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『意味と様相(上)』 飯田 隆 (著) 勁草書房、1989 言語哲学大河入門書(?)シリーズその2。 実は3しか読... 『意味と様相(上)』 飯田 隆 (著) 勁草書房、1989 言語哲学大河入門書(?)シリーズその2。 実は3しか読んでいなかったので2もはじめて読んだ。 本巻では、論理実証主義、初期ウィトゲンシュタイン、クワインの言語哲学が解説・検討される。 目次 序章 必然性小史―アリストテレスからフレーゲまで 分析的真理と言語的必然性(論理実証主義の言語哲学) 規約による真理 分析性の退位―「経験主義のふたつのドグマ」 2章「規約による真理」はかなりの難物。むずかしかった。 「数学的真理は規約によって真である」「論理的真理は規約によって真である」という主張がそれぞれに検討され、さまざまな困難が指摘される。 結論としては両者とも「かなりのブレイクスルーがないかぎり無理」というところだろうか。 言い方を変えれば、「数学の哲学、論理学の哲学においてプラトニズムを避けることがいかに困難であるか」*。 ここで「
2012/06/08 リンク