[2010年11月05日(金)] 【Ｊリーグ】時代は変わる。“谷間の世代”がＪの表舞台へ 浅田真樹●取材・文　text by Asada Masaki photo by Sugimoto Tetsuhiro/AFLO SPORT 延長戦の末、磐田の優勝で幕を閉じた、今年のナビスコカップ。対戦した両クラブの選手の顔ぶれを見ていて、これは今年の決勝にとてもふさわしい対戦カードではないだろうか、そんなことを感じていた。 　思えば、この10年ほどの間、日本のサッカー界を引っ張ってきたのは、いわゆる“黄金世代”の選手たちである。 　空前のタレント揃いと評判だった79年生まれの選手たちが高校を卒業し、Ｊクラブに加わったのが98年。同年、小野伸二が19歳にして、フランスで開催されたＷ杯に出場したのを手始めに、彼ら黄金世代の選手たちは、所属クラブや年代別を含めた日本代表で、広く活躍するようになっていった。

もう少し…岐阜　黒字まであと数百万円 Ｊ２岐阜は５日、岐阜市内でクラブの収支について記者会見を開き、今西和男社長は「広告料収入は目標をほぼ達成したが、チームの黒字まで、あと数百万円不足している」と話した。 入場料収入が現時点で当初の見込みより少ないことが原因という。残り３試合となった主催試合で、１試合ごとの有料入場者数が３０００人を超えれば、Ｊ２に参戦した２００８年以来で初めて黒字になるという。岐阜はＪ２第３２節を終え、１２勝５分け１４敗で１９チーム中１０位。

ＭＦ砂川、今季で退団　チーム最多出場 （11/05 09:33） 砂川誠 札幌でチーム歴代最多のリーグ戦２８９試合に出場しているＭＦ砂川誠（３３）が４日、札幌市西区宮の沢の白い恋人サッカー場での練習後、今季限りで退団する意向を明らかにした。 砂川は「強化部は来年も残る道を探してくれたが、クラブの強化費が来年削減されそうな状況もあって（自ら退団を決めた）」と説明。今後については未定とし、「興味を持ってくれるチームがあれば続けたい気持ちもあるし、目標とする指導者の道があれば（そちらに進むか）分からない。今季の残り６試合、サポーターの記憶に残るプレーをしたい」と話した。 ＜  前の記事 ｜ 次の記事 ＞

ペトロヴィッチ監督“超長期政権”へ…広島 広島が、来季の続投が決定的なミハイロ・ペトロヴィッチ監督（５３）に“超長期政権”を託す意向があることが４日、分かった。クラブ幹部は「条件面など（の問題）はあるが、来季以降もやってもらいたいと思っている」と明かす。 ０６年途中に就任した指揮官は「人もボールも動くサッカー」をテーマに、チームを改革。０７年にＪ２降格したが、若手を成長させつつ、１年でＪ１に復帰し、復帰元年にＡＣＬ出場権を獲得。今季もクラブ史上初のナビスコ杯決勝に導くなど手腕を発揮した。１１年も指揮を執ることになれば、鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督（６季）を抜き、外国人監督の同一チーム指揮の歴代最長記録を更新する７季目に突入する。

秋田監督が来季も続投…京都 京都が秋田豊監督（４０）を、来季も続投させる意向であることが２日、分かった。今井浩志社長（５２）が「契約は来年いっぱいですので」と明かした。 現在、残り６試合で降格圏外まで勝ち点１２差と非常に厳しい状況だが、たとえＪ２に降格したとしても来季、１年でのＪ１復帰を託す構えだ。「現時点でほかの人に接触しているようなことはない。今は精いっぱい残りの試合を戦ってほしい」と逆転残留に向けて、指揮官を信じた。

大宮アルディージャにとって、まさに激動の１０月だった。 １０月最初の試合、浦和レッズとのさいたまダービーをきっかけに、公式入場者数の水増しが発覚。実行者２名を解任、渡邉誠吾前代表も引責辞任した。新たにチームＯＢでもある鈴木茂氏が代表取締役社長として着任。社外からの登用１名を含む２名の取締役が就任し、経営陣を刷新することとなった。 チームの方に目を向けると成績が上向かない。浦和戦後の天皇杯３回戦こそ、Ｊ２大分トリニータを相手に快勝したが、続くガンバ大阪戦では１-５と大敗。約１カ月ぶりのＮＡＣＫ５スタジアムでのホームゲームとなった川崎フロンターレ戦では、序盤での２点のビハインドから食らいついたものの引き分けにとどまった。 １０月に予定されていたリーグ戦４試合の戦績は、１分け２敗と白星なしの勝ち点１。そう、３試合しか消化できていない。激動のとどめは自然のいたずらによるもの。３０日、台風１４

クルピ監督ブラジルから破格オファー、社長と極秘会談…Ｃ大阪 Ｃ大阪の藤田信良社長（６０）は３日、大阪市内でレヴィー・クルピ監督（５７）と極秘会談。来季の去就について初めて話し合われた。同社長は指揮官に対し、ブラジルの名門クラブから破格のオファーが届いていることを明かした。 約２時間の会談を終えた藤田社長は、渋い表情で切り出した。「ブラジルはバブルみたい。本人もびっくりするような金額らしい」。ブラジルのアトレチコ・ミネイロなど複数の名門クラブからオファーが届いており、続投要請する方針を固めているクラブ側にとっては大きな障害になることは間違いない。 ８月からキンチョウスタジアムに移って以降、観客動員が平均で約８０００人減少。「誤算だった」とクラブ運営に打撃となった。Ｊ１昇格１年目から上位争いした実力を認めるものの、来季契約で年俸約８０００万円からの大幅な上積みが見込めにくい。最終的には指揮官の

中国・広州アジア大会に出場するＵ−２１日本代表は４日、千葉県内でＪ２水戸と練習試合を行い、１−１で引き分けた。これで３日間の国内合宿を終了。５日に中国入りする。　Ｕ−２１日本代表に団長として同行する日本協会の原博実・技術委員長が、中国での選手の発奮に期待した。「（尖閣諸島問題など）こういう時期での参加だが、いい選手は乗り越えていくもの。チャンスをつかんでほしい」。現役時代に“アジアの核弾頭”の異名をとった原氏からは、「（危害を加えられそうなときには選手を）体を張って守ってくる」と頼もしい言葉も飛び出した。

ギラヴァンツ北九州　与那城監督退任　驚くサポーターら 2010年11月6日 02:06 カテゴリー：九州 > 福岡 サッカーＪリーグ２部（Ｊ２）ギラヴァンツ北九州の与那城ジョージ監督（５９）の今季限りの退任が発表された５日、サポーターには驚きが走った。最下位に低迷するチーム事情から「やむを得ない」との声が上がる一方、Ｊリーグ昇格の最大の功労者に対しねぎらいの言葉も寄せられた。　サポーター団体「イエローブリゲード」の長谷川務代表（４１）は「Ｊ２昇格という功績が色あせることはない。ただ、ここ数試合は采配（さいはい）に疑問を感じていた。あと５試合あるので、選手は目の色を変えて戦って、監督の花道を飾ってほしい」と選手に奮起を促した。　小倉北区出身で九州リーグ時代からチームを応援していたスポーツライター吉崎エイジーニョさん（３６）は「Ｊリーグにチームを引き上げてくれて、まずは感謝の気持ちです」と労

浦和来季監督に国内外から売りこみ殺到！ 来季続投は厳しい状況の浦和・フィンケ監督 Photo By スポニチ 現時点で白紙になっている浦和の来季監督に関する売り込みが、国内外から殺到している。 柱谷ＧＭは「来季もフィンケ監督がやるのか、それとも監督を代えるのか、まだ決まっていないが、いろいろな代理人から売り込みはある」と説明。その上で「いい監督なら国籍は問わない」と幅広く調査を進めていることを明かした。 成績不振と人気低迷により、フィンケ監督の続投は厳しい状況。橋本社長は１１月末までに最終決断を下す方針を示している。

トップ > 中日スポーツ > サッカー > 紙面から一覧 > 記事 【サッカー】 元東京のＤＦ藤山が札幌退団 2010年11月6日 紙面から Ｊ２札幌のＤＦ藤山竜仁（３７）は５日、今季限りで退団することを明らかにした。クラブ側から１日に契約を更新しない意向を伝えられた藤山は「Ｊ１昇格に向け、来年もと思っていたので悔しい思いもある」と、神妙な表情で無念の思いを口にした。 ＦＣ東京から加入した藤山は、今季ここまで２６試合に出場。主にセンターバックを務め、ここ数試合は右サイドバックでプレーするなど、守備の要として欠かせない存在だった。来季は３８歳となるが、手応えがあり「現役を続けたいという思いが強い」と意欲を示した。今後は移籍先を模索するが、獲得オファーが届かない可能性もあり「もしかしたら引退ということもあるので、１日１日を悔いのないようにしたい」と話した。 この記事を印刷する 最新記事 元東京