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歌舞伎の世界では、市川、中村、片岡、坂東などの姓よりも「屋号」と「名跡」で考える必要があります。 ... 歌舞伎の世界では、市川、中村、片岡、坂東などの姓よりも「屋号」と「名跡」で考える必要があります。 よく芝居の合間に客席から舞台に向かって「成田屋!」「高麗屋!」「音羽屋!」などと声が掛かりますよね。 それが屋号で、歌舞伎役者を「市川」「中村」など姓で呼ぶことは失礼にあたるとさえされています。 この屋号は、江戸期に商人に倣って使われ始めたもので、全ての歌舞伎役者によって屋号が決まっています。 同じ「中村」でも、幸四郎は「高麗屋」、雁治郎は「成駒屋」、吉右衛門は「播磨屋」などとなっています。 これは、「屋号とともにその芸風(お家芸=十八番)を継承していく」という考え方です。 ですから、師弟関係になる親子間は同じ屋号が多いのですが、兄弟などだと異なるケースもあります。 例えば、松本幸四郎と息子の市川染五郎は名跡(芸名)としての姓は違うが、芸は継いでいるので屋号は同じ高麗屋。 逆に中村吉右衛門は松
2013/12/04 リンク