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研究の周辺 (2009年7月8日)望田幸男『二つの戦後・二つの近代--日本とドイツ--』ミネルヴァ... 研究の周辺 (2009年7月8日)望田幸男『二つの戦後・二つの近代--日本とドイツ--』ミネルヴァ書房、2009年、を読んで 望田幸男『二つの戦後・二つの近代』を読んだ。研究者としての望田氏の誠実さを強く感じた。この文章は本の感想なので、以下、敬称は略す。 私が望田の名前を覚えたのは、学部生の時であるから、40年になる。望田や飯田収治たちの共著『ドイツ現代政治史』(ミネルヴァ書房、1966年)を読んだのが最初である。この本のタイトルが「政治史」であり、また望田のその後の仕事がドイツの軍国主義にかんしたものであったので、私は望田を政治史の専門家であると思っていた。ところが1990年頃から、もっぱら「教育」「資格」について研究を次々と発表しはじめた。その時点で私は、ドイツにおける社会史研究の進展に影響されて望田が政治史から社会史へ移ったのだろう、と思った。 しかし、望田が「教育」「資格」の研究
2008/01/28 リンク