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ことしノーベル賞を受賞した北里大学特別栄誉教授の大村智さんが開発した熱帯病の治療薬「イベルメクチ... ことしノーベル賞を受賞した北里大学特別栄誉教授の大村智さんが開発した熱帯病の治療薬「イベルメクチン」が、肝臓がんの一種、胆管がんを縮小させる効果があるとする研究成果を九州大学の研究グループが発表しました。 この薬を九州大学生体防御医学研究所の西尾美希助教などの研究グループが詳しく調べたところ、胆管がんの原因となる「YAP1」(ヤップワン)というたんぱく質の働きを抑える効果があることが分かったということです。また、胆管がんのマウスに「イベルメクチン」を投与したところ、がんの増殖を3分の1に抑えることにも成功しました。 西尾助教は「YAP1は、胆管がん以外にも肝臓にできるがんの原因になっているたんぱく質だ。これらのがんの縮小にも効果があるのかさらに調べたい」と話しています。
2015/12/24 リンク