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地下深くの岩盤に含まれるシェールガス、を採掘する際、二酸化炭素(CO2)を岩盤に注入する基礎技術... 地下深くの岩盤に含まれるシェールガス、を採掘する際、二酸化炭素(CO2)を岩盤に注入する基礎技術を京都大の研究チームが開発し、今秋以降、大がかりな実証実験に乗り出す。 二酸化炭素を地中に閉じ込められるため地球温暖化対策にもなり、新たなエネルギー資源の確保と合わせて「一石二鳥」の効果が期待される。数年後の実用化を目指している。 シェールガスの採掘はシェール(頁岩(けつがん))と呼ばれる硬い岩盤に高圧の水を注入して割り、噴出するガスを回収するのが一般的。岩盤のひび割れがきめ細かいほど多くのガスを得られるが、水は粘度が高く理想的なひび割れを作るのは難しい。 京都大の石田毅教授(資源工学)と陳友晴助教らの研究チームによると、二酸化炭素は31・1度以上に温め73気圧以上の圧力をかけると液体と気体の中間の「超臨界」という非常にさらさらな状態になる。これを岩盤に注入すると、水の場合より広範囲にきめ細かい
2014/04/16 リンク