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二〇一四年がスタートした。今年は、ソチ冬季五輪(二月)、サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大... 二〇一四年がスタートした。今年は、ソチ冬季五輪(二月)、サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会(六、七月)といった世界的スポーツイベントが開催される。二〇年の東京五輪開催決定でさまざまな競技への注目度が高まる中、テレビはビッグイベントの感動をどうお茶の間に伝えようとしているのか。初回はフィギュアスケートの現場から報告する。 昨年十二月二十三日、埼玉県のさいたまスーパーアリーナで開かれたフィギュアスケートの全日本選手権最終日。ソチ五輪出場選手が決まる試合だけにファンの注目度は最高潮に達した。 NHKで二〇一三年度のNHK杯生中継を担当した江部(えべ)賢治チーフプロデューサーは「例えば、四回転ジャンプをどこに入れてくるかなど、まず選手の演技構成の把握から始める」と中継の舞台裏を話す。シーズンの演技や大会期間中の公式練習を参考にし、ディレクターがカット割り(映像の画面構成)をする。基本は頭か
2014/01/03 リンク