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国民に戦争終結を告げる昭和天皇の明瞭な声が、70年ぶりによみがえった。 宮内庁が8月1日付で公開し... 国民に戦争終結を告げる昭和天皇の明瞭な声が、70年ぶりによみがえった。 宮内庁が8月1日付で公開した玉音放送の原盤音声。70年前の終戦の日、陸軍将校らがこの録音原盤を奪おうとした宮城(きゅうじょう)事件も起きた。事件に関わった元近衛兵や、原盤を守った天皇の側近の遺族らは、改めて平和をかみしめた。 「今から録音盤を捜索する」。1945年8月15日未明、皇居の警備に当たっていた元近衛兵の和久田正男さん(92)は上官から実弾を渡され、指示された。 14日深夜から15日未明にかけ、「無条件降伏」撤回を企てた陸軍将校らが皇居に乱入、偽の師団命令で近衛師団の兵士らに原盤を捜し出すよう命じたのだ。 和久田さんらは、吹上御苑の捜索に当たり、昭和天皇が愛用した茶屋「花蔭亭(かいんてい)」などに土足で踏み込んだ。皇宮警察官の武装解除も命じられ、数人で1人を取り囲み、銃を取り上げた。
2015/08/01 リンク