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標高5000メートルのアルマ望遠鏡山頂施設に設置された、日本製7メートルアンテナ群の中心から撮影した全... 標高5000メートルのアルマ望遠鏡山頂施設に設置された、日本製7メートルアンテナ群の中心から撮影した全球パノラマ画像です。日本は12メートルアンテナ4台と7メートルアンテナ12台の計16台からなる「アタカマ・コンパクト・アレイ(別名:モリタアレイ)」の開発を担当しました。その名の通り、7メートルアンテナは隣のアンテナに触れそうなほど密集してコンパクトに設置されています。 アンテナを密集させる意義 アルマ望遠鏡のような「干渉計」タイプの望遠鏡は、アンテナの間隔を離せば離すほど解像度が向上します。しかしアンテナ間隔が広いと、逆にぼんやりと広がった天体からの電波がとらえにくくなるという欠点があります。この欠点を克服するにはアンテナを密集させる必要がありますが、直径12メートルのアンテナではせいぜい15メートル程度までしか近づけることができません。そこで日本が開発したモリタアレイでは、一回り小さな
2015/09/03 リンク