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升島教授の研究は、主に分析化学、薬学分野での分析法開発が中心です。教授は常に新しい視点から研究に... 升島教授の研究は、主に分析化学、薬学分野での分析法開発が中心です。教授は常に新しい視点から研究に取り組み、最近「質量分析(※1)」を用いた細胞分析において、新しい方法(※2)を確立しました。 新分析法によって教授が可能にしたのは、わずか1pl(※3)にも満たない1個の細胞の動きをビデオで観察し、変化の瞬間、その中にひそむ数千種類の分子を直接一斉に分析し、うごめいた分子が何であるかを、より速くより的確に特定すること。このことは、ライフサイエンスや医療の加速に大きく貢献するものと評価され、今年9月、日本分析化学会の2008年・学会賞に選ばれました。 (※1)分子の重さを量って、その分子が何であるかを特定すること。2002年にノーベル賞を受賞した島津製作所の田中耕一さんの研究で注目された。 (※2)「Live Single-Cell Mass Spectrometry」Nature誌Edito
2009/06/05 リンク