【ＪＲ常磐線相馬－浜吉田間再開通・下】移住など人の流入期待：福島民友ニュース：福島民友新聞社 みんゆうNet

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「仙台まで一本の電車でつながることで、仙台から小高へのアクセスは格段に良くなる」。小高観光協会長...概要を表示 「仙台まで一本の電車でつながることで、仙台から小高へのアクセスは格段に良くなる」。小高観光協会長を務める平田広昭小高商工会長（６７）は声を弾ませる。 東京電力福島第１原発事故による避難指示が今年７月に解除された南相馬市小高区。ＪＲ常磐線の相馬（相馬市）―浜吉田（宮城県亘理町）間が１０日に再開通することで、５年９カ月ぶりに南相馬市小高区から仙台市まで鉄路がつながる。震災と原発事故からの復興を目指す小高では、再開通による地域の復興加速へ期待が寄せられている。 避難指示が７月に解除された南相馬市小高区。相馬―浜吉田間の再開通により、小高から仙台まで２時間以内で結ばれる。 市は小高区の９５３０人の住民登録のうち、１０１３人が帰還しているとみており（１１月末現在）、帰還率は解除後４カ月で１割にとどまる。市幹部は「東北地方の最大都市の仙台につながることで、小高にとって仙台は商業圏や通勤圏・通学圏になる