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「これ以上持たない」――。 大規模停電から3日目となった29日、北海道登別市などの避難所や自宅で生活... 「これ以上持たない」――。 大規模停電から3日目となった29日、北海道登別市などの避難所や自宅で生活する市民らには疲労の色も見えた。 同市内最大の避難所となった市民会館では、2階ホールなどで100人以上が避難生活を過ごしている。28日夜に初めて泊まったという女性(75)は「タイルの床が硬く、昨晩はよく寝られなかった」と疲れ切った様子だった。1階和室に移ったが、女性は「これ以上長引くと体力が持たない」と話した。 避難できない高齢者らを抱える病院や施設では、職員への負担も増している。 約520人が入院する同市の三愛病院では、発電機車からの給電で照明や暖房は使えるようになった。しかし、電力不足で風呂を沸かすことができず、職員らが、患者の体をタオルで拭いて回っている。斉木敬事務部長は「エレベーターも一部しか使えず、夜通しの対応で職員はかなり疲弊している」と不安を口にする。
2012/11/30 リンク