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日本4大奇書のひとつめ。正直なところ、筆者の理解の範疇を超えていると思うが、どうにも外せない一作... 日本4大奇書のひとつめ。正直なところ、筆者の理解の範疇を超えていると思うが、どうにも外せない一作として名前が挙がってしまう。友人などに「あれって読んだほうが良い?」と聞かれると、必ず「読まなくても良いです」と答えてしまうんですがね。でも、なぁ…。やっぱり、なんか外せないんだよなぁ。内容は、探偵役の法水鱗太郎が、ひたすら衒学的知識を披露するだけのものだと思ってもらって結構です。それ以上でも以下でもありません。…でも外せないんだよなぁ。ちなみに、東京創元社の『小栗虫太郎全集』には、世紀のバカトリックミステリー『完全犯罪』も収録されていて、いい感じにおトク。 あらすじ:4人の異国人が、幼いころから幽閉されていた館「黒死館」。その館の前主、降矢木算哲の残した予言のとおりに、惨殺されていく住人たち……。不可能状況をいともたやすく作り上げてしまう犯人はいったい何者なのか。そして、稀代の博覧強記:法水麟