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世界が温暖化対策を取らなかった場合、今世紀末に日本では、新たな洪水や高潮などによる被害が年間17... 世界が温暖化対策を取らなかった場合、今世紀末に日本では、新たな洪水や高潮などによる被害が年間17兆円に及ぶ恐れがある――。国立環境研究所や茨城大など国内14の研究機関が29日、そんな試算を発表した。 温暖化を防ぐための温室効果ガスの削減は待ったなしだが、大幅な削減を進めても、被害額は年間11兆円程度に達するとの試算も明らかになり、温暖化による被害が避けられない厳しい現実が改めて浮き彫りになった。 2005年から行われている共同研究(プロジェクトリーダー・三村信男茨城大教授)には42人の研究者が参加した。世界中で温暖化対策が全く取られずに大気中の温室効果ガスの濃度が増え続けた場合と、一定の対策を進めた場合、対策を大幅に強化した場合の3通りを想定。国内で予想される八つの影響とそれによって新たに生じる被害額について、今世紀最後の20年間の平均などを算出した。詳細な被害金額の分析は世界的にも珍しい
2009/05/30 リンク