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財団法人 国際科学振興財団 理事・主席研究員 文明科学研究所 所長 大橋 力 <ボルネオ熱帯雨林の環境音... 財団法人 国際科学振興財団 理事・主席研究員 文明科学研究所 所長 大橋 力 <ボルネオ熱帯雨林の環境音を高い忠実度で再現> 人類の遺伝子のゆりかごといわれる自然性の高い熱帯雨林には、人間の知覚限界(20kHz)を超え時として150kHz以上に達する音として聴こえない高周波成分が満ち溢れています。ボルネオの熱帯雨林環境音はまさにその究極のひとつで、時として150kHzをこえるほどの豊富な高周波成分を含んでいることを私たちは見出しました。それに対して、都市市街地の環境音の平均周波数上限は、約10kHz程度にとどまっており、両者の差は著しいものがあります(※1)(図1)。 長尾 真先生のご寄付により京都大学総合博物館で実現したシステムは、この熱帯雨林の音環境を高い忠実度で再現するために最先端の情報技術を駆使して開発したもので、熱帯雨林の環境音を高い忠実度で体感できる世界初の展示となりました。
2008/01/11 リンク