のR/Cカー「ミニッツレーサー」と、各国の名車をミニカーとして忠実に再現した「ダイキャストカー」を、それぞれ主力商品として展開している。店舗はこれまで、FC店を含め全国に20店舗以上を出店するダイキャストカー専門店「PIT（ピット）ショップ」のほか、R/Cカーのパーツを専門に扱う厚木市の直営店などを展開してきた。新店舗では、新作を中心にR/Cカー・ミニカー合わせて200～300台を揃え、展示・販売する。店舗面積は約40坪。内装には、アルミ製の壁や黒いゴムを使うのが特徴。また、店内奥には、ミニッツレーサー専用のバーチャルライティングシステム