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日本がインドと原子力協定締結に向けて交渉を始めた。 原発建設計画が次々に打ち出されるインドでは、... 日本がインドと原子力協定締結に向けて交渉を始めた。 原発建設計画が次々に打ち出されるインドでは、これから米欧を中心に原子力ビジネスが活発化するとみられる。インドと協定を結ぶことによって、原発関連機器の輸出競争に乗り遅れないようにしたいという政府の意図が働いている。 しかし、慎重に事に当たらないと将来禍根を残すことになりかねない。 インドは、核拡散防止条約(NPT)に非加盟のまま核開発を続けてきた。核兵器開発と原子力利用の境界があいまいだとして、日本はインドとの協定締結にこれまで慎重だった。唯一の被爆国として、堅持すべき姿勢といっていい。 ところが2008年、情勢が変わる。日米などNPT加盟国が参加する原子力供給国グループ(NSG)は、NPT加盟国以外への原子力関連機器や技術の輸出を禁じてきたが、インドへの輸出を、核不拡散を実行していることを条件に「例外」として認め、日本も追随したのである。
2010/07/02 リンク