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印刷 国内初の公害病に認定されたイタイイタイ病が発生した富山市の神通川流域で、原因物質のカドミウ... 印刷 国内初の公害病に認定されたイタイイタイ病が発生した富山市の神通川流域で、原因物質のカドミウムにより汚染された農地の復元事業が今年度で終了する。これまでの一地域での農地復元事業としては国内最大規模。17日に同市で完工式があり、患者遺族や地権者、富山県の石井隆一知事ら約300人が出席した。 イタイイタイ病は神通川上流にある神岡鉱山(岐阜県飛騨市)の排水中のカドミウムが原因で発生。河川水を灌漑(かんがい)用に使った流域の水田などが汚染された。 復元事業は1979年度から開始。県が対策地域に指定した1686.2ヘクタールのうち863.1ヘクタールで土を入れ替え復元した。残りは商業施設や宅地などに転用された。総事業費407億円は原因企業の三井金属鉱業と国、県、富山市が負担した。汚染土を入れ替える作業は終わり、今年度は土を採取してきた地域を整備し、年度内にほぼ終了する見込み。 購読されてい
2012/03/17 リンク