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田中防衛相は29日の衆院予算委委員会で、航空自衛隊が2016年度からの導入を決めた最新鋭戦闘機「... 田中防衛相は29日の衆院予算委委員会で、航空自衛隊が2016年度からの導入を決めた最新鋭戦闘機「F35」について、納期が遅れたり価格が高騰したりした場合、開発を進める米政府と米ロッキード・マーチン社との調達契約を取りやめる可能性に言及した。 田中氏は「納期や価格の問題が生じた場合、契約を取りやめるか、新たな機種選定に入るか、そういうことも視野に入れなければならない。(米側には)今の提案内容を厳守し、必ず実現してもらう」と述べた。 日米両政府は昨年の機種選定時、米側が提案した納期や価格などを順守できなければ、取得を取りやめることもあるとの文書を取り交わしているが、米国防費の削減で米軍の調達ペースが遅れることが決まっており、空自に納入する機体も納期が遅れたり、単価が想定を上回ったりする懸念が出ている。
2012/02/29 リンク