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津軽の冬を暖かな光で彩る弘前城雪燈籠まつり。その中でもひときわ目を引くのは、陸上自衛隊弘前駐屯地... 津軽の冬を暖かな光で彩る弘前城雪燈籠まつり。その中でもひときわ目を引くのは、陸上自衛隊弘前駐屯地協力隊が手掛けるメーンの大雪像だ。だがその裏には、札幌などの雪祭り開催地に比べやや温暖という弘前ならではの苦労がある。雪像の形を維持しつつ、観光客の目線に立った美しい雪像を追求する。そこに隊員の努力と緻密(ちみつ)な設計が隠されていた。 陸自弘前駐屯地が大雪像作りを始めたのは1977年。ノウハウがなくゼロからスタートした当時は「さっぽろ雪まつり」で雪像作りをしていた真駒内駐屯地の隊員を招き、「雪に塩を混ぜる」「雪の中に柱を立てて支える」などの方法を学び製作に当たった しかし、日中も氷点下で推移する厳しい寒さの札幌と、本州の弘前とは「寒さの質」が違った。当時から製作に参加している作業隊長の中山悟3等陸尉が「作業中、解けた雪の重みで柱が折れる音も聞いた」と振り返るように、札幌の方法は、弘前になかな
2009/12/29 リンク