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「卒業証書を持ってきたよ」と墓に語りかける藤淵芯子さんの弟の一史さん(手前)と妻の妙子さん=3日... 「卒業証書を持ってきたよ」と墓に語りかける藤淵芯子さんの弟の一史さん(手前)と妻の妙子さん=3日午後、熊本市花園4丁目の市営花園墓地宝塚音楽学校入学時の藤淵芯子さん=弟の一史さん提供 【林亜季】15日に創立100周年を迎える兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校。戦時下の混乱で卒業証書を受け取れなかった生徒1人の行方がわかった。実家のある熊本市で戦後、二十歳の若さで亡くなっていた。弟のもとに証書が届けられ、3日、その墓前に報告された。 熊本市内の墓地。藤淵一史(ふじぶちかずふみ)さん(72)=熊本県大津町=は代々続く古い墓に花を供え、卒業証書を読み上げた。「姉ちゃん、いろんな人のおかげで、やっと届いたよ。同期の皆さんと再会できたかな。卒業、おめでとう」 宝塚歌劇団のタカラジェンヌを育てる宝塚音楽学校は、戦中の1944年3月に事実上閉校になった。散り散りになった生徒に卒業式はなかった。43年入学の